人中を短くする方法は？自力で短縮するやり方と効果的な施術を解説

「人中を短くする方法を知りたい」と考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか？

人中を自力で短くする方法はありますが、目に見える効果を期待する場合は美容整形の施術が有効な選択肢となります。

また、バランスの取れた美しさを実現するためには、人中を短くするだけでなく口元の形を合わせて整えるべきケースもあります。

本記事では、「自力で人中を短くする方法」「人中を短くする施術」「口元も合わせて整えるべきケース」などを解説します。

口元も合わせて整えるべきケースの場合、当院では必要な施術をまとめて行える「人中口元フルコース」のメニューをご提供していいます。

人中とは？

人中（にんちゅう）とは「鼻と口との間にある縦の溝」のことです。

辞書では「上唇中央のくぼみ」と定義されています。[注]

[注] コトバンク：人中

唇は、医学的には「赤唇・白唇」の2カ所に分かれています。

赤唇と白唇の意味は、それぞれ以下の通りです。

赤唇	赤い部分。一般的に唇と呼ばれる部分。
白唇	赤唇と鼻の間の肌色部分。

白唇の真ん中を縦に走っている溝が人中と呼ばれます。

人中を自力で短くする方法

人中を自力で短くする方法は、以下の通りです。

それぞれの方法について詳しく解説していきます。

マッサージを行う

継続的にマッサージを行うことで、人中が徐々に短くなる可能性があります。

具体的なマッサージ方法の一つは「モダイオラスマッサージ」です。

モダイオラスとは口の内側にあり、口角の横でほうれい線の延長線上に当たる部分です。

医学的には「小臼歯の頬側部に位置する結節」と表現され、顔の下半分の筋肉が集まる起点となっています。[注]

[注] Oralstudio：医学辞書_モダイオラス

モダイオラスマッサージのやり方は、以下の通りです。

モダイオラスマッサージは強くやりすぎない限り、美容と健康の両面で一定のプラス効果を期待できます。

ただし、人中を短くする効果については医学的根拠がないため、あくまで表情筋をほぐす通常のマッサージと考えていただくのが良いでしょう。

エクササイズを行う

表情筋が衰えると口元を支える筋肉が衰え、口が下がることで人中が長くなる傾向があります。

そのように人中が長くなることを防ぐためにも、表情筋を鍛えるエクササイズは有効です。

人中の短縮につながる可能性があるエクササイズは、以下の通りです。

チークアップエクササイズとは、名前通りチーク（頬）を持ち上げるエクササイズです。

左右の頬に指を当て、その指が動くのを確かめながら頬をゆっくり大きく持ち上げる動作を繰り返します。

チュートレは、キスのように唇を突き出しながら行う運動です。

その状態で「ピヨピヨ」と発音するように唇を細かく高速で動かします。

上記のエクササイズはあくまで一例で、最終的には表情筋をあらゆる方法で鍛えられれば、どのようなエクササイズでもかまいません。

メイクを工夫して行う

メイクによって人中を短く見せることも可能です。

人中を短く見せるメイクは、以下の手順で行います。

1で影をつけるのは、その部分までが鼻と認識され唇との見た目の距離が縮まるためです。

2でオーバーリップにするのも、唇を大きく見せることで鼻との見た目の距離を縮めることが目的です。

3のハイライトは、明暗のコントラストを強調することで立体感を出し、人中でなく鼻に注目を集めることを目的としています。

上記のメイク方法は以下のページで詳しく解説しているため、ぜひあわせてご覧ください。

確実に人中を短くするには美容整形を検討しよう

マッサージやエクササイズでは人中が短くなるとは限らず、短くなったとしても大きな変化は期待できません。

目で見てわかる大きな変化を出したいのであれば、美容整形の施術を受けることも検討していただくのが良いでしょう。

次の項目では、人中を短くする効果を期待できる美容整形の施術を紹介します。

人中を短くする美容整形

人中を短くする美容整形の施術は、以下の通りです。

それぞれの施術について詳しく解説していきます。

人中短縮

人中短縮とは、鼻下の余分な皮膚を切除して縫い合わせることで人中を短くする手術です。

人中が短くなる効果だけでなく、唇が上向きになり横顔がすっきりする効果も期待できます。

切除した後の縫合は鼻の付け根の部分で行うため、縫合の跡も目立ちにくくなっています。

人中短縮で重要なことは、ただ人中を短縮するだけでなく「人中の立体構造を残す」ことです。

人中の立体構造は、人中窩（にんちゅうか）と人中稜（にんちゅうりょう）によって形成されています。

人中窩は真ん中のくぼみ部分で、人中稜はくぼみの左右にある山の稜線のような部分です。

上記の立体構造が崩れてしまうと、人中を短くしても不自然な印象になってしまいます。

当院では立体構造を綺麗に残しつつ人中を短縮できるよう、ルーペや顕微鏡を駆使した切除と縫合を行っていることが特徴です。

人中短縮で短くできる長さは4～5mmで、人によっては7mm程度短くできることもあります。

人中短縮のより詳しい説明は以下のページでまとめているため、ぜひあわせてご覧ください。

人中短縮の施術ページはこちら

ボトックス注射

人中はボトックス注射によって短縮を図ることも可能です。

ボトックスで人中を短くする施術は「人中短縮ボトックス」と言います。

ボトックスには筋肉の働きを麻痺させる効果があります。

人中短縮ボトックスは、口の周りにある口輪筋の働きを弱める施術です。

口輪筋の働きが弱まると、相対的に「上口唇鼻翼挙筋」の働きが強くなります。

上口唇鼻翼挙筋は上唇を持ち上げる筋肉で、この力が強まることで上唇が上向きに反り返る効果を期待できます。

上唇が反り返ることで人中の見た目が短縮したように見えることが、ボトックスで人中短縮を図れる理由です。

ボトックス注射のより詳しい説明は以下のページでまとめているため、ぜひあわせてご覧ください。

ボトックス注射の施術ページはこちら

銀座マイアミ美容外科では「人中口元フルコース」を提供しています！

人中が短いことは美しい顔の条件とされますが、美しい顔は一つの条件だけで決まるわけではありません。

全体のバランスが重要であり「人中を短くするだけでは、バランスが崩れて不自然になる」というケースでは、全体のバランスを取るために他の手術が必要になることもあります。

そこで当院・銀座マイアミ美容外科では「人中口元フルコース」というセットメニューをご提供しています。

このメニューは、人中と口元の全ての箇所に同時にアプローチできることが特徴です。

アプローチできる部分は以下の通りで、必要な部位に合わせて3つのコースを選んでいただけます。

	ベーシック	プレミアム	マキシマム
人中短縮	◯	◯	◯
Cカール形成	◯	◯	◯
人中窩形成	―	◯	◯
口角挙上口腔内法	◯	◯	◯
口角挙上口腔外法	◯	◯	◯
アヒル口	―	◯	◯
脂肪注入	―	◯	◯
たらこ唇修正	―	―	◯
M字リップ形成	―	―	◯
静脈麻酔	◯	◯	◯

実際にどの選択肢が良いかには個人差があるため、まずは一度当院までご相談いただけたらと思います。

当院では、カウンセリング・メール相談・LINE相談のいずれも無料で医師が直接ご対応させていただきますので、まだ施術を受けるかどうか迷っている段階でもお気軽にご質問・ご相談ください！

人中を短くすることに関してよくある質問

人中を短くすることに関してよくいただく質問は、以下の通りです。

それぞれの質問に詳しくお答えしていきます。

人中が長くなる原因は何ですか？

元々の人中の長さの原因は、遺伝的な要素が大きな割合を占めます。

逆に「元々長くなかったのに最近長くなってきた」という場合は、以下の原因が考えられます。

表情筋は唇の位置を支えている筋肉でもありますが、表情筋が弱まることで唇の位置が下がり、人中が長くなります。

出っ歯になると歯が突き出る分人中（白唇）も伸びてしまいます。

遺伝的な原因の出っ歯もありますが、歯ぎしりや歯周病などの後天的な原因で成人後に出っ歯になると「人中が長くなった」と感じることがあるでしょう。

加齢による唇のボリュームの減少については、以下のような原因で発生します。

唇のボリュームが減って小さくなればその分鼻との距離が離れるため、人中が長くなったように見えるでしょう。

人中は短い方が良いのはなぜですか？

人中が短い方が良い理由は、以下の通りです。

小顔については、人中が長いとその分顔が長くなるため顔が大きく見えてしまいます。

顔のバランスについては、人中と顎の長さが「1：2」になる比率が理想の黄金比とされていることが理由です。

大部分の人は人中の長さが上記の比率より長いため、人中が短くなるほど顔のバランスが良くなります。

若く見えることについては、「人中は短い方が良いのはなぜですか？」の項目で説明したように加齢とともに人中が長くなっていくことが理由です。

「歳をとると人中が長くなる＝人中が短ければ若い」ということを、多くの人が日常生活の経験から無意識に感じ取っていると言えるでしょう。

人中短縮で後悔しないポイントはなんですか？

人中短縮で後悔しないためのポイントは、以下の通りです。

料金については、安さだけで選んではいけないことはもちろん「高さだけ」で選ぶことも間違っています。

高ければ必ずしも良い施術を受けられるとは限らず、レベルが高いことを演出するために、施術の水準に見合っていない金額を設定しているクリニックも存在するためです。

施術経験の豊富さについては、流れ作業のようにただ数をこなすのではなく、質の高い施術を多くこなしていることが重要です。

カウンセリングについては、本当に患者様のことを考えて施術を行っているクリニックであれば、自ずとカウンセリングが丁寧になります。

ホームページやSNSで与える印象はデザインや文章の技術、マーケティングのスキルなどである程度操作できますが、実際のカウンセリングで医師から受ける印象については、操作ができません。

医師が演技の達人であるという可能性もありますが、他の治療の選択肢などを詳しく掘り下げて質問していけば、信頼できる医師かどうかの判断をしやすくなります。

最後の医師からの助言を守ることについては当然のことですが、稀に守れない患者様も存在します。

費用を支払っていただいているという点では患者様は「お客様」ですが、お顔や体は当然患者様のものであり、術後の美しい状態を維持するためには患者様ご自身の努力も不可欠です。

努力といっても難しいことはなく、通常の注意事項を守っていただくだけでかまわないので、ダウンタイムの過ごし方などを正しく守るようにしていただけたらと思います。

上記のポイントについては、以下の記事でより詳しく解説しているためぜひあわせてご覧ください。

【まとめ】人中を短くする方法

人中を短くする方法は、マッサージやエクササイズでは限界があるため、目に見える効果を期待するのであれば、美容外科での施術が有効な選択肢となるでしょう。

当院では「人中短縮」と「ボトックス注射」に加えて、必要な口元の手術もまとめて行える「人中口元フルコース」のメニューもご提供しています。

施術の選択肢が豊富なだけでなく、全ての施術を日本専門医機構認定の「形成外科専門医」が担当していることも当院の特徴です。

カウンセリング・メール相談・LINE相談の全てに医師が直接ご対応しており、いずれの方法でも無料でご相談いただけます。

まだ施術を受けるかどうか迷っている段階でもご相談いただけるため「人中を短くしたい」とお考えの方は、ぜひお気軽にご質問・ご相談ください。