びらびら(小陰唇) が痛い原因は？自分で痛みを抑えるセルフケアの方法も解説

びらびら（小陰唇）が痛いことには様々な原因があり、解決方法にも個人差があります。

原因によっては生活習慣を改善するだけで改善できることもありますが、逆に医療機関での手術が必要となることもあるでしょう。

そこで本記事では、小陰唇が痛む原因やセルフケアの方法、根本的な原因の解決を図る「小陰唇縮小」の手術などの内容を解説します。

上記の内容を解説するものの、最終的に本当の原因や必要な対策は医師が診察しなければ判断できないため、まずは一度当院までお気軽にご相談ください。

びらびらが痛い原因

びらびらが痛い原因は、以下の通りです。

それぞれの原因について詳しく解説していきます。

感染症

小陰唇が感染症にかかると、びらびらが痛くなることがあります。

小陰唇で起こりうる感染症は以下の通りです。

上記の他にもまだ様々な感染症が起こりえます。

びらびらの痛みの程度がひどい場合や長期間続く場合などは、早めに医療機関を受診するようにしてください。

摩擦

小陰唇は下着や陰毛による摩擦が起きやすい場所です。

特に、小陰唇のサイズが大きくて大陰唇からはみ出ている部分が多い場合に、摩擦による痛みが起きやすくなります。

また、自転車のサドルにまたがるなど、陰部を圧迫する行動も小陰唇の痛みに繋がることがあります。

接触性皮膚炎（かぶれ）

小陰唇は、接触皮膚炎（かぶれ）を起こすこともあります。[注]

[注] MSDマニュアル家庭版：接触皮膚炎

接触皮膚炎の原因は、生理用ナプキンや下着など触れたものによる刺激です。

かゆみは軽いものから強いものまであり、症状がひどいとただれることもあるので、早めの対処が必要です。

小陰唇の肥大化

小陰唇が肥大化していると、摩擦や接触皮膚炎による痛みがさらに起きやすくなります。

肥大化が起きる原因は、主に以下の通りです。

上記の原因については、以下の記事で詳しく解説しています。

肥大化の原因が炎症であれば、炎症が治まることで小さくなる可能性があります。

しかし、その他の原因で肥大化している場合は、自然に小陰唇が小さくなることはなく、セルフケアで小さくすることも不可能です。

炎症以外の原因による小陰唇の肥大化を改善したい場合は「小陰唇縮小」などの手術によって治療する必要があります。

小陰唇が痛いと感じた時のセルフケア方法

小陰唇が痛いと感じた時のセルフケア方法は、以下の通りです。

それぞれの原因について詳しく解説していきます。

陰部は優しく洗う

小陰唇を洗う際の刺激が強すぎると、痛みの原因になります。

そのため、小陰唇を洗う際はデリケートゾーン専用のソープをしっかり泡立てて「手ではなく泡で洗う」要領で、優しく洗浄する必要があります。

ひだの部分は特に垢がたまりやすいため、和式トイレにしゃがむような姿勢で大きく脚を開き、ひだの間も優しく洗うようにしましょう。

緩やかな下着や衣類を選ぶ

小陰唇への摩擦を避けるためには、緩やかな下着や衣類を選ぶことも重要です。

また、通気性の悪い下着は蒸れを引き起こし、雑菌が繁殖して炎症などの原因となるため、下着の通気性も意識しましょう。

通気性に関していえば、コットンなどの天然素材の方が化学繊維素材よりも優れているため、天然素材の下着を選ぶことが推奨されます。

痛みを感じたら早めに休息を取る

痛みを感じたら、現在行っている行動が痛みの原因となっている可能性があるため、早めに休息をとりましょう。

また、一時的な痛みでなく継続的な痛みが発生している場合は、状況によってはお仕事を数日休むべきケースもあります。

お仕事でとっている姿勢や着ている服装が原因であれば、お仕事を休むことによって症状が改善される可能性があるでしょう。

小陰唇の痛みに限らず微熱などの軽度の体調不良も含めて、調子が悪い時に仕事をしても効率が落ちることが多いため、可能であれば早めに短い休みをとるべきといえます。

お休みをとる場合は、痛みの原因をはっきりさせるためにも医療機関を受診することをおすすめします。

小陰唇の痛みが続く・痛みが強い場合は医療機関に早めに相談する

小陰唇の痛みが続く場合や、痛みが強い場合は早めに医療機関に相談しましょう。

受診に適した診療科は皮膚科や婦人科です。

おりものの変化など婦人科の症状が見られず、単純に小陰唇の痛みのみがある場合は皮膚科が適しています。

逆におりものの変化など婦人科に関わると見られる症状もある場合は、婦人科を受診しましょう。

迷った場合も片方を受診すれば、適した科目で信頼できる医療機関を案内してもらえます。

なお、痛みの原因が小陰唇の肥大である場合、根本的に解決するためには「小陰唇縮小」の手術が必要です。

小陰唇縮小の手術は、小陰唇の痛みなどの不快な症状があったとしても保険適用になりません。

そのため、美容外科以外の医療機関で手術を行ったとしても、全て自費診療になります。

同じ自費診療で手術を行うのであれば、より美しい形や色を追求できる美容外科で手術を受けることが、一つの選択肢といえるでしょう。

銀座マイアミ美容外科では小陰唇縮小の手術にもご対応しており「小陰唇縮小セット」のメニューで周辺の手術をまとめて行うことも可能です。

当院の小陰唇縮小（びらびら治療）の特徴は、次の項目で詳しくご紹介しているため、ぜひご参照ください。

施術に関するご質問やご相談は、カウンセリングだけでなくメール相談やLINE相談でも承っております。

全て医師が直接ご対応しており、いずれの方法も無料でご利用いただけます。

まだ施術を受けるかどうか迷っている段階でもご相談いただけるため、どのようなことでもぜひお気軽にご質問・ご相談ください。

銀座マイアミ美容外科のびらびら治療の特徴

びらびら（小陰唇）の痛みでお悩みの場合は、ぜひ当院・銀座マイアミ美容外科までご相談ください。

当院のびらびら治療には、以下のような特徴があります。

それぞれの特徴について詳しく解説していきます。

小陰唇縮小セットで陰部全体の大きさを整えることが可能

小陰唇の痛みの原因が小陰唇の肥大化である場合、「小陰唇縮小」の手術によって改善できる可能性があります。

小陰唇縮小とは、「小陰唇の余分な組織を切除して形を小さく綺麗に整える手術」のことです。

切除の際に色素沈着が起きて黒ずんでいる部分も除去することで、色を綺麗にする効果も期待できます。

銀座マイアミ美容外科では、小陰唇縮小の手術に加えて周辺の手術もまとめて行える「小陰唇縮小セット」のメニューをご提供しています。

具体的には、以下の3種類の手術をまとめて行うことができます。

例えば、クリトリスの皮が多い場合、小陰唇縮小だけ手術したのでは見た目がすっきりしないだけでなく、逆に小陰唇縮小の膨らみが目立ってしまうこともあります。

また、小陰唇縮小が大きい方は副皮も発達しているケースが多いです。

副皮がよく発達しているとクリトリスが小さなペニスのように見えてしまうことがあるため、より美しい見た目を追求するのであれば、副皮切除を行うことが有効な選択肢の一つとなります。

上記の通り、小陰唇縮小が必要となるケースでより美しい女性器の外観を追求する場合、クリトリス包茎手術や副皮切除も必要となることが多くあります。

それぞれの手術を個別に行うと費用も高額になり、体への負担も大きくなるでしょう。

しかし、一度にまとめて行うことで費用もリーズナブルになり、体への負担も軽減を図れます。

小陰唇縮小の施術ページはこちら

在籍医師全員が豊富な経験を持つ形成外科専門医

当院に在籍する医師は、全員が豊富な経験を持つ形成外科専門医です。

形成外科専門医は日本専門医機構によって認定される資格で、以下の条件を満たす医師のみが取得できます。

上記の条件を満たす必要があるため、形成外科専門医の資格を有している医師は、専門的な知識と診療技術を備えていることが期待できます。[注]

[注] 一般社団法人・日本形成外科学会：専門医制度について

形成外科は「病気や怪我などの原因で損なわれた外見を修復する外科」です。

美容外科自体ももともと形成外科から派生した分野です。[注]

[注] 公益社団法人 日本整形外科学会：整形外科と形成外科

上記の理由から、形成外科専門医は小陰唇縮小の手術に必要な技術と経験も十分に有していると判断できます。

形成外科専門医のみが手術を行うことのメリットは、以下の動画でも詳しくお話ししているため、ぜひあわせてご覧ください。

手術を担当する医師がカウンセリングも兼任

当院では、手術を担当する医師がカウンセリングも兼任しています。

カウンセラーでなく医師がカウンセリングを行うことで、患者様の小陰唇の状態やお悩み・ご希望に対して本当に適した手術のみをご提案できることが利点です。

また、医師が自ら提案した手術を自ら行うため、結果に対して責任を持ちやすいことも特徴といえます。

医師が直接カウンセリングを行うことのメリットについては、以下の動画で詳しくお話ししているため、ぜひあわせてご視聴ください。

ホームページに明記された適正価格で提供

当院では小陰唇縮小も含めて、全ての施術をホームページに明記された適正価格によってご提供しています。

適正価格とは「高すぎることも安すぎることもない価格」のことです。

施術に必要な器具や薬剤、スタッフや時間などを全て細かく計算した上で、適性といえる金額を設定しています。

麻酔代やお薬代など、手術に関連して必要になる全ての費用が含まれた総額も明記しているため、追加費用によって想定より高額になることもありません。

小陰唇縮小も含めた当院の各施術の費用は、以下のページで詳しくまとめているのでぜひあわせてご覧ください。

料金・費用一覧はこちら

また、当院では自身に適した施術や必要な料金が簡単にわかる「料金シミュレーション」のツールも提供しています。

選択の質問に4回答えるだけで、適した施術と費用が簡単にわかることが特徴です。

1分程度で簡単に答えがわかるため、ぜひご利用ください。

女性医師による施術対応も可能

当院の小陰唇縮小では、女性医師による手術も可能です。

小陰唇はデリケートな部位であるため、男性医師より女性医師に手術を行ってほしいと考える女性は少なくないでしょう。

女性の医師も全員が形成外科専門医であるため、小陰唇縮小に必要な技術や経験も十分に有しています。

女性医師の一人は幸地茉莉子（こうち・まりこ）医師ですが、幸地医師の症例は以下のInstagramでご覧いただけます。

「女性医師による小陰唇縮小の手術を受けたい」と考えている方は、ぜひご参照ください。

Instagramで症例を見る

小陰唇縮小セットの症例

当院・銀座マイアミ美容外科で実際に行われた「小陰唇縮小セット」の症例を紹介します。

理想とするイメージを伝える際にも役立つため、ぜひ参考にしてください。

以下のInstagramではその他の症例もご覧いただけるため、ぜひあわせてご参照ください。

Instagramで症例を見る

銀座マイアミ美容外科では、カウンセリングだけでなく、メール相談やLINE相談でも医師が直接ご対応させていただきます。

まだ施術を受けるかどうか迷っている段階でも問題なくご相談いただけるため、どのようなことでもお気軽にご質問・ご相談ください。

びらびらが痛いことに関してよくある質問

びらびらが痛いことに関してよくいただく質問は、以下の通りです。

それぞれの質問に詳しくお答えしていきます。

お股のびらびらが痛痒い原因は何ですか？

一口に痛痒いと言っても、痛みとかゆみが一つの原因で起きているとは限りません。

2つの別の症状があり、痛みとかゆみがそれぞれ別に発生している可能性もあるでしょう。

上記のようなお股のびらびら（小陰唇）の痛みやかゆみの原因として考えられる要素は、以下の通りです。

症状	原因となりうる要素
痛み	ヘルペス感染症 皮下組織への感染 バリトリン腺嚢腫 過剰な性交渉や自慰行為
かゆみ	接触皮膚炎 カンジダ症 外陰部への刺激 性病トリコモナスによる腟炎

上記の通り感染症などの疾病が多いものの、過剰な性交渉などの生活習慣に関わる要素もあります。

まずは、一度医療機関を受診し、疾患が原因であれば治療する必要があるでしょう。

逆に、疾患でなく生活習慣が原因であれば、該当する生活習慣を改善することで痛痒さも解消を期待できます。

何もしてないのにびらびらが痛いのはなぜですか？

何もしていないのにびらびらが痛い場合、以下の原因が考えられます。

「不衛生、洗い過ぎ、摩擦」については、何かをしている自覚はなくとも日常生活の中に原因があるというケースです。

接触皮膚炎も原因は摩擦で、摩擦の原因は日常生活の中にあります。

通常の摩擦による痛み皮膚炎のレベルまでひどくなると、「接触皮膚炎」と分類されます。

外陰炎などの疾患についても、必ずしも何もしていなかったとは限らず、感染の原因になることをどこかでしていた可能性があるでしょう。

上記の通り、びらびら（小陰唇）が痛むことには必ず原因があり、その原因を招く生活習慣などが背景にあることが多い傾向にあります。

それらの根本的な原因を改善することで、びらびらの痛みの解消を期待できるでしょう。

小陰唇肥大では痛み以外にどんなデメリットがありますか？

小陰唇肥大による痛み以外のデメリットは、以下の通りです。

それぞれのデメリットについては以下のページで詳しく解説しているため、ぜひあわせてご覧ください。

【まとめ】びらびらが痛くて悩んでいる方はご相談ください

びらびら（小陰唇）の痛みでお悩みの方は、ぜひ当院・銀座マイアミ美容外科までご相談ください。

当院では小陰唇縮小の手術や、周辺の手術もまとめて行える「小陰唇縮小セット」のメニューにもご対応しています。

在籍する医師は全員が日本専門医機構が認定する「形成外科専門医」で、女性の形成外科専門医による手術も可能です。

また、カウンセリングだけでなくメール相談やLINE相談も医師が直接ご対応しており、いずれの方法も無料でご利用いただけます。

まだ施術を受けるかどうか迷っている段階でもご相談いただけるため、どのようなことでもぜひお気軽にご質問・ご相談ください。

このコラムを監修したドクター

銀座マイアミ美容外科 ドクター

幸地 茉莉子 Mariko Kochi

日本専門医機構　形成外科領域専門医

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経歴

• 2011年

  琉球大学 卒業

• 2012年

  昭和大学藤が丘病院 初期臨床研修

• 2014年

  昭和大学形成外科教室 入局

• 2015年

  昭和大学病院形成外科 助教