オトガイ形成と中抜きの違いとは?顎を短く整える術式と効果を解説
- 丸山院長監修

「顎が長くて面長に見えるのが悩み」「顎先の位置を整えて小顔になりたい」といった輪郭の悩みは、顔全体の印象を大きく左右する重要なポイントです。
顎先の印象を変える手術には、長さを短縮する「中抜き」と、前後位置を調整する「オトガイ形成」の二つの代表的な術式があります。
これらは似ているようで目的が全く異なるため、自分の悩みに合った方法を正しく選ぶことが、希望するフェイスラインを手に入れるための第一歩となります。
この記事では、オトガイ形成と中抜きの具体的な違いやそれぞれのメリット、リスク、ダウンタイムに至るまで詳しく解説します。
丸山院長
- 中抜きは顎の骨を一段詰めて垂直方向に短縮し、面長の解消を目指す手術
- オトガイ形成は顎先の前後位置を調整して、理想のあごのラインを目指す手術
- 自分の骨格にどちらの術式が合っているかは、カウンセリングで確認
- 二つの術式を組み合わせることで、長さ・位置を整える輪郭整形も可能
- 腫れ・痺れ・皮膚のたるみ・感染・骨の癒合不全など、術前にリスクを理解することも大切
「オトガイ形成」と「中抜き」の違い

「あごの骨切り」を検討する際に混同されやすいオトガイ形成と中抜きですが、実際にはフェイスラインへのアプローチの内容が異なります。
ここでは、両者の特徴や違いを整理します。
丸山院長
オトガイ形成は顎先の位置を前後させてバランスを整える
オトガイ形成とは、主に顎先の骨を移動させて位置関係を調整する手術を指します。
しゃくれた顎を後ろに下げたり、逆に顎がない場合に前に出したりすることで、患者様が理想とするフェイスラインに近づけるのが目的です。
顎先の位置をミリ単位で最適化することで鼻先と顎先の位置関係を整えて、整った横顔の指標である「Eライン」や「ハリウッドライン」などを目指せます。
丸山院長
中抜きは顎の骨を一段詰めて物理的に短縮する
「中抜き」は、その名の通り顎の骨の中間部分を帯状に切り抜き、ダルマ落としのようにして高さを詰める手術です。
こちらは顎そのものに「垂直方向の長さ」がある方、いわゆる面長な印象を解消したい場合に効果を発揮します。
顎を短縮することで顔の下半分の間延びした印象の解消が期待できます。
骨の位置調整だけでは解消できない「顎の長さ」に直接アプローチできるため、顔のサイズを変えたい方に適した手法です。
丸山院長
オトガイ形成と中抜きのどちらを選ぶべきか

どちらの術式を選ぶべきかは、患者様が抱えている悩みの原因と「顎をどう見せたいか」という最終的なゴールによって決まります。
顎の位置は良いが長さだけが気になる場合は「中抜き」、長さは適度だが位置だけが気になる場合は「オトガイ形成」を選択するのが基本的な考え方です。
ただし、長さも位置も両方改善したいというケースもあるため、患者様に合わせて両者を組み合わせたプランを立てることもあります。
当院では形成外科的な知見から、正面と横顔の両方が美しく見えるバランスを、一人ひとりの骨格に合わせてご提案しています。
自分にどちらが合っているか迷われている方も、まずはカウンセリングでの骨格診断から始めてみましょう。
丸山院長
オトガイ形成と中抜きを併用するケース

単一の術式だけでは解消しきれない悩みに対しては、オトガイ形成と中抜きを併用することもあります。
ここでは、オトガイ形成と中抜きを併用するケースを以下のとおり紹介します。
顎の長さとしゃくれを同時に改善したい
顎が物理的に長く、かつ前方にも突き出しているタイプの方は、中抜きとオトガイ形成の後方移動を同時に行います。
中抜きで垂直方向の長さを詰めつつ、切り出した骨片を後方へスライドさせて固定することで、シルエットの変化を期待できます。
長さと突出感の両方が解消されることで、顔の下半分がよりコンパクトな印象になるでしょう。
二つの施術を一度に行うため、別々に手術を受けるよりも身体への負担やダウンタイムの負担を抑えられる可能性もあります。
丸山院長
顎を短縮しながら前に出してEラインも整えたい
顎の長さは気になるけれど、顎先が平坦でメリハリがない場合は、中抜きで短縮した後に骨を前方(または斜め前)へ移動させます。
これにより、顎の縦幅を詰めながら顎先のポイントを際立たせられます。
単に短くするだけでなく、適度な立体感を出すことで、正面からは小顔に見え、横からは洗練されたEラインが際立つ仕上がりを目指せるでしょう。
丸山院長
オトガイ形成・中抜きのリスク

顎の骨を扱う手術には、メリットだけでなく考慮すべきリスクや副作用が存在します。
当院では、これらを正しく理解していただくことが、納得のいく手術結果を得るための重要な鍵であると考えています。
大きな腫れや赤み
骨を切り移動させるため、術後はどうしても「大きな腫れ」や「内出血による赤み(紫斑)」が生じます。
術後3日間が腫れのピークとなり、一時的に下顔面が大きく膨らむため、ダウンタイムの確保が不可欠です。
内出血による変色は、時間の経過とともに黄色く変化しながら1~2週間程度で落ち着いていきます。
当院ではアフターフォローも充実させており、施術後に心配なことがあれば24時間いつでも医師へ電話やLINEでご相談いただけます。
丸山院長
皮膚のたるみ
中抜きや大きな後方移動を行うと、それまで骨に支えられていた皮膚や筋肉が余り、たるみが生じることがあります。
特に骨の移動量が多い場合は、フェイスラインの皮膚の余りが目立ちやすいでしょう。
もしたるみが出たような場合は、糸リフトやほかの美容治療を併用して対応する可能性もあります。
基本的には、状態に合わせて医師に対応方法を検討してもらうとよいでしょう。
丸山院長
痺れや感覚麻痺
顎の骨には知覚を司る「オトガイ神経」が通っており、手術の操作による刺激で一時的に感覚が鈍くなることがあります。
下唇や顎先に、ピリピリとした痺れを感じる場合があります。
これらの神経症状の多くは数ヶ月程度で徐々に回復していきますが、経過には個人差がある点にご注意ください。
丸山院長
感染・血腫
口腔内から切開を行う手術の性質上、術後に細菌感染や血腫が生じる可能性がゼロではありません。
感染は稀なリスクではありますが、発症した場合には抗生剤の投与や洗浄処置などの対応が必要になります。
血腫についても、大きさによっては早期に排出処置を行うことがあります。
万が一これらの症状が疑われる場合は、できる限り速やかにご連絡ください。
丸山院長
骨の癒合不全
骨切り術では、切り離した骨片をワイヤーで固定し、時間をかけて骨同士を癒合させていきます。
しかし、まれに骨がうまく癒合しない「癒合不全」が起こることがあります。
喫煙は血流を阻害し、骨の癒合を妨げる要因となるため、状況によっては術前後の生活習慣の見直しが必要です。
また術後の安静指示を守らず顎に強い負荷がかかった場合にも、癒合不全のリスクが高まります。
癒合不全が生じた場合は、再手術が必要になることもあります。
丸山院長
顎の骨切り術なら銀座マイアミ美容外科へ

顎の骨切り術をご検討されているなら、ぜひ銀座マイアミ美容外科へお気軽にご相談ください。
銀座マイアミ美容外科の骨切り術の特徴は、以下のとおりです。
- 形成外科専門医(日本専門医機構認定)が執刀を担当
- 骨切り術に精通したベテランの麻酔科医・看護師によるチーム医療
- 施術後は24時間いつでも医師に連絡が可能
- 腫れを抑えるための薬を無料アフターケアとして提供
当院の骨切り術は、形成外科専門医(日本専門医機構認定)が執刀を担当します。
手術には麻酔科医と看護師も加わり、骨切り手術に豊富な経験を持つスタッフがチームとして対応可能です。
また、当院では術後の腫れを抑えることを重視しており、炎症や腫れを抑える薬の処方を無料のアフターケアとして提供しています。
骨切り手術の成功には、チーム全員の技術と連携が大切です。
当院では患者様一人ひとりの骨格に向き合い、納得のいく仕上がりを目指して丁寧に対応しております。
丸山院長
オトガイ形成・中抜きの症例写真

ここでは、オトガイ形成と中抜きを併用した症例の写真を以下のとおり紹介します。
中抜き、オトガイ形成の症例(術後1ヶ月)
術後1ヶ月ですが腫れも引いてしっかり輪郭に変化が出ています。
自然な範囲で、その中で1人1人の希望に合わせて決めさせていただいております。
痛みは3から4日は痛み止めを飲んで生活。1週間くらいすると押さえると痛い程度になります。
内出血は平均2週間くらいで目立たなくなります。顎先や下唇の痺れが出ることがあります。
多くは通常1ヶ月以内に改善します。
稀に感染がありますが、そのような際は当院にて適切に対応いたします。
仕上がりには個人差があるので、手術を受けた人全員がこの写真の様な変化をするわけではありませんのでご注意ください。
オトガイ形成(骨切り):495,000円〜550,000円(税込、麻酔代込)
血液検査:11,000円(税込)
中抜き、オトガイ形成の症例(術後3ヶ月)
自然な範囲内で、その中でもしっかり短くというご本人様のご希望に沿うよう骨を切除させていただきました。
また、骨切りを行うと顎下にたるみが出ることがあります。
術後にたるみが気になる場合、顔の脂肪吸引を行うことでたるみを解消させることができます。
術後3ヶ月で腫れも引いてしっかり輪郭に変化が出ています。
ここからもう少しスッキリして術後半年で完成します。
顎の骨は、オトガイ神経という感覚神経があるため、切除できる幅には限界があります。
痛みは3から4日は痛み止めを飲んで生活。1週間くらいすると押さえると痛い程度になります。
内出血は平均2週間くらいで目立たなくなります。顎先や下唇の痺れが出ることがあります。
多くは通常1ヶ月以内に改善します。
仕上がりには個人差がある点には、ご注意ください。
オトガイ形成(骨切り):495,000円〜550,000円(税込、麻酔代込)
血液検査:11,000円(税込)
小顔セット、顎中抜き、オトガイ形成

オトガイからエラまでの輪郭がシャープであれば、中抜き骨切+脂肪吸引でも輪郭の美しさが成立する場合もあります。
人間の顔は、骨、脂肪、筋肉、唾液腺、皮膚でできています。
それらの構成要素のどこに働きかければ効果的に小顔になれるのかといったことを考えて、患者様一人一人の輪郭に合わせて術式を選択するのが正解です。
痛みは3から4日は痛み止めを飲んで生活。
1週間くらいすると押さえると痛い程度になります。
内出血は平均2週間くらいで目立たなくなります。
顎先や下唇の痺れが出ることがありますが、多くは通常1ヶ月以内に改善します。
脂肪を吸ったところは1~3ヶ月程度ツッパリ感がでますが、動かしても大丈夫です。
稀に感染がありますが、そのような際は当院にて適切に対応いたします。
仕上がりには個人差があるので、手術を受けた人全員がこの写真の様な変化をするわけではありませんのでご注意ください。
中抜き骨切り:495,000円〜550,000円(税込、麻酔代込)
オトガイ形成(骨切り):495,000円〜550,000円(税込、麻酔代込)
血液検査:11,000円(税込)
丸山院長
オトガイ形成の症例写真はこちら
オトガイ形成と中抜きに関するよくある質問

ここでは、顎の骨切り手術をご検討中の方から、カウンセリングで頻繁に寄せられるご質問をまとめました。
骨を固定したワイヤーは将来的にレントゲン等に映りますか?
骨の固定に使用する医療用のワイヤーは金属製のため、術後の健康診断や歯科治療でのレントゲン、CT撮影にははっきりと映ります。
しかし、基本的には日常生活への影響を心配する必要はないと考えてよいでしょう。
空港のゲートなどを通過する際には事前連絡の義務はありませんが、係の方に固定具を装着している旨を伝えておくと、検査がスムーズに進みます。
ワイヤーは数ヶ月で骨に埋まり、組織の一部として安定するため、特に違和感やトラブルがなければ一生そのままでも問題ありません。
ただし、心配な点や痛み、違和感などがある場合は、早期に医師へ相談することが大切です。
また、もしワイヤーの除去を希望される場合は、骨が完全に癒合した後に抜去手術を行うことも可能です。
丸山院長
手術後に食事や会話が制限される期間は具体的にどのくらいですか?
術後2~3週間程度は、傷口への刺激を避けるためにゼリー飲料やスープ、お粥などの水分を中心とした食事が基本となります。
その後、口の中の腫れが落ち着いてくれば、柔らかいうどんや柔らかめに炊いたごはんなどの普通に近い食事が可能です。
会話については手術当日から可能ですが、数日間は顎が動かしにくいため、無理のない程度に抑えていただくことが、早い回復に繋がります。
丸山院長
骨を切ると将来的に皮膚がたるんでしまうリスクはありますか?
骨を短縮したり大きく引っ込めたりした場合、一時的に皮膚の余りを感じることはあります。
骨を切除したり位置をずらしたりする施術を受けることで、その部位の筋肉や脂肪などが余るケースがあるためです。
将来的な加齢によるたるみが心配な方には、脂肪吸引や糸リフト、HIFUなどの施術を併用する方法も選択できます。
丸山院長
【まとめ】自分に合った術式を選んで理想の顎先を手に入れよう

オトガイ形成と中抜きは、どちらも顎のコンプレックスを解決するために有効な手段ですが、その目的と効果は大きく異なります。
本記事の大切なポイントは、以下のとおりです。
- 中抜きは長さを解消して面長を改善し、オトガイ形成は位置を整えてフェイスラインを整える
- 自分の骨格にどちらの術式が合っているかは、カウンセリングで確認
- 二つの術式を併用すれば、長さと位置の両方を整えたより立体的な輪郭へのアプローチが可能
- 腫れ・内出血・痺れなどのリスクを事前に理解しておくことが大切
- 銀座マイアミ美容外科では、経験豊富な医師のチームによって腫れやリスクの低減に尽力
自分の骨格や理想の実現にはどのような施術方法が適しているのか、まずはカウンセリングで確認してみるとよいでしょう。
銀座マイアミ美容外科では、豊富な経験に基づくシミュレーションを通じ、患者様に最適化された施術の提供を目指しています。
丸山院長
このコラムを監修したドクター

経歴
-
- 1978年
- 愛知県豊橋市生まれ
-
- 2004年
- 昭和大学医学部卒業
-
- 2004年
- 聖隷浜松病院 勤務
-
- 2007年
- 昭和大学形成外科学教室 入局
-
- 2013年
- 昭和大学藤が丘病院形成外科 講師
-
- 2014年
- 他院 大手美容外科 入職
-
- 2015年
- 同院 統括院長就任
-
- 2017年
- 銀座マイアミ美容外科 開院
-
- 2018年
- 医療法人社団形星会 理事長就任
CONTACT
お問い合わせ
まずは無料のご相談から。
お気軽にお問い合わせください。
お電話でのご相談・ご予約はこちら
受付時間
10:00 - 19:00
OTHER
NEWS & COLUMNS
その他のお知らせ & コラム
すべて
お知らせ
コラム
-
クマ取りは脂肪注入なしでも可能?後悔しない方法を解説
丸山院長監修
-
オトガイ形成と中抜きの違いとは?顎を短く整える術式と効果を解説
丸山院長監修
-
オトガイ形成でしゃくれは治る?手術方法・費用・リスクを徹底解説
丸山院長監修
-
鼻翼挙上の名医を見極めるポイントを徹底解説!
新井先生監修
-
大陰唇がしわしわに見える原因や改善方法を徹底解説!
コラム幸地先生監修
-
小鼻縮小の名医の条件・医師選びの重要性を解説!
コラム新井先生監修
-
鼻孔縁下降術の名医を見極める5つの条件・医師選び
コラム新井先生監修
-
目の下のクマがひどい原因と改善法を徹底解説!即効性を求めるなら美容整形の検討も
コラム丸山院長監修
-
耳介軟骨移植の10年後はどうなる?変形リスクと後悔しないための対策
コラム新井先生監修
-
best choiceクリニック byGMOにてマイアミ美容外科が掲載されました
お知らせ
-
Mionni様の記事を監修いたしました。
お知らせ
-
こちらのサイトで当院が紹介されました。
お知らせ
-
こちらのサイトに当院が紹介されました。
お知らせ
-
当院の脂肪豊胸に関する論文がアメリカ形成外科医師会の刊行するPRSグローバルオープンに掲載されました。
お知らせ
-
こちらの記事監修を丸山医師が行いました。
お知らせ
-
ばれない豊胸(ロゴ)など、商標登録しました。
お知らせ
-
お役立ち情報満載の、銀座美容LABO、始めました!
お知らせ
-
ラジオ出演しました「北條元治のメディカルカフェ」ぜひお聴きください。
お知らせ
-
クマ取りは脂肪注入なしでも可能?後悔しない方法を解説
丸山院長監修
-
オトガイ形成と中抜きの違いとは?顎を短く整える術式と効果を解説
丸山院長監修
-
オトガイ形成でしゃくれは治る?手術方法・費用・リスクを徹底解説
丸山院長監修
-
鼻翼挙上の名医を見極めるポイントを徹底解説!
新井先生監修
-
大陰唇がしわしわに見える原因や改善方法を徹底解説!
コラム幸地先生監修
-
小鼻縮小の名医の条件・医師選びの重要性を解説!
コラム新井先生監修
-
鼻孔縁下降術の名医を見極める5つの条件・医師選び
コラム新井先生監修
-
目の下のクマがひどい原因と改善法を徹底解説!即効性を求めるなら美容整形の検討も
コラム丸山院長監修
-
耳介軟骨移植の10年後はどうなる?変形リスクと後悔しないための対策
コラム新井先生監修







