鼻尖形成のデメリットとは?リスクや回避方法を徹底解説
- 新井先生監修
丸くて低い鼻や団子鼻にお悩みの方は、「鼻尖形成」の手術に関心を持ちデメリットについて知りたい方もいるのではないでしょうか?
本記事では、鼻尖形成のデメリットやリスクを回避する方法などを解説しています。
当院・銀座マイアミ美容外科は、鼻尖形成を含めた様々な鼻の手術を全て行える「鼻フルコース」をご提供しています。
目指している鼻の形によっては鼻尖形成だけでなく複数の手術が必要な場合もあるため、上記の鼻フルコースのページもぜひあわせてご覧ください。
目次
鼻尖形成のデメリット
鼻尖形成のデメリットは以下になります。
- 腫れや内出血などのダウンタイムがある
- 術後に圧迫固定をする必要がある
- 鼻全体のバランスが変化する
- 抜糸が必要な場合がある
それぞれ詳しく解説していきます。
鼻尖形成で後悔する原因については以下で詳しく紹介していますので、あわせてご覧ください。
腫れや内出血などのダウンタイムがある
手術後は腫れや内出血などのダウンタイムがあります。
手術後の腫れは、アプローチした刺激を受けたことにより起こる炎症反応です。[注]
術後1〜3日は一番腫れがある状態で、日にちが経つごとに徐々に落ち着きます。
完全に腫れが治まるのは一般的に1〜2週間程度かかり、内出血は2週間ほどで自然に消えていくでしょう。
[注] オレオサイエンス 12巻(2012)3号:解説ここが知りたい!炎症反応について(一般論を中心に)
鼻の整形のダウンタイムや傷痕の経過については以下のQ&Aでダウンタイムの一覧表を提示していますので、ぜひご覧ください。
術後に圧迫固定をする必要がある
手術後はギプスやテープで固定を行います。
圧迫固定は、鼻先の形を落ち着かせるために重要な術後のケアです。
鼻先の状況を確認し医師の判断のもと、抜糸後も寝る時だけ固定を継続するケースもあります。
鼻全体のバランスが変化する
鼻尖形成は鼻先をスマートに整える手術です。
鼻先が整ったことで以前はあまり気になっていなかった鼻翼が目立つことや、鼻柱が長く感じることがあるかもしれません。
お悩みの内容によっては鼻尖形成後、鼻全体のバランスが変化したことで鼻の形が気になる可能性もあります。
鼻の形は顔の印象が変わることがあるため、手術前は医師と意見を共有することが大切です。
抜糸が必要な場合がある
鼻尖形成にはクローズ法とオープン法があり、それぞれ手術のアプローチ方法や使用する材料に違いがあります。
クローズ法は溶ける糸で鼻の中を縫合するため抜糸の必要はありません。
しかし、オープン法は鼻柱の部分をナイロン糸で縫合するため抜糸が必要です。
鼻尖形成のリスク
鼻尖形成のリスクは以下になります。
- 傷跡が残る
- 後戻りする
- ピンチノーズになる
それぞれ詳しく解説していきます。
傷跡が残る
先ほど述べたように、鼻尖形成にはクローズ法とオープン法があります。
オープン法は鼻柱の皮膚を切って行う手術法のため、傷跡が残る場合があります。
しかし、傷跡は目立ちにくく、抜糸後はお化粧で隠せる程度です。
個人差はあるものの、1ヶ月〜3ヶ月程度で傷跡はわかりにくくなるでしょう。
後戻りする
鼻尖形成の中には切除を行わず縫い合わせる施術方法があります。
切除を行わないため短時間で手術できて傷跡も小さいですが、「縫合した糸が緩むこと」や「外れること」があると後戻りする可能性があるでしょう。
しかし、鼻の軟部組織を物理的に切除する鼻尖形成を行った場合は、術後も後戻りせずに半永久的に維持させることが期待できます。
ピンチノーズになる
ピンチノーズとは、正面から見ると洗濯バサミで挟まれているような「鼻の先端が過度に細い状態」です。
ピンチノーズになる原因は以下になります。
- 軟部組織を過剰に除去した
- 鼻翼軟骨の固定を寄せすぎる
- ギプスを過度に圧迫している
- ダウンタイム中の誤った過ごし方
- 回数を重ねて鼻尖形成を受けている
ピンチノーズの状態では顔全体のバランスが不自然に見えたり、手術を受けたことが周りの人にバレる可能性があるでしょう。
ピンチノーズになる原因や解消方法について以下で詳しく解説されていますので、ぜひあわせてご覧ください。
鼻尖形成のデメリットを回避する方法
鼻尖形成のデメリットを回避する方法は以下の通りです。
- 鼻尖形成の特徴をカウンセリング前に理解しておく
- 鼻整形の経験が豊富な医師を選ぶ
- 医師に理想のイメージを正確に伝える
- 他の鼻整形の併用や変更を検討する
- アフターケア対応を確認する
それぞれ詳しく解説していきます。
鼻尖形成の特徴をカウンセリング前に理解しておく
鼻尖形成には以下のような特徴があることを「カウンセリング前に」知っておきましょう。
- オープン法とクローズ法がある
- 手法によってリスクや注意点が違う
- 通常の鼻尖形成は「クローズ法」で十分可能である
- 他院修正・耳介軟骨移植/鼻中隔延長との同時施術では「オープン法」で行うこともある
鼻尖形成について把握することで悩みを具体的に相談でき、カウンセリングでは細部までこだわるデザインの意見を共有できるでしょう。
医師と意見の共有をすることは、「失敗や後悔のない施術を受けるため」にも必要です。
鼻尖形成についてより詳しく知りたい方は以下より施術ページをご確認ください。
鼻整形の経験が豊富な医師を選ぶ
鼻は非常に繊細な部位のため、経験が豊富な医師を選ぶことも大切です。
経験を多く積んでいる医師は様々な症例を経験しているため、患者様の悩みを汲み取った個別性ある提案を受けることができるでしょう。
一部の大手クリニックでは、 医師の入れ替わりもあるため受診時にはクリニックに在籍していない場合もあります。
症例写真を見せてもらうなど、手術を担当する医師の実績を確かめておくと良いでしょう。
医師に理想のイメージを正確に伝える
自分が描くイメージが医師に伝わっていないと、理想と違う形になる可能性があります。
「理想のイメージをより具体的にすること」で、細部までこだわったデザインづくりに繋がります。
イメージがうまく伝えられない場合は、写真を用意しておくと医師とイメージが共有できるでしょう。
他の鼻整形の併用や変更を検討する
目指している鼻の形によっては、「ほかの手術も合わせて行う必要がある場合」や「鼻尖形成ではない手術が良い場合」もあるでしょう。
イメージしている理想の鼻の形は一人一人異なるため、「自分に適した手術は何か?」検討する必要があります。
以下の記事ではお悩み別に適した鼻整形について解説していますので、ぜひあわせてご覧ください。
アフターケア対応を確認する
傷が小さくても手術ですので、合併症が起こるリスクはゼロではありません。
手術後にトラブルが起こった際の対応や緊急連絡先の確認は必要です。
手術後に受けられるアフターケアの体制はカウンセリング時に説明を受けておきましょう。
保障やアフターケアが不十分など明確な説明がない場合は避けた方が良いかもしれません。
当院・マイアミクリニックでは、手術後は時間外電話またはLINEを介して24時間医師と直接連絡がとれる体制を整えております。
銀座マイアミ美容外科の鼻尖形成の特徴
銀座マイアミ美容外科の鼻尖形成の特徴は以下になります。
- カウンセリングも担当医が対応
- ホームページ上記載の適正価格でご提供
- 鼻のことを熟知した形成外科専門医が対応
- 24時間医師が対応する緊急連絡先をご用意
- 「鼻フルコース」で必要な鼻整形の手術をまとめて行える
それぞれ詳しく解説していきます。
カウンセリングも担当医が対応
当院の特徴としてカウンセラーは不在で、手術を担当する医師が直接カウンセリングをします。
医師が行うカウンセリングは、悩みをその場で直接答えてもらえることができることが利点です。
また鼻の状況などその場で見て把握できるため、患者様に必要な手術のみご提案できます。
さらに医師も自ら提案した手術を行うため、責任感をより強く持って取り組みます。
医師自らカウンセリング行う理由については以下のYouTube動画でも解説していますので、ぜひあわせてご視聴ください。
ホームページ上記載の適正価格でご提供
当院の全ての施術は、ホームページに記載している「適正価格」でご提供しています。
価格の設定は、手術にかかる「時間」「器具」「薬剤」「人件費」などを計算し、安すぎず高すぎない適正価格を設定しています。
鼻整形を含めて、当院が行う施術の全ての料金は以下のページでまとめていますので、ご参考にしてください。
実際に必要となる金額は、当院独自の「料金シミュレーション」を使うことで簡単に計算できます。
4つの質問を選択するだけで必要な施術と料金が簡単に計算できるので、以下よりぜひお試しください。
鼻のことを熟知した形成外科専門医が担当
当院では鼻の構造や手術を熟知している「形成外科専門医のみ」が担当することが特徴です。
形成外科専門医は、日本専門医機構が認定した形成外科専門の医師のことです。[注]
形成外科に関する専門知識や経験を持ち、医療を提供できると判断されると形成外科専門医として認められます。
形成外科専門医が手術を行うメリットについては、以下のYouTube動画で医師同士が話している様子をぜひご覧ください。
24時間医師が対応する緊急連絡先をご用意
当院では、手術後も24時間体制で医師が対応する緊急連絡先をご用意しております。
術後に合併症などのトラブルが万が一起こった場合でも、アフターケアを迅速に行えるように体制を整えております。
術後だけでなく、手術を受ける前のメール相談やLINE相談も「医師のみ」が対応しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
「鼻フルコース」で必要な鼻整形の手術をまとめて行える
鼻の手術は種類も多く、お悩みや手術のリスクやデメリットによって行う手術が異なります。
鼻は繊細な部位であり、自分の理想に近づけるには複数の手術を行う必要になることもあるでしょう。
当院でご用意している「鼻フルコース」は3種類あり、対象となる手術の中から必要な手術を一度で全て受けられます。
鼻フルコースは一度に複数の手術が可能になるため、身体の負担も軽減できて費用も抑えることができるでしょう。
鼻フルコースの詳細はこちら
鼻尖形成のデメリットに関するQ&A
鼻尖形成デメリットに関するQ&Aは以下になります。
- 鼻尖形成で失敗することはありますか?
- 鼻尖形成の手術後の注意点はありますか?
- 鼻尖形成のみのデメリットはなんでしょうか?
それぞれ詳しく答えていきます。
鼻尖形成で失敗することはありますか?
鼻尖形成の代表的な失敗例は以下の通りです。
- 糸が出てきてしまった
- 細菌に感染してしまった
- ピンチノーズになってしまった
- パロットノーズになってしまった
- アップノーズ・豚鼻になってしまった
- 鼻尖形成の効果を得られなかった
- 鼻の穴の左右さや変形が生じてしまった
「鼻尖形成について理解する」「クリニック選びに細心の注意を払う」など失敗しないための対策を行いましょう。
鼻尖形成の失敗する事例と原因、後悔しないための対策を以下でも詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
鼻尖形成の手術後の注意点はありますか?
鼻尖形成の手術後に注意する点は以下になります。
- 清潔に保つ
- 鼻をあまり強く触らない
- 頭を高くし、うつ伏せになって寝ない
- 激しい運動や飲酒を控える
手術部位はむやみに触れず清潔を保ち、感染予防を行うことが大切です。[注]
固定しているテープが濡れたり、汚れたりしないように洗顔や手術部位のメイクは避けましょう。
また、手術後は固定していないためデリケートな状態です。
鼻を強く触ったり、うつ伏せになると形が変わってしまう可能性があるため、「過度な力を加えない」ように注意しましょう。
[注] 環境感染 4巻(1989)2号:術後感染患者における感染経路の検索
鼻尖形成のみのデメリットはなんでしょうか?
「鼻尖形成のみ」の手術を行うデメリットとして「、鼻先を整えるだけでは理想してた形にならない可能性があること」が挙げられるでしょう。
鼻尖形成はわずかに高さがつくれますが、基本として鼻先を整えるための手術であり期待していたより高さがないと感じるかもしれません。
ご自身が理想とするイメージや現在の鼻の形によって、「鼻尖形成のみで良いか」「ほかの手術と併用が必要になるか」は検討が必要です。
「鼻尖形成のみの手術で期待できる効果」については以下で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
【まとめ】鼻尖形成のデメリット
どんな手術でもデメリットがありますが、「鼻尖形成のデメリット」は今回紹介した以下になります。
- 腫れや内出血などのダウンタイムがある
- 術後に圧迫固定をする必要がある
- 鼻全体のバランスが変化する
- 抜糸が必要な場合がある
鼻尖形成の手術を受ける際は、手術の内容について知り、デメリットを理解したうえで検討を重ねましょう。
当院・銀座マイアミ美容外科では、カウンセリングから手術まで一貫して一人の形成外科専門医が対応いたします。
緊急時も電話やLINEで医師と24時間連絡が取れるアフターフォロー体制も整えていますので、手術後もすぐにご相談が可能です。
無料カウンセリングのほか、メール相談やLINE相談も医師が対応しておりますので、ぜひ一度ご相談ください。
このコラムを監修したドクター
経歴
-
- 2013年
- 昭和大学医学部卒業
-
- 2013年
- 藤枝市立総合病院 初期研修医
-
- 2015年
- 昭和大学病院 形成外科入局
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