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咬筋ボトックスは、何か月くらい有効ですか?
噛みしめる癖があって、奥歯がすり減るほどです。 先日歯医者さんで、「エラも張ってますね。歯ぎしりもそうだけど、普段から噛むのが強いんでしょうね」と言われました。 輪郭形成のメニューに、咬筋ボトックスというものがあるのを見つけたのですが、これは何か月ほど効いてくれるのでしょうか? 咬筋ボトックスと咬筋切除とでは、どちらが効果的でしょうか?
医師の回答
咬筋ボトックスは咬筋(噛みしめる筋肉)を一時的に麻痺させることによって、筋体を痩せさせる方法です。
薬の効果は4ヶ月から6ヶ月持続します。薬の効果は仮に半年だとしても、半年間筋肉が動かないことで筋肉が痩せます。半年間寝たきりの状態を想像してみてください。体の筋力がかなり衰えますよね。腕や脚も細くなってしまいます。それと同じようなことが咬筋でひきおこされます。
薬の効果が切れると筋肉は徐々に動きだします。そのままにしておくと半年から1年くらいかけて徐々に元の大きさに戻っていきます。
咬筋ボトックスは、半年から1年ごとに繰り返すとより効果的です。私は1年に1回くらいのペースでしています。半年動かなかった筋肉は痩せますので、再び元の筋肉に戻る前にボトックスを追加することで細さをキープできるということになります。歯ぎしりが改善しますので、歯の健康にとっても、良い施術だと思います。