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真皮脂肪移植

人間の皮膚は、表面から、表皮、真皮、皮下脂肪の順で階層構造になっています。

真皮脂肪移植とは、この真皮とそれに続く皮下脂肪を、真皮と皮下脂肪がくっついたままの状態で採取して、鼻、唇、ほうれい線などに移植する方法です。

真皮脂肪を鼻筋に移植することによって、鼻筋を整えることができます。高さが欲しい場合は真皮脂肪の厚みを厚くすることによって、鼻筋を細く整えたい場合は真皮志望の幅を細くすることによって対応します。また、ハンプなどの鼻筋の凸凹感を緩和させる場合はハンプ上は薄く、その上下を厚くというような調整も可能です。患者さんによっては、鼻根部だけを高くしたかったり、眉間まで高くしたかったりする場合がありますがそのようなケースにも対応可能です。

また貴族手術といって、小鼻の付け根の窪みを埋める手術にも真皮脂肪移植が利用可能です。さらに、耳介軟骨移植やプロテーゼ移植後に鼻さきの皮膚が薄くなってきてしまったケース、鼻尖形成などの手術後に部分的に皮膚が凹んでしまったケースなどの修正にも真皮脂肪移植が適しています。

皮膚を階層構造ごと移植することによって皮膚の厚みを増し、凹みを改善します。以前に入れたプロテーゼが曲がったり、石灰化を起こしたり、皮膚が薄くなってきたりして抜去したいと思った時に、プロテーゼを抜去して、プロテーゼが入っていたカプセル内に真皮脂肪を移植するというのも良い適応です。プロテーゼ抜去に真皮脂肪移植を併用すると鼻筋の高さを低くせず、プロテーゼよりもナチュラルに鼻筋を仕上げることができます。

こんな方におすすめ
  • 自家組織で鼻筋を高くしたい
  • プロテーゼを抜いて自家組織で再建したい
  • 鼻先の皮膚が薄くなってきた
  • 貴族手術を自家組織でしたい

真皮脂肪移植は、自家組織で鼻の形成をしたいかたにお勧めの方法です。

鼻筋や鼻先を高くしたり、皮膚の薄さや凹みを治したり、小鼻の付け根の窪みを埋めたり(貴族手術)することができます。

 

真皮脂肪は、真皮に皮下脂肪をつけたままの状態で採取して、そのまま組織に植え付けます。脂肪吸引したものを注入する方法(遊離脂肪移植)と比べると、大きなボリュームの組織を移植可能です。

その理由は、真皮と脂肪の間の血管網を温存したまま移植できる点にあります。

脂肪注入の場合は、注入してしばらくの間、移植された脂肪は組織液から酸素や栄養をもらって活動し、1週間後くらいに血管が入り込んできて定着するということになります。その際、生き残る脂肪は移植された組織に接している面から2mmくらいの距離までということになります。

それに比べると真皮脂肪移植では、真皮とそこから脂肪につながる血管の交通路を保つことができます。移植した箇所から真皮に血管が入ると、真皮下血管網という血管のネットワークを介して、それにつながる脂肪のかたまりにも血行が行き渡ります。その結果、脂肪注入よりも大きな塊で脂肪を正着させることができるのです。

この方法は、遊離複合組織移植(コンポジットグラフト)とも呼ばれ、形成外科の基本的なテクニックの1つです。真皮脂肪移植の利点は、このようにある程度大きなボリュームの組織を移植できるという点だけでなく、真皮という皮膚の成分も移植できるということです。

これは、プロテーゼや軟骨移植、また以前の手術が原因で薄くなってしまった皮膚を厚くするのにとても役立ちます。また、鼻先に軟骨移植をする時にクッションとして使用することもでき、皮膚の菲薄化(うすくなること)をあらかじめ予防することもできます。

このように、銀座マイアミ美容外科では、自家組織で鼻を形成したいかたや他院修正などの鼻の修正の手術に、積極的に真皮脂肪を利用しています。

真皮脂肪移植_施術イメージ

真皮脂肪移植_施術イメージ

では、真皮脂肪はどこから採ってくることができるのでしょうか。真皮脂肪をいただく場所として、鼠蹊部(腿と胴体の境目)、臀溝部(お尻の下のしわの中)、臀裂部(お尻の割れ目の中)、陰部(大陰唇と腿の境目)、耳の前、耳の裏などがあります。必要な脂肪の量や真皮の厚さ、組織のボリュームを考えて、あとは目立たない場所からいただくという考えから、真皮脂肪をいただく箇所を決めます。真皮脂肪採取部位は糸で縫いますので、1週間後くらいを目安に抜糸が必要です。

施術料金
真皮脂肪移植 330,000円(税込)
血液検査 11,000円(税込)
局所麻酔 55,000円(税込)または静脈麻酔110,000円(税込)から選択してください。
施術時間 平均60分
ダウンタイム 鼻筋鼻先に移植した場合は、3から4日目や鼻のあたりが浮腫みます。ギプス固定を1週間ほどすることが多いです。痛みは痛み止めを飲めばコントロール可能です。内出血は、真皮脂肪を採取した箇所、まれに移植した箇所に1から2週間くらい出ることがあります。
入院の必要性 なし
通院回数 ケースにより、翌日再診いただくこともあります。手術1週間後くらいに抜糸にお越しください。ギプスをつけた場合もギプス除去や処置のために1週間後くらいにご来院ください。
持続性 永久的
傷跡 鼻筋に必要な真皮脂肪を採取する場合は、採取部位に長さ5センチ幅1から2ミリの傷が付きます。半年くらいはピンク色ぽいですが、いずれは白から肌色の線となります。なるべく目立ちにくい場所から採取しています。移植は鼻の穴の中から行うので傷跡は鼻の穴の中です。鼻の中は溶ける糸で縫いますので抜糸の必要はありません。

真皮脂肪移植FAQ

  • とにかく鼻が小さくて低い

    鼻が小さくて低いです。存在感が全然ないです。 でもプロテーゼでいきなり大きくなるのも変だと思うし、何か入れるのなら自分由来の素材で何となく高くしたいと思っています。 かといって、耳から取れる骨?の何かの量には限界があると思うし、プロテーゼやヒアルロン酸を結局足すことになるのでしょうか?自分の何かを使うとしたら、耳の骨以外に何かありますか?
  • クローズ法/オープン法はどんな手術ですか?メリットやデメリットを教えてください

    鼻の整形のクローズ法/オープン法とはどんな手術ですか? それぞれどんなメリットやデメリットがあるのでしょうか? どんな施術をどの方法でやるかは、どうやって決めますか?

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鼻の整形
その他の診療科目

  • 鷲鼻形成

    鷲鼻に憧れるかたのための手術です。ハンプを作成することで、フラットな鼻筋を鷲鼻に変えることができます。

    当院では、プロテーゼ挿入やハイドロキシアパタイトによる鷲鼻形成、軟骨移植や真皮脂肪移植など自家組織による鷲鼻形成が可能です。ちょっとしたハンプを作ることもできますし、かなりゴツい感じの鷲鼻にすることも可能です。

     

  • 幅よせ骨切り(鼻筋整え骨切り)

    幅よせ骨切りは、鼻骨専用のノミで鼻の穴の中から、鼻骨を切る方法です。

    鼻の穴の中からだけで骨を切れるので、皮膚に傷はつきません。いわゆるクローズ法と言われる方法です。鼻骨は、下から見ると山のような形をしているのですが、富士山のように裾野が広い鼻のかたに適した方法です。広い鼻筋を細く整えることが可能です。
    単独でも行いますが、鼻の印象を薄くするための忘れ鼻の手術やハンプ削りの手術に加えることもあります。

  • 鼻フルコース

    鼻フルコースは、1回の手術で鼻筋も鼻先も小鼻も全て整形してしまおうというセットメニューのことです。

    鼻全体の印象を変えたいと思っていらっしゃるかた、どのような施術をしたらいいかわからないけれども、鼻全体的に気に入っていないかた、漠然とした悩みのかた、悩みの森に迷い込んでしまっているかたなどが対象となります。

    当院では、わかりやすくベーシックな鼻フルコースと色々選べるプレミアムな鼻フルコース、そして忘れ鼻形成という特殊な鼻フルコースの3つの鼻フルメニューから選んでいただくことが可能です。

    ベーシック:
    鼻尖形成耳介軟骨移植小鼻縮小プロテーゼ(鼻筋)

    プレミアム:
    鼻尖形成耳介軟骨移植鼻中隔延長鼻柱形成小鼻縮小プロテーゼ(鼻筋)真皮脂肪移植(鼻筋)、ハンプ削り、幅寄せ骨切りの中から必要なものを全て選べます。

    忘れ鼻:
    鼻尖形成耳介軟骨移植小鼻縮小、ハンプ削り、幅寄せ骨切りの中から必要なものを全て選べます。

  • 鼻翼挙上

    小鼻の下の位置が、鼻柱の根元の位置よりも下に下がっているが、顔全体のバランスから見て鼻柱は正しい位置にある場合に適応になるのが鼻翼挙上という手術です。

    小鼻が垂れ下がっているとアンバランスな鼻になりますし、鼻の穴も見えがちになります。小鼻の下を切開して上の方に引き上げることでバランスが整うようになります。この手術をすることで、小鼻の主張感が減り、また鼻の穴も見えづらくなります。より忘れ鼻に近づくようになる手術です。

  • 鼻孔縁下降術

    正面から見た時に鼻の穴が目立ってしまう、横から見た時に鼻の穴の縁が上に上がりすぎていて鼻柱がはっきりみえてしまう、といった症状を改善できる手術が鼻孔縁下降術です。

    この方法では、耳介から皮膚と軟骨を同時に採取して、それを鼻の穴の縁の下げたい場所に移植することで鼻の穴の縁を下げます。この方法は、皮膚と軟骨のコンポジットグラフトというテクニックを用いて行います。皮膚と軟骨をくっつけたまま採取してきて、鼻の穴の縁に移植することによって尾翼軟骨と鼻の穴の皮膚を両方とも延長できます。真正面からと真横から見て、鼻の穴が見えにくくなりますが、下からあおってみても傷跡などは見えません。

  • ハンプ削り

    ハンプは、段鼻とも呼ばれていますが、鼻筋の中央くらいのところに膨らみがある状態のことを言います。ハンプとは日本語に直訳すると”こぶ”という意味です。重度になると、鷲鼻(わしばな)とも呼ばれるようになります。

    もともと日本人にはあまりなかったのですが、栄養状態が良くなってきたために骨が成長して日本人にもみられるようになったという説もあります。いずれにしても、ハンプの治療は切除や削りです。ハンプには骨性ハンプと軟骨性ハンプと両方あります。骨性の場合は鼻骨が、軟骨性の場合は鼻中隔軟骨や鼻背軟骨が発達しているために起こります。

  • 鼻柱形成

    鼻を正面から見た時に、小鼻の方が鼻柱基部(びちゅうきぶ)より下がっていると良くない、とされています。なぜならば、小鼻と小鼻を結んだ線の方が鼻柱よりも下がっていると実際の鼻の幅よりも鼻の幅が広く見えてしまうからです。

    鼻柱の付け根の方が、下がって、小鼻の付け根のほうが上がって、前から見た時に逆二等辺三角形の形になっている方が形良い鼻に見えます。鼻柱形成とは、耳介軟骨を鼻柱部分に移植することで鼻柱を下に伸ばす施術です。

    鼻中隔延長はどちらかというと、鼻先に近い部分の鼻柱を下に伸ばす効果はありますが、鼻柱の基部(付け根)を下に伸ばす効果は弱いです。鼻柱の付け根を下に伸ばして鼻柱から上唇にかけての角度(鼻唇角)を綺麗に整える手術は鼻柱形成のほうが優れていると言えます。

  • プロテーゼ

    シリコンプロテーゼを使って、鼻根部(鼻の付け根、目と目の間の部分)から鼻先にかけての鼻筋を高くすることができます。

    美容外科の手術の中では古くからある手術で、比較的簡単に鼻筋を整えることができます。プロテーゼのタイプは大きくL型とI型に分かれます。以前は、L型がもてはやされていましたが、近年では、I型が主流になっています。

    鼻の穴の中から挿入することができるので傷跡は外からは見えません。高さの調整も各人に合わせて行えます。

  • 鼻中隔延長

    鼻中隔延長という手術の名前をよく耳にしますが、鼻中隔ってなんでしょうか。

    鼻中隔とは左右の鼻の穴の間にある仕切りの壁のことです。前方の方は軟骨(硝子軟骨)、後方の方は骨でできています。鼻中隔は、鼻筋と鼻先を支える大切な部位です。
    生まれつきこの鼻中隔が弱いと鞍鼻(あんび)といって鼻筋がとても低い鼻になってしまったり、短鼻(たんび)といって短い鼻、いわゆるブタ鼻の原因となってしまいます。このようなかたに、鼻中隔軟骨にさらに軟骨を足して補うことで鞍鼻、短鼻の改善をしたり、さらに延長させて欧米人のような高い鼻にしたり、下向きに長い鼻にして人中の長さを目立たせなくしたりする方法を鼻中隔延長と言います。

    では、どのような方法、材料で鼻中隔延長をすると良いのでしょうか。

    まず、材料に関してですが、異物は基本的にはお勧めしません。曲がったり、感染したり、飛び出てきてしまったりという合併症が、自家組織に比べて圧倒的に多いからです。鼻中隔延長は自家組織で行なった方が安心です。自家組織として使用可能なものは、鼻中隔軟骨、肋軟骨、耳介軟骨です。
    このページでは、鼻中隔延長について詳しく解説をしようと思います。

  • 小鼻縮小

    小鼻縮小は、小鼻が大きく外側にひろがっているかた、鼻の穴が大きいかた、笑うとさらに大きく横に広がることに悩んでいるかたに適応になる手術です。

     

    小鼻縮小は大きく分けて内側法(鼻内法)、外側法(鼻外法)に分かれます。また、小鼻が肉厚なかたに適応となる特殊な小鼻縮小の方法もあります。実際の手術では、内側法と外側法を患者さんの小鼻の形や大きさの程度に合わせて組み合わせたデザインにすることが多いです。

     

    内側法は鼻の穴の中の鼻腔底(びくうてい)という部分を切開して幅寄せします。

    外側法は、小鼻の外側を回り込むようにして切開し小鼻そのものを切除する方法です。外側に回り込んで切り取るほどたくさん小鼻の部分を切除できるのですが、あまり上の方まで切り込んで切除すると傷が目立つ傾向にあるので撮り過ぎには注意しないといけません。どうしても、外側に切り込まないといけない場合を除いて、当院では、外側の傷の切開は必要最小限にするようにしています。小鼻を少し回り込むくらいに設定をすることが多いです。

     

    小鼻は、人それぞれにバリエーションが多く、デザインに形成外科的な感覚とが必須となります。切り取って縫うという単純な手術ではあるのですが、そこには形成外科的な考え方やテクニックをたっぷり盛り込むことになります。

  • 耳介軟骨移植

    鼻先を細く高く整えたいかたに適した手術が、耳介軟骨移植(じかいなんこついしょく)です。この方法は、耳から軟骨を少しいただいて鼻先に移植する方法です。鼻先には、人工物は適しません。シリコンや溶けると言われている素材もありますが、そのような人工物の移植後では、鼻先の皮膚が薄くなってしまったり飛び出てきてしまったりというトラブルを起こしやすいので、鼻先はご自身の体の材料で作る方が安全です。

    自分の組織は触り心地も質感も自然で、人工物にはないナチュラルな仕上がりになります。また、人工物よりも細菌感染に強く、手術後に誤ってぶつけてしまったり怪我をしてしまった時のダメージに強い傾向にあります。

    手術は、鼻の穴の中の切開から可能です。軟骨は、耳の後ろの目立たない付け根の部分や、耳の穴の中を切開していただきますので、傷跡は目立ちません。取り出した軟骨を、高さが欲しい場合は階段ピラミッド状に積み重ねて使用したり、ごくナチュラルに仕上げたい場合は、マンゴーを食べる時のようにサイの目を入れて球体に加工して移植したりします(この方法はマンゴーグラフトと呼ばれています)。移植したら鼻の中を溶ける糸で縫合して終了します。耳介軟骨移植だけであれば固定がいらないことが多いです。

  • 鼻尖形成

    鼻先が肉厚のかたや鼻先が丸いかた、いわゆる団子鼻と呼ばれる鼻の形は、鼻尖形成という手術で改善することができます。

    鼻は顔の中心にあって、そのかたの顔の印象の良し悪しを左右する重要な器官です。当院では様々なかたのニーズに合わせて鼻尖形成をするようにしています。

  • 斜鼻形成

    正面から見て、斜めに見える鼻のことを斜鼻(しゃび)と言います。

     

    斜鼻は大きく分けて2つの原因に分かれます。骨性斜鼻と軟骨性斜鼻です。骨性斜鼻とは、鼻骨という鼻の骨が曲がっているために起こる斜鼻で、例えば鼻をぶつけて骨折したとして、その骨折を放置したために斜めにくっついてしまったという時などに起こります。

    軟骨性斜鼻には、鼻中隔軟骨が原因のものと鼻背軟骨や鼻翼軟骨が原因のものに分かれます。また、これらの原因が、合わさって起こる斜鼻も存在します。何が原因かということは、触診や問診でもある程度わかりますが、CT検査をすると診断が確定できます。

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