シリコンバッグ除去
過去に豊胸手術で挿入したシリコンバッグの劣化や破損、被膜拘縮による硬さ、
見た目の不自然さに悩む方が増えています。
シリコンバッグ除去は、体内から不要となったバッグを適切に取り出し、
胸の不安や不快感・見た目を解消するための施術です。
将来のバスト維持やバストの再建を視野に入れ、一人ひとりの状態に合わせた丁寧な処置を心がけています。
- 挿入したシリコンバッグが硬くなり、痛みや違和感がある方
- バッグの劣化による破損の不安があり、早期に適切な処置をしたい
- 年齢や体形の変化により、バストの大きさや形が不自然に感じられるようになった
- 体内の異物に対して精神的な負担を感じている
- バッグを取り出し、脂肪注入による自然なバストにしたい
- 新しいシリコンバッグに入れ替えたい
シリコンバッグ除去が必要になる理由
シリコンバッグの寿命と経年劣化
一般的に、豊胸用のシリコンバッグの寿命は約10年から15年程度と言われています。
製品の耐久性は向上していますが、体内に長期間置かれることで、徐々に外膜が劣化し、目に見えない亀裂が入ることがあります。
劣化が進むと内容物が漏れ出し、周囲の組織に悪影響を及ぼすリスクが高まるため、定期的な経過観察と適切な時期の除去が推奨されます。
患者さんの体質や生活様式の違い、シリコンバッグの会社により製品の品質の差があります。
30年以上問題なく経過している患者さんもいらっしゃいますので、10年から15年したら入れ替えなくてはいけないという意味ではありません。変形などの不都合が生じたタイミングで入れ替えなどを検討すると良いです。
被膜拘縮(カプセル拘縮)の進行
体内に異物(シリコンバッグ)が入ると、防御反応としてその周囲に「被膜」と呼ばれる膜が形成されます。
この被膜が厚くなり、収縮してバッグを圧迫する現象が被膜拘縮です。
バストが石のように硬くなる、形が歪む、常に痛みを感じるといった症状が現れます。
重度の拘縮は日常生活に支障をきたすため、バッグの除去と被膜の適切な処理が必要となります。

石灰化やリップリングによる見た目の悪化
長期間の挿入により、被膜にカルシウムが沈着して石灰化が起こることや、バッグがよれて皮膚の表面に波打ちや突起が現れる「リップリング」が発生することがあります。
これらは皮膚が薄い方に多く見られ、見た目の不自然さだけでなく、触れた時の違和感の原因にもなります。
審美的な満足度を維持するためにも、これらの変化が生じた際には除去や入れ替えを検討するタイミングです。

シリコンバッグ除去の方法
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シリコンバッグ除去には、主に以下の3つの方法があります。
腋の下からの除去
腋の下のシワに沿って以前の傷跡を利用し、バッグを取り出す手法です。
バストに新たな傷を作らず、腋のシワに隠れるため、正面から見ても手術の跡が分かりにくいのが利点です。
バッグが乳腺下や大胸筋下にある場合でも、医師が専用の器具を用いて適切にスペースを確保し、組織へのダメージを最小限に抑えて摘出を行います。
破損したバッグの除去や、分厚くなった被膜(カプセル)も腋の下から取り除くことが出来ますが、石灰化が生じてしまったカプセルや周囲組織との癒着が強いケースではアンダーバストからでないと完全に取り除けないことがあります。
なるべく傷を目立たせたくなくて、かつカプセルも完全除去しないと変形が治せない様な場合は、まず元々の腋の下の傷からアプローチしてみて、どうしても困難な時にアンダーバストを切るという方針でも出来ます。
最初から諦めて、アンダーバストを切るということはしなくても大丈夫です。ぜひご相談ください。
乳房下縁(アンダーバスト)からの除去
アンダーバストのラインを切開して、バッグに直接アプローチする方法です。
最短距離でバッグに到達できるため、医師が患部を直接確認しやすく、複雑な被膜の処理や破損物の除去が必要な場合に有効です。
乳房のふくらみの陰になる場所を切開するため、立っている姿勢では傷跡はほとんど目立ちません。乳房を持ち上げると傷が見えてしまいます。
それでも、癒着の強いカプセルや石灰化が強い様なケースで、なるべくカプセルの完全除去が望ましい場合に選択されます。
腋の下からがいいのか、アンダーバストがいいのか、それぞれメリットやデメリットがありますのでカウンセリングで担当医とよく相談しましょう。
乳輪周囲(乳輪外縁)からの除去
乳首の周囲を切開し、そこから摘出を行う方法です。
乳輪の色の境界を利用するため、傷跡がカモフラージュされやすいですが、バストに傷跡が残ります。
切開の深さや範囲によっては、乳腺を傷つけるリスクがあり、授乳に影響が出る可能性があります。
主に乳腺下のシリコンを取り出す時にする方法です。
当院のシリコンバッグ除去の特徴
高精度エコーによる徹底した事前診断
当院では、手術前に必ず高精度のエコー(超音波)検査を行い、バスト内部の状態を詳細に把握します。
バッグの正確な位置や破損の有無、被膜の厚み、周囲の血流などを事前に特定することで、的確なアプローチを計画できます。
組織へのダメージ抑制・傷跡を残さない工夫
新たな傷跡を残さないよう、基本的にはバッグをいれた傷からバッグを除去します。
また、周囲の乳腺組織や筋肉のダメージを最小にするため、経験豊富な形成外科専門医(日本専門医機構認定)が、癒着した組織を一つひとつ丁寧に剥がしながらバッグを摘出します。
縫合の際も、形成外科の細やかな技術を駆使し、傷口が目立たなくなるよう配慮します。
脂肪注入併用による自然なバストの維持
バッグを除去した後のボリューム減少や皮膚のたるみが心配な方には、ご自身の脂肪を用いた脂肪注入豊胸の同時手術をご提案しています。
バッグが入っていたスペースを空にせず、脂肪で満たすことで、形を維持しながら自然な柔らかさを実現可能です。
当院の強み
1.大学病院で乳房再建経験のある医師が手術を担当

当院では、大学病院や総合病院で乳房再建などの手術に携わっていた医師が胸の手術を担当します。
また、直美のような経験が浅い医師は在籍しておらず、全員が形成外科専門医(日本専門医機構認定)です。
深いレベルで乳房を理解し、正しい手術のご提供が可能です。
2.脂肪注入豊胸の同時手術も可能

当院ではバッグの除去と同時に、ご自身の余分な脂肪を採取してバストへ補う脂肪注入豊胸を行うことが可能です。
また、バッグ除去をしたタイミングは、脂肪注入としてはベストなタイミングとなります。
バッグが入っていたスペースを脂肪注入した後に洗浄することができるので、しこりの発生リスクを抑えることができるからです。
バッグを取り出すと胸のサイズが小さくなるので、同時に脂肪注入すると小さくなる落差を減らせます。きっと喪失感も和らぐものと思います。
特に当院は、脂肪注入には注力しており、独自メニューである「ばれない豊胸」をご提供しています。
また、痩せ型の方や男性への施術実績も豊富にございますので、シリコンバッグから脂肪への入れ替えもご相談ください。
3.他院修正や高難易度の症例にもチーム医療で積極的に対応

他院で受けた手術でお悩みの方への修正手術にも積極的に対応しております。
当院では、難易度の高い修正症例においては、一人の医師のみならず複数の形成外科専門医によるカンファレンスを実施し、チームで最適な修復方法やアプローチを見つけ出します。
4.適正価格・明朗会計

当院では、美容医療を従来の医療と同様に位置付けており、「良質な技術を適正価格で」という方針で治療をご提供しています。
公式サイトに掲載していない料金は、一切いただくことはありません。
検査代や麻酔代などの費用についても、全て事前にご案内いたします。
5.術後の手厚いアフターケア体制

手術後も安心してお過ごしいただけるよう、手術を受けられた方には全員、24時間いつでもご連絡いただける時間外の時間外連絡先をお伝えしています。たとえ、深夜であっても直接医師にご相談いただけます。
術後不安なことがあれば、LINEやお電話などでご連絡いただくことももちろん可能です。
遠方の方で、定期検診のご来院が難しい場合は、オンラインでも対応いたします。
シリコンバッグ除去の症例
- 手術内容
- シリコンバッグ除去、脂肪注入豊胸
- 手術の説明
- 過去に豊胸手術で挿入したシリコンバッグを除去し、同時にご自身の脂肪を採取して胸に注入する脂肪注入豊胸を行っています。シリコンがまん丸く見えてしまっているため、シリコンバッグを抜去しています。バッグを取り出すと胸のサイズが小さくなるため、同時に脂肪注入豊胸で小さくなる落差を減らしています。
- リスクや副作用
- 血腫、感染、左右差、感覚の鈍化、しこり、たるみ
数日〜2週間(腫れ、内出血、軽度の痛みが生じる場合があります) - 料金
- シリコンバッグ除去:220,000円〜440,000円(税込)
脂肪注入豊胸:330,000円(税込)
- 手術内容
- シリコンバッグ除去、脂肪注入豊胸
- 手術の説明
- 過去に豊胸手術で挿入したシリコンバッグを除去し、同時にご自身の脂肪を採取して胸に注入する脂肪注入豊胸を行っています。シリコンバッグが破損しており、胸が変形してしまっていました。バッグを取り出すと胸のサイズが小さくなるため、同時に脂肪注入豊胸で小さくなる落差を減らしています。術後は胸の形が自然な形に治っています。
- リスクや副作用
- 血腫、感染、左右差、感覚の鈍化、しこり、たるみ
数日〜2週間(腫れ、内出血、軽度の痛みが生じる場合があります) - 料金
- シリコンバッグ除去:220,000円〜440,000円(税込)
脂肪注入豊胸:330,000円(税込)
施術の流れ
1.カウンセリングとエコー検査
まずは、形成外科専門医(日本専門医機構認定)が現在のお悩みを丁寧にお伺いします。
その上で、超音波(エコー)機器を用いてバスト内部を詳細に確認し、バッグの状態や周囲の被膜などを診察します。
お悩みやエコー検査の結果を踏まえて、患者様の希望に沿った結果を出すために最適な方法をご提案します。
2.麻酔・シリコンバッグ抜去
手術当日は、痛みを感じないよう、眠っている間に手術が終わる静脈麻酔をご選択いただけます。
基本的には、シリコンバッグを入れた傷から抜き出す操作をします。
脂肪注入豊胸をご希望される場合は、同時に脂肪注入でボリュームを補います。
3.術後・アフターケア
手術直後はリカバリールームでゆっくりお休みいただきます。
体調を確認した上で、その日のうちにご帰宅可能です。
帰宅後の注意事項や内服薬の説明を行い、不安のない回復をサポートします。
約1週間後の抜糸や、その後の定期的な検診を通じて、バストの形が自然に馴染んでいく様子を医師が責任を持って見守ります。
| 施術概要 | |
|---|---|
| バッグ除去 当院 | 220,000円(税込) |
| バッグ除去 他院 | 440,000円(税込) |
| バッグ入れ替え 当院 | 550,000円(税込) |
| バッグ入れ替え 他院 | 1,100,000円(税込) |
| バッグ除去+脂肪注入豊胸 | 550,000円〜770,000円(税込) |
| エコー診断料 | 2,200円(税込) |
| 麻酔 | |
| 静脈麻酔 | 110,000円(税込) |
| 施術時間 | 45分から60分 |
| 持続性 | 永久的 |
| 入院の必要性 | なし |
| 通院回数 | 1週間後に抜糸に来てください。その後は必須ではないですが、 手術後1〜3ヶ月後に1回の通院をお勧めしています。 |
| 傷跡 | 半年くらいピンク色ですが、その後白の線のキズになります。 |
| ダウンタイム | 数日〜2週間(腫れ、内出血、軽度の痛みが生じる場合があります) |
| 副作用・リスク | 血腫、感染、左右差、感覚の鈍化、しこり、たるみ。 |
| 入浴・シャワー | シャワー:術後2〜3日後から可能です。当日〜翌日は、傷口を濡らさないように「拭き取り」のみ、または首から下(傷口以外)のみのシャワーとなります。 入浴:抜糸の翌日(術後約1週間〜10日後)から可能です。 |
| 注意事項 | 術後2週間〜1ヶ月程度は激しい運動を控えてください。 術後3日程度は飲酒を控えてください。 術前後2週間程度は禁煙を推奨します。 ワイヤー入りのブラジャーは術後半年程度控えてください。 |
シリコンバッグ除去FAQ
-
シリコンバッグが破損した状態で放置するとどうなりますか?
過去に入れたシリコンバッグが破損していた場合、放置するのは良くないですか? -
シリコンバッグ除去のみを行った場合、胸にたるみが出ますか。
シリコンバッグを除去した場合、ボリュームがなくなるのが心配です。 -
シリコンバッグ除去後の胸でマンモグラフィなどの乳がん検診は受けられますか?
シリコンバッグを入れていたため、今まで乳がん健診にいけませんでしたが、バッグを除去すれば、乳がん検診は受けられますか? -
シリコンバッグ除去は保険が適用されますか?
シリコンバッグを入れた時は自由診療でしたが、除去する際には保険適用になりますか? -
シリコンバッグの寿命はどのくらいですか?
10年以上前に入れたバッグですが、特に症状がなければ一生そのままでも大丈夫ですか?
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アクアフィリング除去
過去の豊胸術で注入したアクアフィリング(アクアリフト、アクアミド)によるしこりや痛み、
体内での移動に悩む方が増えています。
アクアフィリング除去は、溶けずに体内に留まり続ける注入剤を取り出し、
胸の不自然な変形や炎症、健康上のトラブルを解消するための手術です。
将来の健康や生活の質を守るため、一人ひとりの状態に合わせた丁寧な処置を追求しています。 -
ばれない豊胸

銀座マイアミ美容外科の「ばれない豊胸」とは、脂肪豊胸がしたいのであってたくさん脂肪吸引をしたいというわけではない方にお勧めのメニューです。
体への負担とダウンタイムを最小限に押さえ、さらに定着率を上げるための工夫が詰め込まれた方法です。 -
乳房吊り上げ
乳房吊り上げとは、胸の皮膚のたるみを取って乳房を上方向に吊り上げる手術です。
乳房の大きさは小さくせずにバストの下垂またはたるみを改善することで、美しいバスト形成を目指します。
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乳房縮小
乳房縮小とは、大きすぎる胸を小さく整える手術です。
下垂または肥大した乳房の乳腺・脂肪・皮膚を吸引や切除することで、美しいバスト形成を目指します。
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乳頭縮小
乳頭縮小とは、乳首の一部を切り取って小さくする手術です。
乳首の高さ・直径を小さくして見た目を整えることで、日常生活での不便の解消を目指します。 -
乳輪縮小
乳輪縮小とは、大きい乳輪を自然なサイズに整える手術です。
出産や授乳、体質的な要因で広がってしまった乳輪を、バランスのとれた美しい形にできるのが特徴です。 -
BeautiFill(ビューティフィル豊胸)
BeautiFill(ビューティフィル豊胸)とは、LipoLife(ライポライフ)という最新の脂肪採取機器を用いて採取した脂肪(BeautiFill)を注入する豊胸術です。
良質な脂肪細胞をよりよい状態で採取し、出血を抑えることができます。
脂肪吸引圧も低く設定でき、組織を優しく扱えるので、採取した部分の負担を軽減します。
脂肪移植には、採取した脂肪細胞の状態や生存率が極めて重要です。
脂肪細胞の生存率95%という良質な脂肪を採取することに特化した機器がこのLipoLife(ライポライフ)です。 -
脂肪幹細胞豊胸
最大のメリットは、定着率の高さによる『ボリューム維持力』。
このページでは、銀座マイアミ美容外科こだわりの脂肪幹細胞豊胸をご紹介いたします。脂肪幹細胞豊胸は、ご自身の脂肪の中から脂肪由来幹細胞(脂肪幹細胞)を取り出し、それを培養して1億個に増やしたのちに、再びご自身の脂肪に混ぜて胸に注入する方法です。この治療は厚生労働省への届出が受理されないと行ってはいけない治療法です。
当院では、再生医療等委員会に必要な申請を行い、審査を通過し届出をしました。
これにより再生医療の治療を導入可能となり、脂肪由来幹細胞を使った脂肪組織の注入術が可能となりました。 -
豊胸
バストの悩みで最も多いのは「胸が小さい」というお悩みです。
豊胸手術は、いずれの方法でも手術直後から1回でバストサイズを上げられる方法です。
当院では、患者様の「美しくなりたい」「自信を持ちたい」という切実な想いに、高い技術と豊富なノウハウでお応えします。
