アクアフィリング豊胸の失敗・後悔例を紹介
- 幸地先生監修

過去に受けたアクアフィリングの豊胸術によって、しこりや痛み、注入剤の移動に悩まされている方が増えています。
「安全だと言われたのに、どうしてこんなことに」「どこで除去すればいいのか分からない」と、後悔と不安を抱えている方もいるかもしれません。
アクアフィリング除去は、体内に留まり続ける異物を取り出し、胸の自然な形と健康を取り戻すための手術です。
本記事では、アクアフィリング豊胸の失敗例や銀座マイアミ美容外科が提供するアクアフィリング除去の特徴などについて詳しく解説します。
幸地医師
- 異物反応によってしこり・硬化が生じ、バストの感触や形が損なわれることがある
- 注入剤が重力や筋肉の動きによって腋窩・腹部・背中などへ移動することがある
- 注入から数年後に突然遅発性感染・炎症を引き起こし、抗生剤だけでは治療できないケースがある
- 慢性的な炎症が周辺の乳腺・脂肪組織を溶解させることがある
- 原料のアクリルアミド(モノマー)に発がん性・神経毒性の懸念が指摘されている
アクアフィリング豊胸で後悔している方の失敗例・問題点

アクアフィリングは、かつて「体になじみやすい」「感触が柔らかい」などと喧伝され、手軽なプチ豊胸として広まりました。
しかし、現在では多くの合併症リスクが指摘されています。
ここでは、アクアフィリング豊胸で後悔している方が直面している、代表的な5つの失敗例と問題点について解説します。
しこり・硬化
アクアフィリングが体内で異物反応を起こすと、注入剤の周囲にしこり(肉芽腫や硬結など)が形成されたり、長期化によって硬い塊となったりすることがあります。
このままでは柔らかなバストの感触が失われてしまい、しこりが複数できると胸にデコボコとした不自然な変形が生じて見た目・触感ともに大きなストレスとなってしまいかねません。
しこりや硬化が自然に治ることは期待できず、時間の経過とともに悪化する恐れもあるため、早期の医療機関への相談が大切です。
幸地医師
移動(マイグレーション)
アクアフィリングは重力や筋肉の動きに影響されて、体内の広範囲に移動する性質を持っています。
注入したはずの胸から腋窩(わき)、腹部、さらには背中へと薬剤が流れ出し、本来ないはずの場所に膨らみが生じるトラブルが発生する恐れがあります。
これを「マイグレーション」と呼び、一度アクアフィリングが移動してしまうとどこまで広がっているかを特定して完全に除去するのが難しくなる点に注意が必要です。
移動が疑われるようであれば、できるだけ早期の処置がおすすめされます。
幸地医師
感染・炎症
アクアフィリングの恐ろしい失敗例の一つが、数年経ってから突然発症する「遅発性感染」です。
アクアフィリングの注入から数年後に細菌が増殖し、胸が赤く腫れ上がり、膿が出るといった激しい炎症を引き起こす可能性があります。
アクアフィリングは細菌が繁殖しやすく、一度感染を起こすと抗生剤だけでの治療は困難です。
原因となっている注入剤を、物理的に除去しなければなりません。
幸地医師
周辺組織の溶解
アクアフィリングが周囲の組織(脂肪や乳腺、筋肉)と接していると、慢性的かつ微弱な炎症が続き、組織を溶解させてしまうケースもあります。
組織の破壊が進むと、乳腺が萎縮したり脂肪が消失したりして、除去後に胸が変形してしまう原因となります。
乳腺組織を損傷させて痛みを生じさせるだけでなく、胸を変色させてしまう恐れもあるでしょう。
幸地医師
発がん性リスク
アクアフィリングの主成分であるポリアクリルアミドは、その原料となる単量体(モノマー)の「アクリルアミド」に発がん性や神経毒性の疑いがあるとして、危険視されています。[注1]
ポリアクリルアミド(重合体)そのものについては、現時点で発がん性リスクの確定的な報告はありませんが、原料に懸念が指摘されている以上、当院ではアクアフィリング豊胸を推奨していません。[注2]
国内では農林水産省もアクリルアミドの経口摂取による健康への影響について注意を呼びかけており、安全性が証明されていない素材を体内に残し続けることは、将来にわたるリスクとなり得ます。[注3]
[注1]アクリルアミドとは何か:農林水産省
[注2]ポリアクリルアミドの基本情報・配合目的・安全性 | 化粧品成分オンライン
[注3]アクリルアミドの健康影響:農林水産省
アクアフィリング除去とは

アクアフィリング除去は、体内に溶けずに留まり続ける注入剤を取り出し、胸の不自然な変形や炎症、健康上のトラブルを解消するための手術です。
除去の方法は大きく「吸引法」と「切開法(直視下法)」の2種類があります。
吸引法は、脇などに数ミリの小さな穴を開け、カニューレ(細い吸引管)を挿入して注入剤を吸い出す方法です。
皮膚への傷跡が小さく体への負担が軽いため、流動性の高い状態のアクアフィリングに対して有効なアプローチです。
切開法(直視下法)は、脇のシワやアンダーバストのラインに沿って数センチ切開し、医師が患部を直接目で確認しながら組織に入り込んだジェルを丁寧に取り除く方法です。
しこりが硬化・石灰化している場合や、感染によって壊死した組織が生じている場合には、吸引では対応が難しいため、切開法がより確実な選択肢となります。
いずれの方法においても、除去後は大量の生理食塩水で内部を徹底的に洗浄し、注入剤が残らないよう丁寧に処置します。
幸地医師
アクアフィリング除去をするタイミング
アクアフィリング除去をする理想的なタイミングは、「違和感や症状が出る前」です。
炎症が起きてからでは組織の損傷が進んでしまい、除去後の変形が大きくなるリスクがあるためです。
アクアフィリングがいつ痛みや腫れ、感染症などを引き起こすか分からないため、早期にクリニックへ相談するようにしてください。
放置することで注入剤がさらに広範囲に移動したり、深刻な感染症を招いたりする恐れもあります。
すでに痛みやしこり、赤みが出ている場合は、できる限り早期の受診が推奨されます。
幸地医師
アクアフィリング除去の流れ
銀座マイアミ美容外科では、以下のステップでアクアフィリング除去を行います。
| 1.事前診断 | 担当医師がカウンセリングにて注入後の経過や症状を詳しく確認します。 その後、エコー検査でアクアフィリングが体内でどのような状態にあるかを画像で診断。 |
|---|---|
| 2.麻酔・除去処置 | 手術当日は静脈麻酔をお選びいただけます。 患者様が眠っている間に、特殊な吸引器具と生理食塩水による洗浄を組み合わせ、体内のアクアフィリングを丁寧に取り除きます。 |
| 3.術後ケア・経過観察 | 術後は院内リカバリールームで体調を確認後、当日のご帰宅が可能です。 その後も定期検診を通じて、バストの組織が自然に馴染んでいく経過を医師が責任を持って見守ります。 |
切開をする際には、脇のシワやアンダーバストなど傷跡が目立たない箇所を選びます。
施術後は数日間の圧迫固定を行い、術後1週間程度で抜糸を行うのが通常の経過です。
幸地医師
銀座マイアミ美容外科のアクアフィリング除去の特徴

当院では、アクアフィリング除去はもちろん、他院で断られた難症例にも対応しています。
銀座マイアミ美容外科のアクアフィリング除去の特徴は、以下のとおりです。
- 乳房再建経験のある医師による施術
- 高性能なエコー(超音波)機器を駆使
- 特殊な器具を用いた吸引と組織洗浄
- 患者様の状態に合わせた術式の選択
乳房再建経験のある医師による施術
銀座マイアミ美容外科には、大学病院などで乳がん後の再建手術や先天的な変形の修正を手がけてきた形成外科専門医(日本専門医機構認定)が在籍しています。[注]
乳房の複雑な構造や血管・神経の走行を熟知しているため、正常な乳腺組織へのダメージを抑えながら、体内の注入剤を効率的に取り除くことができます。
正常な組織をできる限り傷つけない丁寧な手技は、術後の回復の早さや、自然な胸の形の維持につながる重要な要素です。
幸地医師
[注] 一般社団法人 日本形成外科学会:形成外科 専門医制度
高性能なエコー(超音波)機器を駆使
当院では、浅い層から深い層までを鮮明に映し出す高性能なエコー診断機器を使用しています。
アクアフィリングは体内では黄色っぽい外観であることも多いとされていますが、体内でどこまで広がっているかを肉眼で判断するのは困難です。
手術中にも必要に応じてエコーによる確認を行うことで、取り残しを防ぎ、目視では捉えきれない微細な注入剤やしこりまで徹底的にアプローチします。
幸地医師
特殊な器具を用いた吸引と組織洗浄
当院では、流動性のあるアクアフィリングに対しては、特殊な器具を用いて吸い出す治療を行なっています。
単なる注射器での吸引だけでは、硬くなったしこりや組織についた薬剤を取り切ることはできません。
状況により、生理食塩水で組織を優しく洗浄しながら、注入剤を乳化・吸引していくことで、広範囲に散らばった薬剤を効率的に回収します。
幸地医師
患者様の状態に合わせた術式の選択
当院では、注入剤の量、しこりの硬さ、炎症の有無などを総合的に判断し、一人ひとりに負担が少ない術式を選択します。
「吸引だけで行えるか」「切開して直接除去すべきか」の判断は、患者様の状態によって異なります。
たとえ切開が必要になった場合でも、傷跡が目立たないように高度な縫合技術を駆使した処置が可能です。
幸地医師
アクアフィリング除去後の豊胸術について

アクアフィリングを除去した後、「しぼんでしまった胸をまた大きくしたい」と願うのは、自然な心理です。
しかし、アクアフィリング除去後の再豊胸については、期間を空けて慎重にご検討いただく必要があります。
アクアフィリングが注入されていた組織は、慢性的な炎症によって免疫力が低下しており、通常の組織とは状態が大きく異なるためです。
そこに新たな脂肪やシリコンバッグを入れると、深刻な感染を引き起こす可能性が高まってしまいます。
一度感染(化膿)が起きると、注入した脂肪は生着せず、最悪の場合は組織が広範囲にわたって壊死してしまうこともあります。
幸地医師
アクアフィリング豊胸の失敗・除去に関するよくある質問

アクアフィリングの不安を抱える方から、特にお問い合わせの多い以下の質問についてお答えします。
アクアフィリングを放置すると、将来の授乳に影響しますか?
アクアフィリングを放置すると、将来の授乳に重大な影響を及ぼす可能性があります。
アクアフィリングが乳腺組織に浸潤し、乳腺炎を引き起こすリスクがあるためです。
炎症によって乳管が圧迫されたり、最悪の場合は膿が溜まって切開が必要になったりすることもあります。
これから妊娠・出産を考えている方は、組織が安定しているうちに除去しておくことをおすすめします。
幸地医師
吸引だけで取り切れない場合、切開が必要になりますか?
注入から時間が経ち、しこりが線維化・石灰化を伴って硬化している場合や、組織に強固に癒着している場合は、小切開による直接除去がより確実と判断されることがあります。
ただし、銀座マイアミ美容外科では闇雲に切開するのではなく、まずはエコーで状態を詳細に分析し、可能な限り小さな傷跡で最大限の除去ができる方法を選択可能です。
切開が必要な場合でも傷跡を目立ちにくく仕上げることは可能であるため、まずはご相談ください。
幸地医師
除去手術後、痛みや腫れはどのくらい続きますか?
個人差や除去量にもよりますが、腫れや痛みなどの症状は術後1~2週間程度で徐々に落ち着いていきます。
内出血の色味は2週間ほどで消失し、胸の違和感も1ヶ月ほどで徐々に落ち着いていくのが通常の経過です。
当院では、組織を傷つけにくい機器の使用や適切な麻酔管理によって、ダウンタイムの軽減に努めています。
術後も24時間対応の時間外連絡先をご案内しており、LINEやお電話での相談も可能です。
幸地医師
【まとめ】アクアフィリング豊胸の失敗例

今回は、アクアフィリング豊胸の失敗例や除去手術の概要について詳しく解説してきました。
アクアフィリング豊胸による主な失敗や後悔は、以下のとおりです。
- しこり・硬化
- 移動(マイグレーション)
- 感染・炎症
- 周辺組織の溶解
- 発がん性リスク
しこり、痛み、注入剤の移動といったトラブルは、適切な知識と技術を持つ医師に相談し、自分に合った処置を早期に受けることが大切です。
銀座マイアミ美容外科では、乳房再建経験のある医師が高性能エコーを駆使した診断のもと、患者様の状態に合わせたアクアフィリング除去を行っています。
処置を先送りにするほど組織へのダメージは蓄積し、除去の難易度も上がります。
アクアフィリング注入を受けた経験がある方は、まずお気軽にご相談ください。
幸地医師
このコラムを監修したドクター

経歴
-
- 2011年
- 琉球大学 卒業
-
- 2012年
- 昭和大学藤が丘病院 初期臨床研修
-
- 2014年
- 昭和大学形成外科教室 入局
-
- 2015年
- 昭和大学病院形成外科 助教
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当院の脂肪豊胸に関する論文がアメリカ形成外科医師会の刊行するPRSグローバルオープンに掲載されました。
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こちらの記事監修を丸山医師が行いました。
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