貧乳でも豊胸を成功させるコツ|豊胸術の注意点も解説
- 幸地先生監修
いわゆる「貧乳体型」をコンプレックスに感じ、「どの豊胸が良いか」「本当に豊胸を受けても大丈夫なのか」と不安に思われている方も多いのではないでしょうか?
そこで本記事では、「貧乳体型におすすめの豊胸の施術」「貧乳で豊胸をする時の注意点」などを紹介します。
「貧乳に見られやすい特徴」や「貧乳で豊胸を成功させるコツ」についても解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。
なお、「貧乳になる原因については上記の記事で解説していますので、こちらもあわせてご覧ください。
目次
貧乳に見られやすい特徴
貧乳に見られやすい特徴は、以下の通りです。
- デコルテが痩せている
- 胴体が平たく平胴体型である
- 脂肪がつきにくく痩せ型体質である
それぞれの特徴について解説します。
デコルテが痩せている
デコルテとは、首元から鎖骨、胸元までの部分です。
デコルテが痩せていると、バスト全体にもボリュームがなく貧相に見えてしまいます。
また、バストにボリュームがあり、デコルテのみが痩せている場合、バストが垂れているように見えることもあります。
胴体が平たく平胴体型である
平胴体型とは、上から見ると胴体が長方形のように横に長く、横から見ると厚みのない体型です。
胴体が横に長いと、バストの脂肪も横に広がるため縦の長さが出ず、サイズも小さく見えます。
平胴体型の反対は丸胴体型で、胴体が円柱のようになっており、横への広がりがありません。
そのため、バストの脂肪も横に広がらず縦の長さが出るため、サイズが大きく見えます。
脂肪がつきにくく痩せ型体質である
脂肪がつきにくい痩せ型体質の方は、貧乳に見られやすいです。
まず、バストの約90%は脂肪であるため、脂肪がつきにくければバストも小さくなりやすいです。
また、バストの周辺に脂肪があれば、その脂肪を寄せて集めることで、見た目のサイズをある程度大きくできます。
しかし、痩せ型体質ではこのような脂肪も少ないため、バストを大きく見せることがさらに難しくなります。
このように痩せ型の方のバストアップはやや難しいものの、適切な対策を取ることで、バストアップを図ることは可能です。
痩せ型の方のバストアップ方法については、以下の記事で詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。
痩せ型はバストアップはしにくいが対策は可能|具体的な方法を解説
貧乳・痩せ型でも豊胸を成功させるコツ
貧乳・痩せ型でも豊胸を成功させるコツは、以下の通りです。
- 禁煙を徹底する
- 胸を締め付けない
- 豊胸後に痩せない
それぞれのコツについて解説します。
禁煙を徹底する
タバコに含まれるニコチンやタールは、血管を収縮させます。[注1]
血管が収縮すると血流が悪くなり、バストの成長に必要な栄養素が届かなくなります。
逆に禁煙を徹底すれば血流の悪化を防げるため、バストに栄養素が届きやすくなることで、サイズアップに繋がる可能性があります。
胸を締め付けない
胸を締め付けるとバストの血流が悪化します。
これにより、バストアップに必要な栄養素が行き渡らなくなります。
胸の締め付けを避けるためには、サイズの合ったブラジャーを正しく着用することが重要です。
豊胸後に痩せない
豊胸の施術は、施術時のスタイルで美しく見えるように、形をデザインしています。
このため、豊胸の施術後に痩せてしまうと、バストの形が不自然に見えてしまうことがあるため、注意が必要です。
また、脂肪注入豊胸の施術を受けた場合、過度に全身の脂肪を減らすと、バストの脂肪も減ってしまいます。
体型や体重によってはダイエットが必要なケースもあるでしょうが、そのような場合も急激に痩せることは避けましょう。
短期間でバストアップしたい方は脂肪注入豊胸を検討しよう
短期間でバストアップを図りたい方は、ぜひ脂肪注入豊胸をご検討ください。
脂肪注入豊胸では、一度生着した脂肪が半永久的に残り続けるため、永続性を重視する方にも適しています。
また、感触も天然のバストに極めて近いため、パートナーの方などにバストを触られても、豊胸施術を受けたことがバレにくいです。
谷間の形も自然なI字になり、動いた時や仰向けになった時も、自然な形でバストが動きます。
授乳にも影響が出にくいなど、脂肪注入豊胸はあらゆる面でメリットのある施術です。
当院・銀座マイアミ美容外科では、通常の脂肪注入豊胸に独自の工夫を凝らした「バレない豊胸」の施術をご提供しています。
この施術では、脂肪を塊で入れるのではなく、細かく分散して注入するため、しこりが発生しにくいことが特徴です。
1回0.5〜1カップ程度と、少しずつバストアップを図るため、周囲に豊胸施術がバレるリスクも低くなっています。
「バレない豊胸」については、以下の動画で詳しくご紹介していますので、「バレずに豊胸したい」とお考えの方は、ぜひご覧ください。
貧乳・痩せ型の方に脂肪注入豊胸をおすすめする理由
貧乳・痩せ型の方に脂肪注入豊胸をおすすめする理由は、以下の通りです。
- 授乳への影響が少ない
- 他の豊胸術よりバレにくい
- 半永久的に胸の大きさが持続しやすい
- 脂肪を分散注入することでしこりができにくい
- デコルテ部分から自然にボリュームアップできる
それぞれの理由について解説します。
授乳への影響が少ない
脂肪注入豊胸は、他の豊胸施術と比較して授乳への影響が小さくなります。
他の施術の場合、例えばシリコンバック豊胸では、授乳期のバストの張りを辛く感じることがあります。
授乳期には乳腺が発達して大きくなりますが、シリコンバックを挿入していると、シリコンバックが乳腺を圧迫することがあるためです。
ヒアルロン酸豊胸の場合も、多めに注入した場合は同様の問題が起きることがあります。
これらの問題が大きくても授乳自体は可能ですが、よりストレスなく授乳を行いたい場合は、脂肪注入豊胸が適しています。
豊胸後の授乳に関しては以下の記事で詳しく説明していますので、あわせて参考にしてみてください。
他の豊胸術よりバレにくい
バストの9割は脂肪でできているため、脂肪注入豊胸でサイズアップしたバストは、天然のバストに限りなく近い状態です。
このため、ヒアルロン酸豊胸やシリコンバック豊胸と異なり、感触の違和感がほとんどありません。
また、シリコンバック豊胸と異なり、動いたり仰向けになったりした際に、バストが自然に動きます。
胸の谷間についても、シリコンバック豊胸ではY字の形になることが多いものの、脂肪注入豊胸では自然なI字になります。
脂肪注入豊胸については以下のページでご説明していますので、ぜひ参考にしてみてください。
豊胸の詳細ページはこちら
半永久的に胸の大きさが持続しやすい
脂肪注入豊胸で定着した脂肪は、元々のバストと同じように、その部分に半永久的に残り続けます。
全身の脂肪が減るような過度なダイエットをした場合は、定着した脂肪も減ることがありますが、通常の生活をしていて減ることは、基本的にありません。
脂肪注入豊胸での脂肪の定着率は、約50~70%です。
通常の脂肪注入豊胸では最大約50%で、コンデンスリッチファットなどの高品質な脂肪を注入した場合は、最大約70%が定着します。
脂肪を分散注入することでしこりができにくい
脂肪を一箇所にまとめて大量に注入すると、しこりができることがあります。
しこりができる原因は、脂肪組織に必要な血液が行き渡らないためです。
血液が不足すると脂肪組織が壊死し、その周囲に被膜(コラーゲン繊維の膜)が形成され、しこりとなります。
脂肪を一度にまとめて注入せず、分散させて注入することで、しこりの発生リスクを抑えることが可能です。
デコルテ部分から自然にボリュームアップできる
脂肪注入豊胸の施術では、基本的に注入した部分に脂肪が定着します。
そのため、デコルテ部分にも必要量を注入することで、自然なボリュームアップを図ることが可能です。
シリコンバック豊胸の場合、製品によっては形の調整が難しいため、デコルテ部分とバスト部分がアンバランスになることがあります。
貧乳の方が脂肪注入豊胸を行うときの注意点
貧乳の方が脂肪注入豊胸を行うときの注意点は、以下の通りです。
- 採取できる脂肪量が少ない可能性がある
- 定着度合いがわからず効果を予測しにくい
- 一度の豊胸におけるサイズアップには限界がある
それぞれの注意点について解説します。
採取できる脂肪量が少ない可能性がある
脂肪注入豊胸で用いる脂肪は、自身の体から採取します。
このため、痩せ型の方の場合は、採取できる脂肪量が少ないことがあります。
脂肪を採取する部位は、主に太もも・腰・お腹などです。
定着度合いがわからず効果を予測しにくい
注入した脂肪がどの程度定着するかには、個人差があります。
通常の脂肪注入豊胸の場合、定着率は最大50%程度です。
コンデンスリッチファット(CRF)などの高品質な脂肪を注入する場合、定着率は最大70%程度です。
こうした目安はあるものの、定着率がある程度前後するため、完全な予測はできないことを理解しておきましょう。
シリコンバック豊胸の場合、挿入したバックの大きさは、ほぼ100%バストサイズに反映されます。
ヒアルロン酸豊胸も同じで、半年〜1年程度で徐々に吸収されるものの、施術直後の段階では、ほぼ100%バストに反映されます。
一度の豊胸におけるサイズアップには限界がある
1回の脂肪注入豊胸の施術でサイズアップできる量は、 平均1カップまでです。
最大2カップ程度大きくできるケースもありますが、しこりの発生リスクが高くなるため、推奨はできません。
一度に大きなサイズアップを図りたい場合は、シリコンバック豊胸が適しています。
マイアミ美容外科の豊胸の症例
当院で実際に行われた「豊胸」の症例を紹介します。
理想とするイメージを伝える際にも役立つため、ぜひ参考にしてください。
バランスを取りながらデコルテを増やしました。
・内出血:2-3 週程度
・痛み:強めの筋肉痛のような感じです。
・感染:非常にまれです。起こった場合は適切な治療をさせていただきます。
・しこり:非常にまれです。
・そのほか:拘縮やつっぱり感、傷跡など。
ボリュームの少ない方にはいつも1回目の豊胸はふわっとするようなイメージになりますと伝えています。
ふわっとするだけだとあまり変化がしないのではと思われる方もいらっしゃると思いますが、そんなことはありません。
今回のかたのように少し骨ばっていて少し硬い印象のお胸が、柔らかくふっくらするだけでも見た目印象がずいぶん変わりますね。
脂肪豊胸は脂肪を注入すれば注入するほどいいというわけではなく、その方に適した注入量を、適した場所に注入することで安全で自然な豊胸ができるのです。
・内出血:2-3 週程度
・痛み:強めの筋肉痛のような感じです。
・感染:非常にまれです。起こった場合は適切な治療をさせていただきます。
・しこり:非常にまれです。
・そのほか:拘縮やつっぱり感、傷跡など。
デコルテにボリュームがあると胸が大きく見えますし、バランスのいい形になります。
この方もデコルテ部分にボリュームを出すよう意識しました。
豊胸は胸のサイズを大きくすることはもちろんですが、バランスの取れた乳房を作るのが重要だと思います。
・内出血:2-3 週程度
・痛み:強めの筋肉痛のような感じです。
・感染:非常にまれです。起こった場合は適切な治療をさせていただきます。
・しこり:非常にまれです。
・そのほか:拘縮やつっぱり感、傷跡など。
他の症例写真についても、Instagramで随時投稿していますので、合わせてご覧ください。
貧乳・痩せ型の豊胸に関するQ&A
貧乳・痩せ型の豊胸に関してよくある質問は以下の通りです。
- 痩せ型の体型に向いている豊胸術はなんですか?
- 豊胸でサイズアップできる限界はどのくらいですか?
- AAカップでも見た目が不自然にならないように大きくできますか?
それぞれの質問にお答えします。
痩せ型の体型に向いている豊胸術はなんですか?
痩せ型の体型に向いている豊胸術は、脂肪注入豊胸かヒアルロン酸注入豊胸です。
理由は、痩せ型の体型でシリコンバック豊胸を行うとシリコンの縁が目立ち、不自然な印象になってしまうためです。
脂肪注入豊胸やヒアルロン酸注入豊胸ではこのようなことがなく、自然な仕上がりを期待できます。
痩せ型の方の豊胸は難しいとされておりますが、当院では痩せ型の方の豊胸を行ってきた豊富な実績があります。
極端な痩せ型の方は、当院の丸山院長に気軽にご相談ください。
豊胸でサイズアップできる限界はどのくらいですか?
シリコンバック豊胸の場合、1回の手術で最大300ml程度(約3カップ)のサイズアップを図れます。
しかし、これだけ大幅にサイズアップさせると不自然な印象になることが多いです。
平均的な女性の体格の場合、1回のシリコンバック豊胸で200〜250ml程度(約2〜2.5カップ)のサイズアップに留めるべきです。
脂肪注入豊胸やヒアルロン酸注入豊胸の場合、サイズアップできる限界はさらに低くなります。
限界は200cc程度(約2カップ)で、しこりなどのリスクを抑えるためには、100cc程度(約1カップ)に抑えるべきといえます。
AAカップでも見た目が不自然にならないように大きくできますか?
AAカップでも、自然なバストアップを図れます。
推奨される方法は脂肪注入豊胸で、逆にシリコンバック豊胸は避ける方が良いでしょう。
理由は、痩せ型の体型でシリコンバック豊胸を行うと、見た目が不自然になることが多いためです。
ヒアルロン酸注入豊胸については、見た目は自然になるものの、感触がやや固めになります。
見た目だけでなく感触も自然という点で、AAカップの方に限らず、自然な豊胸を求めるのであれば、脂肪注入豊胸が適しています。
なお以下の記事では、豊胸で自然な仕上がりにするための注意点を紹介していますので、より自然な胸を目指すために合わせてご確認ください。
豊胸で自然な仕上がりにしたい!豊胸術の特徴や施術の注意点を解説
【まとめ】貧乳・痩せ型でも豊胸を成功させるコツ
貧乳・痩せ型の体型でも豊胸を成功させるコツは、まず脂肪注入豊胸の施術を選ぶことです。
また、禁煙を徹底する、豊胸後に痩せないなどの注意点を守ることで、より豊胸の施術を成功させやすくなります。
当院では通常の脂肪注入豊胸に加え、コンデンスリッチファット(CRF)の注入や「バレない豊胸」などの施術にも対応しています。
様々な施術に対応しているだけでなく、日本専門医機構が認定する「形成外科専門医」が施術を担当していることも、当院の特徴です。
この資格を持つ医師であれば、豊胸施術に必要な形成外科の知識と経験を十分に有していると判断できます。
カウンセリングでは医師がじっくりとお悩みをお聞きし、患者様のバストの形やご希望に合わせた施術をご提案させていただきます。
「貧乳で悩んでいる」「豊胸でバストアップしたい」と考えている方は、ぜひ当院までご相談ください。
このコラムを監修したドクター
経歴
-
- 2011年
- 琉球大学 卒業
-
- 2012年
- 昭和大学藤が丘病院 初期臨床研修
-
- 2014年
- 昭和大学形成外科教室 入局
-
- 2015年
- 昭和大学病院形成外科 助教
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