小鼻縮小で笑えない原因は?対処法や回避ポイントを解説
- 新井先生監修
小鼻縮小は鼻や鼻孔が目立つのが悩みの方にとって解決策になる美容施術です。
ただ、小鼻縮小をすると笑えない状態になるという噂を聞いて、不安に思っている方もいるでしょう。小鼻縮小をすると笑えなくなる場合もあるのは事実です。
しかし、小鼻縮小をして笑えない状況にならないようにしたり、速やかに克服したりする方法もあります。
ここでは小鼻縮小をすると笑顔を作れなくなる原因と対処法を紹介します。小鼻縮小をしたら笑えないのが気になっていた方も、前向きに施術を受けることを検討してみましょう。
目次
小鼻縮小で笑えない原因
小鼻縮小をした方が全員笑えなくなるわけではありません。ただ、施術の結果として笑えない状況が生じてしまうことがあります。
小鼻縮小の施術を受けると笑えない状態になってしまう原因は主に3つあります。
- 笑うと痛い
- 皮膚が突っ張って笑えない
- 笑うことはできるが表情が不自然
手術の影響によって物理的に笑えないときもありますが、心理的に笑えないときもあります。
ここでは小鼻縮小をして笑えなくなる原因をわかりやすく説明します。
笑うと痛い
小鼻縮小をすると痛くて笑えない場合があります。
小鼻縮小のダウンタイムに起こりやすい症状として代表的なのは痛みや腫れです。笑うと患部が引き伸ばされるため、痛くて笑いづらいことがあります。特に施術を終えた直後は痛みが強いことが多いです。
小鼻縮小のダウンタイムが過ぎれば笑えるようになります。手術後は鎮痛薬を使用して痛みを抑えるのが一般的ですが、それでも笑うと痛いと感じる方もいるので注意しましょう。
また、大笑いをすると痛みが激しくなる可能性があります。少し笑っただけで痛みがつらいと感じる場合もあります。少し笑っただけで激しい痛みがある場合には医師に相談することが大切です。
手術後に細菌感染を起こしている可能性もあるので、痛みが気になったときには医師に相談して対応を求めましょう。
皮膚が突っ張って笑えない
小鼻縮小の手術をした結果として、皮膚が突っ張るのが原因で笑えない場合があります。小鼻縮小をすると縫合部分が突っ張ることで、顔の表情筋を動かしにくくなるからです。
物理的に笑えない状況になる場合もあり、無理に笑うと痛みを伴う場合もあります。
抜糸は術後1週間程度で行うため、抜糸が終わるまでは我慢しましょう。
皮膚が突っ張らないように施術をデザインしてもらうことも大切です。
切らない小鼻縮小をしたときには糸が多くて皮膚が拘束されやすいので、特に注意が必要です。
切らない小鼻縮小では糸による矯正なので、糸が切れたり、緩んだりしてしまうことで元に戻るのではないかという不安が生じることもあります。
小鼻縮小は施術方法によって皮膚の突っ張り具合や、違和感があったときに形が崩れる可能性が異なります。
笑顔で暮らしたい方は皮膚の突っ張りが起こりにくい施術を選ぶことがおすすめです。
笑うことはできるが表情が不自然
小鼻縮小をした後に全く笑えないわけではないけれど、表情が不自然になってしまうのが気になるときもあります。
小鼻縮小をすると小鼻が動かなくなってしまって、表情に違和感が生まれることがあります。自分で鏡を見たときに笑った表情が気に入らなくなり、人前で笑えなくなる場合があるでしょう。
小鼻縮小では笑顔の表情が崩れないように設計して施術をすることが重要です。切りすぎてしまうと、表情の動きが悪くなったり、バランスが崩れたりしてしまう場合があります。
小鼻縮小を受けるときには、医師に適切なデザインをしてもらうことが大切です。表情筋にどのような変化があるのかについて、医師から説明を受けてから施術を依頼しましょう。
小鼻縮小で笑えない時の対処法
小鼻縮小をして笑えなくなった場合でも対処できます。
一時的な対処をするだけでなく、長期的な視野で笑えるようになることを目指しましょう。
小鼻縮小をしてから笑えない状況になった際には以下のような対処法があります。
- 痛みが強ければ冷やす
- 小鼻を引き寄せている糸を抜く
- 医師の指示に従って生活する
- 修正の施術を受ける
小鼻縮小で笑えないと感じたときには、セルフケアをするか、医師に相談することが必要です。症状によってはセルフケアでも問題なく対処できる場合もあります。
ここでは小鼻縮小で笑えないトラブルがあったときの4つの対処法について、具体的に何をすれば良いのかを解説します。
痛みが強ければ冷やす
小鼻縮小をした後に痛みが強い場合には患部を冷やしましょう。炎症が起きて腫れて痛いことが多いので、氷や保冷剤などで冷やすのが効果的です。
ただし、冷やしすぎると硬直してしまって笑えなくなったり、凍傷を起こしたりする可能性もあります。患部を少し冷やして痛みが緩和されたら、冷やすのをやめることが大切です。
運動や入浴、食事などによって一時的に体が温まったときに痛みが強くなることもあります。
小鼻縮小のダウンタイム中は安静を心がけて刺激を減らしましょう。
冷やすだけでも改善できる可能性がありますが、生活を見直すことで痛みをさらに軽減できます。
小鼻を引き寄せている糸を抜く
小鼻縮小で使用している糸を抜けば、皮膚や組織の拘束が解除されます。小鼻を引き寄せている糸を抜けば、笑えない状況が改善されます。
糸による突っ張りで物理的に笑えないときには、医師に相談しましょう。
切らない小鼻縮小をしたときには糸を抜くと元の状態に戻っていきます。違和感があって笑えない場合には、一度糸を抜いて施術をし直してもらうのも選択肢の一つです。
状況を医師に説明して、より良い施術を受けることが大切です。
医師の指示に従って生活する
痛くて笑えないときには、小鼻縮小の傷が治れば笑えるようになります。傷の治りの早さはダウンタイム中の生活の仕方によって変わるので、医師の指示に従って傷をできるだけ早く治しましょう。
ダウンタイムの間に患部を強く刺激してしまい、笑えないくらいに痛みが発生することもあります。
運動や入浴なども控えるといった細かな配慮をしてケアすると、スムーズに笑える状態に回復していきます。
手術の内容によってケアすべきポイントが違うので、医師の説明をしっかりと聞いて対処することが重要です。
修正の施術を受ける
小鼻縮小で笑えないときには修正の施術を受けて対処した方が良い場合があります。
切らない小鼻縮小で糸を張り巡らせた結果、物理的に笑えない状況になって困ってしまったというケースが典型例です。切開する手術をして小鼻縮小をすると、傷が治ったときにはストレスなく笑えるようになります。
切って小鼻縮小をしたときにも、糸によって固定する施術を併用している場合があります。糸の使い方を変えて修正すれば、皮膚の拘束が緩和されて自然な笑顔になれる可能性があるでしょう。
医師に相談して修正できるかどうかを見てもらうことが大切です。
小鼻縮小で笑えないリスクを減らすポイント
小鼻縮小の施術をして笑えなくなるリスクを減らすには、主体的に対策に取り組むことが大切です。
笑えないような状態にならないためには、以下の3つのポイントを押さえておくことがおすすめです。
- 笑えないことが起こりにくい施術方法を選ぶ
- 笑う時の違和感を無くしたいことを医師に伝える
- ダウンタイムがあることを事前に理解しておく
小鼻縮小によって笑えない状況にならないためには、小鼻縮小の施術について理解して医師とコミュニケーションを取ることが重要です。
ここでは小鼻縮小で笑えないリスクを減らすポイントを詳しく解説します。
笑えないことが起こりにくい施術方法を選ぶ
小鼻縮小では糸による違和感で笑えない場合があります。
どの施術でも痛みによって笑えない状況になることはありますが、切らない小鼻縮小で糸を張り巡らせると違和感があって笑顔を作れなくなる可能性があります。
小鼻縮小の外側法や内側法は皮膚を切って行う方法で、縫合のための糸は必要ですが、糸によって固定する必要性は低いのが特徴です。傷が癒えたら自然に笑えるようになります。
ただ、フラップ法を使用せずに内側法を適用したり、外側法で切りすぎてしまったりすると笑えない状況になることがあります。フラップ法とは、通常は切り取る鼻腔底の部分を切り離さずに縫い合わせて生かすことで、施術の後戻りを防ぐ手法です。
外側法で切りすぎると元に戻せないのが問題で、いつまでも笑えない悩みにさいなまれる可能性があります。
小鼻縮小によって笑えない状況が続かないように、技術力のあるクリニックで外科手術を受けましょう。
基本的には内側法と外側法による直接的な方法で小鼻縮小をすると笑顔を取り戻しやすいです。
笑う時の違和感を無くしたいことを医師に伝える
小鼻縮小の施術を受けるときには、笑ったときに違和感がない状態にしたいと医師に率直に伝えましょう。
小鼻縮小の施術はさまざまな形でデザインできます。カウンセリングのときに、いつも笑顔を出せるようにしたいと伝えて、医師と相談すればより良い形で施術をデザインしてもらえます。
小鼻縮小では顔貌を整えること、施術後の負担をなくすこと、笑顔で動きやすい状態にすることのバランスを考えて施術を検討します。
「笑えなくなるのは困る」と医師に伝えれば、希望を叶えられるように施術をデザインしてもらえるでしょう。
クリニックでカウンセリングを受けるときには、施術を受けるうえで何を大切にしているかを具体的に伝えることが重要です。伝えなければ医師がどのようなデザインをしたら良いかがわかりません。
漠然としたイメージでも良いので、自分の希望していることを医師に伝えるように心がけましょう。
ダウンタイムがあることを事前に理解しておく
小鼻縮小ではダウンタイムを避けられません。皮膚を切開する小鼻縮小をすると1週間以上のダウンタイムがあります。
切らない小鼻縮小をすればダウンタイムは短くなりますが、それでも皮膚が腫れてしまって笑えない状況になる場合もあります。
小鼻縮小の施術を受けたらダウンタイムがあることは事前に理解して覚悟しましょう。
ダウンタイムの症状は1週間から2週間くらいで緩和されて気にならなくなるのが一般的です。外科手術をした場合の抜糸も1週間程度で行うので、痛みや糸による影響で笑えないのは一時的なことです。
ダウンタイム中に傷の治癒に努めれば、小鼻縮小の施術を受けて笑えなくなってしまう期間は短くなります。
ダウンタイムの対策の必要性を医師に詳しく説明してもらい、手術後は適切な対応をしましょう。
当院の小鼻縮小の特徴
当院では小鼻縮小の内側法と外側法をミックスしています。
切除による小鼻縮小を基本として、できるだけ目立たないように組織を取り除いているのが当院の特徴です。
メスを入れて切開するので糸による縫合は必要ですが、糸によって笑えない状況にならないように縫合方法も患者様に合わせて設計しています。
当院では最終的にどのような顔貌にしたいかをイメージしてデザインしています。
内側法と外側法だけでなく、フラップ法やあんこ抜き処理なども組み合わせることも可能です。あんこ抜き処理は肉厚な小鼻の対処になる施術で、皮下脂肪や皮脂腺などを除去して厚みを減らせます。
当院では患者様の悩みを解決することを大切にしています。
小鼻縮小の施術を受けた後に笑えないのは困るという方にも最善の方法を考えて施術をしていますので、気軽にご相談ください。
当院の小鼻縮小の施術症例
当院では小鼻縮小で患者様の悩みに応えてきました。ここでは当院で行った小鼻縮小の施術症例を紹介します。
内外側両方の切開で、小鼻を挙上させる方向で皮下縫合での固定もしています。鼻の穴の自然な丸みを残しつつ、鼻腔底の隆起も温存しながら全体的に小さくするようにしています。
はれ、むくみ、内出血、痛みのダウンタイムが1から2週間全員に起こります。痛みは3から4日は痛み止めを飲んで生活。1週間くらいすると押さえると痛い程度になります。内出血は平均2週間くらいで目立たなくなります。稀に感染がありますが、そのような際は責任を持って当院で治療します。仕上がりには個人差があるので、手術を受けた人全員がこの写真の様な変化をするわけではありませんのでご注意下さい。カウンセリングにて、診察させていただいた上でその方一人一人の状態をふまえて、治療法をご提案します。
内外側両方の切開で、小鼻を挙上させる方向で皮下縫合での固定もしています。鼻の穴の自然な丸みを残しつつ、鼻腔底の隆起も温存しながら全体的に小さくするようにしています。
はれ、むくみ、内出血、痛みのダウンタイムが1から2週間全員に起こります。痛みは3から4日は痛み止めを飲んで生活。1週間くらいすると押さえると痛い程度になります。内出血は平均2週間くらいで目立たなくなります。稀に感染がありますが、そのような際は責任を持って当院で治療します。仕上がりには個人差があるので、手術を受けた人全員がこの写真の様な変化をするわけではありませんのでご注意下さい。カウンセリングにて、診察させていただいた上でその方一人一人の状態をふまえて、治療法をご提案します。
このように当院の小鼻縮小では最終的な姿をイメージしつつ、笑えないようなトラブルが起こりにくいように細心の注意を払って施術をしています。
さまざまな悩みに応えられる小鼻縮小をしていますので、ぜひ当院にご相談ください。
小鼻縮小で笑えないことに関するよくある質問
当院では、小鼻縮小によって笑えなくなるのではないかという不安がある方からのお問い合わせはよくあります。
小鼻縮小後の悩みについて以下のような質問が多く寄せられています。
- 大笑いすると糸が切れてしまいますか?
- 小鼻縮小で笑えない期間はどのくらいですか?
- 小鼻縮小のダウンタイムで気をつけることはありますか?
小鼻縮小の手術を受けるときには不安をなくすことが大切です。ここでは、小鼻縮小と笑顔に関するご質問にお答えします。
大笑いすると糸が切れてしまいますか?
小鼻縮小後に大笑いをすると、固定のために使用している糸が切れる場合があります。必ず糸が切れるというわけではありませんが、抜糸を終えるまでは特に意識をして笑い過ぎないように気を付けましょう。
小鼻縮小で切除した範囲や術式によって糸の切れやすさにも違いがあります。切らない小鼻縮小をしたときには糸が切れてしまうと形が崩れるため、施術を受けた意味が半減してしまうでしょう。
外科手術で小鼻縮小をすれば、糸がもし切れたとしても大きく形が崩れることがなく、修正もしやすくなります。うっかり大笑いをしてしまったときにも問題が起こりにくいでしょう。
小鼻縮小で笑えない期間はどのくらいですか?
小鼻縮小をして痛みや違和感で笑えない状況が続くのは1週間から2週間が目安です。
ダウンタイムの期間は個人差が大きく、自然に笑えるようになるまでに1ヶ月から2ヶ月くらいかかる場合もあります。
施術後の過ごし方も小鼻縮小によって笑えない期間を変える要因です。
基本的に小鼻縮小による傷が癒えて、組織全体が落ち着くと違和感なく笑えるようになります。小鼻縮小後に笑えないのは傷が完治していないことによる一時的な症状です。
患部を刺激しないように意識してアフターケアをすることが大切です。
小鼻縮小のダウンタイムで気をつけることはありますか?
小鼻縮小のダウンタイム中は腫れや痛みなどが発生することがあります。小鼻縮小の施術後はできるだけ患部の治癒を早められるように、刺激を避けることが大切です。
鼻をかんだり、傷口にメイクをしたり、うつ伏せで寝たりすると治りが悪くなる可能性があります。また、入浴やアルコールの摂取によって血行が良くなると、腫れや痛みの症状が悪化する場合があります。
少なくとも小鼻縮小の施術後、1週間程度は刺激をしないように意識して生活しましょう。
【まとめ】小鼻縮小で笑えない原因と対処法
小鼻縮小をすると笑えない状況になるのは、外科手術による痛みや糸による違和感が主な原因です。手術のデザインが理想とはずれていて、自然な笑顔になれない場合もあります。
小鼻縮小をしても笑えるようにするには、医師に希望を伝えて適切な術式の施術を受けることが大切です。ダウンタイムのセルフケアを徹底することで、笑えない期間も短くできます。
当院では「小鼻縮小をすると笑えなくなるのではないか」という不安を持っている方にも施術をしてきた実績があります。
患者様のご希望をヒアリングして施術をデザインしていますので、小鼻縮小に興味を持たれた方はぜひ当院にご相談ください。
このコラムを監修したドクター
経歴
-
- 2013年
- 昭和大学医学部卒業
-
- 2013年
- 藤枝市立総合病院 初期研修医
-
- 2015年
- 昭和大学病院 形成外科入局
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