鼻の軟骨がない人がいるのはなぜ？鼻を高くして鼻筋を通す施術を紹介

「鼻が低い」「鼻が丸く見える」など鼻の形にコンプレックスをお持ちの方は、『鼻筋が通った高い鼻』に憧れる方も少なくはないでしょう。

「鼻を触ったときにやわらかく、鼻が低い原因は軟骨がないのでは？」と感じる方もいるのではないでしょうか？

そこで本記事では、「鼻の形に関わる骨や軟骨について」「鼻筋が通った鼻にするための鼻手術」などを解説していきます。

鼻フルコースの施術ページはこちら

当院・銀座マイアミ美容外科では、様々な鼻の整形手術を行っております。

いくつかの手術がセットになった理想の鼻を目指せる「鼻フルコース」もご提供しておりますので、上記のページもあわせてご覧ください。

鼻の軟骨がない人がいるのはなぜ？

鼻の軟骨がない人がいる理由については、以下の通りです。

それぞれ詳しく解説していきます。

鼻の骨や軟骨の形状

鼻の骨や軟骨の大きさや形は、「鼻の骨格づくり」に関係しています。

骨や軟骨の形成に異常が起こるような難病でなければ、鼻の骨や軟骨はつくられています。[注]

しかし、鼻が高い人に比べると軟骨が小さい傾向にあるため、鼻が低い人は軟骨がないと感じているかもしれません。

また、鼻先は軟部組織がつきやすい場所であり、触れたときに柔らかい場合は鼻先に軟骨がない可能性があります。

[注] 難病情報センター：軟骨無形成症（指定難病276）

鼻の皮膚の厚さ

「鼻の皮膚の厚さ」も鼻の軟骨がない理由に関係しています。

鼻の皮膚は軟骨を覆っているため、皮膚に厚みがあると鼻の肉厚感が増して軟骨がないと感じるかもしれません。

鼻を摘んだときに触ったときにやわらかい場合は、軟骨よりも鼻の皮膚が厚い可能性があるでしょう。

加齢による変化

年を重ねることで、顔周りに筋肉や脂肪が蓄積される傾向があります。

これにより、鼻の厚みが増し、丸みを帯びるため軟骨が触れないことがあるでしょう。

また加齢によって、骨密度の低下や皮膚のたるみにより鼻の形状に影響を与える可能性もあります。[注]

[注] 厚生労働省：骨密度｜e-ヘルスネット

鼻の高さや鼻の形状を構成する骨と軟骨

鼻の骨と軟骨の名称は、以下のイラストでご覧いただけます。

上記の鼻の骨と軟骨のうち、「鼻の形を維持する骨や軟骨」は以下の通りです。[注]

それぞれの鼻の骨や軟骨の特徴や、鼻の形にどんな影響があるかを詳しく解説していきます。

[注] 日本耳鼻咽喉科学会会報：児玉 悟.外鼻の機能的形成手術.2015.118巻8号

鼻骨

鼻骨とは、両目の間から鼻の上部に触れる「鼻の根元の硬い骨」です。

鼻骨の高さが鼻先の高さと変わらない場合は、鼻筋が目立たず平面的な顔の印象を与えるでしょう。

一般的に、日本人は欧米人と比較して鼻骨が低い傾向があります。

外側鼻軟骨

外側鼻軟骨は、鼻の真ん中から左右に別れて屋根のように広がっている軟骨です。

外側鼻軟骨の左右の広がりは、「鼻筋の形づくり」に関係しています。

左右の広がりが大きいと、鼻の幅が広がるため鼻が大きく見えることがあるでしょう。

大鼻翼軟骨

大鼻翼軟骨は鼻先の柔らかい部分で「鼻の穴をつくっているカーブになっている軟骨」で、鼻の大きさや形に大きく関係しています。

鼻翼に膨らみがあると、鼻の横幅が広がり鼻が大きく見えるかもしれません。

アジアやアフリカなど高温多湿の地域では、加温加湿の必要性が低いため外気を取り込みやすい鼻翼になる傾向があります。

そのため、日本人は鼻翼の膨らみによって、鼻の横幅が広くなる可能性があるでしょう。

鼻中隔軟骨

鼻中隔軟骨は二つの大鼻翼軟骨に挟まれ、鼻の穴を左右に分けている仕切りの壁のことで「鼻の高さに関わる軟骨」です。

鼻中隔軟骨が弱く、短い場合は以下のような印象を与えます。

鼻中隔軟骨は鼻の高さと形を保つために重要です。

鼻の高さを構成する骨や軟骨について紹介してきましたが、鼻の形には個人差があります。

自分の鼻の形でお悩みの方は、ぜひ一度「銀座マイアミ美容外科まで」お問い合わせください。

鼻の軟骨がない人におすすめな鼻の整形

理想とする鼻の形は人それぞれのため、どの鼻手術をおすすめするかはお悩みによって異なります。

様々な鼻手術の中でも、「鼻の軟骨がない人におすすめする手術」は以下になります。

鼻の整形	特徴
隆鼻術	人工物もしくは自家組織を鼻筋に挿入して鼻筋を高く整える
鼻尖形成	鼻の脂肪や軟骨のボリュームを減らし、鼻先の小さく形を整える
鼻中隔延長	鼻の穴を仕切る壁（鼻中隔）に軟骨を追加し、鼻先を長く高くする

隆鼻術

隆鼻術（りゅうびじゅつ）は、「鼻筋を整える」ための手術です。

「鼻を高くしたい」「鼻筋を通したい」などを希望している方に適しています。

隆鼻術によって、鼻の根元から鼻先にかけて適した素材を挿入することで、鼻筋の通った高い鼻を実現できるでしょう。

隆鼻術で使用する材料には「人工物」「自家組織」の2通りがあり、それぞれ以下の素材を使用します。

人工材料

など

自家組織

など

ヒアルロン酸は注射器で注入するため、鼻の根元を高くするには最も簡単な方法です。

ただし、ヒアルロン酸では効果の永続性は期待できず、何度も繰り返したり入れすぎたりすると不自然に広がる可能性があるため、頻度には気をつけましょう。

隆鼻術の一つであるプロテーゼの手術については以下のページで詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

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鼻尖形成

鼻尖形成は、「鼻先を小さくし形を整える」手術です。

「鼻先を細くしたい」「団子鼻を解消したい」などの希望がある方に適しています。

余分な鼻の脂肪や軟骨の除去し軟骨を中央に寄せることで、鼻先のボリュームを減らします。

鼻尖形成は、後述する鼻中隔延長と合わせることで鼻先を細くしたまま延長できるなど、ほかの手術と合わせて行うことも多く様々な悩みを解決できる手術の一つです。

手術方法には「クローズ法」「オープン法」の2通りあり、それぞれの鼻尖形成の手術方法の特徴は以下の通りです。

	特徴
クローズ法	・鼻の穴から切開や縫合をする。 ・傷跡が外から見えないことがメリット。 ・溶ける糸で縫合するため抜糸の必要がない。
オープン法	・鼻の外からアプローチする。 ・傷跡が外側からうっすら見える可能性がある。 ・一部ナイロン糸を使用するため抜糸が必要ある。 ・手術の難易度が高くなる場合に併用される。 （※「他院修正を行う」「ほかの鼻手術も同時に行う」など）

鼻尖形成については以下のページで詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

鼻尖形成の施術ページはこちら

鼻中隔延長

鼻中隔延長は、「鼻の穴の左右に分ける仕切りの壁（鼻中隔）に軟骨を追加する」手術です。

「鼻を高くしたい」「ブタ鼻を改善したい」などの希望がある方に適しているでしょう。

元々ある鼻中隔軟骨を土台に軟骨を追加をして鼻中隔が長くなるようにアプローチします。

しかし、左右の鼻中隔軟骨の隙間に追加するので、鼻中隔軟骨の厚みが増します。

鼻中隔軟骨の厚みが増すと鼻腔の入り口が少し狭くなるため、鼻呼吸がしづらくなる可能性もあるでしょう。

使用する素材は、合併症のリスクを考えて自家組織を使用して手術を行います。

鼻中隔延長については以下で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

鼻中隔延長の施術ページはこちら

鼻の骨がない人におすすめの鼻整形をご紹介してきましたが、「実際に鼻整形を受けた方がどの施術を選択したのか」については以下の記事でご紹介しています。

「鼻フルコース」で鼻全体のバランスを整えることもおすすめ

銀座マイアミ美容外科では前の項目でご紹介した鼻手術以外にも、様々な鼻手術を行なっています。

行う鼻手術によってリスクやデメリットがあり、形にできることも異なります。

手術を組み合わせることで、リスクやデメリットを避けながら理想に近づくことができるでしょう。

そこで銀座マイアミ美容外科では、必要な鼻整形の手術を全て行える「鼻フルコース」のメニューを3種類ご提供しています。

鼻フルコースの詳細はこちら

鼻フルコースの特徴は以下の通りです。

「鼻を高くしたい」「鼻筋が通った鼻にしたい」という方は、ぜひ当院までご相談ください。

鼻フルコースの症例

当院で実際に手術した「鼻フルコース」の症例をご紹介します。

実際の症例を見ることで理想をイメージしやすく、伝える際にも役立つのでぜひご参照ください。

鼻フルコース【ベーシック】

鼻フルコース【プレミアム】

鼻フルコース【忘れ鼻】

以下のInstagramではそのほかの症例もご確認いただけるので、あわせてご覧ください。

Instagramで症例を見る

カウンセリングでは、公式サイトやInstagramでご紹介しきれない症例もご覧いただけます。

ご興味ある方は、ぜひ当院までご相談ください。

鼻の骨や軟骨がないことに関するQ&A

鼻の骨や軟骨がないことに関する質問は、以下の通りです。

それぞれの質問について詳しく解説していきます。

鼻筋がない理由は何ですか？

鼻筋とは鼻の根元から鼻先までのラインのことですが、鼻が低いことを「鼻筋がない」と表現されることが傾向があります。

鼻筋がない理由としては、主に以下が挙げられます。

鼻の横幅が広かったり、丸みがあると鼻筋がないように感じる可能性があるでしょう。

鼻の軟骨がない人はどれくらいの割合ですか？

日本にいる「軟骨が形成されない難病の方」は、2万に1人の割合です。[注]

軟骨がつくられない疾患でない限り、鼻の軟骨が全くない人はいません。

鼻を触ったときにやわらかく軟骨がないと感じるのは、「軟骨が小さく皮膚の厚みや脂肪の蓄積」によって触れにくいためでしょう。

大鼻翼軟骨の発達により鼻の幅が広がりやすい日本人は鼻の軟骨が小さい傾向があります。

[注] 難病情報センター：軟骨無形成症（指定難病276）

鼻先に軟骨があるか確かめる方法はありますか？

鼻先に軟骨があるか確かめる方法は、鼻先をつまんだり、触ったときに「耳の軟骨のようにしっかり触れるか」で確かめることができます。

鼻先を触ったときにやわらかく硬さを感じない場合は、軟骨が小さく皮膚の厚みや脂肪が蓄積している可能性があるでしょう。

鼻の軟骨がないことでお悩みの方はご相談ください

鼻が低く丸みがあることにお悩みの方も多いでしょう。

鼻の骨格を決める軟骨の大きさや形は決まっているため、簡単に形を変えることは難しいです。

そこで自分の理想に近づける方法として、美容整形の施術は選択肢の一つになります。

当院・銀座マイアミ美容外科では、様々な鼻手術に対応し、鼻について熟知した「形成外科専門医のみ」が手術を担当します。

さらに、カウンセリングから治療後のアフターフォローまで一貫して一人の医師が対応させていただくことが特徴です。

お一人お一人の悩みにあったプランを考え、手術は全てホームページに明記した適正価格でご提供します。

緊急電話や緊急LINEを完備し、24時間医師と連絡が取れる体制を整えているため、手術後に困ったことがあればすぐに相談することが可能です。

「鼻筋が通った鼻にしたい」「鼻を高くしたい」とお考えの方は、ぜひ当院までご相談ください。

このコラムを監修したドクター

銀座マイアミ美容外科 ドクター

新井 清信 Kiyonobu Arai

日本専門医機構　形成外科領域専門医

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経歴

• 2013年

  昭和大学医学部卒業

• 2013年

  藤枝市立総合病院　初期研修医

• 2015年

  昭和大学病院　形成外科入局