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眼瞼下垂の手術後はいつまで仕事を休んだらいいでしょうか?
両目の眼瞼下垂手術を検討していますが、術後の腫れが心配です。 私の仕事はそれほど目を酷使するわけではありませんが、きちんと見えていないと業務に支障があるため、術後の経過が気になります。 また、「自分がしっかり見える状態」であり、かつ「周囲から見ても自然な見た目」になるまでには、何日ほどかかりますか?50代 | 女性
医師の回答
眼瞼下垂の手術後は、直後から視界は確保されています。
ただし、当日は涙が出やすくなったり、腫れの影響でやや見えにくさを感じる場合があります。
見え方を10段階で例えると、通常時が10・全く見えない状態が0とした場合、「手術直後は8〜9程度」とお考えください。
見た目が周囲から自然に見えるようになるまでは、平均で2週間程度かかります。
参考として、『挙筋短縮術』と『二重切開法[全切開法]』を行った方の経過写真をご覧ください。
(上:手術前 / 中:手術1週間後 / 下:手術1か月後)
施術内容
・眼瞼下垂(挙筋短縮術+二重切開法[全切開法])
リスクや副作用
・1〜2週間程度の腫れ・むくみ
・白目に起こる内出血
・感染症(ごくまれ)
・微妙な左右差
合併症が起こった場合でも、当院で責任を持って対応いたします。
なお、手術結果は個人差があり、すべての方が写真のような変化を得られるわけではありません。
施術料金
・眼瞼下垂:495,000円(税込)
・局所麻酔:55,000円(税込)
当院では、まぶたの手術に「手術用顕微鏡」と「炭酸ガスレーザー」を併用しています。
顕微鏡により高倍率の視野を確保することで、微細な血管や組織まで丁寧かつ精密な操作が可能です。
さらに、炭酸ガスレーザーを使用することで、切開時の出血や腫れを最小限に抑え、術後の負担軽減にもつなげています。