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鳩胸とは?原因や治し方、谷間を作れる豊胸術を解説

鳩胸

胸が前方に突き出る、特徴的な体型である「鳩胸」によって、「谷間ができにくい」「胸板が厚くてゴツく見える」などのコンプレックスを抱えている方もいるのではないでしょうか?

本記事では、「鳩胸になる原因」や「鳩胸の治し方」の内容に加えて「鳩胸の見た目を改善できる豊胸術」についても詳しく解説します。

なお、「お悩みや希望ごとにどの豊胸を選べばいいのか?」については以下の記事でも紹介していますので、合わせてご確認ください。

鳩胸とは?

鳩胸とは?

鳩胸とは、胸骨や肋軟骨が前方に突き出ている状態のことです。

胸骨は、胸の前側・中央にある、縦長の大きな板状の骨を指し、肋軟骨は、胸骨と肋骨の隙間をつないでいる軟骨のことです。

鳩胸の状態では、胸骨や肋軟骨が変形し、胸板が厚く盛り上がっているように見えます。

鳩(ハト)も同じように胸が前方に突き出ていることから、鳩胸と呼ばれます。

鳩胸になる原因

鳩胸になる原因

鳩胸になる原因は、以下の通りです。

  • 遺伝によるもの(先天性)
  • 疾患によるもの(後天性)

それぞれの原因について詳しく解説します。

遺伝によるもの(先天性)

鳩胸の原因のほとんどは先天性で、遺伝によって起きています。

先天性の鳩胸の場合、3〜10歳頃に気づく傾向があります。

幼少期に鳩胸が目立っていた場合も、成長とともに気にならなくなるケースも少なくありません。

疾患によるもの(後天性)

後天性の鳩胸の原因は、主に疾患です。

代表的な疾患としては「くる病」が挙げられます。

くる病は「骨の形成がうまくできない病気」で、乳児期のビタミンD・カルシウム・リンなどの不足が主な原因です。

くる病になると、鳩胸の他にO脚などの症状を引き起こすことがあります。[注1]

[注1] 一般社団法人 日本内分泌学会:くる病

また、くる病以外で鳩胸の原因になり得る疾患としては、骨形成不全症や、マルファン症候群などが挙げられます。

鳩胸の女性に起こりがちなお悩み

鳩胸の女性に起こりがちなお悩み

鳩胸の女性に起こりがちなお悩みは、以下の通りです。

  • 谷間ができにくい
  • 太って見えやすい
  • バストとウエストの両サイズがあう服を見つけにくい

それぞれのお悩みについて詳しく解説します。

谷間ができにくい

鳩胸のバストでは、骨格の形の影響で乳房が左右に流れやすくなっています。

乳房が左右に流れて離れることで、真ん中に寄せることが難しくなり、十分なバストがあっても谷間を作りにくくなります。

太って見えやすい

鳩胸はバストが突き出る体型であるため、元々バストが大きく見えます。

これは利点になることもありますが、バストの大きい女性の場合「大きく見えすぎてしまう」ことが欠点です。

また、骨格によって胸板が厚くなるため、大胸筋を鍛えているようなたくましい印象になってしまいます。

男性の場合はそれもメリットになることがありますが、女性の場合は外見上不利になってしまうこともあります。

バストとウエストの両サイズがあう服を見つけにくい

鳩胸の状態では、実際のバストサイズよりも胸が前に突き出ています。

そのため、本来のバストサイズより大きめの服を選ぶことが必要です。

しかし、自分のバストより大きい服を選ぶと、ウエストも当然大きくなります。

鳩胸でもウエストは普通であるため、鳩胸に合わせて服を選ぶと「ウエストが余る」ことが多いのです。

このように、バストとウエストの両方のサイズに合う服を見つけにくいことも、鳩胸の女性に起こりがちなお悩みです。

鳩胸は外科手術によって治すことが可能

鳩胸は外科手術によって治すことが可能

鳩胸は外科手術によって治すことが可能で、手術が行われるのは3歳以降です。

手術では、軟骨膜を残しながら、変形している肋軟骨を切除します。

これにより、軟骨膜を短縮することで、鳩胸の矯正を期待できます。

これは体に対する侵襲(ダメージ)も少なく、変形の矯正もしやすいことから多様されている手法です。[注2]

[注2] 一般社団法人 日本形成外科学会:鳩胸

鳩胸をキレイに見せる方法

鳩胸をキレイに見せる方法

鳩胸をキレイに見せる方法は、以下の通りです。

  • ストレッチを行う
  • 胸が目立ちにくい服を着る
  • 布面積が小さめのブラジャーを着用する
  • 鳩胸の見た目が気になる場合は豊胸も検討する

それぞれの方法について詳しく解説します。

ストレッチを行う

鳩胸の状態も含め、バストの形はストレッチによってある程度の改善が可能です。

バストの形は姿勢や普段の筋肉の使い方で決まっている部分があり、ストレッチによってその部分の改善を図れるためです。

具体的なやり方は、以下のInstagramの動画で解説しています。

 

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やり方の手順をまとめると、以下の通りです。

  1. タオルを用意する
  2. 両手で左右に引っ張ったまま、バンザイの形で持ち上げる
  3. そのまま下げて、頭の後ろに回す
  4. 手の平を外側に向けて、両腕Wの形を作る
  5. この時、肩甲骨を真ん中に寄せるように動かす
  6. 上に上げて戻す
  7. この動きを繰り返す

このストレッチを1日5分程度行うと、バストが綺麗に見える姿勢を維持しやすくなります。

胸が目立ちにくい服を着る

胸が目立ちにくい服を着れば、当然鳩胸も目立ちにくくなります。

根本的に鳩胸を解消できる方法ではありませんが、即効性のある方法です。

布面積が小さめのブラジャーを着用する

布面積が小さめのブラジャーは、通常ブラジャーと違ってバスト上部の布がありません。

(ブラジャーの構造上下部の布は必要なため、下部の布はあります)

鳩胸の女性は、バストの上部が突出しています。

そのため、本来のバストサイズに合うブラジャーを着用すると、バストの上部が圧迫されてしまうのです。

しかし、上部の布がないブラジャーを選べば、上部への圧迫もありません。

そして、下部は本来のバストサイズでブラジャーを選んでいるため、ぴったり収まります。

布面積が小さいブラジャーは、主に3/4カップとハーフカップに分かれます。

胸板の突出が大きい場合はハーフカップ、それほど大きくない場合は3/4カップを選ぶのが良いでしょう。

鳩胸の見た目が気になる場合は豊胸も検討する

ここまで解説してきた方法は全て、鳩胸自体を解消できる方法ではありません。

鳩胸自体を解消できる方法は外科手術ですが、一般的には変形している肋軟骨を切除するため、「手術は怖い…」という方も多いでしょう。

切除する手術なしで、鳩胸の見た目を改善したい場合、豊胸術が選択肢の一つになります。

たとえば脂肪注入豊胸やヒアルロン酸注入豊胸の場合、谷間に注入を行うことで、谷間の離れた状態(離れ乳)の改善を期待できます。

鳩胸の骨格自体が治るわけではありませんが、このような方法で見た目の改善を図ることはできるわけです。

これらの豊胸術については、以下のページで詳しくご紹介しています。

豊胸の施術ページはこちら

鳩胸を豊胸で改善するメリット

鳩胸を豊胸で改善するメリット

鳩胸を豊胸で改善するメリットは、以下の通りです。

  • 胸の左右差の改善も期待できる
  • 鳩胸を目立たなくすることができる
  • 複数の豊胸術から選ぶことができる

それぞれのメリットについて詳しく解説します。

胸の左右差の改善も期待できる

鳩胸は左右両方の胸が突き出るとは限らず「片方だけが突き出る」こともあります。

このような場合、バストのサイズも片方だけが小さく見えてしまうのです。

豊胸術では片方だけのバストアップも図れるため、こうした左右差の改善も期待できます。

鳩胸を目立たなくすることができる

胸の谷間の開きが原因で鳩胸が目立ってしまっている場合、これを目立たなくすることもできます。

具体的には、谷間の部分に脂肪やヒアルロン酸を注入し、谷間を埋めるような豊胸施術を行います。

複数の豊胸術から選ぶことができる

豊胸術は主に、以下の3種類に大別できます。

  • 脂肪注入豊胸
  • ヒアルロン酸注入豊胸
  • シリコンバック豊胸

このうち、鳩胸の改善に適しているのは、脂肪注入豊胸とヒアルロン酸注入豊胸です。

シリコンバックを挿入すると、骨格の力によってバックも外側に追いやられてしまい、逆に鳩胸が目立ってしまうことがあります。

このため、選択肢は脂肪注入かヒアルロン酸注入となりますが、この2つから選べることも豊胸術の利点です。

脂肪注入豊胸は、一度定着した脂肪が半永久的に残ることや、感触が完全に自然であることが特徴です。

ヒアルロン酸注入豊胸は、脂肪の採取が必要ないため、痩せ型の方でも行いやすいことがメリットといえます。

鳩胸を豊胸で改善するデメリット

鳩胸を豊胸で改善するデメリット

鳩胸を豊胸で改善するデメリットは、以下の通りです。

  • 離れ乳が悪化する可能性がある
  • ダウンタイムが起こる可能性がある
  • 脂肪が少ない方は受けられない可能性がある

豊胸のデメリットについては、以下の記事でも詳しく解説しています。

豊胸のデメリットを手術方法別に解説|対策やメリットも紹介

離れ乳が悪化する可能性がある

特にシリコンバック豊胸を行った場合、離れ乳が悪化する可能性があります。

離れ乳とは、乳房が左右に離れてしまっている状態です。

鳩胸の場合、骨格に乳房が押されることで、離れ乳になっています。

この状態でシリコンバックを挿入すると、バックも骨格に押されてしまい、外側に向いてしまう可能性があります。

そうなると、バッグのボリュームによって離れ乳がさらに目立ち、悪化してしまう恐れがあるのです。

そのため、鳩胸を豊胸で改善したい場合は、脂肪注入豊胸かヒアルロン酸注入豊胸が推奨されます。

離れ乳の改善方法については、以下の記事でも詳しく解説しているので、ぜひご参照ください。

離れ乳とは?原因や改善方法・治し方を詳しく解説

ダウンタイムが起こる可能性がある

豊胸も含め、美容医療の施術のほとんどはダウンタイムが起こる可能性があります。

脂肪注入豊胸とヒアルロン酸注入豊胸のダウンタイムは、おおよそ1週間程度です。

脂肪やヒアルロン酸を注入するのみで、切開などは行わないため、ダウンタイムの症状は重いものではありません。

脂肪が少ない方は受けられない可能性がある

脂肪注入豊胸の場合、注入する脂肪を患者様ご自身の体から採取します。

そのため、脂肪が極端に少ない方は施術を受けられないことがあります。

ただ、このデメリットについては、痩せ型の患者様の脂肪採取・脂肪注入の経験を十分に持つ医師であれば、一定のレベルまで対処可能です。

当院でも、これまでにボディビルダーの患者様など、脂肪が少ない方への脂肪注入豊胸を行った経験があります。

鳩胸で豊胸を検討している場合は当院にご相談ください

鳩胸で豊胸を検討している場合は当院にご相談ください

鳩胸で豊胸の施術を受けることを検討している方は、ぜひ当院にご相談ください。

当院では、脂肪注入豊胸・ヒアルロン酸注入豊胸の双方にご対応可能です。

特に脂肪注入豊胸では「バレない豊胸」のメニューをご提供しています。

このメニューは名前通り、1〜1.5カップ程度ずつ、バレないように自然なバストアップを図る施術です。

まとめて1箇所に脂肪を注入するのでなく、皮下、筋肉内、乳腺下というように、少量ずつ分散して注入することで、しこりができるリスクの軽減を図っていることが特徴です。

また、コンデンスリッチファット(CRF)などの高品質な脂肪を注入することで、生着率を70%程度まで高めることも期待できます。

このバレない豊胸も含め、当院での鳩胸への豊胸治療に関心をお持ちいただけたら、ぜひカウンセリングでご相談ください。

無料のご相談はこちら

鳩胸に関してよくある質問

鳩胸に関してよくある質問

鳩胸に関してよくある質問は、以下の通りです。

  • 鳩胸の治し方はありますか?
  • 鳩胸でも谷間は作れますか?
  • 鳩胸の人が太って見えるのはなぜですか?

それぞれの質問にお答えしていきます。

鳩胸の治し方はありますか?

鳩胸を根本的に治す方法は、以下の2種類に分かれます。

  • 外科手術
  • 突出部を装具で圧迫する治療

圧迫する治療法については、年齢が高い場合や胸郭が硬い場合などは、適用が難しくなります。

手術を行える状態であれば、多くの方々にとって根本的な治療となりやすい選択肢は、外科手術です。

鳩胸でも谷間は作れますか?

鳩胸でも谷間は作れます。

谷間部分に脂肪やヒアルロン酸を注入することで、谷間を埋める豊胸術が選択肢の一つです。

鳩胸の症状が軽い場合やバストが大きい場合には、寄せ方やブラジャーの工夫によって谷間を作れる可能性もあります。

しかし、鳩胸の症状が重い場合やバストが小さい場合には、脂肪注入やヒアルロン酸注入による豊胸術が有効です。

鳩胸の人が太って見えるのはなぜですか?

鳩胸の方が太って見える原因は「胸板が厚くたくましいように見える」「バストが本来のサイズより大きく見える」という理由です。

胸板については、男性ではメリットとなることもありますが、女性の場合は「ゴツい外見」になってしまうことがあります。

バストのサイズが大きく見えることは、女性にとってメリットとなることがあるでしょう。

しかし、元のバストサイズが十分に大きい場合、鳩胸だと「バストが大きすぎる」ように見えてしまうこともあります。

【まとめ】鳩胸の原因や治し方

【まとめ】鳩胸の原因や治し方

鳩胸の原因は主に生まれつきの骨格です。

治し方は外科手術が基本で、年齢が若い場合や胸郭が柔らかい場合は、装具による圧迫治療も可能です。

これらの手術や治療以外では、豊胸術によって見た目の改善を図ることもできます。

特に離れ乳の場合は、脂肪注入豊胸やヒアルロン酸注入豊胸によって、谷間を埋めるアプローチも可能です。

当院はこの両方の豊胸術で実績を持っており「バレない豊胸」などの工夫を凝らした施術もご提供しています。

また、当院は在籍する医師全員が、日本専門医機構が認定する「形成外科専門医」であることも特徴です。

形成外科は鳩胸の矯正とも直接関わる分野ですが、形成外科専門医はこの分野で一定の知識と経験を有していると判断できます。

カウンセリングを医師がじっくりと行い、患者様のお悩みに親身に寄り添い、適した治療をご提案させていただくことも当院の特徴です。

「鳩胸の見た目を改善したい」「豊胸術を検討している」という方は、ぜひ当院までご相談ください。

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このコラムを監修したドクター

小野寺 剛慧

銀座マイアミ美容外科 SALONE 院長

小野寺 剛慧 Takaaki Onodera

日本専門医機構 形成外科領域専門医

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経歴

  • 2006年
    和歌山県立医科大学卒業
  • 2006年
    東京医科歯科大学附属病院 勤務
  • 2008年
    昭和大学形成外科教室 入局
  • 2013年
    昭和大学病院形成外科 助教
  • 2015年
    他院 大手美容外科入職
  • 2018年
    船橋眼瞼下垂クリニック 院長
  • 2019年
    銀座マイアミ美容外科SALONE
    院長就任
  • 2019年
    医療法人社団形星会 理事就任

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