コンプレックスを克服しよう!大人でべその原因と治療法を詳しく解説
- コラム新井先生監修
目次
おへその回りが飛び出したようになっている「でべそ」は、あまり見た目がよくありません。でべそに悩んでいると、水着でプールに行ったり友達と温泉に行ったりするのもためらわれるものです。
また、でべそのお腹は他人にも見せにくく、コンプレックスになっている方も多くいます。
本記事で、でべそになってしまう原因やその対処法について探っていきましょう。
大人のでべそには2種類のパターンがある!
出べそは医学的には、臍(さい)ヘルニアと臍突出症の2種類に分けられます。臍ヘルニアは、へそのすぐ下に臍輪(さいりん)と呼ばれる小さな穴ができ、この部分に腸管や腹水などが押し出されている状態のことです。多くの場合、臍ヘルニアは生まれたばかりの赤ちゃんの頃に起こります。
大人になってからのでべそは、臍突出症という症状かもしれません。臍突出症は臍ヘルニアとは違い、へその下の穴は閉じた状態で、へそだけが飛び出した状態のことです。
大人のでべそ、考えられる原因をチェックしよう
同じでべそであっても、臍ヘルニアと臍突出症では治療方法が異なるため、まずは自身のでべそがどちらのパターンなのかを把握することが重要です。
大人のでべその原因3つを紹介します。
1. 子どものころのでべそが治っていない
でべそというと「子ども特有のもの」というイメージをもつ方も多いです。実際、赤ちゃんの10~20人に1人はでべそになります。これは、へその緒が取れたあとの穴が閉じきらず、腸や脂肪が腹膜に包まれて飛び出したような形になるためです。
赤ちゃんのでべその8~9割は、1歳頃までには自然に治っていきます。しかし、1歳までに治らなかった場合には、大人になってもでべそのままということがほとんどです。
幼少期にでべその状態が続くと、へそ周辺の皮膚が伸びて戻らなくなります。すると、大人になってからもへその回りの皮膚がたるんだようなでべそが目立ちやすくなるのです。
2. 妊娠中や出産後にでべそになることも
妊娠するとお腹が大きくなり、急にでべそになって悩まされる方もいます。お腹が大きくなると腹圧も上昇するため、おへそは自然に出っ張ってしまうものです。とくに、赤ちゃんが大きい場合や双子・三つ子を妊娠している場合には、でべそになりやすいといわれます。
ただ妊娠してからでべそになったのであれば、出産後にお腹がしぼむとともにでべそも治っていくことがほとんどです。
3. でべそはもしかすると病気の原因かも?
これまでずっとでべそだったという方だけでなく、歳を重ねて急にでべそになったという方もいます。大人になってからでべそになったということは、お腹が内側からグッと押し出されるような体内の変化が起きたということです。
もしかすると、肝硬変などの疾患によって腹水が溜まっているのかもしれません。また、腹直筋離開、腹壁瘢痕ヘルニア、白線ヘルニアなどの症状によってでべそになるケースもあります。
疑わしい場合、もしくは心当たりがある場合は、早急に病院にて検査を受けましょう。
大人でべその治療法はでべその原因によって変わる
でべそに悩んでいるのであれば、放置せず治療をするとよいでしょう。妊娠・出産が原因でない限り、自然に治ることはほぼありません。
大人ででべそを治療したいのなら、形成外科や美容外科に足を運んでみましょう。臍ヘルニアの状態であれば、消化器内科で相談ができます。
ご自身のでべその原因を考えて、最適なクリニックを選びましょう。
大人でべそはどう治療する?手術の方法を知っておこう
子どもの頃からの臍ヘルニアが原因で出べそになっている場合には入院治療が必要となります。臍ヘルニアは単におへそのでっぱりを治すだけでなく、腸管などが出てしまわないようヘルニア門を縫合して閉じる必要があるためです。
臍ヘルニアではなく、単に皮膚が押し出されてできている臍突出症であれば、日帰りでの手術が可能です。出っ張った余計な皮膚を切開して取り除くへそ形成の手術を受ければ、スッキリときれいなおへそが手に入ります。
まとめ
でべその治療法はその症状によって異なります。まずはクリニックででべそについて詳しく相談し、診察を受けてみましょう。銀座マイアミ美容外科では、でべその症状に合わせた適切な治療法をご提案いたします。へそ形成術によっておへその悩みを解消すれば、プールや温泉にも気軽に出かけられますし、自分に自信がもてます。でべそに悩んでいる方は、アフターケアも万全な銀座マイアミ美容外科にぜひご相談ください。
このコラムを監修したドクター
経歴
-
- 2013年
- 昭和大学医学部卒業
-
- 2013年
- 藤枝市立総合病院 初期研修医
-
- 2015年
- 昭和大学病院 形成外科入局
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