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二重整形手術後、元に戻ってしまうケースはあるのか?不安を解消いたします

目が小さく見える一重や目つきが悪くなる奥二重などのコンプレックスは、二重整形で解消できます。 ただ、口コミでは失敗したという意見もあるので不安と言う方も多いでしょう。 確かに失敗しないとは言い切れませんが、元に戻るリスクが低い治療法や失敗に関する知識を持っておけば回避できるので、きちんとチェックして二重整形に備えてください。

元に戻りにくい二重整形の治療法は?

埋没法による治療は、5年二重の線がついていれば成功と思った方が良いです。稀に、20年30年と二重の線が埋没法で確立できているかたもおられますが、普通は手術後5年くらいで薄らいでくるか、二重が狭くなってくるものです。従って、埋没法で永遠に持たせようということ自体に無理があります。やはり、戻りにくい二重の作成というと、切開法に勝るものはないですね、、。

二重整形が失敗する理由

二重整形が失敗する理由は、大きく分けると医師の技術力が足りないこと、カウンセリングで共通認識が持てなかったことが挙げられます。理想の二重を手に入れるには、失敗の原因をできる限り取り除くことが大事なので、失敗の理由をきちんと把握しておきましょう。当たり前の理由ということも含まれますが、以下に開設いたします。

担当医の技術力不足

同じ整形医であっても、医師になってから10年以上の人もいれば、医師免許取得したての新人もいます。
二重整形の成功は担当医のセンスやもともと備わっている才能もありますが、当然治療実績や経験値も関わっています。
実績も経験も少ない新人の美容外科医は、残念ながら熟練した技術を持つ医師には勝てません。
カウンセリングの時に今までの症例を出さない医師や医師免許を取得してから日が浅い医師の場合、技術が磨かれていないせいでうまく糸が止められなかったり、切開の溝が薄すぎたりして元に戻ってしまう可能性があります。技術力を担保するものとしては、形成外科専門医の資格を持っているかどうかということが挙げられます。形成外科専門医は、医師になって研修医を終えて、さらに形成外科の後期研修医を終えたのち、試験を通ればやっと得ることができる資格です。また、一旦専門医になっても、更新するには常に学術的にも患者さんの治療も努力し続けなければなりません。ただ単に美容外科医をしているだけとは努力と勉強量が違います。目の手術は特に失敗が許されません。せめて、形成外科専門医の資格保持者に依頼すべき分野の手術と思われます。

カウンセリング不足

美容整形において、もっとも重要なのがカウンセリングです。
人によっては、早く二重にしたいからカウンセリングはさっさと済ませたいかもしれません。
しかし、カウンセリングで自分の理想の二重がしっかり伝わっていないと、医師が把握しきれないことがあります。
最近は整形後のシミュレーション画像を見せてくれるクリニックもありますが、目の形やまぶたの厚みは人によって違うので、完璧に画像と同じ二重になるとは限りません。
カウンセリングは、どのような二重になりたいか、どのような二重を作るのか医師と患者の理解を一致させるために行うものです。
不一致のまま治療をしてしまうと、整形後に自分が思い描いていた二重と違う、ということになってしまうので注意しましょう。

二重整形前に必ず保証内容を確認しておく

失敗する理由を取り除いても、整形というのは100%成功するとは言い切れません。失敗に備えるために、二重整形保証の有無と保証内容の確認は、必ずしておきましょう。

保証内容はクリニックよって異なり、整形後、数ヶ月の保証がついているところもあれば、数週間しかついていないところもあります。
中には、「整形後の腫れや赤みには対処するが再手術は実費」といった保証内容もあります。

保証は、どのようなトラブルにも対応していること、できる限り保証期間が長いことが重要ですから、万が一のトラブルにも誠実に対応してくれる保証内容かきちんとチェックしておくことが大切です。

二重整形の失敗リスクはなくせる!

二重整形に限らず、美容整形後に治療部分が元に戻ってしまうケースはまったくないとは言い切れません。
こう聞くと、美容整形に対する不安がある方は尻込みをしてしまうかもしれませんね。しかし、元に戻る失敗というのは自分で防ぐことが可能です。

担当医の二重整形症例を見せてもらう、カウンセリングで自分の理想の二重を理解してもらっているか確認する、他にも口コミ評価の高いクリニックを探すなど労力を惜しまなければ失敗する可能性は限りなくゼロになるので、安易に料金だけで決めず、しっかり事前調査をして憧れの二重を手に入れてください。

まとめ

人工的に二重を作る整形手術は、基本的に元の一重や奥二重に戻ってしまうことはありません。二重整形は埋没法と切開法という2つの治療法がありますが、埋没法はまぶたを二重のラインができるように糸で固定しますし、切開法は二重ラインを切って二重を作るので元に戻ることはないのです。ただし、整形を成功させるには担当医の技術力やアフターケアが大きく関わってくるので、クリニック選びを失敗しないように注意しましょう。

このコラムを監修したドクター

小野寺 剛慧

銀座マイアミ美容外科 SALONE 院長

小野寺 剛慧 Takaaki Onodera

日本専門医機構 形成外科領域専門医

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経歴

  • 2006年
    和歌山県立医科大学卒業
  • 2006年
    東京医科歯科大学附属病院 勤務
  • 2008年
    昭和大学形成外科教室 入局
  • 2013年
    昭和大学病院形成外科 助教
  • 2015年
    他院 大手美容外科入職
  • 2018年
    船橋眼瞼下垂クリニック 院長
  • 2019年
    銀座マイアミ美容外科SALONE
    院長就任
  • 2019年
    医療法人社団形星会 理事就任

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メッセージ

当院では、目の手術をするにあたって、手術用の顕微鏡を使用することができます。肉眼やルーペを使用しての手術よりも拡大率が高くて精密な手術ができます。埋没法に関しても、マイクロ法という顕微鏡を用いた方法を行っています。顕微鏡を使用することでいっさい皮膚を切開することなく、埋没の糸を瞼に通すことができます。同じ針穴を通して2点どめをすることで、片瞼につき小さい針穴が4箇所開くだけという傷の少なさです。

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