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お体の治療

わきが・多汗症

超音波汗腺除去手術(キューサー法)

当院のワキガ多汗症治療のなかでは一番治療効果の高い治療です。

超音波汗腺除去手術(以下キューサー法)は、剪除法の一種です。

一般的な剪除法は、刃物を使って皮膚を極限まで薄く削りとると同時に汗腺の完全除去をはかる手術です。鋭利な刃物で直接そぎ取るようにして、汗腺を取り除くために血管や神経などの組織も傷つけます。そのため、手術後のキズの管理が大切で、長期間の安静や圧迫が必要となります。ダウンタイムが長く、手術後の出血、血腫、汗腺、皮膚壊死などの合併症に気をつけなくてはなりませんでした。3センチほどの切開が必要で、茶色い色素沈着を含めた傷跡も目立つというのが難点でした。

それでも、剪除法はワキガ、多汗症治療の中では一番効果が高い治療法ですので、匂いが強く汗の量が多い患者さんには必要な手術として残ってきました。

キューサー法はこの剪除法の一種ですので、治療効果は剪除法と同等ですが、ダウンタイムや傷跡の目立ちの点において剪除法よりも優れた方法です。

キューサー法の特徴

キューサーとはCavitron Ultrasonic Surgical Aspiratorの頭文字をとってCUSAとなりますが、この略語をキューサーと発音します。1970年代後半に消化器外科の先生方が超音波手術器を肝臓の手術などに応用し始めましたが、この機器がキューサーと呼ばれていました。ワキガ多汗症治療に応用をし始めたのが1990年代前半ですので治療の歴史は30年弱あります。キューサー法は特殊な治療機器ですので限られた施設でしか行われていません。


当院では、2018年発売時点で最新の超音波治手術機器を導入しています。この機械は日本での薬事承認もとれている治療機器です。

このような本体に治療用のハンドピースを装着します。

ハンドピースの先端が超音波振動して目的の組織を破壊します。それと同時に先端から水が送り出され、冷却と洗浄をするとともに先端から吸引して破壊した組織を除去します。最大の利点は、血管や神経組織などの弾力性の高い組織には殆どダメージを加えずに、肝臓、脳、腎臓、脂肪組織、汗腺組織などの乳化されやすい組織を選択的に破砕吸引できる点にあります。そのため、キューサー法では、鋭利な刃物を用いた剪除法と比べて、皮膚への血行を保ちつつ、圧倒的に少ない出血で汗腺を取り除くことが可能になりました。

 

当院のキューサー法の強み

当院では、腋臭症多汗症治療のキューサー法を1990年代に開発した開発者から直接に治療法を伝授された医師が治療責任者です。キューサー法による治療の理論から学んで研鑽を積んでいます。

手術を担当する医師は、形成外科専門医です。通常の剪除法の技術もきちんと修めた形成外科専門医しかキューサー法の剪除法を担当しません。

ワキガ多汗症治療専用に開発されたハンドピースを使用しています。キューサー法で治療をしている施設でもワキガ多汗症治療用ではない汎用のハンドピースを流用している施設もあります。当院では、ワキガ多汗症用に開発された純正のハンドピースを使用しています。そうすることで治療効率を上げ、皮膚壊死やヤケドなどのリスクを極力抑えるようにしています。

ハンドピース

匂いや汗の範囲が広すぎる稀なケースでもRF治療器と組み合わせた治療が可能です。ハンドピースの先端が届かないような場所でも治療することが可能です。

拡大鏡をかけて手術をします。当院では最高倍率5.5倍の拡大鏡を用意しています。汗腺を拡大して見て取り除くことで、取り残しのリスクを極力低下させます。

キューサー法の施術内容

まず、汗腺を除去する範囲をマーキングします。取り残さないように十分広い範囲を囲みます。その後、消毒して麻酔をします。

この手術は、局所麻酔で可能な手術ですが、痛みが苦手な方は静脈麻酔で眠っている間に痛みや恐怖を感じることなく手術することも可能です。

手術は、脇の下の中心にシワに沿って1.5cmから2cmの小切開をします。そこから、ハンドピースの先端を差し入れて、扇型に動かし汗腺の剪除をします。最後に、差し入れた傷付近の汗腺を除去します。汗腺が除去できているかどうかは、拡大鏡を用いて確実に確認します。

その後、キズを丁寧に縫合します。手術時間は片脇で15分から20分です。症例によってはドレーンという管を傷口から挿入します。中に血液や体液がたまらないようにするためです。

手術後、患部をガーゼで圧迫固定して終了になります。

手術後3日以内に一度傷の消毒にきていただくのが望ましく、抜糸は手術後1週間から10日で可能です。遠方のかたなど通院が難しい患者さんの場合は、抜糸をしなくてもよい方法も可能です。

従来の剪除法では、1週間圧迫固定、2週間は腕を挙げられないという制限がありましたが、キューサー法の場合は3日間以内の圧迫固定、1週間後の抜糸後には制限ありません。血管や神経へのダメージを極力減らせることによりダウンタイムが短い剪除法が可能になりました。

施術料金
料金 550,000円(税込)
施術時間 30分から40分
ダウンタイム 圧迫期間3日以内、抜糸は1週間から10日。
シャワーは手術日は脇の下以外は浴びてOK
圧迫が終了すれば脇の下も洗えます。
抜糸後には特に日常生活の制限はありませんが、

術後2週間くらいは、かばいながらの生活が望ましいです。

入院の必要性 なし
通院回数 手術後3日以内に1回、抜糸時1回、

その後は手術後1ヶ月、3ヶ月と来院いただくのが望ましいです。

持続性 永久的
傷跡 脇の下のシワに一致して1.5から2cm。半年から1年で目立たなくなります。
臭いへの効果 ★★★★★
汗への効果 ★★★★

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