人中短縮で「唇を上向きにする」ことはできますか?

鼻の施術
人中短縮

30代・女性

人中短縮で「唇を上向きにする」ことはできますか?

人中短縮を考えています。上唇が薄いのも気になっているのですが、人中短縮には「上唇を上向きにする」という効果は期待できますか?
単純に切るだけではそこまで唇には影響はないのでしょうか。

先生からの回答

人中短縮をすることで、上唇を上向きにすることは可能です。唇には、赤い唇(一般的に唇というとこの部分のことです)と白い唇があります。医学用語で言うと、赤唇と白唇と言います。人中と言う場所は、白唇の中央にある部分ですね。ここは筋肉が特殊な形になっていて窪んだ形をしています。人中短縮の時に、単純に短縮しただけでも上向きになる方もいますし、人によっては単純に短縮しただけでは上向きにならないかたもいます。そのような方の場合は、人中窩形成という手術を人中短縮の時に加えるとキュッと上を向いた上唇を作成できます。ここで注意しないといけないのは、人中短縮で上向きにできる赤唇は鼻の幅の範囲だけと言うことになります。人中短縮では図にあるように、鼻の下のところを切ります。鼻の横幅の範囲を超えた唇の部分は持ち上がらないと言うことになります。つまり、口の横幅が広いかたの場合は唇の両サイドまでは上がらないのです。その場合は、口角挙上術という方法を併用することで唇全長にわたって上向きにすることが可能です。


人中短縮や、口角挙上で唇のうすさを改善できないようなかたの場合には、脂肪注入、ヒアルロン酸注入、溶ける糸、真皮脂肪移植で唇を厚くすることも可能です。脂肪注入はお腹やお尻などの脂肪がある場所から1.6mmほどの細い管で脂肪を採取して、注入すると言う簡単な手技です。入れた脂肪は半分定着して半分吸収されるで、人によっては2回から3回ほど必要なことがあります。しかし、ヒアルロン酸だと半年ごとに注入しないとキープできないのに対して、脂肪注入は定着してしまったら一生ものというメリットがあります。溶ける糸は唇の縁に沿って入れる糸です。キューピットの弓と言われる唇の縁の形を綺麗に出せるというメリットがありますが、こちらも永久的なものではありません。真皮脂肪移植というのは、体の他の場所から帯状に皮膚と脂肪をいただいて、それを唇に埋め込むという方法で、1回でボリュームアップが可能です。