鼻柱を自力で伸ばす(下げる)ことはできる?長く見せるメイク方法を解説
- 新井先生監修
美容の知識がある方の中には、「鼻柱を自力で伸ばしたい」と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
鼻柱を自力で伸ばすことは難しいものの、メイクによって長く見せることはでき、根本的な変化を望むのであれば美容整形による手術も可能です。
そこで本記事では、鼻柱を長く見せるメイクのややり方や、鼻柱を伸ばす「鼻柱形成」の手術について解説します。
上記の記事では、鼻柱形成も含めた鼻に関する様々なお悩みに適した施術を紹介しています。
目次
鼻柱とは?
鼻柱とは、鼻の穴の間にある壁のような部分です。
同じ壁でも内部の部分は鼻中隔といい、外から見える部分を鼻柱と呼びます。
鼻筋の部分は鼻背といい、小鼻は鼻翼と呼びます。
鼻柱をすぐに自力で伸ばす・下げるのは難しい
鼻柱をすぐに自力で伸ばしたり下げたりすることは、難しいでしょう。
鼻柱に限らず、鼻の形は大部分が遺伝によって決まり、成長期を超えた後に大きく変化することはありません。
そのため、鼻柱の形や位置自体を変えることは自力では難しいものの、メイクによって印象をカバーすることはできます。
具体的なメイクの方法は次の項目で解説します。
鼻柱を長く見せて鼻筋を作るメイク方法
鼻柱を長く見せて鼻筋を作るメイク方法は、以下の通りです。
- ①眉頭から目頭横までシェーディングを入れる
- ②鼻の頭にシェーディングを入れる
- ③シェーディングを外側にぼかす
- ④アイシャドウブラシの余った色でノーズシャドウを塗る
- ⑤ハイライトを鼻筋に塗る
それぞれのステップについて詳しく解説していきます。
①眉頭から目頭横までシェーディングを入れる
まず、眉頭から目頭の横までの部分(眉毛・鼻・目の3つのパーツが集中し凹んでいる部分)にシェーディングを入れます。
ここにシェーディングを入れるのは、凹む部分の影を強調することで鼻の高低差を演出し、明るい部分をより高く見せられるためです。
シェーディングにはパウダー系のアイブロウなどを使います。
②鼻の頭にシェーディングを入れる
次に、鼻の頭の下側にもシェーディングを入れます。
後で同じ鼻の頭の上側(一番高い部分)に、ハイライトを入れます。
同じ鼻の頭でも、明暗のコントラストを出すことで立体感がより強くなり、鼻の頭をより高く見せられるためです。
下側のシェーディングの形は「V」や「U」の文字のように描きます。
③シェーディングを外側にぼかす
①と②のシェーディングを外側にぼかしていきます。
ぼかす理由は、影を強調したままだと不自然になってしまうためです。
外側にぼかすことでなだらかなグラデーションがかかり、本物の影のように自然に濃くなる様子を演出できます。
④アイシャドウブラシの余った色でノーズシャドウを塗る
次に、アイシャドウブラシの余った色でノーズシャドウを塗ります。
ここまで行ってきたメイクもノーズシャドウですが、その上にアイシャドウの「明るい色」を乗せます。
(※アイシャドウに用いる色は人それぞれですが、ここで想定しているのはピンクなどの明るい色です)
シェーディングで使うグレーやベージュなどの暗い色に明るい色を合わせることで、顔の印象を明るくできます。
⑤ハイライトを鼻筋に塗る
最後に仕上げとして、ハイライトを鼻筋に塗ります。
この理由は②で説明した通り、影の部分とのコントラストを強調して立体感を出すことで、鼻を高く見せられるためです。
ハイライトは鼻筋の直線と、てっぺんの点につけるのでビックリマーク(!)のような形で塗って完成です。
はっきりとした効果を期待するなら「鼻柱形成」
メイクで鼻柱を長く見せる方法もありますが、よりはっきりとした効果を期待するのであれば「鼻柱形成」の手術が適しています。
鼻柱形成とは、耳介軟骨を鼻柱部分に移植することで鼻柱を下に伸ばす手術です。
施術のイメージは以下のイラストの通りです。
鼻柱形成の施術の流れは、簡単にまとめると以下の通りです。
- 耳から軟骨を採取する
- 細長い棒状に加工する
- 鼻柱の皮下に移植する
移植する際の手順は以下の通りです。
- 鼻の穴を切開する
- 鼻翼軟骨の内側脚と皮膚の間を剥離する
- 前鼻棘(ぜんびきょく)の方までポケットを掘る
- ポケットに加工した軟骨を差し込む
- 軟骨を固定する
鼻柱をどの程度出すか、どの範囲を出すかなどのデザインを考えた上で、軟骨のボリュームや形、挿入する角度などを細かく調整します。
鼻柱形成については以下のページでより詳しく解説しているため、ぜひあわせてご覧ください。
当院では、カウンセラーでなく医師がカウンセリングを担当しており、メール相談やLINE相談も医師が直接ご対応させていただきます。
いずれも無料でご利用いただくことができ、まだ施術を受けるかどうか迷っている方でもお気軽にご相談いただけます。
「鼻柱を綺麗に伸ばしたい」とお考えの方は、ぜひ一度ご相談・お問い合わせください。
鼻柱形成を組み合わせた症例
当院で実際に行われた「鼻柱形成」の症例を紹介します。
理想とするイメージを伝える際にも役立ちますので、是非参考にしてください。
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以下のInstagramではその他の症例もご覧いただけますので、あわせてご参照ください。
カウンセリングでは、公式サイトで紹介しきれない症例もご覧いただけます。
興味をお持ちいただけたら、ぜひ当院までご相談ください。
鼻柱を自力で伸ばす・下げることに関するQ&A
鼻柱を自力で伸ばす・下げることに関してよくいただく質問は、以下の通りです。
- 鼻柱のちょうど良い長さはどのくらいですか?
- 鼻柱が短い・上がっているとどんな印象ですか?
- 鼻柱形成のダウンタイムはどのくらいですか?
それぞれの質問に詳しくお答えしていきます。
鼻柱のちょうど良い長さはどのくらいですか?
鼻柱のちょうど良い長さは、その人の顔全体のバランスや特徴を考慮して決めることが重要です。
理想の形を追求する際には、以下の個々の素材を活かした条件を重視します。
- 鼻全体の縦と横の比率がその人の顔に調和している
- 鼻柱が左右の小鼻の下に位置して全体的なバランスを取れている
鼻柱と左右の小鼻を結んだ三角形を、ACR(Alar-Columellar Relationship)といい、この形がその人の素材を最大限活かしたものであることが理想です。
鼻柱が左右の小鼻の下に位置する場合、ACRは下向きの三角形となってバランスの良い印象を与えます。
一方、鼻柱が上にあると、ACRが上向きの三角形となり、鼻の穴が目立ちやすくなる場合があるでしょう。
「黄金比」という理想的なバランスもありますが、それ以上にその人自身の顔の骨格や特徴を活かして、全体の調和を重視した形を目指すことが大切です。
上記の内容は、当院・銀座マイアミ美容外科の院長である「丸山 直樹院長」がYoutubeで細かく解説していますので、あわせてご覧ください。
鼻柱が短い・上がっているとどんな印象ですか?
鼻柱が短いと全体的に鼻の高さが低くなり、鼻先も丸みを帯びた形になる傾向があります。
鼻柱が下がっていれば鼻先が鼻の穴に覆いかぶさる形になり、鼻の穴が隠すことが可能です。
しかし、鼻柱が上がることで鼻先が鼻の穴を隠せなくなると、鼻の穴が目立ちやすくなってしまうでしょう。
鼻柱形成のダウンタイムはどのくらいですか?
鼻柱形成のダウンタイムは、軽い腫れが3日程度あります。
痛みも3日ほどありますが、痛み止めでコントロールできるレベルです。
上記の通り、具体的な症状が出る期間は3日程度という傾向があります。
手術から1週間後に抜糸を行うため、抜糸まで完了する期間で考えると7日となります。
鼻柱形成を含む、鼻の整形のダウンタイムや傷痕の経過については、以下の記事でまとめています。
【まとめ】鼻柱を自力で伸ばす・下げることはできる?
鼻柱を自力で伸ばすこと・下げることは難しいため、鼻柱の形や位置を変えたいのであれば「鼻柱形成」の手術を検討していただくのが良いでしょう。
鼻柱形成の手術も他の手術と同様、信頼できる医師・クリニックに依頼することが必要です。
当院では全ての施術を日本専門医機構が認定する「形成外科専門医」が担当しています。
カウンセリングから手術まで全て一人の医師が担当させていただくため、施術の結果に強い責任を持てることが特徴です。
手術後は24時間いつでも時間外電話やLINEによって、医師と直接連絡を取れる体制を整えています。
カウンセリングだけでなくメール相談・LINE相談も全て無料で医師が直接ご対応しておりますので、「理想の鼻柱や鼻の形を目指したい」とお考えの方はぜひ当院までご相談ください。
このコラムを監修したドクター
経歴
-
- 2013年
- 昭和大学医学部卒業
-
- 2013年
- 藤枝市立総合病院 初期研修医
-
- 2015年
- 昭和大学病院 形成外科入局
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