-
皮膚切除とハムラは同時にできますか?
下まぶたがたるんできて、脂肪と皮膚をどうにかしなくちゃいけない、、と思っています。 診療科目をみると、皮膚切除とハムラは別メニューになっていてセットメニューもないのですが、皮膚切除でたるみを取り、ハムラで脂肪を移動させて、というのを一度の手術で済ませることは可能でしょうか?50代 | 女性
医師の回答
ハムラ法には、ハムラ法と裏ハムラ法の2種類が存在します。
通常のハムラ法は、下瞼のまつ毛の生え際の皮膚を切って行う手術です。この方法で行った場合、余った皮膚を切り取って、皮膚のたるみやシワを除去することが可能です。
裏ハムラという方法は、結膜側を切ってハムラ法をする方法です。この方法だと、皮膚の切除はできません。できませんというと語弊がありますね、裏ハムラをしてから皮膚のたるみとりをすればできるのですが、それだったら、表から普通にハムラをするのと同じなので、皮膚切除とハムラを同時にしたい場合は、通常のハムラ法をするのが正解だと思います。
傷に関しては、まつ毛の生え際あたりをきるので、ほとんどわからなくなります。最初の3ヶ月から半年くらいのあいだは、若干傷がピンク色っぽい線となりますが、お化粧で隠せるくらいの傷です。半年すぎるとかなり目立たなくなってきますので、目袋の脂肪がかなり多い方や皮膚のたるみがわりとあるかたの場合は、皮膚を切るタイプのハムラ法をするのがお勧めです。