二重切開はやめたほうがいい?避けた方がいい人の特徴も紹介!
- コラム小野寺院長監修

ぱっちりとした目元を半永久的に手に入れられる「二重切開」。
切開によって高い効果を期待できる目元の美容医療ですが、「二重切開はやめたほうがいい」と言われて心配になった方もいるのではないでしょうか。
そこで本記事では、「二重切開はやめたほうがいい」と言われる理由や二重切開をおすすめしにくい人の特徴などについて詳しく解説します。
小野寺院長
二重切開の詳細はこちら
二重切開をやめたほうがいいと言われる理由

二重切開をやめたほうがいいと言われる主な理由は、以下のとおりです。
- 修正が難しい場合がある
- 費用が埋没法より高額
- ダウンタイムが埋没法より長い
- 周囲に二重整形したことがバレやすい
- 傷跡が目立ってしまう可能性がある
それぞれの理由について、詳しく解説していきます。
修正が難しい場合がある
二重切開は、手術後に修正が難しい場合があります。
二重切開法では切開した部分が治癒する過程で周りの組織とのつながりを形成するため、半永久的な効果を持ちます。
しかし半永久的に効果が持続する一方で、埋没法のように糸で留めているだけではなく治癒の過程で組織が一体化するため、一度作られたラインの変更や修正は簡単ではありません。
特に、医師の技術が不十分だった場合や患者様の希望と仕上がりにギャップが生じた場合には、修正手術が必要となることもあるでしょう。
当院では他院での手術後に修正を希望される方からのご相談も承っておりますが、複数回の手術歴や重度の合併症があると治療を容易には行えないケースもあります。
費用が埋没法より高額
二重切開法の費用は、自由診療であるためクリニックや施術内容によって異なりますが、一般的に埋没法より高額になりやすい手術方法です。
埋没法は糸による固定で二重まぶたを形成する手術で、メスを使わず糸で留めて行うため施術時間は15〜20分程度で済みます。
一方、二重切開法は切開手術を伴い、脂肪除去や皮膚のたるみ取りなどの追加処置が必要になる場合もあるため、施術時間は40〜50分程度かかり費用も高額になりやすいでしょう。
費用面での負担が大きいため、予算に制約がある方にとっては埋没法の方が適している場合があります。
ダウンタイムが埋没法より長い
二重切開法のダウンタイムは、埋没法と比較すると長い傾向があります。
埋没法は切開を伴わないため、ダウンタイムの期間や症状が切開法よりも軽度です。
しかし二重切開法の場合は切開を伴うために多くのケースで腫れやむくみが1〜2週間程度続き、緩やかに緩和していきます。
内出血が起きた場合は、7〜10日程度で気にならなくなるケースがほとんどですが、完全に引くまでには10日程度かかるケースもあるでしょう。
術後の症状によって仕事や学校生活に影響が出る可能性もあるため、手術のタイミングには一定の配慮が必要です。
小野寺院長
周囲に二重整形したことがバレやすい
二重切開法は、ダウンタイムの症状が埋没法よりも目立つため、周囲に二重整形をしたことがバレやすい点も挙げられます。
術後1〜2週間は腫れやむくみが続き、1週間で抜糸を行いますが、抜糸後もむくみや赤みが残っているため、周囲の目が気になるケースもあるでしょう。
二重整形をしたことがバレないようにして手術部位への刺激を避けるためにも、長期休み中に実施するなどの工夫が推奨されます。
傷跡が目立ってしまう可能性がある
二重切開法は切開を伴う施術のため、傷跡が残ることを心配される方もいるでしょう。
中には術後6ヶ月程度まで赤みが残る方もいますが、通常は1ヶ月ほどで赤みが薄れて傷跡は目立ちにくくなります。
ただし、医師の技術によって傷跡の目立ちやすさは大きく変わるため、日本専門医機構認定の形成外科専門医の資格を持っていて眼科手術用の顕微鏡などの専門設備を使用しているクリニックを選ぶことが重要でしょう。
小野寺院長
二重切開をやめた方がいい人の特徴

二重切開をやめたほうがいい人の特徴には、以下が挙げられます。
- 予算が限られている人
- 周囲に二重整形したことをバレたくない人
- 二重デザインを後から変更する可能性がある人
- まぶたの状態が切開法に適していない人
- ダウンタイムの休みを十分に確保できない人
ここでは、それぞれの概要について解説します。
ご自身の状況に当てはまるかどうか確認し、最適な施術選びの参考にしてみてください。
予算が限られている人
二重切開法の費用は埋没法と比較して高額になるため、予算が限られている方にとっては負担が大きい手術です。
麻酔代や検査費用なども必要であり、以下のような追加オプションを選択すればさらに費用が加算されていくでしょう。
- 眼瞼下垂の治療
- 脂肪除去
- 皮膚のたるみ取り
- 静脈麻酔 など
予算に制約がある方は、メスを使わず糸で留めて二重を形成する埋没法を試してみることも選択肢の1つです。
ただし、埋没を3回までは試してもいいと考えられますが、それ以上しても取れてしまう場合は二重切開の手術を検討してみてください。
小野寺院長
周囲に二重整形したことをバレたくない人
二重切開法はダウンタイムの症状が目立ちやすいため、周囲に二重整形をしたことがバレたくない人には適さない場合があります。
また、抜糸後の傷跡は目を開ければ二重ラインに隠れるうえ、お化粧でもカバーできる程度ですが、完全に腫れが引くまでは周囲に気づかれる可能性があるでしょう。
どうしても周囲に知られたくない方や、学校や仕事で長期の休みを取ることが難しい方は、まず埋没法を検討してみるのも1つの方法です。
ただし、長期休み中に実施する、技術力が高く信頼できる医師に依頼するなどの工夫をすれば、二重切開を選択しても周囲に気づかれにくくできます。
二重デザインを後から変更する可能性がある人
二重切開法は半永久的な効果を持つ施術のため、後から二重デザインを変更したいと考える可能性がある方にはあまりおすすめできません。
切開した部分が治癒する過程で周りの組織と癒着を起こして一体化するため、一度作られたラインを変更したり元に戻したりすることは簡単ではないためです。
「後で戻せる施術が良い」「二重整形を一度試してみたい」という方には、糸による固定で戻しやすい埋没法も良い選択肢です。
二重整形を検討する際は、「どのような二重まぶたにしたいか」を医師と相談し、理想のイメージを患者様と医師が共有することが大切でしょう。
まぶたの状態が切開法に適していない人
まぶたの状態によっては、切開法よりも埋没法の方が適している場合や手術を控えたほうが良い場合があります。
具体的には、二重切開法は以下のような方にはあまりおすすめできない可能性があるでしょう。
- まぶたの上のくぼみが強い人
- ケロイド体質で傷跡が目立ちやすい人
- 重度の眼瞼下垂がある人
- 血液凝固異常がある(出血が止まりにくい)人
- 成長期でまぶたの形がまだ変形している途中の人
- 目が極端に小さい人 など
また、まぶたの皮膚が極端に厚い人や重度の眼瞼下垂がある人の場合、他の手術を合わせて行うケースもあります。
小野寺院長
ダウンタイムの休みを十分に確保できない人
二重切開法には一定のダウンタイム期間があるため、長期の休暇を取りにくい方には向いていない場合があります。
術後は腫れやむくみが約1〜2週間継続し、内出血が生じた際には目立たなくなるまでおよそ7〜10日を要するのが一般的です。
したがって、次のような状況にある方は、施術を受けるタイミングを慎重に検討する必要があります。
- 学校や仕事の都合でまとまった休みを取れない
- 仕事柄、人前に出るケースが比較的多い
- 重要なイベントや予定が控えている
ちなみに、術後1週間で抜糸を行った後は二重ラインに傷跡が隠れるうえに、化粧でカバーできる程度には抑えられるようになるでしょう。
銀座マイアミ美容外科の二重切開の特徴

二重切開の施術をご希望であれば、ぜひ当院・銀座マイアミ美容外科へご連絡ください。
銀座マイアミ美容外科の二重切開の特徴は、以下のとおりです。
- 1,000症例以上目周りの手術経験のある形成外科専門医が対応
- 眼科手術用の顕微鏡を使用
- 他院修正や治療困難なケースにも対応可能
- 目元の状態に合わせて眼瞼下垂や逆さまつげの治療も可能
ここでは、それぞれの特徴について詳しくご紹介します。
1,000症例以上目周りの手術経験のある形成外科専門医が対応
銀座マイアミ美容外科では、目元の美容医療に関して1,000症例以上と豊富な臨床経験を持った「日本専門医機構認定の形成外科専門医」が手術を担当します。
「日本専門医機構認定の形成外科専門医」の資格を取得するためには、以下の厳しい条件をクリアしなくてはなりません。[注]
- 所定の専門医認定試験に合格する
- 日本国医師免許証を6年以上にわたって保有する
- 2年間の初期臨床研修を修了する
- 日本形成外科学会が認める医療研修施設で4年以上形成外科の専門医研修を受ける
目元のお肌や筋肉の造りに高い専門性を持った医師が、とても細かい部分にまででこだわって自然で美しい仕上がりを目指します。
また、当院では、医師がカウンセリングの段階から手術、フォローまで一貫して対応しており、施術後に合併症や何らかのトラブルが発生したケースでも責任を持って最後までサポートする点も特徴です。
小野寺院長
眼科手術用の顕微鏡を使用
銀座マイアミ美容外科では、眼科領域で使用される高倍率の顕微鏡や拡大鏡を導入しています。
微細な血管や組織を拡大して施術することで必要以上に組織を傷つけることを避け、ダウンタイムの症状緩和や期間短縮が可能です。
また当院では、炭酸ガスレーザーを使用して組織を切開することで、施術に伴う出血ができる限り少なくなるようにしています。
切開の際には出血部位を少しずつ丁寧に止血しながら進め、炭酸ガスレーザーの使用で切開と同時に組織の止血ができるため、術後の腫れや内出血の最小化が可能です。
さらに、縫合時にも顕微鏡で皮膚を繊細に縫い合わせることで、傷跡が目立ちにくくナチュラルな仕上がりになるよう尽力しています。
二重切開治療の施術ページはこちら
他院修正や治療困難なケースにも対応可能
当院では、他院での施術後に修正を希望される方からのご相談も承っております。
当院に在籍する医師全員が形成外科専門医であるため、症例に関する話し合いを適宜実施してお互いに意見を出し合うことで、患者様にとって最適な治療方針の検討が可能です。
二重切開法は半永久的な効果を持つ美容医療ですが、医師の技術不足やその他の要因から後戻りしてしまったり患者様のご要望と異なる仕上がりになってしまったりする可能性もあります。
そのような場合でも、当院では豊富な経験と知識を持つ形成外科専門医が、患者様一人ひとりの状態に合わせた最適な修正方法をご提案可能です。
小野寺院長
目元の状態に合わせて眼瞼下垂や逆さまつげの治療も可能
当院では患者様の目の状態を確認しながら、二重切開法と合わせて眼瞼下垂や逆さまつげの治療も可能です。
以下の条件に当てはまる方は、二重切開法のみでは綺麗な二重瞼を作れないことがあります。
- 瞼の状態が完全な一重
- 目を開けようとする際に眉毛があがる
- まぶたのふちで黒目の3割以上が覆われている
こうした場合は、当院の「挙筋短縮術」という美容医療をセットで実施可能です。
患者様の状態に合わせた、最適な施術方針の提案を大切にしています。
小野寺院長
眼瞼下垂の施術ページはこちら
銀座マイアミ美容外科の二重切開の症例

ここでは、銀座マイアミ美容外科における二重切開の症例を紹介します。
二重の幅を広げたい(全切開+たるみとり+目頭切開)
この投稿をInstagramで見る
キリっとした目に(全切開+たるみ取り+眼瞼下垂)
この投稿をInstagramで見る
小野寺医師の症例は以下のInstagramで公開されていますので、以下からぜひご覧ください。
小野寺医師のInstagramを見る
二重切開に関するよくある質問

ここでは、二重切開を検討されている方から、よくいただく以下の質問にお答えします。
- 二重切開はやめた方がいいですか?
- 二重切開のデメリットやリスクは?
- 失敗した場合、修正は可能ですか?
施術を検討するうえでの判断材料として、ぜひご参考にしてください。
二重切開はやめた方がいいですか?
二重切開法が適しているかどうかは、患者様の状況や希望によって異なります。
以下のような方には、二重切開法はおすすめの施術でしょう。
- まぶたに厚みやたるみがある
- 皮下脂肪や眼窩脂肪が多く、まぶたが厚ぼったい
- 二重埋没法後に後戻りしてしまった
- 大きい二重幅を希望する
- 半永久的に二重ラインを持続させたい
- 眼瞼下垂や逆さまつげの治療もしたい
皮下脂肪や眼窩脂肪が多く、まぶたが厚ぼったい方は「二重埋没法」ではラインが作りにくい傾向があります。
二重切開法であれば、半永久的に二重を形成できるでしょう。
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二重切開のデメリットやリスクは?
二重切開のデメリットやリスクには、以下が挙げられます。
- 修正が難しい
- 費用が高額になりやすい
- 埋没法と比較してダウンタイムが長い
- 周囲に手術を受けたことがバレるリスクがある
- 術後の腫れや内出血、傷跡、左右差などのリスクがある
二重切開に限らず、美容医療には一定のデメリットやリスクがあります。
納得のいく美容医療を受けるためには、リスクやデメリットをしっかり説明してくれる医師やカウンセリングでシミュレーションを行ってくれる医師のもとで施術を受けることが大切です。
小野寺院長
失敗した場合、修正は可能ですか?
二重切開の手術が失敗した場合、修正が可能かどうかは患者様の状態や施術の状況などによって異なります。
切開法では、切開した部分が治癒する過程で周りの組織と癒着して一体化するため、一度作られたラインを変更したり元に戻したりすることは簡単ではありません。
特に複数回の施術歴や重度の合併症がある場合は、治療を容易には行えないケースもあります。
当院では他院での施術後に修正を希望される方からのご相談も承っており、在籍する医師全員が形成外科専門医であるため、症例カンファレンスを行い最適な治療方針の検討が可能です。
小野寺院長
【まとめ】二重切開をやめたほうがいいかはカウンセリングで相談しよう

本記事では、「二重切開はやめたほうがいい」と言われる理由や二重切開をやめた方がいい人の特徴について解説しました。
二重切開をやめたほうがいいと言われてしまう主な理由は、以下のとおりです。
- 修正が難しい場合がある
- 費用が埋没法より高額
- ダウンタイムが埋没法より長い
- 周囲に二重整形したことがバレやすい
- 傷跡が目立ってしまう可能性がある
ただし自分の理想を実現するために二重切開が適しているかどうかは、患者様一人ひとりによって異なります。
まずは気になる部分に関して医師によるカウンセリングを受けて、ご自身が納得して施術を依頼できる医師を探すことが大切でしょう。
小野寺院長
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このコラムを監修したドクター

経歴
-
- 2006年
- 和歌山県立医科大学卒業
-
- 2006年
- 東京医科歯科大学附属病院 勤務
-
- 2008年
- 昭和大学形成外科教室 入局
-
- 2013年
- 昭和大学病院形成外科 助教
-
- 2015年
- 他院 大手美容外科入職
-
- 2018年
- 船橋眼瞼下垂クリニック 院長
-
- 2019年
- 銀座マイアミ美容外科SALONE
院長就任
-
- 2019年
- 医療法人社団形星会 理事就任
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