美容整形にはメンテナンスが必要?メンテナンスが必要な施術と不要な施術を紹介
- 小野寺院長監修
美容整形の施術に興味を持ちつつも「メンテナンスが必要になって大変そう…」と迷っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
美容整形のメンテナンスは、必要な施術もあれば不要な施術もあります。
そこで本記事では、「美容整形のメンテナンスが必要な施術と不要な施術」「メンテナンスが必要となる原因」を紹介した上で、メンテナンスの頻度についても詳しく解説します。
美容整形で気になることがあれば、「カウンセリング・LINE相談・メール相談はすべて医師が対応する!」銀座マイアミ美容外科までお問い合わせください!
目次
半永久的に効果が持続する美容整形はメンテナンスが不要
半永久的に効果が持続する美容整形については、術後のメンテナンスが不要です。
患者様の顔や体の形、ライフスタイルに適した無理のない施術が正しく行われている限り、特にメンテナンスを行う必要はないでしょう。
同じ半永久的な施術であっても、上記のような正しい施術を期待できる医師やクリニックに施術を依頼することが重要です。
「メンテナンスが不要な美容整形」については、次の項目で紹介します。
メンテナンスが不要な美容整形
メンテナンスが不要な美容整形の施術は、以下の通りです。
- 二重切開法・目頭切開・目尻切開
- 脂肪吸引
- 骨削り・骨切り手術
- シリコンバック豊胸
- 鼻の整形
それぞれの施術について詳しく解説していきます。
二重切開法・目頭切開・目尻切開
メンテナンスが不要な理由として、切開後に起こる癒着(傷や組織がくっつく現象)により、半永久的な効果を期待できることが挙げられます。
二重切開法・目頭切開・目尻切開については以下のページで詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
二重整形の施術ページはこちら目頭切開・目尻切開の施術ページはこちら
脂肪吸引
脂肪吸引では、施術部位にある脂肪細胞を吸引して除去します。
一度減った脂肪細胞は体内で新たに生まれることがないため、施術後に脂肪細胞の数が元に戻ることはありません。
そのため、脂肪吸引の施術後はメンテナンスなしでも一定の状態をキープしやすいでしょう。
ただし、一つひとつの脂肪細胞が肥大化する可能性はあり、数自体は増えなくてもリバウンドのリスクはあるため注意が必要です。
顔と体の脂肪吸引については、それぞれ以下のページで詳しく解説しているため、あわせてご覧ください。
顔の脂肪吸引の施術ページはこちら体の脂肪吸引の施術ページはこちら
骨削り・骨切り手術
骨削り・頬骨骨切り手術は、小顔形成や輪郭形成を目的として行います。
骨という元に戻らないパーツを削る・切るなどの手術を行うため、基本的に手術後から後戻りすることはありません。
シリコンバック豊胸
シリコンバック豊胸は、乳腺や大胸筋などの下にシリコン製のバックを挿入する豊胸術です。
挿入するシリコンバックは、劣化や破損を起こさない限り形が維持されるため、半永久的な効果を期待できて基本的に施術後のメンテナンスは不要です。
シリコンバック豊胸については以下のページで詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
鼻の整形
鼻整形には様々な施術がありますが、鼻尖形成や鼻中隔延長など、切開を行う手術については、基本的に後戻りしません。
また、プロテーゼの施術もプロテーゼに劣化や破損などのトラブルが起きない限り、術後のメンテナンスは不要です。
ヒアルロン酸注射の場合は効果の持続期間が1年程度であるため、定期的なメンテナンスが必要となります。
鼻整形については以下のページで詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
鼻の整形の施術ページはこちら
効果が一定期間の美容整形はメンテナンスが必要
効果が半永久的でなく一定期間で終わってしまう美容整形の施術については、メンテナンスが必要です。
例えば、ヒアルロン酸やボトックスなどの注入系の施術は、メンテナンスが必要となるケースが多く見られます。
また、二重埋没法や脂肪注入などの施術では、効果が一定期間に限定されているわけではないものの、術後にトラブルや左右差などが生じた際にメンテナンスが必要となることがあります。
「メンテナンスが必要な美容整形」の一覧については、次の項目で紹介します。
メンテナンスが必要な美容整形
メンテナンスが必要な美容整形の施術の一覧は、以下の通りです。
- 二重埋没法
- ボトックス注射
- ヒアルロン酸注射
- 脂肪注入
- 脂肪溶解注射
それぞれの施術について詳しく解説していきます。
二重埋没法
二重埋没法は「必ずメンテナンスが必要」という施術ではありません。
ただし、以下のような場合にメンテナンスが必要となる可能性があります。
- 自分の目に合わない幅で二重ラインを作ってしまった
- 医師の施術に問題があった
- 術後の生活でまぶたに負担がかかった
自分の目に合わない幅で二重ラインを作ると徐々に二重幅が狭くなり一重に戻ってしまうことがあります。
また、医師の施術に問題があった場合や術後の生活でまぶたに負担がかかることで、糸が取れたり皮膚の表面から飛び出したりしてしまう可能性があります。
上記のような後戻りやトラブルが起きてしまった場合には、再施術などのメンテナンスが必要ですので注意しましょう。
二重埋没法については以下のページで詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
ボトックス注射
ボトックス注射は体の様々な部位に打つことができ、注射後3〜4日で効果が出てきてから4ヶ月から半年持続します。
逆にいえば4ヶ月から半年持続で効果が切れてしまうため、定期的な施術が必要です。
ボトックス注射の施術は、繰り返し受けることで効果が持続しやすくすることが期待できます。
持続しやすくなる理由は、ボトックス注射によって萎縮し使われない状態が長く続くほど、筋肉が元のレベルに戻りにくくなる可能性があるためです。
ボトックス注射については以下のページで詳しく解説しているため、あわせてご覧ください。
ヒアルロン酸注射
ヒアルロン酸注射の持続期間は、以下の諸条件によって異なります。
- 注入する部位
- 注入の量
- 注入する回数
なお、施術全体でのおおよその持続期間は、1〜2年程度です。
ヒアルロン酸注入豊胸については以下のページで詳しく解説しているため、あわせてご覧ください。
脂肪注入
脂肪注入は顔や体の様々な部位に対して行いますが、いずれの部位でも脂肪が生着して安定した後のメンテナンスは不要です。
ただし、安定するまでの間はメンテナンスが必要となることがあります。
メンテナンスが必要となるケースは以下の通りです。
- しこりや石灰化などの問題が起きた
- 左右の注入部位で生着率が異なって仕上がりに左右差が生じた
脂肪注入・脂肪注入豊胸については以下のページで詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
脂肪注入の施術ページはこちら脂肪注入豊胸の施術ページはこちら
脂肪溶解注射
脂肪溶解注射も、より高い効果を引き出すために定期的な施術を受けることが必要です。
施術の間隔については、1~2週間程度とされる薬剤もあれば、1カ月程度とされる薬剤もあります。
また、推奨される合計の施術回数についても「2~3回」という薬剤から「6~10回」という薬剤まで様々です。
薬剤以外でも、注入する部位や患者様のお体の状況、理想とする体型などの諸条件によって、適切な回収や間隔は異なります。
脂肪溶解注射については以下のページで詳しく解説しているため、あわせてご覧ください。
美容整形の持続性以外にメンテナンスが必要になる原因
「メンテナンスが不要な美容整形」と「メンテナンスが必要な美容整形」の違いは、半永久的に効果が持続するかどうかの「持続性」です。
ただし、持続性以外にもメンテナンスが必要となる場合もありますので、メンテナンスが不要な美容整形であっても注意しましょう。
美容整形の持続性以外にメンテナンスが必要になる原因としては以下が挙げられます。
- 加齢
- 強い衝撃
- 極端な体重の増減
それぞれの原因について詳しく解説していきます。
加齢
加齢によって、皮膚のたるみや肌の乾燥などの変化は起こってしまいます。
美容整形の施術が半永久的な持続性を持っていたとしてもエイジングケアのメンテナンスを行っていなければ、たるみや乾燥などの変化が大きくでてしまう恐れもあるでしょう。
例えば、切開法によって二重まぶたを作った場合でも、年齢を重ねてまぶたのたるみが生じれば外側の二重幅が狭くなることがあります。
上記のようなケースでは、再び二重切開法を行って二重幅を広げ直す必要があるでしょう。
二重整形以外の施術でも加齢による影響は何かしら生じることが多く、影響が生じた場合はメンテナンスが必要です。
強い衝撃
半永久的な持続性のある美容整形の施術でも、強い衝撃を受ければメンテナンスが必要となることがあります。
例えば、シリコンバックやプロテーゼをを挿入している場合には、その部位に強い衝撃を受けるとシリコンやプロテーゼが変形したり位置がずれてしまう恐れがあります。
上記のような問題が起きた場合には、修正の施術が必要です。
強い衝撃といっても、日常生活で起こるような衝撃では基本的に問題ありません。
極端な体重の増減
美容整形の施術後に極端な体重の増減があると、脂肪量の増減が原因で施術を行った部位の印象が大きく変化してしまいます。
例えば、シリコンバック豊胸の場合には、施術後に大きく痩せてしまうことでバックの形が目立ちやすくなってしまう恐れがあるでしょう。
その他の施術についても、上記のような変化が起きてしまった場合には施術で修正が必要となることもあります。
銀座マイアミ美容外科では、美容整形に関するご相談や修正施術の対応も行なっていますので、上記のようなお困りごと以外でもお気軽にお問い合わせください。
美容整形のメンテナンスに関するQ&A
美容整形のメンテナンスに関して、よくいただく質問は以下の通りです。
- 美容整形で失敗しないクリニックの選び方は?
- 美容整形でメンテナンスをしないとどうなりますか?
- 美容整形でメンテナンスが必要な施術と不要な施術は?
それぞれの質問に詳しくお答えしていきます。
美容整形で失敗しないクリニックの選び方は?
美容整形で失敗しないクリニックの選び方のポイントは、以下の通りです。
- 適正価格で提供しているか
- 安易にローンを勧めてこないか
- カウンセリングも医師が行っているか
- 形成外科を専門的に学んだ医師が担当するか
- イメージと違った場合の保障を医師が説明できるか
- 提示された治療法以外の代替手段の有無を聞いてみる
それぞれのポイントについては、以下の記事の「美容整形外科の正しい選び方」で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
美容整形でメンテナンスをしないとどうなりますか?
切開手術など施術部位の後戻りが起きにくい施術については、術後のメンテナンスをしなくても大きな問題は起きないケースが多いでしょう。
逆にヒアルロン酸などの後戻りが起きる施術については、術後のメンテナンスをしないと効果が持続せず元の状態に戻ってしまいます。
上記のような区別はありますが、体のパーツを人工的に変化させる以上、術後のメンテナンスが絶対に必要ないという美容整形の施術はありません。
強い衝撃や極端な体重変化、加齢などの影響が生じれば、どのような施術であってもメンテナンスが必要となることはあります。
美容整形でメンテナンスが必要な施術と不要な施術は?
美容整形でメンテナンスが必要な施術と不要な施術を一覧にすると、以下の通りです。
必要な施術 | 不要な施術 |
---|---|
二重埋没法 ボトックス注射 ヒアルロン酸注射 脂肪注入 脂肪溶解注射 脂肪吸引 骨削り・骨切り手術 |
二重切開法 目頭切開 目尻切開 シリコンバック豊胸 鼻整形(ヒアルロン酸以外) |
基本的に切開手術はメンテナンスが不要となることが多く、注入系の施術や糸で止めるだけの施術については、メンテナンスが必要となる傾向があります。
【まとめ】美容整形のメンテナンスの有無は効果の持続性をチェック
美容整形のメンテナンスが必要かどうかは、「施術の効果の持続性」によって判断できます。
同じ施術であっても医師の技術や経験によって持続性に差が生じるため、信頼できる医師やクリニックに施術を依頼することが重要です。
当院・銀座マイアミ美容外科では、全ての施術を日本専門医機構認定の「形成外科専門医」が担当しており、術後は24時間医師と直接連絡を取れる緊急連絡先も完備しています。
カウンセリングやメール相談、LINE相談も全て医師が直接ご対応しており、いずれも無料でご利用いただけますので、ぜひお気軽にご相談ください。
このコラムを監修したドクター
経歴
-
- 2006年
- 和歌山県立医科大学卒業
-
- 2006年
- 東京医科歯科大学附属病院 勤務
-
- 2008年
- 昭和大学形成外科教室 入局
-
- 2013年
- 昭和大学病院形成外科 助教
-
- 2015年
- 他院 大手美容外科入職
-
- 2018年
- 船橋眼瞼下垂クリニック 院長
-
- 2019年
- 銀座マイアミ美容外科SALONE
院長就任
-
- 2019年
- 医療法人社団形星会 理事就任
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