骨切り幅寄せでよくある失敗事例|注意点や修正対応の有無を紹介
- 新井先生監修
鼻の骨に切り込みを入れて鼻筋の幅を狭くする『骨切り幅寄せ』ですが、「もし失敗したらどうしよう...」「手術を受けたけどこれって失敗なの?」と疑問を抱えている方もいるのではないでしょうか?
そこで本記事では、骨切り幅寄せでよくある失敗事例を紹介します。
骨切り幅寄せを受ける際の注意点や鼻整形の修正治療についても詳しく解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
当院・銀座マイアミ美容外科の「骨切り幅寄せ」の詳細は、上記リンクからご覧いただけます。
目次
骨切り幅寄せでよくある失敗事例
ここでは、骨切り幅寄せでよくある以下の失敗事例を紹介します。
- 鼻詰まり
- 感染や化膿
- 鼻の形の変形
- ダウンタイムの長期化
それぞれ詳しく見ていきましょう。
鼻詰まり
骨切り幅寄せは鼻筋の幅を狭める手術ですが、術後は患部が腫れてしまうため、鼻通りが悪くなって「鼻詰まり」を生じることがあります。
ダウンタイムの腫れは1〜2週間程度続きますが、症状が落ち着けば鼻詰まりで困ることは少ないでしょう。
ただし、花粉症や鼻炎の方は術後鼻詰まりの症状を感じやすくなる傾向があるため、骨切り幅寄せを受ける際は内服で症状をコントロールするか発症しない時期を目安に手術を受けることをおすすめします。
感染や化膿
骨切り幅寄せの手術後、患部に「熱感」「赤み」「痛み」「極度の腫れ」などの症状が出た場合は、感染を疑いましょう。
感染を放置すると発熱や化膿、さらに悪化すると「鼻が変形するリスク」もあります。
もし、感染症が出た場合は抗生剤を投与しますが、状態よっては鼻の中を切開して排膿処置が必要になる場合もあるでしょう。
鼻の形の変形
骨切り幅寄せの術後は1週間程度ギプスで患部を固定しますが、骨の位置を100%コントロールすることは不可能です。
そのため、完全な左右対象は難しく、外見では判断が難しい程度の「左右差」が残る場合があります。
万が一、明らかに左右差があると判断した場合は、修正手術も検討する必要があるでしょう。
ダウンタイムの長期化
骨切り幅寄せは、腫れ・内出血などのダウンタイムの症状が1〜2週間程度続きます。
ただし、ダウンタイムの症状の程度には個人差があり、人によっては2週間以上続く場合もあります。
内出血はメイクで隠せる程度に済む傾向がありますが、症状の悪化を防ぐためにも手術後1週間は「入浴」や「激しい運動」など血行が良くなる行為は避けて安静に過ごしてください。
骨切り幅寄せで失敗しないための注意点
ここでは、骨切り幅寄せで失敗しないための注意点を3つ紹介します。
- 運動・水濡れには注意する
- 強く鼻をかまないようにする
- 術後はギプスが外れないようにする
手術後に後悔しないよう、各ポイントをしっかり押さえておきましょう。
運動・水濡れには注意する
骨切り幅寄せを受けた後は、傷口を濡らさないように気をつけてください。
手術後1週間程度はギプスを装着していただきますが、患部が濡れてしまうと固定がずれたり緩くなったりする可能性があります。
シャワーは手術翌日から入れますが、極力患部が濡れることのないようにしてください。
また、手術後1週間程度は目元と鼻周りに腫れが生じますが、血行が良くなるとさらに腫れが悪化する恐れがありますので、入浴や激しい運動は1週間程度避けましょう。
強く鼻をかまないようにする
手術後に気をつけていただきたいポイントの2つ目が「強く鼻をかまないこと」です。
切開した傷が修復するまでに1週間程度を要しますが、その間に鼻を何回もかんでしまうと鼻水に混ざっている雑菌が侵入して傷口が不潔になるリスクがあります。
感染症予防のためにも、鼻水が出た際はなるべく拭き取る程度で済ませておきましょう。
花粉症や鼻炎などの持病がある方は、内服薬でコントロールするか手術時期を調整することをおすすめします。
術後はギプスが外れないようにする
術後に気をつけていただくポイントの3つ目が「ギプスが外れないようにすること」です。
手術後1週間は1日中ギプスを装着した状態で過ごしていただきますが、ギプスが外れると固定が緩んで変形する場合があります。
ギプスを装着している間は鼻に強い衝撃が加わったりしないよう、極力安静に過ごしましょう。
もし、変形や術後に違和感を感じた場合には、当院で行っている「美容外科トラブル・セカンドオピニオン外来」にご相談ください。
骨切り幅寄せで失敗しないクリニック・医師の選び方
ここでは、骨切り幅寄せで失敗しないクリニック・医師の選び方を紹介します。
- 患者様ファースト
- 極端な機械推しが無い
- 担当医が形成外科専門医
- 担当医がカウンセリングも行う
- アフターケア対応が充実している
骨切り幅寄せの成功確率を高めるためにも、クリニックや医師選びは慎重に行いましょう。
患者様ファースト
骨切り幅寄せを受けるクリニックを選ぶ際、「患者様ファースト」かどうか確認しましょう。
美容クリニックの中にはSNSで勧誘を行い、カウンセリングで高額な施術を強要するケースが一部散見されます。
患者様に不要な施術を押し付けている場合もあり、満足度の高い施術を受けられません。
- カウンセリングに十分な時間をかけてくれるか
- 必要・不要な施術の提案であるか
- 施術の強要がないか
- 施術を断っても嫌な顔をしないか
カウンセリングを受ける際、上記のポイントを確認しながら自分に合った施術が受けられるか判断しましょう。
当院・銀座マイアミ美容外科では、ライフスタイル・仕事・体力・取れる休みの日数・予算など全てを考慮し、ベストなご提案をさせていただきます。
もちろん、意味のない施術を勧めることは一切なく、まごころを込めたカウンセリングを行います。
この投稿をInstagramで見る
極端な機械推しが無い
美容医療は日々進歩していて機械を用いた施術も多く行われますが、機械を使用することが必ずしも良いわけではありません。
そのため、「最新の機械を使用します」という言葉に惑わされず、「適切な手技で行われるか」を確認することも重要です。
施術の説明が行われる際、メリットだけでなくデメリットも聞いて「自分が安心できるかどうか」を見極めましょう。
当院では、最新の美容医療はもちろん昔ながらの施術も大切にし、患者様の状態や悩みに適した手技をご提供します。
この投稿をInstagramで見る
担当医が形成外科専門医
骨切り幅寄せを受ける上で丁寧なサービスももちろん重要ですが、「確かな技術力」も必要不可欠です。
技術力は丁寧さ、細やかさはもちろん、柔軟性や施術のスピード感も求められます。
医師の技術力を判断する基準の一つとなるのが、以下の特徴を持つ日本専門医機構認定の「形成外科専門医」の資格の有無です。[注]
- 形成外科専門医は日本形成外科学会指定の研修施設で形成外科研修を4年以上修め、専門医認定試験に合格した医師
- 顔や手足などの身体の表面を中心に、傷や変形をきれいに治すことを目的に施術を行う
- 美容医療などについても専門的知識と診療技術を合わせもち、適切に診療を行う医師
[注] 一般社団法人 日本形成外科学会:形成外科 専門医制度
当院・銀座マイアミ美容外科に在籍する医師は全員、一般社団法人 日本専門医機構認定の「形成外科専門医」の資格を有しています。
特に、院長の丸山医師は形成外科専門医として大学病院や他美容クリニックで統括院長を務めた実績もあります。
価格だけでなく医師の技術力も妥協したくないという方は、ぜひ当院・銀座マイアミ美容外科での施術をご検討ください。
担当医がカウンセリングも行う
カウンセリングを受ける際に、カウンセラーだけでなく医師も対応するかどうか確認しましょう。
美容クリニックの中にはカウンセラーが悩みや要望などヒアリングを行い、医師から施術に関する説明を受ける場合がありますが、カウンセラーには医療資格も専門的知識もなく患者様に最適なご提案ができません。
施術のご提案からメリット・デメリット、料金に関する「説明責任は医師にある」ので、医師がカウンセリングを行うクリニックを選びましょう。
当院・銀座マイアミ美容外科にはカウンセラーが在籍しておらず、最初から医師がカウンセリングを担当しますので、治療方針のブレや認識の違いが起こりません。
アフターケア対応が充実している
鼻の整形に限らず美容整形では、施術を受けて終了ではありません。
アフターケアを怠ると十分な効果が期待できず失敗に終わってしまう可能性もゼロではないため、以下の項目を事前に確認しておきましょう。
- 定期検診の有無
- サポート体制
- 失敗した場合の対応
当院・銀座マイアミ美容外科では、術後電話もしくはLINEを介して24時間医師と連絡が取れる体制を整えています。
術後はもちろん、術前のご相談も医師のみが対応させていただきますので、些細なことでもお気軽にご相談ください。
銀座マイアミ美容外科では鼻整形の失敗修正が可能
当院・銀座マイアミ美容外科では、骨切り幅寄せ含む「鼻整形の失敗修正」も行っています。
当院で行っている「美容外科トラブル・セカンドオピニオン外来」の特徴は、以下の通りです。
- 修正手術を担当する医師に直接相談できる
- 修正費用も医師が責任をもってお伝えする
- 相談費用は30分5,500円(税込)
- カンファレンスで医師団として検討
- 大学病院や総合病院も紹介可能
- 診断書・意見書の発行も可能
- 弁護士と協力可能
本来、手術を受けたクリニックに修正依頼するのが適切ですが、海外での手術や技術的に修正が不可能と言われるケースも少なくありません。
当院の修正治療では、元々大学病院で体の再建治療に携わった医師がカウンセリングから術後のケアまで担当します。
鼻整形の修正治療をご希望される方は、「美容外科トラブル・セカンドオピニオン外来」でお悩みをお聞かせください。
鼻フルコースの症例
以下では、骨切り幅寄せも含まれた鼻フルコースの症例をご紹介します。
鼻フルコース(忘れ鼻)①
この投稿をInstagramで見る
鼻フルコース(忘れ鼻)②
この投稿をInstagramで見る
鼻フルコース(忘れ鼻)③
この投稿をInstagramで見る
骨切り幅寄せを含めた鼻フルコースの症例をもっと見たい方は、以下のInstagramをご覧ください。
当院では、患者様のお悩みに合わせて最適な施術をご提案させていただきます。
鼻の大きさで悩まれている方は、メールやLINEでご相談いただくか、カウンセリングへお気軽にお越しください。
骨切り幅寄せの失敗に関するQ&A
最後に、骨切り幅寄せの失敗に関してよくいただく質問にお答えします。
- 骨切り幅寄せを行うと鼻で呼吸がしづらくなりますか?
- 骨切り幅寄せのメリット・デメリットはなんですか?
- 骨切り幅寄せで鼻を高くすることはできますか?
それぞれ詳しく見ていきましょう。
骨切り幅寄せを行うと鼻で呼吸がしづらくなりますか?
骨切り幅寄せを行うことで、呼吸がしづらくなることは極わずかです。
ただし、術後1週間程度はギプスの装着で腫れる恐れもあり、少し息苦しさを感じる場合があります。
元々花粉症や鼻炎持ちの方は、内服薬でコントロールするか事前に医師へ相談しましょう。
骨切り幅寄せのメリット・デメリットはなんですか?
骨切り幅寄せのメリットとデメリットは以下の通りです。
【メリット】
- 鼻の存在感をなくせる(忘れ鼻)
- 鼻筋が曲がっている場合は鼻筋を整えられる
- 鼻全体がシャープな印象になる
【デメリット】
- ギプスを外すと後戻りする可能性がある
- ダウンタイムが長い
- 鼻の通りが悪くなる場合がある
骨切り幅寄せでは鼻筋を細くすることで、全体的にシャープな印象を持たせることができます。
一方、デメリットとしては術後ギプスの装着期間が長く、ずれたり外したりすると後戻りするリスクがあります。
また、ダウンタイム中は鼻の通りが悪くなる場合もありますので、花粉症治療や鼻炎治療も併用して行うことも検討しましょう。
骨切り幅寄せで鼻を高くすることはできますか?
骨切り幅寄せで鼻を高くすることはできません。
骨切り幅寄せは「鼻筋を狭くする」手術なので、もし鼻を高くしたい場合は「鼻中隔延長」を併用することをおすすめします。
当院では、骨切り幅寄せ・鼻中隔延長など鼻整形がセットになった「鼻フルコース」というプランもご用意しています。
ご興味のある方は、メールやLINEでご相談いただくかカウンセリングへお気軽にお越しください。
【まとめ】骨切り幅寄せなら銀座マイアミ美容外科まで!
今回は骨切り幅寄せで起こり得る失敗事例や、失敗を避けるための対処法などをご紹介しました。
失敗を避けるためには術後のケアも大事ですが、それ以前に知識・経験が豊富な医師に施術をお願いすることが重要です。
当院・銀座マイアミ美容外科では、在籍医師全員が一般社団法人 日本専門医機構認定の「形成外科専門医」の資格を有し、カウンセリングから術後ケアまで一貫して同じ医師が担当します。
銀座マイアミ美容外科での施術や修正依頼をご検討の方は、メールやLINEでご相談いただくかカウンセリングへお気軽にお越しください。
このコラムを監修したドクター
経歴
-
- 2013年
- 昭和大学医学部卒業
-
- 2013年
- 藤枝市立総合病院 初期研修医
-
- 2015年
- 昭和大学病院 形成外科入局
この記事を読んでいる人はこちらの記事も読んでます
CONTACT
お問い合わせ
まずは無料のご相談から。
お気軽にお問い合わせください。
お電話でのご相談・ご予約はこちら
受付時間
10:00 - 19:00
OTHER
NEWS & COLUMNS
その他のお知らせ & コラム
すべて
お知らせ
コラム
-
産後のびらびら(小陰唇)の形は元に戻る?悪化させない対策と治療法を解説
幸地先生監修
-
びらびら(小陰唇)を自分で切ることはできる?悪化させない方法も解説
幸地先生監修
-
輪郭3点は後悔する?失敗を防ぐ対策やクリニックの選び方
小野寺院長監修
-
頬骨削りで失敗して後悔する理由|対策やクリニックの選び方を紹介!
丸山院長監修
-
オトガイ形成で後悔するのはなぜ?対処法やクリニックの選び方
小野寺院長監修
-
鼻フル(鼻フルコース)の失敗例|防ぐ対策法や医師の選び方も解説!
新井先生監修
-
鼻尖形成のデメリットとは?リスクや回避方法を徹底解説
新井先生監修
-
骨切り幅寄せでよくある失敗事例|注意点や修正対応の有無を紹介
新井先生監修
-
痩せてるのに二の腕が太い原因|セルフケアと美容施術を徹底解説!
丸山院長監修
-
当院の脂肪豊胸に関する論文がアメリカ形成外科医師会の刊行するPRSグローバルオープンに掲載されました。
お知らせ
-
脂肪吸引ができるクリニックのおすすめ【2024年】目頭切開のおすすめクリニック!費用が安いクリニックも紹介【2024年】の記事監修を丸山医師が行いました。
お知らせ
-
大人のためのファスティングNaviに当院の沖野医師の記事が紹介されました。
お知らせ
-
輪郭メイクの名医として当院の沖野医師が紹介されました。
お知らせ
-
ばれない豊胸(ロゴ)など、商標登録しました。
お知らせ
-
お役立ち情報満載の、銀座美容LABO、始めました!
お知らせ
-
ラジオ出演しました「北條元治のメディカルカフェ」ぜひお聴きください。
お知らせ
-
輪郭形成の名医として紹介されました。
お知らせ
-
鼻整形の名医として紹介されたました。
お知らせ
-
産後のびらびら(小陰唇)の形は元に戻る?悪化させない対策と治療法を解説
幸地先生監修
-
びらびら(小陰唇)を自分で切ることはできる?悪化させない方法も解説
幸地先生監修
-
輪郭3点は後悔する?失敗を防ぐ対策やクリニックの選び方
小野寺院長監修
-
頬骨削りで失敗して後悔する理由|対策やクリニックの選び方を紹介!
丸山院長監修
-
オトガイ形成で後悔するのはなぜ?対処法やクリニックの選び方
小野寺院長監修
-
鼻フル(鼻フルコース)の失敗例|防ぐ対策法や医師の選び方も解説!
新井先生監修
-
鼻尖形成のデメリットとは?リスクや回避方法を徹底解説
新井先生監修
-
骨切り幅寄せでよくある失敗事例|注意点や修正対応の有無を紹介
新井先生監修
-
痩せてるのに二の腕が太い原因|セルフケアと美容施術を徹底解説!
丸山院長監修