すそわきが(すそが)の原因と対策とは?医療機関での治し方も解説
- コラム幸地先生監修

デリケートゾーンの気になるニオイ、もしかすると「すそわきが(すそが)」かもしれません。
「すそわきがの原因は何?」と不安に感じる方に向けて、ご自宅でできる対策から根本的な治し方までを詳しく解説いたします。
正しい知識を身につけて、デリケートな悩みを解消へと導きましょう。
- すそわきがの主な原因はアポクリン汗腺と細菌の働きであり、遺伝やホルモンバランスも影響する
- 耳垢が湿っている・下着に黄ばみがあるなどのサインがセルフチェックの目安となる
- 専用石鹸や通気性の良い下着の選択、VIO脱毛など日々のセルフケアがニオイ対策の基本となる
- セルフケアには限界があり、根本的な改善を望む場合は医療機関での治療を検討
- 銀座マイアミ美容外科では切開を伴わないビューホットによるすそわきが治療を提供している
デリケートゾーンのニオイは、どうしても誰かに相談しにくいものです。一人で抱え込まずに、正しい原因と対策を知ることから始めましょう。
幸地医師
すそわきがビュ-ホットの詳細はこちら
すそわきが(すそが)の主な原因

すそわきが(すそが)が発生する背景には、体質や生活環境など複数の要因が絡み合っています。
ここでは、すそわきがを引き起こす代表的な原因について以下のとおり解説いたします。
アポクリン汗腺と細菌の働き
すそわきが(すそが)の最大の原因は、アポクリン汗腺から分泌される汗にあります。
人間の体には「エクリン汗腺」と「アポクリン汗腺」という2種類の汗腺が存在しています。
アポクリン汗腺から出る汗自体には、分泌された直後はほとんどニオイがありません。
しかし、この汗にはタンパク質や脂質、アンモニアなどの成分が豊富に含まれています。
皮膚の表面に常在している細菌が、これらの成分を分解することで独特の嫌なニオイを放つようになります。
デリケートゾーンは、アポクリン汗腺が分布している部位の一つです。[注1]
そのため、汗の量が多く湿潤な環境になるほど細菌が繁殖しやすくなり、結果として強いニオイの原因となるのです。[注2]
幸地医師
[注1]Vaidya T. "Histology, Apocrine Gland." StatPearls. StatPearls Publishing, 2022. PMID: 29489220
遺伝による生まれつきの体質
すそわきが(すそが)は、遺伝的な要因が強く影響する症状です。
アポクリン汗腺の数や大きさは、生まれつき遺伝によってある程度決まっています。[注3]
ご両親のどちらかがわきがやすそわきがである場合、その体質が子どもに遺伝する確率は高いと言われています。
両親ともわきが体質の場合は、さらに遺伝する確率が上がるとされています。
優性遺伝と呼ばれる形式で引き継がれるため、親族に同じ症状を持つ方がいる場合は注意が必要です。
体質そのものを後から変えることはできませんが、遺伝によるものだと理解することで、効果的な治療法を探すための手がかりとなります。
幸地医師
ホルモンバランスの乱れによる影響
ホルモンバランスの変化も、すそわきが(すそが)のニオイを強める原因の一つです。
アポクリン汗腺は、性ホルモンの影響を受けて活動が活発になる性質を持っているのです。[注4]
そのため、思春期を迎えてホルモンの分泌が盛んになると、急にニオイが気になり始めるケースが多くあります。
また、女性の場合は生理前や妊娠中、出産後などにもホルモンバランスが大きく変動します。
この時期には一時的にニオイが強くなることがあり、普段よりデリケートゾーンのケアに気を使う必要があるでしょう。
ストレスや睡眠不足によってもホルモンバランスは乱れるため、規則正しい生活を心がけることが大切です。
幸地医師
デリケートゾーンの蒸れ
デリケートゾーンの構造上、どうしても蒸れやす環境にあることも原因に挙げられます。
下着や衣服で常に覆われているため、通気性が悪く湿気がこもりやすい部位です。
湿気がこもると皮膚の温度が上がり、細菌が繁殖するのに最適な環境が作られてしまいます。
特に夏場の暑い時期や、ストッキングやタイトなパンツを着用した際は、蒸れが加速します。
汗と皮脂が混ざり合い、そこに細菌が増殖することで、すそわきが特有のニオイが強まるのです。
日常的に通気性の良い下着を選ぶなど、デリケートゾーンの環境を快適に保つ工夫が求められます。
デリケートゾーンはただでさえ蒸れやすい場所ですので、細菌にとって繁殖しやすい高温多湿の環境を作らないことが大切でしょう。
幸地医師

すそわきがのセルフチェック方法

ご自身がすそわきが(すそが)であるかどうかは、いくつかのサインから確認することができます。
ここでは、ご自宅で簡単にできるセルフチェック方法を以下の2つに分けてご紹介いたします。
体質・遺伝から確認する
まずは、ご自身の生まれ持った体質や家族歴からすそわきがの可能性を探ってみましょう。
すそわきがは遺伝性が強いため、ご両親や祖父母にわきがやすそわきがの人がいる場合は要注意です。
血縁者に該当する方がいる場合、ご自身もその体質を受け継いでいる可能性があります。
また、耳垢の状態を確認するのも非常に有効な手段です。
耳の中にはアポクリン汗腺が多く存在しており、耳垢がキャラメル状に湿っている場合はアポクリン汗腺の数が多い可能性が高いと言われています。
耳垢が湿っている方は、デリケートゾーンにもアポクリン汗腺が多く分布している可能性が高いため、すそわきがになりやすい傾向です。
耳垢が常に湿っている「軟耳垢」は、わきがやすそわきがの体質を見分けるための重要な指標です。
ご自身の耳垢の状態をチェックしてみてください。
幸地医師
身体のサインから確認する
日々の生活の中で見られる身体のサインからも、すそわきがかどうかを確認できます。
分かりやすい方法の一つのが、着用した後の下着の状態を確認することです。
アポクリン汗腺から出る汗には色素成分が含まれているため、下着のクロッチ部分(デリケートゾーンにあたる部分)に黄ばみが生じやすくなります。
また、トイレの際にデリケートゾーンを拭いたティッシュでニオイを確認する方法もあります。
ツンとしたニオイや、スパイスのような独特のニオイがする場合は、すそわきがの疑いがあります。
通常の汗やおりもののニオイとは異なる特有の強いニオイを感じる場合は、医療機関で診断を受けることをおすすめします。
幸地医師
すそわきが(すそが)の対策方法

すそわきが(すそが)のニオイを軽減するためには、日々の生活の中での工夫が欠かせません。
ここでは、ご自宅で実践できる有効な対策方法についてご紹介いたします。
デリケートゾーン専用の石鹸を使用する
デリケートゾーンを清潔に保つことは、細菌の繁殖を防ぎニオイを抑えるための基本です。
たとえば入浴時には、ボディソープではなくデリケートゾーン専用の石鹸を使用する方法があります。
専用の石鹸は肌と同じ弱酸性で作られており、通常の石鹸よりも刺激を抑えたケアが期待できます。
ゴシゴシと強く擦って洗うと、肌にダメージを与えて乾燥を招く原因となるため、たっぷりと泡立てて、泡で優しく包み込むように洗うとよいでしょう。
幸地医師
通気性の良い下着を選んで着用する
デリケートゾーンの蒸れを防ぐために、身につける下着の素材選びも重要です。
ナイロンやポリエステルなどの化学繊維は通気性が悪く、汗を閉じ込めて蒸れやすくなります。
そのため、綿(コットン)やシルクなどの天然素材で作られた下着を選ぶことが対策の一つです。
天然素材は吸湿性や通気性に優れており、細菌が繁殖しにくい環境を保ちやすくなります。
また、締め付けの強い下着は摩擦や蒸れにつながるため、適度にゆとりのあるサイズを選ぶことも大切です。
ストッキングやスキニーパンツなど、密着する衣類を長時間着用することも避けるように工夫しましょう。
幸地医師
VIO脱毛で清潔な状態を維持する
アンダーヘアの処理も、すそわきが(すそが)対策として非常に効果的です。
デリケートゾーンに毛が多く生えていると、汗や排泄物が毛に絡みつきやすくなります。
これが湿気を保つ原因となり、細菌が繁殖する絶好の温床を作ってしまいます。
脱毛をすることでニオイの原因となる細菌の繁殖を物理的に防げて、拭き取りなどの清潔ケアも容易になるでしょう。
また、VIO脱毛を行ってアンダーヘアを減らすか無くすことで通気性が向上する点も、すそわきが対策においては重要です。
幸地医師
すそわきが(すそが)の医療機関での治し方

セルフケアでは改善が見られない場合、根本的な解決には医療機関での治療を検討する必要があります。
ここでは、美容外科などで受けられる代表的な治療法について以下のとおり解説いたします。
ボトックス注射
メスを使わずに受けられる治療として知られているのが、ボトックス注射です。
ボトックスには汗の分泌を促す神経伝達物質の働きをブロックする作用があり、デリケートゾーンに薬剤を注射することで過剰な発汗を抑えられます。
汗そのものが減るため、細菌の繁殖が抑えられてニオイの軽減につながります。
また、メスを使用する施術と比較して施術時間やダウンタイムを抑えられて、日常生活への影響が少ないのがメリットです。
ただし効果の持続期間は3ヶ月~半年程度であるため、定期的に施術を受ける必要があります。
幸地医師
剪除法(切開法)
すそわきが(すそが)の根本的な治療法として行われているのが、剪除法(せんじょほう)と呼ばれる切開法です。
剪除法では、デリケートゾーンの皮膚を直接切開し、アポクリン汗腺を取り除いていきます。
汗腺を直接取り除くため、ニオイの原因へ直接アプローチできる治療法の一つです。
一度取り除いた汗腺は再生しないため、長期的な効果が期待できる点も大きな特徴でしょう。
ただし切開を伴うため、傷跡が残るリスクや術後のダウンタイムが長くなる可能性には注意が必要です。
術後の過ごし方や傷跡のリスクについては、事前に医師へ相談しておくことをおすすめします。
幸地医師
ビューホット
切開を伴わずに汗腺へ直接アプローチできる治療法として、ビューホットがあります。
ビューホットは、微細な針を皮膚に刺し、そこからラジオ波の熱エネルギーを照射する医療機器です。
熱エネルギーによって、汗腺を狙い撃ちにして破壊します。
アポクリン汗腺とエクリン汗腺の双方にアプローチできるため、ニオイと汗の量の両方に働きかけることが期待できます。
メスを使用しないため傷跡が残りにくく、ダウンタイムは1週間程度(照射部分にかさぶたが生じる場合があります)と比較的短期です。
「切開手術には抵抗があるけれど、長期的な効果を得たい」と考える方にとっては、有力な選択肢の一つでしょう。
幸地医師
すそわきが(すそが)の治療は銀座マイアミ美容外科へ

すそわきが(すそが)の治療をご検討中であれば、銀座マイアミ美容外科へぜひお気軽にご相談ください。
銀座マイアミ美容外科では、すそわきが(すそが)でお悩みの方へ向けて、負担の少ない「ビューホット」を用いた治療を提供しております。
ビューホットは、針の先端から熱を放出して汗腺を直接破壊するため、皮膚の表面にダメージを与えることなく治療が可能です。
当院では、経験豊富な医師が患者様お一人おひとりの症状に合わせて適切な出力や深さを調整し、丁寧に施術を行います。
デリケートな悩みだからこそ、プライバシーに配慮した個室でのカウンセリングを行い、不安を解消したうえで治療へと進みます。
ニオイに関するお悩みは、一人で抱え込まずに、ぜひ一度当院へご相談にいらしてください。
幸地医師
すそわきが(すそが)に関するよくある質問

ここでは、すそわきが(すそが)の症状や治療について、患者様から多く寄せられるご質問とその回答をまとめました。
すそわきがは自力で完全に治せますか?
すそわきがの原因であるアポクリン汗腺は生まれつき備わっている組織であるため、自力で完全に治すことは原則として困難です。
専用の石鹸での洗浄や食生活の改善、下着の工夫といったセルフケアを行うことで、ニオイを一時的に軽減させることは可能でしょう。
しかし、汗腺そのものが無くなるわけではないため、根本的な解決には至りません。
ニオイの悩みを完全になくし、快適な生活を送りたい場合は、医療機関での治療を検討することをおすすめします。
幸地医師
すそわきがの治療時の痛みやダウンタイムはどのくらいですか?
治療時の痛みやダウンタイムは、選択する治療法によって大きく異なります。
ボトックス注射やビューホットなどの「切らない治療」では局所麻酔を使用するため、施術中の痛みはほとんど感じません。
また、ダウンタイムも数日から1週間程度で、軽い赤みや腫れが出る程度で済むことが通常です。
一方、剪除法などの切開を伴う手術の場合は、術後に1~2数週間の痛みが続くことがあり、日常生活に制限が生じる期間が長くなります。
幸地医師
すそわきががパートナーにうつる可能性はありますか?
すそわきが(すそが)は感染症や病気ではないため、パートナーや他人にうつることはありません。
ニオイの原因は、あくまでご自身の持つアポクリン汗腺から出る汗と、常在菌による分解の過程で発生するものです。
性行為や同じタオルの共有、お風呂のお湯を通じて他人に感染するようなことはないと考えてよいでしょう。
幸地医師
【まとめ】すそわきが(すそが)のお悩みは美容外科へご相談を

今回は、すそわきがの原因や対策、医療機関における治し方などについて詳しく解説してきました。
すそわきが(すそが)は、遺伝や体質によってアポクリン汗腺が多く存在することが主な原因です。
デリケートゾーン専用の石鹸でのケアや食生活の改善など、日々の対策でニオイを軽減することは可能です。
しかし、セルフケアに限界を感じたり、根本的な解決を望む場合は、医療機関での治療も選択肢に入れるとよいでしょう。
ボトックス注射やビューホットなど、現在では切らずに負担を抑えて治療できる方法が存在しています。
デリケートな悩みを一人で抱え込まずに、信頼できる美容外科へお早めにご相談ください。
幸地医師
このコラムを監修したドクター

経歴
-
- 2011年
- 琉球大学 卒業
-
- 2012年
- 昭和大学藤が丘病院 初期臨床研修
-
- 2014年
- 昭和大学形成外科教室 入局
-
- 2015年
- 昭和大学病院形成外科 助教
CONTACT
お問い合わせ
まずは無料のご相談から。
お気軽にお問い合わせください。
お電話でのご相談・ご予約はこちら
受付時間
10:00 - 19:00
OTHER
NEWS & COLUMNS
その他のお知らせ & コラム
すべて
お知らせ
コラム
-
人中短縮と口角挙上の同時施術におけるメリットやリスクを解説!
丸山院長監修
-
オトガイ形成後のたるみ(魔女顎)とは?原因と予防・改善方法
丸山院長監修
-
シリコンバッグ豊胸は一生持つ?10年で交換は嘘?寿命とリスクを解説
小野寺院長監修
-
鼻翼挙上で失敗したと感じたら?後悔の原因や失敗を防ぐ対策
新井先生監修
-
小鼻縮小の傷跡は残る?術式の違いや目立ちにくくする対策を紹介
新井先生監修
-
顎プロテーゼは老後にどうなる?リスクや対策を解説
丸山院長監修
-
ビューホットで効果なしと感じる原因と正しく効果を出すための対処法
コラム丸山院長監修
-
すそわきが(すそが)の原因と対策とは?医療機関での治し方も解説
コラム幸地先生監修
-
チチガの対策と治し方|原因・セルフケア・クリニック治療まで解説
コラム幸地先生監修
-
best choiceクリニック byGMOにてマイアミ美容外科が掲載されました
お知らせ
-
Mionni様の記事を監修いたしました。
お知らせ
-
こちらのサイトで当院が紹介されました。
お知らせ
-
こちらのサイトに当院が紹介されました。
お知らせ
-
当院の脂肪豊胸に関する論文がアメリカ形成外科医師会の刊行するPRSグローバルオープンに掲載されました。
お知らせ
-
こちらの記事監修を丸山医師が行いました。
お知らせ
-
ばれない豊胸(ロゴ)など、商標登録しました。
お知らせ
-
お役立ち情報満載の、銀座美容LABO、始めました!
お知らせ
-
ラジオ出演しました「北條元治のメディカルカフェ」ぜひお聴きください。
お知らせ
-
人中短縮と口角挙上の同時施術におけるメリットやリスクを解説!
丸山院長監修
-
オトガイ形成後のたるみ(魔女顎)とは?原因と予防・改善方法
丸山院長監修
-
シリコンバッグ豊胸は一生持つ?10年で交換は嘘?寿命とリスクを解説
小野寺院長監修
-
鼻翼挙上で失敗したと感じたら?後悔の原因や失敗を防ぐ対策
新井先生監修
-
小鼻縮小の傷跡は残る?術式の違いや目立ちにくくする対策を紹介
新井先生監修
-
顎プロテーゼは老後にどうなる?リスクや対策を解説
丸山院長監修
-
ビューホットで効果なしと感じる原因と正しく効果を出すための対処法
コラム丸山院長監修
-
すそわきが(すそが)の原因と対策とは?医療機関での治し方も解説
コラム幸地先生監修
-
チチガの対策と治し方|原因・セルフケア・クリニック治療まで解説
コラム幸地先生監修
