貧乳でも豊胸を成功させるコツは?豊胸術の注意点も解説
- 小野寺院長監修

- 貧乳でも豊胸できるの?
- 太らなきゃ豊胸ってできないの?
- 痩せ型でも脂肪豊胸を検討したい!
脂肪注入豊胸を無理に行って、しこりができたり萎んでしまったりして後悔するケースもあります。
本記事では、貧乳の方でも豊胸を成功させるコツから貧乳の方でも可能な脂肪豊胸術まで詳しく解説します。
この記事を読んで、自分に合った豊胸術を見つけて、豊胸を成功へと導きましょう。

目次
貧乳・痩せ型でも豊胸を成功させるコツ
貧乳・痩せ型でも豊胸を成功させるコツは、以下の通りです。
- 禁煙を徹底する
- 胸を締め付けない
- 豊胸後に痩せない
それぞれのコツについて解説します。
禁煙を徹底する
タバコに含まれるニコチンやタールは、血管を収縮させます。[注]
血管が収縮すると血流が悪くなり、バストの成長に必要な栄養素が届かなくなります。
逆に禁煙を徹底すれば血流の悪化を防げるため、バストに栄養素が届きやすくなることで、サイズアップに繋がる可能性があります。
胸を締め付けない
胸を締め付けるとバストの血流が悪化します。
これにより、バストアップに必要な栄養素が行き渡らなくなります。

豊胸後に痩せない
豊胸の施術は、施術時のスタイルで美しく見えるように、形をデザインしています。
このため、豊胸の施術後に痩せてしまうと、バストの形が不自然に見えてしまうことがあり注意が必要です。
また、脂肪注入豊胸の施術を受けた場合、過度に全身の脂肪を減らすとバストの脂肪も減ってしまいます。
体型や体重によってはダイエットが必要なケースもありますが、そのような場合も急激に痩せることは避けましょう。
短期間でバストアップしたい方は脂肪注入豊胸を検討しよう
短期間でバストアップを図りたい方は、ぜひ「脂肪注入豊胸」をご検討ください。
脂肪注入豊胸は、以下のようにあらゆる面でメリットがある施術です。
- 一度生着した脂肪が半永久的に残り続けるため永続性がある
- 天然のバストに感触が極めて近く触られても豊胸施術がバレにくい
- 谷間の形が自然なI字になる
- 動いた時や仰向けになった時もバストの動きが自然
- 授乳に影響が出にくい

貧乳・痩せ型の方に脂肪注入豊胸をおすすめする理由
貧乳・痩せ型の方に脂肪注入豊胸をおすすめする理由は、以下の通りです。
- 授乳への影響が少ない
- 他の豊胸術よりバレにくい
- 半永久的に胸の大きさが持続しやすい
- 脂肪を分散注入することでしこりができにくい
- デコルテ部分から自然にボリュームアップできる
それぞれの理由について解説します。
授乳への影響が少ない
脂肪注入豊胸は、他の豊胸施術と比較して授乳への影響が小さくなります。
シリコンバック豊胸やヒアルロン酸豊胸など他の施術の場合、乳腺を圧迫して授乳期にバストの張りを辛く感じることがあります。
これらの問題が大きくても授乳自体は可能ですが、よりストレスなく授乳を行いたい場合は脂肪注入豊胸が適しています。


他の豊胸術よりバレにくい
バストの9割は脂肪でできているため、脂肪注入豊胸でサイズアップしたバストは、天然のバストに限りなく近い状態です。
このため、ヒアルロン酸豊胸やシリコンバック豊胸と異なり感触の違和感がほとんどなく、動いたり仰向けになったりした際にもバストが自然に動きます。
胸の谷間についても、シリコンバック豊胸ではY字の形になることが多いものの、脂肪注入豊胸では自然なI字になります。

半永久的に胸の大きさが持続しやすい
脂肪注入豊胸で定着した脂肪は、元々のバストと同じように、その部分に半永久的に残り続けます。
全身の脂肪が減るような過度なダイエットをした場合は、定着した脂肪も減ることがありますが、通常の生活をしていて減ることは、基本的にありません。
脂肪注入豊胸での脂肪の定着率は、約50~70%です。
通常の脂肪注入豊胸では最大約50%で、コンデンスリッチファットなどの高品質な脂肪を注入した場合は、最大約70%が定着します。
脂肪を分散注入することでしこりができにくい
脂肪を一箇所にまとめて大量に注入すると、しこりができることがあります。
しこりができる原因は、脂肪組織に必要な血液が行き渡らないためです。
血液が不足すると脂肪組織が壊死し、その周囲に被膜(コラーゲン繊維の膜)が形成され、しこりとなります。

デコルテ部分から自然にボリュームアップできる
脂肪注入豊胸の施術では、基本的に注入した部分に脂肪が定着するため、デコルテ部分にも必要量を注入することで、自然なボリュームアップを図ることが可能です。
シリコンバック豊胸の場合、製品によっては形の調整が難しいため、デコルテ部分とバスト部分がアンバランスになることがあります。

貧乳の方が脂肪注入豊胸を行うときの注意点
貧乳の方が脂肪注入豊胸を行うときの注意点は、以下の通りです。
- 採取できる脂肪量が少ない可能性がある
- 定着度合いがわからず効果を予測しにくい
- 一度の豊胸におけるサイズアップには限界がある
それぞれの注意点について解説します。
採取できる脂肪量が少ない可能性がある
脂肪注入豊胸で用いる脂肪は、自身の体から採取します。
このため、痩せ型の方の場合は、採取できる脂肪量が少ないことがあります。

定着度合いがわからず効果を予測しにくい
注入した脂肪がどの程度定着するかには、個人差があります。
通常の脂肪注入豊胸では定着率は最大50%程度であり、コンデンスリッチファット(CRF)などの高品質な脂肪を注入する場合の定着率は最大70%程度です。
ただし定着率がある程度前後するため、シリコンバック豊胸やヒアルロン酸豊胸とは異なり予測しにくいことを理解しておきましょう。
一度の豊胸におけるサイズアップには限界がある
1回の脂肪注入豊胸の施術でサイズアップできる量は、平均1カップまでです。
最大2カップ程度大きくできるケースもありますが、しこりの発生リスクが高くなるため、推奨はできません。

銀座マイアミ美容外科の豊胸の症例
当院で実際に行われた「豊胸」の症例を紹介します。
理想とするイメージを伝える際にも役立つため、ぜひ参考にしてください。
バランスを取りながらデコルテを増やしました。
・内出血:2-3 週程度
・痛み:強めの筋肉痛のような感じです。
・感染:非常にまれです。起こった場合は適切な治療をさせていただきます。
・しこり:非常にまれです。
・そのほか:拘縮やつっぱり感、傷跡など。
ボリュームの少ない方にはいつも1回目の豊胸はふわっとするようなイメージになりますと伝えています。
ふわっとするだけだとあまり変化がしないのではと思われる方もいらっしゃると思いますが、そんなことはありません。
今回のかたのように少し骨ばっていて少し硬い印象のお胸が、柔らかくふっくらするだけでも見た目印象がずいぶん変わりますね。
脂肪豊胸は脂肪を注入すれば注入するほどいいというわけではなく、その方に適した注入量を、適した場所に注入することで安全で自然な豊胸ができるのです。
・内出血:2-3 週程度
・痛み:強めの筋肉痛のような感じです。
・感染:非常にまれです。起こった場合は適切な治療をさせていただきます。
・しこり:非常にまれです。
・そのほか:拘縮やつっぱり感、傷跡など。
デコルテにボリュームがあると胸が大きく見えますし、バランスのいい形になります。
この方もデコルテ部分にボリュームを出すよう意識しました。
豊胸は胸のサイズを大きくすることはもちろんですが、バランスの取れた乳房を作るのが重要だと思います。
・内出血:2-3 週程度
・痛み:強めの筋肉痛のような感じです。
・感染:非常にまれです。起こった場合は適切な治療をさせていただきます。
・しこり:非常にまれです。
・そのほか:拘縮やつっぱり感、傷跡など。
他の症例写真は症例ページで公開していますので、あわせてご覧ください。
貧乳・痩せ型の豊胸に関するQ&A
貧乳・痩せ型の豊胸に関してよくある質問は以下の通りです。
- 痩せ型の体型に向いている豊胸術はなんですか?
- 豊胸でサイズアップできる限界はどのくらいですか?
- AAカップでも見た目が不自然にならないように大きくできますか?
それぞれの質問にお答えします。
痩せ型の体型に向いている豊胸術はなんですか?
痩せ型の体型に向いている豊胸術は、脂肪注入豊胸かヒアルロン酸注入豊胸です。
理由は、痩せ型の体型でシリコンバック豊胸を行うとシリコンの縁が目立ち、不自然な印象になってしまうためです。
脂肪注入豊胸やヒアルロン酸注入豊胸ではこのようなことがなく、自然な仕上がりを期待できます。

豊胸でサイズアップできる限界はどのくらいですか?
シリコンバック豊胸の場合、1回の手術で最大300ml程度(約3カップ)のサイズアップを図れます。
しかし、これだけ大幅にサイズアップさせると不自然な印象になることが多く、平均的な女性の体格なら1回の豊胸で200〜250ml程度(約2〜2.5カップ)のサイズアップに留めるべきです。
脂肪注入豊胸やヒアルロン酸注入豊胸ではサイズアップできる限界はさらに低く、限界は200cc程度(約2カップ)でしこりなどのリスクを抑えるには100cc程度(約1カップ)に抑えるべきとです。

AAカップでも見た目が不自然にならないように大きくできますか?
AAカップでも、自然なバストアップを図れます。
推奨される方法は脂肪注入豊胸であり、痩せ型の体型で行うと見た目が不自然になることが多いシリコンバック豊胸は避ける方が良いでしょう。
ヒアルロン酸注入豊胸については、見た目は自然になるものの、感触がやや固めになります。

【まとめ】貧乳・痩せ型でも豊胸を成功させるコツ
本記事では、貧乳・痩せ型の方でも豊胸を成功させるコツを紹介してきました。
貧乳・痩せ型の方が豊胸を成功させるためには、以下のコツを覚えておきましょう。
- 禁煙を徹底する
- できるだけ胸を締め付けないように心がける
- 豊胸後には痩せないようにする
- 短期間でバストアップするなら脂肪注入豊胸がおすすめ
当院では通常の脂肪注入豊胸に加え、コンデンスリッチファット(CRF)の注入や「バレない豊胸」などの施術にも対応しています。
様々な施術に対応しているだけでなく、日本専門医機構が認定する「形成外科専門医」が施術を担当していることも、当院の特徴です。

このコラムを監修したドクター

経歴
-
- 2006年
- 和歌山県立医科大学卒業
-
- 2006年
- 東京医科歯科大学附属病院 勤務
-
- 2008年
- 昭和大学形成外科教室 入局
-
- 2013年
- 昭和大学病院形成外科 助教
-
- 2015年
- 他院 大手美容外科入職
-
- 2018年
- 船橋眼瞼下垂クリニック 院長
-
- 2019年
- 銀座マイアミ美容外科SALONE
院長就任
-
- 2019年
- 医療法人社団形星会 理事就任
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