そげ胸の進行を防ぐ!老けた胸を若々しい状態にするには?
- 小野寺院長監修

20代の若い方でも起こりうる「そげ胸」。
デコルテや胸の上部がげっそりとして老けた印象を与えがちなそげ胸ですが、若々しい状態にする方法はあるのでしょうか?
本記事では、そげ胸の原因や進行を予防する方法を詳しくお伝えします。

目次
そげ胸とはバスト上部の脂肪が無くそげた状態!
そげ胸とは、デコルテから胸の上部までの脂肪が落ち、バストの下部がたるんでしまった状態を指します。
ご自身の胸に以下のような特徴が現れていませんか?
- 胸の弾力が失われている
- ブラの上部が浮いている
- 鎖骨周りが目立ちやすい
- デコルテにふっくら感がない
- バストが下向きになっている
上記で挙げた特徴は、そげ胸の初期段階として起きことがあり、時間が経つにつれて徐々に進行していきます。
そげ胸が垂れ乳まで悪化した場合、セルフケアで元に戻すのは難しいでしょう。

そげ胸になる原因
そげ胸を進行させてしまう代表的な原因は以下の通りです。
- 加齢
- 運動不足
- 姿勢の悪さ
- 妊娠・出産
そげ胸はどの年代の女性にも起こりうるもので、なかには生活習慣の蓄積から来るケースも存在します。
ご自身の生活スタイルや胸の状態と照らし合わせながらお読みください。
加齢
そげ胸の原因には加齢によるバストの下垂があります。
バストのハリ感を維持するコラーゲンやエラスチンの減少が理由で、歳を重ねるごとに乳房全体を支える力も弱まっていきます。
20代はデコルテ部分のボリューム減少の兆候が見られ、30代を過ぎるとバストの下垂や外側へ流れてしまうなど、加齢の影響は段階的に進行するでしょう。

運動不足
デスクワークの方や運動習慣が無い方は、血行不良に陥っている可能性があります。
運動不足によって血行が悪くなると、バストのボリュームを維持する酸素や栄養が届きにくくなってしまいます。
毎日少しずつ全身運動を取り入れることで、血行不良を食い止めましょう。
姿勢の悪さ
背筋が丸まっていると大胸筋が使われない状態が続き、土台から痩せたそげ胸になる恐れがあります。
また、姿勢が悪いことで以下のようなデメリットが生じるリスクが高まります。
- 肺や胃を圧迫して呼吸が浅くなる
- 血行が悪くなりバストに必要な栄養を届けにくくなる
- 若い方でもデコルテの痩せやバストの下垂が進行する
姿勢の悪さによって、身体の歪みが引き起こり、胸だけでなく顔や全身が老け込むリスクも考えられます。
早急に正しい姿勢を身につけて、普段の生活から意識しましょう。

妊娠・出産
妊娠や母乳でお子さんを育てた方は、特にデコルテ部分から胸がそげてしまう傾向が見られます。
妊娠や授乳期間中はバストの体積が大きくなることで、胸を支えるクーパー靭帯や皮膚が下垂しやすくなります。
そのため、20代でも妊娠や出産によってそげ胸になってしまう可能性は十分に考えられるでしょう。

そげ胸の進行を予防する方法
そげ胸の進行を予防する方法は以下の通りです。
- 筋トレ
- 姿勢の改善
- 生活習慣の改善
そげ胸の進行を予防するだけでなく、同時に「胸を大きくする」メリットも期待できますので、ぜひ最後までご覧ください。

筋トレ
バストの土台である「大胸筋」を意識的に鍛えると、そげ胸や垂れ乳の改善が期待できます。
本記事では、自宅で簡単にできる筋トレ「合掌ポーズトレーニング」をご紹介します。
合掌ポーズトレーニングによってバスト周りの血行改善が期待できますので、画像のルーティーンを1セット10回、1日に2~3回続けてみましょう。
「筋トレがきつい」という方は1セットの回数を減らし、手順2をキープするだけでも効果が期待できますので、ぜひお試しください。
姿勢の改善
普段から正しい姿勢を意識することで、バストを支える筋肉を取り戻しやすくなるでしょう。
まずは簡単にできる「猫背チェック」をお試しください。
立つ時も座る時も、頭の頂点から足先まで糸で吊り上げられているイメージを意識します。
普段から正しい姿勢で生活すると、全身の筋肉をしっかり使えるようになり、バスト周りの血行も促進されるでしょう。

生活習慣の改善
そげ胸の予防には、日々の生活習慣を整えることが欠かせません。
「規則正しい生活」はバストの土台を維持したり、日々の活動を活発にしたりする原点です。
以下の項目をもとに、日々の蓄積によるそげ胸の進行を食い止めましょう。
- 日光を浴びる
- 毎日十分な睡眠をとる
- 湯船に浸かって血行促進する
- バランスの良い食事を取り入れる
特に、そげ胸予防には「食事・睡眠・適度な運動」のバランスが大切です。
女性ホルモンが乱れる生理不順や、バストを支える栄養素が足りない状態をできるだけ避けなければいけません。
日々を丁寧に過ごし、健康的なふっくらとしたバストを目指しましょう。

そげ胸を改善するには美容整形もおすすめ
銀座マイアミ美容外科でも提供している「そげ胸改善が可能な美容整形」をご紹介します。
- そげ胸を改善する美容整形
- 進行したそげ胸を改善する美容整形
そげ胸の程度に応じて必要な施術が異なりますので、ご自身の胸の状態を確かめながら見ていきましょう。

そげ胸を改善する美容整形
そげ胸の初期段階におすすめする美容整形は、以下の通りです。
- 脂肪注入豊胸
- シリコンバッグ豊胸
- ヒアルロン酸注入豊胸
上記の施術は、そげ胸で生じる「デコルテのそげ」や「バストの垂れ下がり」をカモフラージュする効果が期待できます。
豊胸を行うことでバストの足りない部分も補完でき、美しくバストアップする効果も同時に得られるでしょう。

進行したそげ胸を改善する美容整形
そげ胸がすでに進行している場合は、以下のような「胸を切る手術」で改善することができます。
- 乳房縮小術
- 乳房吊り上げ
上記の手術はメスを入れて物理的にバストを引き上げるため、そげてしまった胸や垂れ乳を正しい位置へ戻すことが可能です。

そげ胸に関してよくある質問
そげ胸に関する以下の質問にお答えします。
- そげ胸は元に戻せますか?
- 若いのにそげ胸になる原因は何ですか?
- そげ胸を悪化させないためにはブラジャーも大切ですか?
「そげ胸を治したい」という方にとって役立つ知識ですので、ぜひ最後までご覧ください。
そげ胸は元に戻せますか?
一度そげてしまった胸を自力で元に戻すのは難しいでしょう。
ただし、今以上にそげ胸を進行・悪化するのを防ぐにはセルフケアを行うことが重要です。
そげ胸を悪化させない方法の例は以下の通りです。
- 大胸筋を鍛える
- 食事や睡眠の見直し
- 正しい姿勢で生活する
上に挙げた項目はそげ胸の予防策としても役立ちますが、完全に元の状態へ戻すことはできません。

若いのにそげ胸になる原因は何ですか?
20代や若い方でもそげ胸になってしまう理由として、以下が挙げられます。
- 妊娠や出産
- うつ伏せで寝るのが癖
- クーパー靭帯が伸びてしまった
- ブラジャーの着け方やサイズが間違っている
これらの要因が複数組み合わさり、バストの下垂やそげを助長させている可能性があります。
そげ胸は日々の蓄積から場合もあるため、現在の生活習慣やブラジャーのサイズなどをチェックしてみましょう。

そげ胸を悪化させないためにはブラジャーも大切ですか?
サイズの合ったブラジャーを正しく着けることは、そげ胸予防に役立ちます。
普段の生活から、以下の注意点を守りましょう。
- サイズの合ったブラジャーを選択する
- 正しい状態でブラジャーを着用する
- 運動時にはスポブラを着用する
- 睡眠時にはナイトブラを着ける
特にブラジャー選びは重要で、サイズが合わなければバストへ負担をかけてしまう恐れがあります。
ご自身の胸に合うブラジャーを用途ごとに使い分けて、そげ胸を悪化させる「バストの下垂」や「クーパー靭帯の伸び」を防ぎましょう。
【まとめ】そげ胸でお悩みの方はご相談ください
本記事では、そげ胸の原因や予防法を解説しました。
20代の若い方でもそげ胸になる可能性は十分考えられますので、コツコツ予防することが大切です。

このコラムを監修したドクター

経歴
-
- 2006年
- 和歌山県立医科大学卒業
-
- 2006年
- 東京医科歯科大学附属病院 勤務
-
- 2008年
- 昭和大学形成外科教室 入局
-
- 2013年
- 昭和大学病院形成外科 助教
-
- 2015年
- 他院 大手美容外科入職
-
- 2018年
- 船橋眼瞼下垂クリニック 院長
-
- 2019年
- 銀座マイアミ美容外科SALONE
院長就任
-
- 2019年
- 医療法人社団形星会 理事就任
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