鼻柱下降術と鼻中隔延長の違いは？施術方法とリスクから違いを解説

鼻の整形を検討している中で、「鼻柱下降術」と「鼻中隔延長」の違いが分からず悩んでいる方も多いのではないでしょうか？

「どちらの鼻整形が合っているのか」判断できない状態で施術を受けて後悔する恐れもあります。

そこで本記事では、鼻柱下降術と鼻中隔延長の「特徴」や「リスク」の違いについて比較していきます。

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鼻柱下降術と鼻中隔延長の違いを比較

鼻柱と鼻中隔の部位は、以下のイラストで示している通りです。

似たような悩みでも、アプローチする場所が違うと手術も異なります。

鼻柱下降術と鼻中隔延長の違いの比較を一覧にしました。

	鼻柱下降術	鼻中隔延長
手術の目的	鼻柱に耳介軟骨を移植する。 鼻柱が下に伸び、バランスの取れた鼻にする。	鼻筋と鼻先を支える鼻中隔に 軟骨を足して鼻の形に変化を出す。
できること	鼻の横幅を狭く見せ、鼻先もスッキリする。 横顔のバランスが整う。	鼻を高さや鼻先を整え、鼻全体の印象を変える。
ダウンタイム	軽い腫れが数日続き、痛み止めの薬でコントロール可能。 手術当日は綿球で鼻栓をする場合がある。 術後1週間後くらいに軟骨を採った場所の抜糸を行う。	腫れ、むくみ、内出血などが1〜2週間程度続く。 軟骨を採った場所もダウンタイムが1週間程度。 痛みはあるが、痛み止めの薬でコントロール可能。 鼻に貼り付けるギプスは1週間程度行う。
手術後の リスク	傷口が感染するリスクある また、鼻の左右差を感じることがある。 移植する軟骨による変化の出過ぎ・変化を感じない。	移植した軟骨による感染のリスクがある。 過度な延長で、以下のリスクが起こる可能性あり。 ・鼻が曲がる ・軟骨が浮き出る ・鼻先の皮膚が薄くなる
手術後の 触り心地	柔らかさの維持が期待できる。	鼻先が硬くなる可能性がある。

鼻柱下降術をおすすめする人の特徴

鼻柱下降術をおすすめする人の特徴は以下の通りです。

詳しく解説していきます。

横顔のバランスを整えたい人

横顔における鼻のバランスは、鼻柱の付け根と上口唇を結んだときの角度が関係しています。

鼻柱下降術では鼻柱の付け根を下に伸ばすことができるため、鼻柱から上唇にかけての角度（鼻唇角）も整えることができます。

また、横から見た時に鼻柱が見えていると、鼻のバランスをよく見せることも期待できるでしょう。

鼻先をスッキリと見せたい人

鼻柱を伸ばすことで、鼻全体が長く見せることができます。

鼻先の丸みを目立ちにくくすることにもつながり、鼻先にスッキリした印象を与えることも期待できるでしょう。

鼻の横幅の広がりが気になる人

鼻柱が短く、正面から見て小鼻と鼻柱のラインが一直線や上向きの三角形になっている場合、鼻の横幅が広く見えてしまう恐れがあります。

鼻全体のバランスが整って見せるには、小鼻と鼻柱を結んだラインが下向きの三角形にすることが大切です。

また、鼻全体の長さが縦に伸びることで、相対的に横幅がすっきりとした印象に見せることもできるでしょう。

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鼻中隔延長をおすすめする人の特徴

鼻中隔延長をおすすめする人の特徴は以下の通りです。

それぞれの特徴について解説していきます。

鼻を高さを変えたい人

鼻中隔は、鼻筋や鼻先を支える軟骨で、もともとの骨格によっては高さが足りない場合があります。

鼻が低いことに悩んでいる場合、鼻中隔の部分に軟骨を補うことで自然な高さを出すことが可能です。

さらに延長することで理想の鼻の高さに近づけることもできますが、延長しすぎるとリスクを伴うため注意が必要です。

鼻の穴を目立ちにくくしたい人

鼻中隔延長で鼻を高くすると、横に広がっていた鼻の穴が縦に長くなり、鼻の穴を目立ちにくくすることができます。

この施術は高さだけでなく、鼻の形にも変化を加えることができるのが特徴です。

たとえば、鼻を下向きに長くすることで、鼻の穴が隠れて見えにくくする効果も期待できるでしょう。

鼻先を伸ばして形を整えたい人

鼻中隔延長は、鼻先を前に出すことでシャープな形に整えることができる施術です。

鼻先の丸みが気になる場合には、形を整えることですっきりとした印象に近づけることができます。

また、鼻の短さや上向きの状態が気になる方には、鼻先を伸ばしたり下向きに調整して鼻のバランスを整えることも可能です。

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鼻整形なら銀座マイアミ美容外科まで！

銀座マイアミ美容外科の鼻整形の特徴は、以下の通りです。

詳しく解説していきます。

鼻の知識が豊富な形成外科専門医が担当

鼻は構造が複雑なため、高度な専門知識と技術が必要です。

銀座マイアミ美容外科では、鼻整形を含めた全ての手術を「日本専門医機構認定の形成外科専門医」が担当しています。[注]

鼻整形は、形成外科の分野において専門的な知識と技術があると認定された形成外科専門医のもとで受けることをおすすめします。

[注] 一般社団法人 日本形成外科学会：形成外科 専門医制度

カウンセリングから一貫して医師が担当

美容整形も医療行為であるため、効果だけでなく副作用やリスクについてもしっかりと説明する必要があります。[注]

当院ではカウンセラーを置かず、専門知識を持つ医師がカウンセリングも担当しています。

医師が直接対応することで、不安や疑問にもその場で丁寧にお答えすることが可能です。

[注] e-Gov 法令検索：医療法（昭和二十三年法律第二百五号） 第一条の四 第2項

緊急連絡先を完備し相談にも医師が対応

当院では、緊急連絡先を完備して、24時間連絡できる体制を整えています。

「医師のみ」が対応していますので、万が一手術後のトラブルが発生してもすぐに対応いたします。

ホームページに記載している価格でご提供

鼻整形を含めた当院の手術は、「手術にかかる時間」「人件費」「材料費」から計算した適正価格でご提供しています。

必要な費用は全てホームページに記載し、後から追加することはありません。

必要な鼻手術を一度にできる「鼻フルコース」をご提供

鼻の構造は複雑なため、目指したい鼻の形によって行う手術が異なります。

手術の種類も多く一つの手術では自分が理想とする鼻の形にすることが難しい場合もあります。

当院・銀座マイアミ美容外科では、鼻柱下降術と鼻中隔延長を含む複数の手術を行うことができる「鼻フルコースプレミアム」のセットメニューをご提供しています。

一度に手術を行えるため、身体の負担を減らし理想とする鼻の形に仕上げることができるでしょう。

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鼻フルコースプレミアムの症例

当院で行った鼻フルコースプレミアムの症例を紹介します。

鼻筋から自然な形でアップノーズ気味に高くしたい方

鼻筋から自然な形でアップノーズ気味に高くしたいとのことで受診されました。

人工物には抵抗があるとのことで、鼻筋にはプロテーゼではなく、お尻の割れ目からの真皮脂肪を入れています。

他院修正

他院にて、3年前に鼻中隔延長、小鼻縮小（外側法）、プロテーゼ挿入術を施行されました。

今回は、鼻筋と鼻先をもう少し細く、高さは変えずに横からの形を整えたいと受診され、他院修正の施術を行いました。

Instagramで症例を見る

鼻柱下降術と鼻中隔延長の違いに関するQ&A

鼻柱下降術と鼻中隔延長の違いに関してよくある質問は、以下の通りです。

詳しく解説していきます。

人中を短く見せる手術はありますか？

人中は、鼻の下から上唇までの部分を指します。

どちらの手術も鼻を下に伸ばすため、人中が短く見せることが期待できるでしょう。

ただし、鼻を下に伸ばす方法に違いがあるため、以下のように見え方に多少異なるかもしれません。

手術	人中の長さの見え方
鼻柱下降術	鼻柱の付け根を下に伸ばすことで、 人中の距離を短くすることが期待できる。
鼻中隔延長	鼻先を下に伸ばして鼻を長くすることで、 人中の長さを目立ちにくくする。

鼻柱下降術と鼻中隔延長はどちらが自然ですか？

鼻柱下降術と鼻中隔延長では、以下のように手術後の印象に多少違いがあります。

手術	印象
鼻柱下降術	正面から見て、小鼻の付け根と鼻柱の点を結んだとき、 三角形が下向きであればバランスが取れている。 ただし、下向きの三角形でも鼻柱が長すぎると、 横から見た時に鼻の穴が目立つ可能性がある。
鼻中隔延長	鼻を高くし、鼻先を細く整えることでシャープな印象になる。 鼻をしっかり固定するため可動はしにくい。

人から見える印象は受ける手術で決まるわけではなく、顔のバランスによって変わります。

鼻柱下降術と鼻中隔延長の傷跡の違いはなんですか？

鼻柱下降術と鼻中隔延長の傷跡の違いは以下の通りです。

手術	傷跡
鼻柱下降術	軟骨を採取した箇所は手術後1週間後くらいに抜糸を行い、半年ほどはピンク色の傷です。
鼻中隔延長	鼻の穴は溶ける糸を使います。 鼻柱の部分は抜糸が必要で、ピンク色の傷が半年ほどあります。色の度合いはお化粧で隠れる程度です。

【まとめ】鼻柱下降術と鼻中隔延長の違いは？

自分が目指す鼻の形によって、適応する鼻整形の手術は異なります。

理想とする仕上がりによっては、複数の手術が必要になる場合もあるでしょう。

当院の「鼻フルコースプレミアム」では、鼻柱下降術と鼻中隔延長も含めた様々な手術を一度に行えます。

専門的な知識や技術を持った、形成外科専門医がカウンセリングから手術まで一貫して担当し、お悩みに合わせた適切なプランをご提案いたします。

このコラムを監修したドクター

銀座マイアミ美容外科 ドクター

新井 清信 Kiyonobu Arai

日本専門医機構　形成外科領域専門医

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経歴

• 2013年

  昭和大学医学部卒業

• 2013年

  藤枝市立総合病院　初期研修医

• 2015年

  昭和大学病院　形成外科入局