ハイブリッド豊胸の失敗例|原因や修正対応の有無を紹介!
- 小野寺院長監修
脂肪注入とシリコンバッグを併用する「ハイブリッド豊胸」を検討している方の中には、「失敗したらどうしよう」と不安に思われる方もいるのではないでしょうか?
そこで本記事では、ハイブリッド豊胸で起こりうる失敗例や原因、失敗を防ぐ対処法について紹介します。
豊胸術ごとのメリット・デメリットについては、以下の記事でも詳しく解説しています!
当院では、ハイブリッド豊胸を含む豊胸術のお悩みに関して「美容外科トラブル・セカンドオピニオン外来」でご相談できる対応を行っておりますので、気になる方はお気軽にお問い合わせください。
目次
ハイブリッド豊胸の失敗例
ここでは、ハイブリッド豊胸で起こりうる4つの失敗例を紹介します。
- 左右差ができる
- 脂肪のしこりができる
- シリコンバッグの位置がずれる
- 期待していたよりバストアップしない
手術を受ける前に、どのようなリスクがあるのか事前に理解しておきましょう。
左右差ができる
ハイブリッド豊胸の失敗例の一つが「左右差ができる」ことです。
人の身体は完全な左右対称ではなく、多少左右差があるのが一般的です。
しかし、豊胸術による脂肪の注入量や定着率が原因となり、左右差が目立つ事例はあります。
以下の記事でも紹介していますが、極度に左右差が目立つ場合は「再手術」で脂肪を注入するなどを検討する必要があります。
脂肪のしこりができる
脂肪の注入量や位置などが適切でないと、脂肪のしこりができる場合があります。
採取した脂肪には麻酔液や壊れた細胞などの「不純物」が混入しており、不純物が多いと栄養が酸素の流れが停滞してしこりが発生する恐れがあります。
そして、しこりが発生する原因のほとんどは「医師の技量不足」によるものです。
以下の記事で述べているように、適切な注入位置や注入量を見極められる医師に手術を担当してもらうことでしこりの発生リスクを抑えられるでしょう。
シリコンバッグの位置がずれる
シリコンを挿入する際、大胸筋下にシリコンを入れると位置がずれるリスクがあります。
シリコンバッグ豊胸の挿入方法は、主に3種類あります。
- 大胸筋下法
- 大胸筋膜下法
- 乳腺下法
乳腺は外部とつながっており感染リスクがあるため、胸が垂れ気味など特殊なケースを除き乳腺下法はあまり推奨していません。
大胸筋下法の場合、シリコンを入れるとき、剥離範囲を乳腺よりも広く取らないとシリコンが大胸筋に押さえつけられ、上に上がってしまう場合があります。
シリコンの位置がずれたことで左右差や変形が生じた場合は、修正手術が必要になるでしょう。
大胸筋下法・乳腺下法が適さない場合は「大胸筋膜下法」を提案しますが、患者様の状態に合った施術法を行うことが重要です。
期待していたよりバストアップしない
ハイブリッド豊胸では脂肪注入も行いますが、注入した脂肪は100%定着するわけではありません。
術直後を100%とすると、実際の仕上がりは80%程度のボリュームになると考えてください。
不純物を取り除く「コンデンスリッチファット」を併用し、術後は以下のポイントに気をつけて過ごすことで脂肪の定着率を高めることも検討しましょう。
ハイブリッド豊胸の失敗リスクや不安で手術に踏み込めないという方は、豊胸術の経験豊富な医師が丁寧に悩みを解決するのでお気軽にご相談ください。
ハイブリッド豊胸の失敗の原因
ハイブリッド豊胸で失敗する原因として、以下の3つが挙げられます。
- 医師の技術不足
- 豊胸手術後のケア不足
- 体質的に脂肪の定着率が低かった
それぞれ見ていきましょう。
医師の技術不足
豊胸の仕上がりは医師の技量に左右されやすく、失敗の原因の多くは「医師の技術不足」です。
ハイブリッド豊胸は、「シリコンバッグ豊胸」と「脂肪注入豊胸」の知識・経験が必要で、ただ胸を大きくするだけでは満足度の高い仕上がりにはなりません。
脂肪の注入位置や注入量・シリコンバッグの種類の見極めから、患者様に合ったデザインの提案などのセンスが求められます。
症例数や経歴なども考慮しつつ、豊胸に力を入れている医師を探すことが失敗回避につながるでしょう。
豊胸手術後のケア不足
豊胸手術後にケアを怠ると、「脂肪の定着が低下」や「シリコンバッグのずれ」が生じる恐れがあります。
術後の過ごし方については医師から指導を行いますが、以下の行為を避けるよう注意していただくと脂肪の定着率の低下を軽減でしょう。
- 胸を揺らしたり圧迫したりしない
- 締め付けない下着を着用する(ブラトップ・スポーツブラなど)
- タバコを吸わない
また、当院では1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月検診を実施しており、術後の経過についての相談も24時間LINEや電話で受け付けています。
術後のケアや経過に関して気になることは、お気軽にご相談ください。
体質的に脂肪の定着率が低かった
脂肪の定着率は生活習慣だけでなく、以下のような「体質」でも左右される可能性があります。
- ケロイド体質
- アレルギー体質
- 膠原病などの基礎疾患を患っている
- 糖尿病などの代謝性疾患を患っている
上記に当てはまる場合、脂肪細胞の生存率や脂肪の移植部位の血流に影響を及ぼし、脂肪の定着率の低下につながる恐れがあります。
また、「傷の回復が遅くなる」「感染症リスクが高くなる」などのデメリットが生じる場合もありますので、持病や体質がある方はカウンセリング時に必ず医師へ伝えましょう。
ハイブリッド豊胸の失敗を防ぐ対策方法
ハイブリッド豊胸での失敗を防ぐ対策方法として、以下の4つが挙げられます。
- 症例写真を確認しておく
- 一度に大きくしすぎない
- 脂肪注入豊胸を先に行う
- 手術前後は禁煙する
満足度の高い豊胸術を受けるためにも、紹介するポイントをしっかり押さえておきましょう。
症例写真を確認しておく
ハイブリッド豊胸で失敗を防ぐ策の一つが「症例写真の確認」です。
そして、症例写真を確認する際は、「大きさ」ではなく「形」に着目してください。
「脂肪の注入量増加」や「大きいシリコンバッグの使用」など胸を大きくするのはそこまで難しくありませんが、過度なボリュームアップはしこりの原因につながって不自然な仕上がりになりやすくなります。
豊胸術において重要なのは、「ボリューム」ではなく「デザイン」です。
脂肪の注入量が少なくても「デコルテ」「谷間」「わき乳」「下乳」をバランスよく盛って形を整えることで、自然なボリュームアップが期待できます。
当院・銀座マイアミ美容外科の豊胸の症例は以下のページに掲載していますので、大きさの変化だけでなくデザイン性にも注目してみてください。
一度に大きくしすぎない
しこりの発生を抑え自然な仕上がりに近づけるためには、「一度に大きくしすぎないこと」も重要なポイントです。
脂肪の注入量が多いと脂肪の定着率が低下するだけでなく、しこりの発生リスクも高めてしまうでしょう。
以下のInstagramリールでは、銀座マイアミ美容外科の院長である『丸山 直樹』院長が「脂肪注入豊胸で何cc入れると変化があるのか?」について解説しています。
この投稿をInstagramで見る
目安としては、1回の手術で片胸150〜200ml程度と考えてください。
2カップ以上胸を大きくしたい場合は、複数に分けて受けていただくことをお勧めします。
脂肪注入豊胸を先に行う
シリコンの不自然さをなくすためには、「脂肪注入豊胸を先に行うこと」がおすすめです。
先に脂肪を注入し皮下脂肪を厚くしておくと、後に入れるのが小さいシリコンでも胸のボリュームアップが期待できます。
また、爆乳を目指す方でも先に脂肪を注入しておくことでよりナチュラルさを演出できるため、当院・銀座マイアミ美容外科では脂肪注入豊胸を先に行うことを勧めています。
上記のYoutubeでは、銀座マイアミ美容外科の院長である『丸山 直樹』院長がハイブリッド豊胸について解説していますので、ぜひご視聴ください。
手術前後は禁煙する
喫煙は折角の豊胸を台無しにしてしまうので、手術前後は「禁煙」してください。
タバコに含まれるニコチンは血管を収縮させて血流を悪化させる作用があるため、喫煙中に豊胸すると脂肪の定着率が大幅に下がってしまう恐れがあるでしょう。
[注] e-ヘルスネット:ニコチン
当院・銀座マイアミ美容外科でも、手術後に喫煙したことで元のバストサイズに戻り、再手術後に禁煙したらバストアップできたという事例があります。
タバコは血管収縮以外にも肌やさまざまな健康被害を及ぼすものですので、最低でも手術後1週間前から脂肪が定着する手術後1ヶ月間はタバコを吸わないようにしてください。
豊胸に対するタバコの影響は院長が上記ブログで解説しているので、喫煙者はぜひ目を通してみてください。
銀座マイアミ美容外科では豊胸の失敗修正も可能
銀座マイアミ美容外科では、他院で受けた脂肪豊胸やシリコンバッグ、ヒアルロン酸豊胸、アクアフィリングなどの失敗修正にも対応しています。
当院に在籍する医師は豊胸のスペシャリストであり、多くの患者様の豊胸に関する悩みを解決してきました。
銀座マイアミ美容外科では、「美容外科トラブル・セカンドオピニオン外来」も設けています。
豊胸に失敗した方や仕上がりに納得していない方などは、カウンセリングでお悩みをお聞かせください。
ハイブリッド豊胸の失敗に関するQ&A
最後に、ハイブリッド豊胸に失敗に関してよくいただく質問にお答えします。
- ハイブリッド豊胸はばれないですか?
- ハイブリッド豊胸の名医の選び方はありますか?
- ハイブリッド豊胸で失敗を感じた場合の相談先はありますか?
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ハイブリッド豊胸はばれないですか?
ハイブリッド豊胸で大きめのシリコンを使用すると、人工物特有の違和感を感じやすくなり、触ったときにバレる可能性があります。
ただし、やり方を工夫することでバレにくくすることが可能です。
先に脂肪注入豊胸をして脂肪の厚さを出しておくことで、小さめのシリコンでもボリュームアップが期待でき、触ってもバレにくくすることが期待できるでしょう。
豊胸でバレにくくする対策は以下の記事でも詳しく紹介していますので、こちらも参考にしてみてください。
ハイブリッド豊胸の名医の選び方はありますか?
「ハイブリッド豊胸の名医」は、以下のポイントを基準に選ぶのがおすすめです。
- 症例写真の仕上がり
- 適切な注入量の提案
- デメリットやトラブル時の対応の説明がある
- 一般社団法人 日本専門医機構認定の日本形成外科学会・日本美容外科学会資格を保有
以下の記事でも「豊胸の名医の見極め方」について詳しく紹介しているので、こちらも参考にしてください。
ハイブリッド豊胸で失敗を感じた場合の相談先はありますか?
ハイブリッド豊胸含め、美容医療で「失敗した」「トラブルが起きた」場合は、以下の機関へ相談しましょう。[注]
契約・金銭トラブルに関しては上記機関で対応してもらえますが、失敗修正を希望する方は手術を受けたクリニックもしくは他院修正に対応するクリニックに相談する必要があります。
当院でも豊胸術の他院修正に対応していますので、仕上がりに不満足な場合や修正したい場合はお気軽にご相談ください。
[注] 消費者庁:美容医療を受ける前に確認したい事項と相談窓口について
【まとめ】ハイブリッド豊胸は銀座マイアミ美容外科で!
ハイブリッド豊胸は、痩せ型の方でも自然かつボリューム感のある胸を手に入れることができる豊胸術です。
失敗する原因のほとんどは「医師の技術不足」によるものなので、知識・経験豊富な医師に施術をお願いすることが豊胸術を成功させるのに重要なポイントになります。
ハイブリッド豊胸を検討している方は、豊胸術の実績が豊富な当院・銀座マイアミ美容外科がおすすめです。
当院・銀座マイアミ美容外科の特徴は以下の通りです。
- 在籍医師全員が一般社団法人 日本専門医機構認定の「形成外科専門医」の資格を保有
- カウンセリングから術後のケアまで医師が一貫して対応する
- 豊胸術の症例が豊富
また、他院の失敗修正も対応可能で「美容外科トラブル・セカンドオピニオン外来」も設けています。
ハイブリッド豊胸を検討している方や失敗修正をしたい方だけでなく、豊胸の手術を受けるか迷われている方でもお気軽にご相談ください。
このコラムを監修したドクター
経歴
-
- 2006年
- 和歌山県立医科大学卒業
-
- 2006年
- 東京医科歯科大学附属病院 勤務
-
- 2008年
- 昭和大学形成外科教室 入局
-
- 2013年
- 昭和大学病院形成外科 助教
-
- 2015年
- 他院 大手美容外科入職
-
- 2018年
- 船橋眼瞼下垂クリニック 院長
-
- 2019年
- 銀座マイアミ美容外科SALONE
院長就任
-
- 2019年
- 医療法人社団形星会 理事就任
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