左右の胸の大きさが違うことで自分の胸のサイズに合っていない下着を毎日つけて、パットでどうにかやり過ごしている方。入浴施設などで下着を脱ぐような場所ではいつも以上に気になったりしませんか?
気になる方、諦めるのはまだ早いですよ。左右差を手術で合わせることができます。
乳房の左右差をあわせる豊胸手術ってどんな悩みの人がするの?
乳房の左右差がある方の多くは、下記のような悩みを抱えています。
- 下着を右胸に合わせると左胸がキツくなってしまう
- 下着を左胸に合わせると右胸のカップがブカブカでカパカパしてしまう
- 左右の胸のサイズが違うから、どちらかに常にパットをいれて調節している
実は乳房の左右差に悩む方の多くは、右胸が小さいことの方が多いようです。
それはなぜでしょうか?”心臓を守るために左胸のほうが大きく発達する”なんて仮設もありますが、本当のところ何が原因で多くの方の右胸が小さいのかはわかっていません。原因不明です。
乳房の左右差がある方には大きく分けて2パターンあります。
- 乳房自体の大きさに差があって、左右差がある
- 胸郭(肋骨などの骨格)の異常によって、左右差がある
(いわゆる漏斗胸と呼ばれます)
銀座マイアミ美容外科では上記2パターンどちらの場合でも治療することが可能です。
悩んでいる方は一度ご相談ください。
乳房の左右差をあわせる豊胸とは?
では実際に左右差を合わせるための治療とはどういったものになるのかについてですが、有効な施術方法は大きく分けると3つになります。
- シリコンバックをいれる
- ヒアルロン酸をいれる
- 自分の脂肪をいれる
それぞれを詳しく説明いたします。
1.シリコンバックをいれる
右胸と左胸それぞれに合うサイズのシリコンを挿入して左右の乳房の大きさを合わせる方法です。
大きさだけが違う方であればシリコンバックでのサイズ調整が可能になります。
ですが、細かなサイズの調整が難しいことがデメリットとなります。
2.ヒアルロン酸をいれる
ヒアルロン酸を直接胸に注射して左右差を合わせる方法です。
大きさの差だけでなく形の左右差がある場合もある程度合わせることが可能になります。
しかし質感は硬めで、皮膚に近い部分にいれるとボコボコすることもありますし、塊で入れてしまうとシコリになってしまうリスクもあります。
ですので皮膚の近い部分にヒアルロン酸をいれて乳房の形を変えたいという方には不向きになります。また、徐々に身体に吸収されていくので半年ごとにヒアルロン酸の注入をし続けないといけないというデメリットもあります。
3.自分の脂肪をいれる
自分自身の脂肪を胸に入れて左右差を合わせる方法です。
自分の脂肪を使った施術になるのでアレルギー反応の心配がありません。皮膚に近いところや深いところなど、どの層に入れても違和感がなく乳房の形を作ることができるので、細かな左右差の調整やデザインに適しています。
また、脂肪はヒアルロン酸よりも質感がよいですし、ヒアルロン酸のように全てが体内に吸収されるわけではなく、身体に定着した後は半永久的に施術効果がキープできるというメリットもあります。
このようなメリットから、当院では乳房の左右差を合わせる方法として”自分の脂肪をいれる”ことを第一選択肢として勧めています。
ですが、この”自分の脂肪を入れる”方法にも2点デメリットはあります。まず1点目は自分の太ももなどから脂肪吸引をしないといけない点。
そしてもう1点は、2カップ以上の差がある場合はサイズ差を完璧に合わせられない場合があるという点です。と言いましてもそのような場合には、シリコンを挿入することで左右の胸のサイズを大体合わせておいて、その後脂肪で微調整をするという方法もあります。
乳房の左右差をあわせるときのポイントは?
乳房の形が左右で違う場合は、その左右差について診察・診断を行います。
※乳房の形に左右差がある場合は”自分の脂肪をいれる”方法よりイイものはないので、”自分の脂肪をいれる”施術で治療するという前提です
- デコルテ
- わき乳
- 谷間
- 乳輪乳頭の位置
- 骨格や姿勢
上記5点についてさらに詳しく解説します。
1.デコルテ
デコルテは左右の差が出やすい場所です。左は膨らんでいるけど、右は平らになっていたり、その逆の場合もあります。
デコルテに左右差がでる原因としては、大胸筋の大きさが左右で違っていたり、肋骨が飛びてていたり凹んでいたりすることで起こることが多いです。
そこで脂肪を皮下脂肪の層だけでなく、筋肉の中や筋肉と肋骨の間にも注入して角層での左右差を直すように仕上げていくことで、デコルテの左右差を合わせてふっくらと美しく仕上がります。
2.わき乳
聞きなじみがあまりないですが、わき乳とは乳房の側面のことを指します。
前から乳房を見たときや斜めから見たときにわかりやすい部分になるので、わき乳の左右差が大きいと下着のカップ差が出やすくなります。下着にパットをいれるなどして工夫されてる方が多くいらっしゃいます。
皮下脂肪や前鋸筋上に分散して脂肪を注入することで美しく仕上げます。
3.谷間
谷間のお悩みは大きく分けて2つです。1つめは下着をつけて胸をよせたとき谷間の中心が左右どちらかにずれてしまうような方です。その場合は、小さい側の胸の谷間に近い部分に多めに脂肪を注入することで左右を合わせます。
2つめはいわゆる”離れ乳”と呼ばれ、胸を両方から真ん中によせたときに谷間ができない場合です。離れ乳は片側だけの方もいらっしゃいますし左右どちらの胸も離れ乳だという方もいらっしゃいます。施術する場合、離れ乳の胸を胸骨(胸の中心の硬い骨)の上まで皮下を剥がしながら脂肪を注入して左右差を合わせていきます。
4.乳輪乳頭の位置
乳輪乳頭の位置が左右でずれている場合も大きな悩みのひとつですよね。その中でも特に多いケースは上下のズレですが、原因は乳輪乳頭ではなく乳房のサイズ差によるものが多いです。
乳房が小さい側のアンダーバストの位置が大きい側より上になっていることでズレが生じてしまうので、その小さい側のバストラインを大きい側に合わせるように脂肪を注入することで新しくバストラインを下に移動させ乳輪乳頭の位置を整えます。
5.骨格や姿勢
いわゆる漏斗胸や鳩胸など、肋骨や胸骨の歪みや凹凸はバストの左右差にも大きく影響を及ぼします。
例えば漏斗胸で右だけが大きく凹んでしまうと、その側の乳房が極端に小さくなってしまいます。このような漏斗胸の場合は骨が凹んでしまった部分にも脂肪注入をして土台から整えることできれいに仕上がります。
また、猫背や側湾症のように骨格の歪みから乳房の左右差が生じていることもあります。
荷物を持つ時いつも同じ側で持つ癖はありませんか?姿勢が原因で左右差が出てしまう方の多くは荷物をいつも同じ側で持つ癖のある方です。
毎日同じ側で荷物を持つことで肩の高さに左右差が出て、それにともなって乳房の左右差が生じてしまうことになるのです。
猫背や荷物を持つ利き手が決まっている方は治療をするだけでなく、普段の姿勢にも日頃から気をつけていただくようアドバイスしています。
左右差をあわせるときによくあるトラブル
乳房の左右差を合わせる時は、先程説明したポイントをよくおさえて施術しないとトラブルの原因になります。
左右の形が違う場合にシリコンだけで合わせようとしたり、サイズ差が大きいのに脂肪だけで合わせようとしたり、適してない手術を行うことが一番危険でトラブルを招きます。やはりまずはしっかりと診察し診断を行い、最適な方法で手術を行わなれけばなりません。
左右差をあわせることを考えている方へ具体的なアドバイス
まずは姿勢からチェックしていきましょう。
上半身裸になり大きな鏡の前に立ってみてください。そのまま目線は正面を見つめたまま、両腕の力を抜きます。
どちらかの胸が上がっていますか?その時の肩のラインは水平ですか?水平でなければ姿勢が原因で左右差がでている場合があります。
次に、肋骨や胸骨(胸の真ん中の硬い骨)に凹凸がないかみてましょう。でこぼこしてますか?そうであれば漏斗胸や鳩胸のせいで左右差が出ていることが考えられます。
ここまでの2点が当てはまらない場合は胸の形自体を見ていきましょう。
形に差はありますか?大きさに差はありますか?
形に差はあまりなく、大きさが違うのであれば、シリコンもしくは脂肪注入で整えられます。
大きさに差はない、もしくは多少で形が違う場合は脂肪注入で整えます。
大きさの差が大きく(2カップ以上)、形も違う場合は、シリコンバックと脂肪注入を組み合わせた方法で整えます。
銀座マイアミ美容外科では、乳房の左右差を合わせる場合のほとんどは脂肪注入で合わせることができますが、もちろんシリコン単独、シリコンと脂肪注入を合わせたハイブリッド法まで様々な種類の施術が可能ですのでご安心ください。
まずは、左右差を生じている原因を診断することが一番大切で、それに合わせて最適な治療法を選択しないといけません。当院では、どのようなケースにも対応できますのでお悩みの際はぜひ相談していただければと思います。
乳房の左右差を合わせる豊胸 の事例
ケース1 脇乳の左右差があるケース
右の脇乳が左に対して小さいケースです。
ばれない豊胸という脂肪豊胸で修正をしました。左胸にも脂肪を足して両方とも豊胸しつつ、右の脇乳に多めに盛って左右差を補正しています。
この事例のように、ある程度乳房が大きな方でも左右差に悩まれているかたは大勢いらっしゃいます。
ケース2 下乳の左右差があるケース
Beforeが手術前ですが、右の乳房の下の内側がありません。
ばれない豊胸で下乳に盛って左の乳房と形を合わせています。左の乳房にも脂肪を注入しています。術後は下乳の内側が左右でそろっているのが分かります。
ケース3 バストラインが段違いになる程左右差のあるケース
左右差の中でも重症なケースです。左右でアンダーバストのラインの位置が段違いになっているのが分かります。
述前は右胸のアンダーバストのラインが、左胸のラインよりも上がってしまい、大きさも小さいです。
1回の施術で完全にそろっているわけではありませんが、術後は左右差がかなり改善している様子がお分かりなるかと思います。
[box class=”box26″ title=”ばれない豊胸”]定価 30万円(税抜き、静脈麻酔、脂肪吸引代込み)
合併症 はれ、むくみ、内出血、痛みのダウンタイムが1から2週間全員に起こります。痛みは3から4日は痛み止めを飲んで生活。1週間くらいすると押さえると痛い程度になります。内出血は平均2週間くらいで目立たなくなります。脂肪をいただいた箇所は1から3ヶ月ツッパリ感がでます。ツッパリ感が出ても動かして大丈夫です。ごく稀に感染やシコリがでますが、そのような際は責任を持って当院で治療します。仕上がりには個人差があるので、手術を受けた人全員がこの写真の様な変化をするわけではありませんのでご注意下さい。カウンセリングにて、診察させていただいた上でその方一人一人の状態をふまえて、アドバイスさせていただきたいと思います。[/box]