40代でバストアップを目指す！バストに変化が起こる原因と対策を解説

「胸にハリがなくなった」「胸のサイズが小さくなった」「出産・授乳後胸が垂れた」などバストサイズに悩む40代女性は少なくないでしょう。

しかし、40代でも正しくバストケアすることで、美しいバストラインの維持が期待できます。

この記事では、40代の「バストに変化が起こる原因と対策」について解説しています。

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40代のバストに変化が起こる原因

40代のバストに変化が起こる原因は以下になります。

それぞれ詳しく解説していきます。

筋肉量の低下

胸（乳房）の土台として支えている筋肉は大胸筋です。

大胸筋は発達するとデコルテ部分が張り、バストにボリュームを与えます。

しかし、年を重ねるとともに筋肉が衰えるため、筋肉量は徐々に低下します。[注]

[注] 日本老年医学会雑誌：日本人筋肉量の加齢による特徴

クーパー靭帯が伸びている

クーパー靭帯は、乳腺や脂肪組織、皮膚など胸（乳房）全体を支えている組織です。

クーパー靭帯の主成分はコラーゲンで伸縮性がなく筋肉のように鍛えることができないため、一度伸びてしまうと基本的に戻ることはありません。

なお、クーパー靭帯が伸びる原因には以下の理由が考えられます。

クーパー靭帯が伸びると、胸（乳房）を支える力が弱くなって胸が下垂する可能性があります。

[注] 日本化粧品技術者会誌：加齢にともなうⅢ型コラーゲン/Ⅰ型コラーゲンの比率の減少メカニズム〜Ⅲ型コラーゲンプロペプチド切断酵素meprinの加齢変化〜

下着が正しく装着できていない

下着は胸（乳房）を保護するための重要な役割があります。

胸（乳房）に負担を与えると、皮膚のたるみやクーパー靭帯が伸びる原因となり胸（乳房）を下垂させてしまう可能性があります。

女性ホルモンのバランスが乱れる

女性ホルモンには「エストロゲン」「プロゲステロン」の2つがあり、乳腺・胸（乳房）を発育させる働きがあります。[注1]

乳腺は授乳後に萎縮するため、バストサイズに変化が起こる可能性があるでしょう。[注2]

また、加齢にともない女性ホルモンの分泌量が減少することで、乳腺は退化します。

乳腺が退化することで胸（乳房）は脂肪の割合が増えるため、ボリュームやハリがなくなる可能性があるでしょう。

[注1] 厚生労働省：女性のライフステージごとに女性ホルモンが大きく影響する?!｜女性のホルモンステージとライフステージ｜女性特有の健康課題
[注2] Journal of Reproduction and Development：乳腺の発育と退行

妊娠・出産によるバストサイズの変化

妊娠・出産中は女性ホルモンの分泌量増加によって乳腺が発達し胸（乳房）のサイズが大きくなりますが、授乳後は乳腺の萎縮によって胸（乳房）のサイズが小さくなります。[注]

胸（乳房）が大きくなり重さが増えることで、皮膚やクーパー靭帯が伸びてしまう可能性があります。

一度伸びた皮膚やクーパー靭帯は戻らないため、皮膚のたるみや胸（乳房）の下垂がみられるでしょう。

[注] Journal of Reproduction and Development：乳腺の発育と退行

40代でバストアップするためのセルフケア

40代でバストアップするためのセルフケアは以下になります。

それぞれ詳しく解説していきます。

大胸筋を鍛える

大胸筋は胸（乳房）を支える土台であり、大胸筋を鍛えることで土台から盛り上げる効果が期待できます。

大胸筋を鍛えることはセルフケアの中で医学的にも効果が期待できる方法です。

大胸筋の鍛えるトレーニング法は主に以下の2つです。

道具を必要としない腕立て伏せは、家で簡単に取り組めてすぐに始められます。

腕立て伏せの方法は「バストアップが期待できる腕立て伏せのメニュー」をぜひご参考ください。

ただし、大胸筋を鍛えるときには注意が必要です。

大胸筋は胸の上部（デコルテ部分）にハリが出るだけで、胸全体のボリュームがアップするわけではないことを理解しておきましょう。

生活習慣を整える

加齢にともない基礎代謝の低下や女性ホルモンの分泌量が低下します。[注1]

また、生活習慣の乱れは老化を加速させ、基礎代謝が低下するため、生活習慣を整えることが大切です。[注2]

生活習慣を見直すポイントは以下になります。

女子ホルモンである「エストロゲン」に似た作用を持つ「大豆イソフラボン」は摂取することで女性ホルモンのサポートを期待できます。[注3]

「大豆イソフラボン」の代表的な食品は以下になります。

摂取するものとして注意しないといけないのはサプリメントです。

サプリメントを摂取することでバストアップできる情報もありますが、過去に健康被害が出たケースもあります。

安易にサプリメントを摂取せず、生活習慣を整えるように心がけましょう。

[注1] e-ヘルスネット：加齢とエネルギー代謝
[注2] 日本老化医学会雑誌：老化の進行と基礎代謝並びに栄養
[注3] 厚生労働省：大豆及び大豆イソフラボンに関するQ&A

正しく下着を装着する

下着は正しく装着することで皮膚のたるみやクーパー靭帯の伸びを防ぎ、バストの下垂予防を期待できるでしょう。

下着を正しく装着するためにも購入する際は必ず計測し、フィッティングでつけ心地を確認してください。

つけ心地が悪いとつけずに過ごすことが増え、胸（乳房）に負担を与えるためフィッティングは大切です。

また、寝ている間の揺れも胸（乳房）に負担を与えますので、「ナイトブラ」などを使用してクーパー靭帯の保護につなげましょう。

胸のマッサージをする

胸のマッサージは血流やリンパの流れを良くするため、乳腺が発達しバストが大きくなることがあるかもしれません。

しかし、効果は一時的なもので医学的な根拠はありません。

また、マッサージを強くしすぎると皮膚やクーパー靭帯に負荷をかけてしまい逆効果になる可能性があります。

マッサージをする場合はクリームなどで皮膚を保湿しながら、優しく頻度に注意して行いましょう。

短期間でバストアップを実感したいなら豊胸手術を検討する

豊胸手術は直接胸（乳房）に治療するため、短期間でバストアップの実感が期待できます。

主な豊胸手術は以下の3種類です。

施術内容	施術方法
シリコンバッグ	脇の下に数cm切開して、シリコン製のバッグを挿入する。
ヒアルロン酸	バストアップしたい場所にヒアルロン酸を注入する。
脂肪注入	太ももや腰など気になる部分から脂肪を採取して胸に注入する。

当院・銀座マイアミ美容外科では、脂肪注入による「バレない豊胸」を提供しています。

「バレない豊胸」は、お尻や太ももなど気になっているところから脂肪を吸引し、少しずつ脂肪を注入することでバストアップを図ります。

一度に多くの脂肪を注入することによるリスクも考え少量ずつ注入し、大幅なサイズ変化よりも形を整えることに着目している豊胸手術です。

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40代の豊胸手術の症例

当院で行なった「バレない豊胸」の症例を詳しくご紹介いたします。

理想とするイメージの参考に役立ちますので、ぜひ合わせてご覧ください。

豊胸の症例①

バレない豊胸で脂肪注入を2度して1ヶ月後の症例です。

授乳後の変形を改善したいというご要望で受診されました。

豊胸の症例②

バレない豊胸で脂肪注入を1度して1ヶ月後の症例です。

授乳後、胸の上部のボリュームがなくなりそげた形を改善したいため受診されました。

　

Instagramで症例を見る

40代のバストアップに関するQ&A

40代のバストアップに関するQ&Aは以下の通りです。

それぞれ詳しく解説していきます。

産後垂れてしまったバストでも豊胸の施術は可能ですか？

産後の垂れてしまったバストでも豊胸手術は可能です。

授乳中のバストアップで胸の皮膚が伸びたところに脂肪注入することでハリを取り戻すことができます。

ただし、断乳後は乳腺炎になりやすい状態ですので、すぐに行うのは避けてください。

産後・卒乳後の豊胸手術については、以下の記事で詳しく解説しています。

40代で豊胸手術を受けても問題ないですか？

出産・授乳後を経験している40代は胸の皮膚が伸びているため、豊胸しやすい状態です。

ただし、乳がん検診を受診できるかの不安を懸念する方もいるでしょう。

乳がん検診は基本どの豊胸でも可能で、検診を受ける際に豊胸したことを伝えておけば正しく検査してもらえます。

医療機関によって対応が異なる可能性もありますので、詳しい内容は以下の記事をご確認ください。

豊胸手術を受けたら周りにバレませんか？

施術する豊胸の内容や方法によってはバレることがあるかもしれません。

施術の内容やリスクを十分理解したうえで手術を受けるようにしましょう。

「バレない豊胸」の特徴は以下の通りです。

豊胸がバレないか不安がある方は、カウンセリングで医師に相談してみましょう。

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【まとめ】40代でもバストアップは目指せる

今回解説した40代のバストアップが目指せる方法は以下の通りです。

上記の内容を実践するとバストアップを目指せますが、時間がかかりイメージしている形やサイズになるかもわかりません。

短期間でバストアップをしたい場合は、「豊胸手術」を検討するのも良いでしょう。

当院・銀座マイアミ美容外科では、豊胸手術に詳しい形成外科専門医が担当し、カウンセリングにてお一人お一人のお悩みやご希望にあったプランをご提案します。

このコラムを監修したドクター

銀座マイアミ美容外科 ドクター

幸地 茉莉子 Mariko Kochi

日本専門医機構　形成外科領域専門医

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経歴

• 2011年

  琉球大学 卒業

• 2012年

  昭和大学藤が丘病院 初期臨床研修

• 2014年

  昭和大学形成外科教室 入局

• 2015年

  昭和大学病院形成外科 助教