豊胸の見分け方は?している人の特徴とバレにくい豊胸術を紹介!
- 小野寺院長監修
豊胸の施術に関心を持ちつつも「周囲にバレるのが不安…」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、「どういう部分でバレるのか」「豊胸をしているのはどうやって見分けるのか」といった疑問や関心にお応えして、「豊胸の見分け方」や「見分けにくい豊胸の方法」を紹介します。
なお、「お悩みや希望ごとにどの豊胸を選べばいいのか?」については以下の記事で紹介していますので、合わせてご確認ください。
目次
豊胸を受けている胸の見分け方
豊胸を受けている胸の見分け方のポイントは、以下の通りです。
- 触り心地に違和感があるか
- 胸を寄せた時の谷間がY字になるか
- アンダーバストや脇に傷跡があるか
- 仰向けで寝た時に形が不自然になるか
- LEDで照らした時に光るかどうか
それぞれの見分け方について解説します。
触り心地に違和感があるか
触り心地が硬いなどの違和感がある場合には、豊胸を受けている可能性があります。
感触の違和感は豊胸の知識がない人でもわかってしまうことがあるため、パートナーなどバストを触るほど親しい方は、触り心地から豊胸に気づく可能性が高いでしょう。
シリコンバック豊胸とヒアルロン酸豊胸の場合、感触が天然のバストよりも硬いため、触り心地で見分けられる傾向にあります。
ただし脂肪注入豊胸の場合、感触は天然のバストと同じであるため、触り心地で見分けられることは少ないでしょう。
胸を寄せた時の谷間がY字になるか
胸を寄せた時の谷間がY字になる場合には、豊胸を受けている可能性があります。
自然なバストの谷間はI字になるためです。
I字になる理由は、脂肪が圧迫されて形が変化することにあります。
そのため、脂肪注入やヒアルロン酸による豊胸を受けた場合、豊胸後の谷間もI字になってしまう傾向にあります。
逆にシリコンバックで豊胸すると、バストを寄せても乳房が圧迫されずに元の形を保ってしまうため、Y字になります。
アンダーバストや脇に傷跡があるか
アンダーバスト(バストの膨らみのすぐ下)や、脇に傷跡がある場合、豊胸をしている可能性があります。
アンダーバストや脇に傷跡があるのは、シリコンバック豊胸を行ったケースです。
シリコンバック豊胸では、アンダーバストや脇を切開してバックを挿入するため、うっすらと傷跡が残ってしまう恐れがあります。
仰向けで寝た時に形が不自然になるか
自然なバストでは、仰向けで寝ると重力によって垂れて形が変化します。
しかし、シリコンバック豊胸を受けている場合、仰向けになっても形が崩れず不自然になってしまう傾向にあります。
脂肪注入豊胸やヒアルロン酸豊胸の場合は、自然なバストと同じように形が変化するため、この見分け方によって気づかれることは少ないでしょう。
LEDで照らした時に光るかどうか
LEDで照らした時、バストが光る場合は豊胸をしている可能性が高いでしょう。
光る理由は、シリコンバックが光を反射するためです。
ただ、LEDの光を反射するのは、シリコンバックを浅い位置に挿入した場合です。
大胸筋下などの深い位置に挿入した場合や、元々ある程度バストの脂肪がある場合は、バックが光を反射することは少ない傾向にあります。
少なくとも、日常生活で浴びるような一般的な光であれば、シリコンバック豊胸であっても周囲から気づかれる可能性は低いでしょう。
また、脂肪注入豊胸やヒアルロン酸豊胸の場合、LEDなどの光を反射することはありません。
見分けにくい豊胸の条件
見分けにくい豊胸の条件は、以下の通りです。
- 傷跡が目立ちにくい
- 胸の膨らみに違和感がない
- 触れた時に適度な柔軟性がある
- 胸を寄せた時の谷間がI字になる
- 体を動かしたときに形が変化する
それぞれの条件について説明します。
傷跡が目立ちにくい
シリコンバック豊胸の場合、切開の傷跡が目立ちにくい状態であれば、周囲から豊胸を見分けにくくなります。
傷跡を目立たないようにするためには、医師が極力小さい切開によって手術を行うなどの術式の工夫が必要です。
また、縫合の段階で、形成外科で用いられる真皮縫合などの技術を用いることも重要です。
真皮縫合とは、皮膚内部の真皮の部分を縫い合わせる縫い方で、この縫い方を用いることで、傷跡が目立ちにくいというメリットが得られます。
胸の膨らみに違和感がない
胸の膨らみ方に違和感がなく、自然であれば豊胸を見分けにくくなります。
豊胸の施術後に見られるバストの膨らみの違和感の例は、以下のようなものです。
- 左右非対称になった
- 無理に左右の距離を縮めて不自然な谷間になった
- 皮下の浅い層に脂肪を入れすぎて表面が凸凹になった
- 無理にサイズを大きくし、カプセル拘縮が起きてしまった
この他にも様々なパターンがありますが、事前のデザインを的確に行っていれば、違和感のない自然な膨らみを期待しやすくなるでしょう。
触れた時に適度な柔軟性がある
触れた時に適度な柔軟性があれば、周囲から豊胸を見分けにくくなります。
脂肪注入豊胸であれば、定着した脂肪は自然なバストと物理的にほぼ同じ脂肪となるため、触っても見分けがつきにくい傾向にあります。
ヒアルロン酸豊胸については、シリコンバックに近い硬さであり、少なくとも自然なバストよりは硬くなってしまう可能性があるでしょう。
シリコンバック豊胸については、感触の柔らかい製品を選ぶこともできますが、自然なバストと比較すると感触は硬い傾向にあります。
触れた時の感触で見分けがつかないようにするためには、脂肪注入豊胸を選ぶことをおすすめします。
胸を寄せた時の谷間がI字になる
胸を寄せた時の谷間がI字になれば、豊胸の知識がある人でも豊胸とはわかりません。
むしろ知識がある分、自然なバストと思ってもらうことも期待できるでしょう。
胸の谷間をI字にするためには、脂肪注入豊胸かヒアルロン酸豊胸を選ぶ必要があります。
シリコンバック豊胸では、どの製品を使用してもY字になってしまう恐れがあるため、避けましょう。
体を動かしたときに形が変化する
体を動かした時にバストの形が変化する場合、自然な胸と豊胸との見分けがつきにくくなります。
このようにバストの形を変化させるためには、脂肪注入豊胸かヒアルロン酸豊胸を選ぶことが必要です。
シリコンバック豊胸でも、製品や術式の工夫によってある程度の動きを出すことはできますが、脂肪注入豊胸やヒアルロン酸豊胸の方がより自然な動きを期待できるでしょう。
見分けにくい豊胸が脂肪注入豊胸と言われる理由
「見分けにくい豊胸を希望する場合は、脂肪注入豊胸が適している」と言われる理由は、以下の通りです。
- 見た目が自然
- 触感が柔らかく自然
- 傷跡が目立ちにくい
それぞれの理由について解説します。
見た目が自然
バストは元々、約9割が脂肪でできています。
そのため、脂肪注入でサイズアップしたバストは、元々のバストとほぼ同じ組織であり、見た目も自然になりやすくなります。
通常時の見た目はもちろん、仰向けになっても体を動かしても、自然な形でバストが動くことが特徴です。
また、バストを寄せた谷間もY字でなくI字になり、強いLEDなどの光を当てても光ることはありません。
触感が柔らかく自然
脂肪注入でサイズアップしたバストは、感触も柔らかく自然になります。
このため、パートナーなどの非常に近しい相手であっても、感触で気づかれにくい傾向にあります。
しこりが多くできた場合は凸凹した感触で気づかれてしまう可能性があるため、しこりができにくい確かな施術を期待できる医師を選ぶことが重要です。
傷跡が目立ちにくい
脂肪注入豊胸ではバスト周囲の切開が不要であるため、切開による傷跡で豊胸を見分けられる心配がありません。
脂肪吸引をする部位のみ、数mmのわずかな切開は必要となりますが、この切開は太ももやお腹などの目立たない部位で行います。
バストへの注入では、施術後しばらく1mm程度の注射痕が残りますが、時間の経過とともにほとんど目立たなくなります。
銀座マイアミ美容外科の脂肪注入豊胸の種類
当院・銀座マイアミ美容外科が対応している、脂肪注入豊胸の種類は以下の通りです。
- バレない豊胸
- コンデンスリッチファット豊胸(CRF)
- 脂肪幹細胞豊胸
- BeautiFill(ビューティフィル豊胸)
それぞれの種類について詳しくご紹介します。
バレない豊胸
バレない豊胸は名前の通り、バレないようにナチュラルなバストアップを期待できる、脂肪注入豊胸です。
1回で片胸に150〜200ccずつ脂肪を注入し、1回あたり0.5〜1カップのバストアップを図ります。
この施術の特徴は、乳房全体に脂肪がくまなく行き渡るように注入することです。
具体的には以下のような部位に分散させて注入します。
- 皮下
- 大胸筋内
- 大胸筋下
- 乳腺周囲
このような分散によって、それぞれの脂肪に酸素や栄養素が行き渡りやすくなります。
それにより、壊死する脂肪が少なくなり、生着率の向上を期待できることが特徴です。
また、後ほど説明するコンデンスリッチファット(CRF)などの高品質な脂肪や、PRP(濃縮された自己血小板)を組み合わせることで、さらに高い生着率も期待でき流でしょう。
コンデンスリッチ豊胸(CRF)
コンデンスリッチ豊胸とは、高品質な脂肪であるコンデンスリッチファット(CRF)を注入する脂肪注入豊胸です。
コンデンスリッチファット(CRF)は、吸引した脂肪をただ注入するのではなく、注入前に精製することで、純粋な脂肪部分と、それ以外の部分に分離させます。
それ以外の部分(注入せず廃棄する部分)には、以下の物質が含まれます。
- 破壊された細胞膜
- 細胞間・脂肪組織間の繊維成分
- 血球成分(血液)
- 生きの悪い細胞
- 死活細胞
コンデンスリッチファット(CRF)では、これらの不純物を「加重遠心分離」という技術によって除去しているため、通常の脂肪と比較して、定着率が約20%向上することが特徴です。
コンデンスリッチ豊胸については、以下のページの中でも詳しくご紹介していますので、合わせてご覧ください。
脂肪幹細胞豊胸
脂肪幹細胞豊胸は、患者様自身の脂肪の中から脂肪由来幹細胞を取り出し、それを培養して1億個に増やしたのちに、再びご自身の脂肪に混ぜて胸に注入する方法です。
この施術は、厚生労働省への届出が受理されないと行ってはいけない治療法ですが、当院は必要な申請を行い、審査を通過し届け出を行いました。
脂肪幹細胞豊胸と脂肪注入豊胸の違いは、定着率の高さにあります。
脂肪注入豊胸における脂肪の生着率は30〜50%程度ですが、脂肪幹細胞豊胸では50〜70%程度にアップしたという報告も見られます。[注1]
[注1] 2013年9月28日号のLancet誌における、デンマークのコペンハーゲン大学病院のStig-Frederic Trojahn Kolle氏による報告
なお、脂肪幹細胞には、以下の3つの能力が期待できます。
自己複製能 | 自分の分身を作るコピー能力 |
---|---|
多分化能 | 他の細胞に変化する能力 |
免疫調節能 | 免疫を調節する能力 |
このような能力を持つ脂肪幹細胞を混ぜた脂肪を注入することで、前述のように通常よりも高い生着率を期待できるでしょう。
脂肪幹細胞豊胸については、以下のページの中でも詳しくご紹介していますので、合わせてご覧ください。
BeautiFill(ビューティフィル豊胸)
BeautiFill(ビューティフィル豊胸)は、LipoLife(ライポライフ)という脂肪採取機器を用いる脂肪注入豊胸です。
このライポライフによって採取された脂肪を、BeautiFill(ビューティフィル)と呼びます。
ライポライフは、生きた脂肪細胞をより良い状態で採取することと、出血の抑制を図った脂肪採取機器です。
脂肪吸引圧を低くコントロールして組織を繊細に扱うことで、採取した脂肪細胞の生存率95%という数値を実現しています。
生存率が高く、状態の良い生きた脂肪細胞を採取することで、注入後の生着率の向上を期待できることがビューティフィル豊胸の特徴です。
見分けにくい豊胸を作るには医師選びも重要
見分けにくい豊胸の手法を選んだとしても、しこりなどの失敗が起きたら周囲からバレる可能性はあります。
しこりなどの失敗を回避するためには、確かな施術を行える医師を選ぶことが重要です。
そのような医師の条件の一例として、日本専門医機構が認定する形成外科専門医の資格を保有していることが挙げられます。
形成外科専門医の資格を保有する医師であれば、見分けにくい豊胸を行うために必要な、形成外科の知識と経験を有していると期待できます。
当院・銀座マイアミ美容外科は、豊胸の全ての施術をこのような形成外科専門医のみが担当していることが特徴です。
見分けにくいナチュラルな豊胸の施術を受けたいとお考えの方は、ぜひ当院にご相談ください。
豊胸の見分け方に関してよくある質問
豊胸の見分け方に関して、よく見られる疑問点は以下の通りです。
- 乳がん検診で豊胸はバレますか?
- 触ったときに見分けられてしまう豊胸の方法は?
- 胸にシリコンを入れたら見分けられてしまいますか?
それぞれの疑問点について解説します。
乳がん検診で豊胸はバレますか?
乳がん検診では、基本的に豊胸がバレてしまう傾向にあります。
理由は、ほとんどの検診で問診票に「豊胸手術の経験」の項目があり、手術を受けた場合はこの項目をチェックする必要があるためです。
これは安全に検査を行うために必要な情報であるため、どれだけバレたくないと考えていても、必ずチェックするようにしてください。
医師や看護師さんたちにはバレてしまいますが、友人や職場の人など、ご自身の周囲の方々にバレることは少ないでしょう。
また、病院の関係者の方々が、患者様の情報を外部に漏らすことはないため、その点についてもご安心ください。
触ったときに見分けられてしまう豊胸の方法は?
シリコンバック豊胸とヒアルロン酸注入豊胸は、触ったときに見分けられてしまうことが多い豊胸の方法です。
ヒアルロン酸の感触はシリコンバックよりはやや柔らかいものの、自然なバストよりは硬いため、感触で見分けられてしまう可能性があります。
触ったときにも見分けられない豊胸を希望するのであれば、脂肪注入豊胸が適しているでしょう。
胸にシリコンを入れたら見分けられてしまいますか?
知識のある人がよく観察したり触ったりすると、見分けられてしまう可能性があります。
逆にいえば、知識のない人はよく見ても気づかず、知識のある人でもよく見なければわからないでしょう。
パートナーには感触で気づかれる可能性が高いため、パートナーにもバレない豊胸を希望する場合は、脂肪注入豊胸を検討していただくことをおすすめします。
【まとめ】豊胸の見分け方は?
今回紹介してきた通り、豊胸の見分け方には多くのポイントがあります。
いずれのポイントも、脂肪注入豊胸などの見分けにくい手法を選択して、確かな技術を持つ医師が施術を行えば、周囲に豊胸がバレるリスクを軽減しやすくなるでしょう。
当院では、「バレない豊胸」や「ビューティフィル豊胸」など、様々な見分けにくい豊胸の施術が可能です。
また、全ての施術を日本専門医機構認定の形成外科専門医が担当することも特徴です。
「見分けにくいナチュラルな豊胸を期待できるクリニック」をお探しの方は、ぜひ当院までご相談ください。
このコラムを監修したドクター
経歴
-
- 2006年
- 和歌山県立医科大学卒業
-
- 2006年
- 東京医科歯科大学附属病院 勤務
-
- 2008年
- 昭和大学形成外科教室 入局
-
- 2013年
- 昭和大学病院形成外科 助教
-
- 2015年
- 他院 大手美容外科入職
-
- 2018年
- 船橋眼瞼下垂クリニック 院長
-
- 2019年
- 銀座マイアミ美容外科SALONE
院長就任
-
- 2019年
- 医療法人社団形星会 理事就任
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