脂肪注入豊胸の定着率はどのくらい？生着率を高める方法を解説

本物の胸のように自然で、半永久的な効果が期待できる「脂肪注入豊胸」。

「定着率が悪くて元に戻るのではないか」とお考えではありませんか？

本記事では、脂肪注入豊胸の定着率を高める方法を紹介します。

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脂肪注入豊胸の定着率はどのくらい？

脂肪注入豊胸の定着率は、50~70％程度です。

一定の吸収が起こることを考慮して注入量を調整するため、過度に心配する必要はないでしょう。

ただし、医師の技術や脂肪の質によって定着率が変化する可能性があります。

脂肪注入豊胸で定着率を高める方法

今回紹介する「脂肪注入豊胸の定着率を高める方法」は以下の通りです。

脂肪注入豊胸の定着率を高めると「しこりのリスク」を防ぐ効果も期待できますので、ぜひ最後までご覧ください。

良質な脂肪を使用する

「コンデンスリッチ豊胸」のように良質な脂肪を注入すると、定着率を高める効果が期待できます。

吸引した脂肪は不純物が混じっており、定着率やしこりのリスクに大きく影響します。

脂肪注入豊胸で定着率を高めるには、採りたての若くて元気な脂肪を選定することが大切なポイントです。

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脂肪を少しずつ注入する

脂肪はしこりのリスクや定着率を考慮し、皮膚や筋肉の下へ少しずつ分散させて注入する必要があります。

酸素や栄養がしっかり行き渡らない場合、注入した脂肪が定着せずに壊死してしまう可能性があるためです。

脂肪を分散させて注入する方法を「コールマンテクニック」と言い、生着率を高めて壊死を防ぐメリットがあります。[注]

[注] アメリカ国立衛生研究所：脂肪移植後の変性、再生、瘢痕形成：最初の3か月間の動的全組織リモデリング

スペースを十分に確保する

脂肪の定着率には、「注入する箇所に十分なスペースがあるか」が大きく影響します。

脂肪は酸素や栄養が芯まで届かなければ壊死してしまいます。

そのため、十分なスペースを確保して血の巡りを促進することで定着率アップが期待できるでしょう。

禁煙する

喫煙は、脂肪注入豊胸の生着率を低下させる恐れがあります。

タバコに含まれるニコチンには血管を収縮させる効果があり、血流を悪くなることで、注入した脂肪への酸素や栄養の供給を妨げてしまいます。[注]

豊胸の手術自体は可能なものの、禁煙できなければ以下に挙げる危険性が高まるでしょう。

そのため、脂肪注入豊胸の後は最低1ヶ月の禁煙をおすすめします。

[注] e-ヘルスネット（厚生労働省）：ニコチン

銀座マイアミ美容外科の定着率を上げる豊胸術

銀座マイアミ美容外科では、定着率を上げる脂肪注入豊胸の関連メニューを複数提供しています。

今回ご紹介する関連メニューは以下の通りです。

それぞれのメニューを紹介していきます。

コンデンスリッチ豊胸

定着率を70％程度まで上げる効果を期待できるのが「コンデンスリッチ豊胸」です。

通常の脂肪注入豊胸で採取した脂肪には、「定着率低下」「しこりのリスク」の原因になる不純物が混じっています。

その不純物を「加重遠心分離法」を用いて除去し、高純度の脂肪を取り出し凝縮（コンデンス）します。

新鮮で質の良い脂肪のみを注入するため、コンデンスリッチによる豊胸では高い定着率が期待できるでしょう。

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ビューティフィル豊胸

「ビューティフィル豊胸」は、通常の脂肪吸引よりも生着率が高い細胞を注入して定着率上昇をはかります。

LipoLife社の「BeautiFill」というダイオードレーザー吸引器を使用し、吸引したい脂肪を元気な状態で採取できることが特徴です。[注]

生きている新鮮な脂肪を注入できれば定着率の向上も期待でき、患部へのダメージやしこりのリスクも回避できます。

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[注] 日本ライポライフ協会：自己脂肪注入術『BeautiFill』

脂肪幹細胞豊胸

脂肪幹細胞豊胸は、「脂肪になる前の細胞」である幹細胞を採取し、脂肪に混ぜて注入する方法です。

幹細胞を混ぜることで外から入ってきた脂肪と体内の結びつきを助け、定着率を上げることが期待できます。

当院の実験で、手術前後の胸のサイズを3Dカメラで撮影し体積を比較したところ、定着率が通常よりも10％ほどアップしていることがわかりました。

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脂肪注入豊胸の定着率に関するQ&A

脂肪注入豊胸の定着率に関して寄せられる質問は以下の通りです。

それぞれの質問に回答していきます。

脂肪注入豊胸はいつ定着しますか？

注入した脂肪が定着するのは、術後から2週間ほどです。

脂肪が定着するまでは、以下に挙げる注意点を守りましょう。

定着するまでの期間には個人差がありますので、自分で判断せずに医師へ相談することも重要です。

脂肪注入豊胸はどのくらい継続しますか？

脂肪注入豊胸の効果は半永久的で、一度定着した脂肪はそのまま体内の組織として維持されます。

ただし、一部は体内へ吸収され、手術直後のサイズから80％程度のボリュームへ変化する傾向があります。

吸収は術後1ヶ月間が目安ですので、その期間を過ぎて安定するとボリュームダウンする可能性は低いでしょう。

脂肪注入豊胸について知っておくべきことはなんですか？

脂肪注入豊胸で知っておくべき項目は以下の通りです。

そのほか、ダウンタイムや副作用なども事前に把握しておくこともおすすめします。

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【まとめ】脂肪注入豊胸で定着率を高める方法

本記事では「脂肪注入豊胸の定着率はどのくらいなのか」や「生着率を高める方法」を解説しました。

ご紹介した以下の方法を参考に、注入した脂肪をしっかり定着させましょう。

当院では無料カウンセリングにて、患者様にぴったりな脂肪注入豊胸をご提案します。

このコラムを監修したドクター

銀座マイアミ美容外科 院長

丸山 直樹 Naoki Maruyama

日本専門医機構 形成外科領域専門医 / 医学博士 /
昭和大学藤が丘病院 形成外科兼任講師

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経歴

• 1978年

  愛知県豊橋市生まれ

• 2004年

  昭和大学医学部卒業

• 2004年

  聖隷浜松病院 勤務

• 2007年

  昭和大学形成外科学教室 入局

• 2013年

  昭和大学藤が丘病院形成外科 講師

• 2014年

  他院 大手美容外科 入職

• 2015年

  同院 統括院長就任

• 2017年

  銀座マイアミ美容外科 開院

• 2018年

  医療法人社団形星会 理事長就任