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血液豊胸とは?効果やメリット・デメリットを詳しく解説

豊胸の方法は複数ありますが、その中でも患者さんの体に比較的負担がかからない方法として注目を集めているのが血液豊胸です。
脂肪吸引などを行わず、自身のバストを成長させられるところが大きな利点とされていますが、一方で注意しなければならない点もいくつかあります。

今回は血液豊胸を検討されている方向けに、血液豊胸の概要や主な種類とその特徴、血液豊胸で期待できる効果とメリット・デメリットについて解説します。

血液豊胸とは?


血液豊胸とは、患者さん自身から採取した血液をジェル状に加工し、胸に注入して大きくする方法のことです。自身の血液を注入することから、献血豊胸と呼ばれることもあります。

人の血液は血漿と血球によって構成されていますが、血漿に含まれている血小板に加工を施し、ジェル状にしたものがプラズマジェルです。
プラズマジェルは、専用の医療機械で血液から血漿を遠心分離で抽出し、さらに熱を加えることによって生成します。
生成過程において余計な添加物は一切使用しないところが特徴です。

プラズマジェルは豊胸のほか、目元や口元、首など全身に用いることが可能で、目の下のくぼみを解消したり、ほうれい線を緩和したり、首のしわを軽減したりするのに役立てられています。

採取する血液の量

血液から生成できるプラズマジェルの量には個人差がありますが、多くの場合、およそ200ccの血液で1カップ分大きくする効果を実現できると言われています。
厚生労働省が発表している採血基準によると、女性の場合、体重40kg以上なら1回200ml、体重50kg以上なら1回400mlの採血が可能とされています。[注1]
1回の施術で400mlを採血した場合、最大で2カップのサイズアップを期待することができます。

なお、年間の採血回数は、200mlの場合は4回以内、400mlの場合は2回までとされています。
血液豊胸は繰り返し行うことができるため、時間を置けば2カップ以上のサイズアップも可能となります。

[注1]厚生労働省「平成23年4月1日から献血の可能年齢等(採血基準)が変わります」
https://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/iyaku/kenketsugo/kijun/index.html

血液豊胸の施術の流れ

血液豊胸の施術の流れはクリニックによって異なりますが、おおむね以下のようになります。

1. カウンセリング
2. 血液の採取
3. プラズマジェルの生成
4. プラズマジェルの注入

まずカウンセリングで、どのくらいのサイズアップを希望するのか、施術に関して疑問や不安はないか、などをヒアリングします。
血液豊胸は比較的手軽な方法ですが、外科的な施術を行いますので、分からないことや不安なことがあったら納得できるまで質問しましょう。

カウンセリングでは施術の方法や注意点、費用などについての説明も受けます。
カウンセリングは施術と別日に行われるケースが多いですが、クリニックによっては同日に行うところもあります。

施術当日は、まず医師が決めた血液を患者さんから採取し、専用の医療機械を用いてジェル状にした、プラズマジェルを生成します。
プラズマジェルは生成後すぐに患者さんの体内に注入します。ジェルを注入するだけなので、施術時間はおよそ10分程度です。プラズマジェルの生成に多少時間がかかるため、採血から施術終了までは1~1時間半くらいの時間を要します。
なお、血液豊胸は注入だけで完結するため、ダウンタイムはありません。施術を終えたらそのまま帰宅することが可能です。

血液豊胸の持続期間

血液豊胸の効果がどのくらい持つかは、後述する血液豊胸の種類によって異なります。
PRP療法の場合は3~4年程度、PPP療法の場合は数カ月程度とされています。
ただし、持続期間には個人差があるため、もっと長く持つ人もいれば、短い期間で効果が失われる方もいます。

血液豊胸の種類


血液豊胸の種類は大きく2つに分けられます。
それぞれ特徴が異なるため、2つの療法の概要をよく理解し、自分のニーズに合ったものを選びましょう。

PRP療法

PRP療法とは、日本語で多血小板血漿(Platelet-rich plasma)療法とも呼ばれる再生医療のことです。
人の血液中に含まれる血小板には、何らかの理由で傷ついた血管に集まり、血液を凝固させて止血する役割があります。
それと同時に、多量の成長因子を放出するはたらきがあり、傷ついた組織の修復をサポートします。
この血小板が持つ組織修復力を利用し、人の身体にもともと備わっている治癒能力を高めるところが大きな特徴です。

整形外科の分野では変形性関節症や半月板損傷などに用いられる療法ですが、豊胸施術ではバストにPRPを注入することで胸の脂肪細胞の増殖を促し、胸を大きくします。
PRPは血小板が多いぶん多量の成長因子が放出されるため、高い豊胸効果を期待できるところが特徴です。

ただ、成長因子は脂肪細胞だけを増殖させるのではなく、繊維芽細胞の増殖を促す作用もあります。
繊維芽細胞とは皮膚の真皮層に存在する細胞のことで、血管の健康維持や女性ホルモンの生成、傷ついた組織の修復といった役割を担っています。
繊維芽細胞自体はもともと体内に存在するものなので健康に害はありませんが、細胞の増殖によってしこり(肉芽腫)ができてしまうリスクがあります。
見た目に問題がないしこりでも、触ったときに違和感を覚えたり、しこりができた部分によっては悪性の腫瘍と間違われ、細胞診になったりする可能性もあります。

PPP療法

PPP療法とは日本語で少血小板血漿(Platelet-poor plasma)療法とも呼ばれる再生医療のことです。
患者さんから採取した血液を遠心分離器にかけ、血漿を抽出するという点はPRP療法と共通していますが、PPP療法は血小板をなるべく除去するところが特徴です。
血小板を最小限に抑えたPPPのたんぱく質に熱を加えてジェル化したものを胸に注入し、胸のサイズを大きくします。
血小板が少ないぶん、しこり発生のリスクを抑えて豊胸できるところが利点です。

一方、再生因子を生み出す量はPRP療法より少なくなるため、施術効果がやや劣るところが難点です。

血液療法、どちらを選ぶべき?

PRP療法とPPP療法はそれぞれメリット・デメリットがあるため、豊胸施術に何を求めるかが選択のポイントになります。
施術効果をより確実に、かつ短期間で実感したい場合はPRP療法がおすすめです。

一方、サイズを大きくする効果は多少緩やかでも、しこりのリスクを軽減したい場合はPPP療法が適しています。
PRP療法とPPP療法のどちらにも対応しているクリニックを利用する場合は、医師にあらためてメリットやデメリットを確認し、自分に合っているのはどの方法か相談されることをおすすめします。

血液豊胸によるバストアップ効果


血液豊胸を行うと、以下のような効果を期待できます。

バストサイズを大きくできる

血液豊胸の効果には個人差がありますが、約200ccの血液を使用した場合、サイズを1カップ大きくすることが可能と言われています。
血液豊胸では、胸の脂肪細胞を増殖させることで胸を大きくするため、プラズマジェルを均一に注入すれば、胸の一部分だけではなく、バスト全体をまんべんなく大きくすることができます。
「BカップからCカップにしたい」「Dカップに憧れる」など、バストそのもののボリュームをアップさせたい方に適した施術法です。

谷間を作れる

バストのボリュームが少ないと胸元に谷間を作るのが難しいため、デコルテが寂しく見えてしまう……と悩んでいる方は少なくありません。
血液豊胸で胸の脂肪を増大させれば、寄せて上げることでしっかりした谷間を作ることができます。
胸元の開いた服を着たい方や、デコルテをきれいに見せたい方におすすめです。

バストの張り感アップ

若いうちは何もしなくても張りのあるバストを保てますが、年齢を重ねると胸の脂肪が減少し、重力に従ってバストが垂れてきてしまいがちです。
血液豊胸ではジェルを注入する位置を調整できるため、バストの張り不足や下垂に悩んでいる場合は、胸の上部を中心に注入します。
すると、萎んだバストに張り感が生まれ、胸元に若々しさをもたらすことができます。

バランスのよいバストを作れる

バストサイズは、乳腺の発達の仕方や脂肪の付き方、筋肉のバランス、心臓の位置などによって左右差が生じます。
一般的に、心臓がある左胸の方が大きくなりやすいと言われていますが、筋肉や脂肪の付き方によっては右胸の方が大きくなる人もいます。
バストの左右差は珍しいことではありませんが、どちらか一方に脂肪や筋肉が偏っていたり、乳腺が片方だけ異常に発達したりすると、見ただけではっきり分かるほどの左右差が生じることがあります。
見た目のバランスが気になるのはもちろん、左右差が大きいとブラジャーのサイズも選びにくくなります。
血液豊胸なら、左右でジェルを注入する量を調整できるため、バランスの整ったバストに仕上げることができます。

血液豊胸のメリット


他の豊胸手術と比べたときの血液豊胸のメリットを5つ紹介します。

アレルギーを起こすリスクが少ない

シリコンバッグを胸に入れる豊胸手術の場合、体内にもともと存在しない異物を入れることになります。
豊胸手術に使うシリコンバッグはアレルギー反応がでにくい素材を使用しているため、アレルギーを起こすリスクは少ないと言われていますが、人によっては拒絶反応が起こることがあります。
アレルギー反応によって炎症が起こると、胸に痛みや腫れ、赤み、発熱などの症状に悩まされるおそれがあります。

血液豊胸の場合、患者さん本人から採取した血液を使用するため、異物が入ることによるアレルギー反応のリスクは少なめです。
より安全に豊胸したい場合は血液豊胸を選ぶのがおすすめです。

ダウンタイムが少ない

ダウンタイムとは、外科手術や注入療法などを受けた後に起こる諸症状が収まるまでの期間のことです。
ダウンタイム中は、施術内容によって傷跡が残ったり、痛みや腫れ、赤みが発生したり、内出血が起こったりすることがあります。
ダウンタイムが長引くほど、これらの症状に悩まされやすくなり、人によっては日常生活に支障を来す原因となることもあります。

ダウンタイムはメスを使った切開など大がかりなものになるほど長引く傾向にありますが、血液豊胸の場合、極細の注射器でジェルを注入するだけなのでダウンタイムは短いケースがほとんどです。
施術後もすぐに帰宅することができるので、日常生活に支障を来さずに豊胸したいという方に適しています。

自然な感じでバストアップできる

血液豊胸の場合、一回の施術で大きくできるのは1カップ程度です。
サイズアップは実感できる一方、周囲にそれと気付かれるほど大きな変化は生じないため、「周囲に豊胸手術をしたと知られたくない」という方にもおすすめです。

また、シリコンバッグによる豊胸はバッグを外さない限り半永久的に続きますが、血液豊胸は一定時間が経過すると自然に効果が消えていきます。
「バストサイズを大きくしすぎた」など仕上がりに不満を感じたとしても、元のサイズに戻しやすいところが血液豊胸の利点です。

被膜拘縮ができない

被膜拘縮とは、体内に入れたシリコンバッグ周りの皮膜が厚くなり、バッグが収縮する現象のことです。
被膜拘縮が起こると、胸が硬くなったり、胸の形が変わったりすることがあり、当初よりも不自然な状態になるおそれがあります。
血液豊胸の場合、胸にバッグを入れるのではなく、成長因子によって脂肪細胞を増殖させて胸を大きくするので、被膜拘縮が起こる心配がありません。

術後の制限が少ない

メスを使った豊胸の場合、施術の当日はシャワーを浴びられない。バッグが安定するまでワイヤー入りのブラジャーや締めつけの強いナイトブラを着用できない、激しい運動を行えないなど、日常生活にいくつかの制限があります。
一方、血液豊胸は患者さんへの負担が少ないため、術後はそのまま帰宅できますし、施術当日からシャワーを浴びることが可能です(入浴は術後3日ほど経ってから)。
まとまった休みが取れない方や、安静に過ごせない方でも施術を受けやすいところが利点です。

血液豊胸のデメリット


血液豊胸を行った場合に考えられるリスクやデメリットを6つご紹介します。

効果が現れるまで時間がかかる

シリコンバッグ豊胸の場合、物理的にバッグを挿入するため、施術直後から効果を実感できます。
一方、血液豊胸は注入したジェルそのものではなく、成長因子によって胸の脂肪細胞を増殖させるため、施術直後はバストにほとんど変化はありません。
脂肪細胞の増殖が完了するまでにはおよそ2カ月ほどかかり、その後、半年~1年ほどかけてだんだんと胸を大きくしていきます。
自然な感じで胸を大きくしたい方には適していますが、術後すぐに胸を大きくしたいという方には不向きです。

施術効果が短い

豊胸手術の持続時間は施術方法によって大きく異なります。
個人差もありますが、一般的にヒアルロン酸注入による豊胸は1~2年程度、シリコンバッグ豊胸は10年前後、脂肪注入による豊胸は半永久的に効果が持続すると言われています。

一方、血液豊胸の効果は永続的なものではなく、PRP療法の場合は3~4年、PPP療法は半年~1年くらいと言われています。
PRP療法ならヒアルロン酸注入より長持ちしますが、シリコンバッグ豊胸や脂肪注入豊胸に比べると持続期間は短めです。
施術効果を持続させるためには、効果が切れるタイミングで再び施術を受ける必要があります。

費用がかさみやすい

前述のとおり、血液豊胸は短くて半年、長くても4年程度しか持ちません。
1回あたりの施術費用はシリコンバッグ豊胸や脂肪注入豊胸に比べるとリーズナブルに設定されているケースが多いですが、施術のスパンが短いぶん、繰り返し施術を受けなければならず、期間が長くなるほど費用がかさむ傾向にあります。
豊胸の費用を抑えつつ、なるべく効果を長持ちさせたいのなら、他の豊胸手術を検討した方がよいでしょう。

しこりのリスクがある

血小板を多く含むPRP療法を選んだ場合、胸にしこりが生じるリスクが高くなります。
血小板の少ないPPP療法ならしこりが発生するリスクは軽減されますが、絶対にできないというわけではありません。
特に以下のような要素が加わった場合、しこりができるリスクが高くなると言われています。

1. 注入する成分の濃度が高い
2. 注入量が多い
3. 患者さんの皮下脂肪が多い

1.と2.については施術するドクターの技量によって左右されるため、血液豊胸を受ける場合は信頼できるクリニックを選ぶことが大切です。

効果に個人差がある

シリコンバッグ豊胸の場合、バッグを入れた分だけサイズが大きくなるため、個人差はあまり生じないと言われています。

一方、血液豊胸は再生因子のはたらきによって脂肪細胞を増殖させて胸を大きくさせるため、効果に個人差が生じやすい傾向にあります。
特に脂肪細胞が少ない痩せ型の人や、太りにくい体質の人は思ったような効果が得られない可能性があります。

血液豊胸の効果は実際に施術してみないと分からないため、人によっては費用対効果が低くなり、不満を感じるおそれがあります。

体質によっては施術できない場合がある

血液豊胸は患者さんから採取した血液を利用して豊胸する施術なので、貧血体質で十分な量を採血できない方は施術そのものを受けられない可能性があります。
過去に献血を断られた方や、貧血の治療を受けている方は施術NGとなる確率が高いでしょう。

ただ、施術当日の状態によっては採血できる場合もあるので、貧血体質で血液豊胸を考えている方は、まずドクターに体質のことを伝え、施術可能かどうか相談してみましょう。

血液豊胸はこんな人におすすめ


血液豊胸は以下のような要望、ニーズのある方におすすめです。

初めて豊胸施術を受ける方

血液豊胸は採血と注入だけで済む比較的手軽な施術です。
メスによる切開や入院なども必要ないため、「豊胸に興味があるけど大がかりな施術には抵抗がある」という初心者の方に適しています。

アレルギーやしこりなどのトラブルに不安がある方

豊胸手術後、まれに起こるアレルギー反応やしこりなどのトラブルに不安がある方は、人体への負担が少ない血液豊胸がおすすめです。
自分の体から採取した血液を使用するため、アレルギーが起こりにくく、トラブルが起こるリスクは少ないと言われています。
しこりが気になる場合は血小板が少ないPPP療法を選ぶとよいでしょう。

周囲に豊胸を知られたくない方

血液豊胸は施術後、すぐに胸が大きくなるわけではありません。
成長因子が胸の脂肪細胞を増殖させるまでには時間がかかるため、施術効果は徐々に現れ始めます。
変化が緩やかなので自然な形で豊胸することができ、周囲にいる人にバレるリスクも少なくなります。

血液豊胸に向いていない人


血液豊胸は以下のような人にはあまり向いていないため、他の豊胸を検討した方がよいかもしれません。

術後すぐに効果を実感したい方

血液豊胸は効果が現れるまで時間がかかるので、今すぐ胸を大きくしたいという方には不向きです。
術後すぐにバストサイズをアップしたいのならシリコンバッグ豊胸を選んだ方がよいでしょう。

一度の施術で胸を大きくしたい方

血液豊胸の場合、一度の施術でサイズアップできるのは最大でも2カップ程度とされています。
繰り返し施術を受ければ2カップ以上のサイズアップも可能ですが、年間の採血量は年齢や性別によって決まっているため、短期間で大幅なサイズアップをするのは難しいと言われています。
2カップ以上のサイズアップを希望するなら他の豊胸施術を検討した方がよいでしょう。

施術効果を長持ちさせたい方

血液豊胸の効果はPRP療法なら3~4年程度、PPP療法の場合は数カ月と短めです。
効果が切れる前に再度施術すれば長持ちしますが、施術1回あたりの持続時間を重視する方はシリコンバッグ豊胸や脂肪注入豊胸の方が適しているでしょう。

貧血体質の方

血液豊胸では一度に200cc程度の採血を行うため、貧血の方は施術できません。
貧血体質の方は採血を伴わない他の豊胸施術を選択することをおすすめします。

血液豊胸以外の豊胸施術は?


血液豊胸が向いていない方には、以下の豊胸手術を検討してみてはいかがでしょうか。

脂肪注入豊胸

自分の体から採取した脂肪を胸に注入する方法です。
もともと自分の体内にあった成分を使用するため、血液豊胸同様、アレルギー反応のリスクが少ないところが特徴です。
一度施術したら恒久的に効果が続くところが大きな特徴です。
脂肪はお尻や太ももなど、脂肪が多い場所から採取するのが一般的ですが、採取した部分は脂肪が減るため、部分痩せ効果も期待できます。

シリコンバック豊胸

シリコンでできたバックを胸に入れて豊胸する方法です。
胸の皮膚に余裕があれば、挿入するシリコンバックのサイズに制限はないため、一度に2カップ以上豊胸することも可能です。
効果の持続期間も10年前後と長いため、一度の施術で長く効果を持たせたい方にもおすすめです。

ヒアルロン酸注入

ヒアルロン酸を胸に注入する方法です。
ヒアルロン酸は人の皮膚の真皮層などにもともと存在する成分なので、体内に注入してもアレルギー反応が起こりにくく、安全に豊胸することができます。
ヒアルロン酸は注射器で注入するので、メスなどを使用する必要はなく、日帰りできる上、ダウンタイムも少ないところが特徴です。
持続期間は1年ほどとやや短めですが、貧血体質の方でも施術できるため、採血せず手軽に豊胸したい方向けの施術とされています。

脂肪幹細胞豊胸

自分の脂肪から脂肪幹細胞を採取し、それを培養・増殖させてから体内に戻す方法です。
普通の脂肪注入の場合、体から必要量の細胞を採取しなければならないため、痩せ型の人など脂肪が少ない方は施術自体を受けられない可能性があります。
その点、脂肪幹細胞豊胸なら、少ない脂肪から脂肪幹細胞を採取して培養・増殖させることが可能なので、痩せ型の人でも豊胸することが可能です。

血液豊胸を受けるクリニックの選び方

血液豊胸を行っているクリニックは複数ありますが、実績や経験、設備などはクリニックごとに異なります。
満足度の高い仕上がりを希望するのなら、なるべく施術の実績や経験が豊富なクリニックを選ぶことが大切です。

また、血液豊胸は比較的リスクの少ない施術と言われていますが、トラブルが起こる可能性はゼロではありません。
万一のことがあってもすぐに対処してもらえるよう、アフターケアや保証がしっかりしているクリニックを選ぶようにしましょう。

実績や経験、アフターケアなどの内容については、カウンセリングの際に直接医師やスタッフに尋ねるのがおすすめです。
その際、こちらが尋ねたことに対して丁寧に答えてくれたかどうか。回答を濁したりしなかったかどうかもチェックすると、信頼できるクリニック選びの基準となります。

まとめ

血液豊胸は、自身の血液を採取し、PRPまたはPPPと呼ばれる血漿をジェル化したものを体内に注入する豊胸術です。
PRPやPPPには脂肪細胞を増殖させる成長因子が含まれているため、定着すれば胸の脂肪が増えてバストアップすることができます。
もともと自分の体内に存在していた成分を利用して豊胸するため、アレルギー反応が起こるリスクも少なく、PPPならしこりができる心配もほとんどありません。
また、メスを使わない施術なので入院も必要なく、施術当日に自宅に帰ることができます。
ダウンタイムも少ないので、施術後、すぐ日常生活に戻りたい方におすすめの方法です。
ただ、他の豊胸施術に比べると持続期間が短いこと。バストアップ効果を実感できるまでに時間がかかること。貧血体質の方は受けられないなど、いくつかのデメリットがあります。
初めて豊胸する方は、アレルギーやしこりが心配な方に適した豊胸術ですが、すぐにバストアップ効果を実感したい方や、なるべく効果を長く保たせたい方は他の豊胸術を検討した方がよいでしょう。

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