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よくあるご質問

刺青(タトゥー)除去

  • 植皮術で刺青除去を考えています。

    刺青(タトゥー)ですが、左の二の腕をぐるりと彫ってしまいました。 かなり面積があるので、植皮術しかないのでは??と考えています。 もし植皮術でこのタトゥーを消すとしたら、持ってくる皮膚は体のどの部分から採ることになるでしょうか? また、採ったところは皮膚がなくなるわけですけれど、そこはどのように回復するのでしょうか?

医師の回答

植皮術で刺青を除去する場合は2通りの方法があります。

1つ目は全層植皮です。二の腕の内側や鎖骨の皮膚、脚の付け根の鼠蹊部という箇所が皮膚を採る場所になります。
傷は縫い合わせるので1週間で抜糸して治ります。スジの傷になります。最初は赤いですが半年から1年くらいで肌色の線のキズになります。

2つ目は分層植皮です。皮膚を専用の機械で薄く削いでくる方法です。約0.4mmの厚さで皮膚をいただき、それを刺青をとった箇所に貼り付けます。
全層植皮の方が質感が良いですが、皮膚に限りがありますので、広い面積の刺青には分層植皮が適応になります。
皮膚はお尻や、太もも、背中などの目立ちにくい場所からいただくことが多いです。さらに、広い面積の刺青の場合は、皮膚が足りなくなってしまうので、メッシュグラフトといって、分層植皮を網状に加工して広げて貼り付ける場合もあります。広い面積が覆える反面、傷跡が目立つというデメリットもあります。
分層植皮を採取した箇所の皮膚は、すりむき傷が治った後のような傷跡になります。キズは2週間くらいで治癒して、最初は赤みがありますが、1年くらいで肌色っぽい色になります。

当院では、Qスイッチヤグレーザーの施術もあります。刺青(タトゥー)除去で詳細をご覧ください。

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