毛穴の開きの原因って何?改善する為の3つのポイントを解説いたします
- コラム幸地先生監修
目次
肌の悩みの中でも特に気になってしまう毛穴の開き。毛穴が大きく開いていることにより化粧のしやすさから見た目まで大きく変わってしまいます。 さらに毛穴の開きを放置してしまえば、その毛穴の開きはどんどんと悪化する原因となってしまいますので、初めは毛穴の開きの原因を知りながら間違ったケアをしないためにも改善するためのポイントを見ていきましょう。
皮脂や乾燥など毛穴が開いてしまう主な原因は5つ
毛穴が開いてしまう主な原因は、
*皮脂分泌
*乾燥
*ニキビ
*ストレスなどのホルモンバランスの乱れ
*肌のたるみから起こる毛穴開き
1.毛穴からの過剰な皮脂の分泌
毛穴が開いてしまう大きな要因として、毛穴から過剰な皮脂を分泌してしまうという原因が挙げられます。
毛穴には皮膚の表面の保護や保湿のための皮脂腺があります。この皮脂腺が通常より過剰に発達し、皮脂腺から毛穴に続く出口が肥大化することで毛穴は開いてしまいます。
2.乾燥肌
冬場などの乾燥する季節は、肌に必要な水分が足りず、きめ細やかな肌を保つことが出来なくなります。
皮膚の最外部にある角層は、
*皮脂
*セラミドをはじめとする角質細胞間脂質
*アミノ酸が代表的な天然保湿因子(NMF)
によって潤いを常に保っています。これらは歳を重ねると共に数が減るため、肌がカサカサになります。その結果、結果毛穴が目立つなんてことに。
隙間のできた角層に異物が入り込むと、さらにかゆみなどの二次的症状が現れやすくなります。[注1]
[注1]薬の窓口|岡山大学医学部歯学部[pdf]
http://pharm.hospital.okayama-u.ac.jp/wp-content/uploads/2013/03/mado144.pdf
3.ニキビ
皮脂腺の働きが活発なほどニキビができてしまうことがあり、「思わずニキビをつぶしたくなる…」なんて方は今すぐストップ!
ニキビをつぶした場所が炎症を起こし、ニキビ跡が残ってしまいます。いわゆる「クレーター」がこれに当たります。
クレーター状になってしまうと毛穴も常に開きっぱなしになってしまい、汚れなどが溜まって毛穴が目立ってしまいます。
4.ストレスなどのホルモンバランスの乱れ
人間関係のストレスや仕事の残業続き、または食生活の乱れなどにより、ニキビや皮脂分泌を活発にしてしまうことも。
特に動物性脂肪やアルコールを過剰に摂取してしまうと、過剰な皮脂分泌で毛穴が開きがちに。
毛穴に汚れが溜まりやすくなってしまうため角質の黒ずみも考えられます。
5.肌のたるみから起こる毛穴開き
加齢や生活習慣の悪化による肌のたるみは毛穴を開きます。
皮膚の土台となる真皮のコラーゲン、エラスチンが減少すると、重力に従って皮膚が落ち、毛穴もそれに応じて下に引っ張られていくのです。こちらも歳を重ねれば自然と発生してしまいます。
毛穴開きを改善するには洗顔と保湿と生活改善が大切!
毛穴が開く原因には様々な要因がありましたが、毛穴開きを改善するためにはどのような対策を取るべきか、手遅れになる前に行うべき適切なポイントを3つご紹介します。
・・適切なクレンジングや洗顔
クレンジングや洗顔で強くこすって汚れを取ろうとするのは間違いであり、肌への負担が大きくなってしまいます。
クレンジングや洗顔の際にはしっかりと泡を立てて優しく包み込み、こすって落とすよりも顔の上で泡を転がし汚れを分解して落とすことを意識しましょう。洗い流す際にはぬるま湯を使い、これも同様に優しく洗い流します。
クレンジングや洗顔のやりすぎは肌へ負担が大きくなってしまうので、朝はぬるま湯だけで顔の汚れを取り除くだけにするなど丁寧なケアを心がけましょう。
保湿対策を取る
洗顔で毛穴の汚れは取れるものの、汚れを取った後の毛穴は晒されたままになっています。
さらに顔の皮脂なども同時に取り除いて乾燥しやすい状態になっているため、化粧水などで毛穴を引き締めると共に皮膚に潤いを持たせることがポイントになります。
おすすめは先程ご紹介した角質細胞間脂質と天然保湿因子(NMF)です。セラミドとアミノ酸を配合した保湿製品を積極的に使っていきましょう。
生活習慣の見直し
毛穴開きにはストレスや食生活の乱れなども関係しており、脂っこい食事ばかりしていたり、月に何回も飲み会に出向いてアルコールを摂取したりすると、毛穴の開きや顔のたるみが通常より進行が早くなってしまいます。
毛穴開きを改善するためにはそれらの食事や飲み会、夜更かし等を極力行わないように注意しましょう。
毛穴の開きを改善するには適切な肌ケアを継続しよう
毛穴の開きには加齢による原因の他に、日常的にケアしないことによる悪化など様々な原因があります。これらを改善する特効薬というものはなく、日々の肌ケアにより少しずつでも解消していくほかありません。
肌ケアをすることには将来的にも差が大きく出てくるため、少しの時間でも毛穴開きの対策を行い、ハリのあるきれいな肌を目指しましょう。
以上が自宅でできる対策ですが、ご自身で対策をしてもなかなか治らないような毛穴の開きがある場合は、レーザー治療やピーリング治療などの対象となります。
例えば、当院ではメドライトC6というQスイッチヤグレーザーによるトーニングという治療やLED治療器による治療が可能です。
Qスイッチヤグレーザーによるトーニングは、メラニン色素を破壊して肌のくすみやシミ、肝斑を改善するだけでなく、真皮に熱を加えることで、ヒートショックプロテインというタンパク質が増加し、コラーゲンを増やすことで毛穴を引き締めます。
メドライトC6で肌質まで改善させるには火傷をするほどではないですが、ある程度熱さを感じるくらいまで熱を与える必要があります。クリニックによっては、看護師が施術をするところもあるかもしれませんが、それは実は法律違反です。これらのレーザーは医師が施術しないといけないことに法律上決まっています。当院では当然、医師が施術をします。医師による施術では、出力を上げてギリギリまで攻めることができるので、当然効果も高くなります。
当院では、このトーニング治療と同時にピーリング治療も加えることで真皮によりコラーゲンを産生させることが可能になっています。トーニングとピーリングは同時に可能です。まず5回は、2週間に1回くらいのペースで集中的にケアします。そうすると、土台ができあがりますので、1ヶ月1回くらいの治療でメンテナンス可能です。LEDの治療器も週に1回くらいのペースで顔面に照射すると1ヶ月くらいしたところで効果を実感してきます。
継続が大切ですが、痛くも熱くもないですし、トーニングよりはマイルドな効果ながら気持ちよく継続可能です。また、LEDの治療機は、光を顔面に当てますので、色を工夫することでリラックス効果を得ることも可能です。ホームケアでも改善できない肌質の治療をご希望の方は是非一度ご相談ください。
まとめ
いつの間にか開いてしまっている毛穴には皮脂の過剰分泌やニキビをつぶしてできたクレーター、日々の生活習慣の乱れなどの様々な原因があり、それらを改善するためには適切な洗顔方法などを行う必要が出てきてしまいます。現在悩んでいる毛穴開きや、年を取ってきた後に差が出てしまう毛穴開き問題を改善するために、今回は毛穴開きの主な原因や毛穴開きを改善するために気を付けるポイントを3つご紹介しました。
このコラムを監修したドクター
経歴
-
- 2011年
- 琉球大学 卒業
-
- 2012年
- 昭和大学藤が丘病院 初期臨床研修
-
- 2014年
- 昭和大学形成外科教室 入局
-
- 2015年
- 昭和大学病院形成外科 助教
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