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唇をふっくらさせたい
唇が上下とも薄いので、すこしふっくらさせたいです。ヒアルロン酸を入れる場所と、どう入れるとどうなるのかを知りたいです。
医師の回答
ヒアルロン酸を注入する場所とその効果についてご説明します。
上唇の中央部分(Cupid’s bow付近)に入れる場合、唇の立体感を強調し、女性らしい曲線を作ります。唇の山がくっきりすることで、顔全体の印象が華やかになります。また、上唇が薄い場合に適量を加えることで自然なボリューム感を出せます。
下唇の中央部分に入れる場合は、自然な厚みを増やし、バランスを取ります。下唇がふっくらすると、全体的に若々しい印象を与えることができます。
口角周辺(リップライン)に入れると、唇の輪郭を際立たせ、形を整えます。唇のフチがはっきりし、口元全体が美しく見えます。また、リップメイクが映えるようになります。唇全体の浅い層に均等に注入します。
唇全体のボリュームを自然にアップさせます。過剰な膨らみを避けつつ、全体的にふっくらとした印象になります。
注入量と仕上がりの違いについてですが、少量ずつ注入する場合は自然な仕上がりになります。
唇のボリュームが少し増える程度で、大きな変化を求めない方に適しています。
多めに注入する場合は、はっきりとしたボリュームアップが実現します。
セクシーな印象や、海外セレブのような唇を目指す場合に効果的です。ただし、不自然にならないよう注意が必要です。
施術のポイントとしては、バランスが重要です。上唇と下唇の比率を整えることが重要です。一般的に、黄金比は「上唇1:下唇1.6」とされていますが、個人の顔立ちに合わせて調整します。
自然な形状を目指す: 唇の元の形や顔全体の印象に調和するように、注入量や部位を細かく調整します。
適切なヒアルロン酸選び: 柔らかくナチュラルな仕上がりを目指す場合は、専用の柔らかいヒアルロン酸製剤を選びます。
注意点として、施術後は一時的に腫れやむくみが生じることがありますが、数日で治まります。過剰なボリュームや不均衡を避けるため、経験豊富な医師による施術をおすすめします。効果は永久ではなく、数ヶ月〜1年程度で吸収されるため、定期的なメンテナンスが必要です。