口角挙上のデメリットは?回避するための対策を美容外科医が解説
- 新井先生監修

下がりがちな口角をキュッと引き上げ、不機嫌そうな印象や顔全体の雰囲気を変えられる「口角挙上術」。
半永久的な効果を期待できる一方で、口角挙上によるデメリットがあるのをご存じでしょうか?
本記事では、口角挙上のデメリットや回避するための方法を解説します。

目次
口角挙上のデメリット
口角挙上術は口元の印象を変える効果が期待できる手術ですが、同時にデメリットの存在を忘れてはいけません。
- 口角が引きつる
- 左右非対称になる
- 口角が上がりすぎる
- 一度手術したら元に戻らない
- 目立つ傷跡が残る可能性がある
口角挙上をする際は、メリットだけではなくこれから解説するデメリットをよく把握した上で検討しましょう。
口角が引きつる
口角挙上手術後、「口角の引きつり」を感じる可能性があります。
ダウンタイムの期間中に現れる症状ですが、時間の経過とともに軽減していくため、過度な心配は必要ありません。
ただし、引きつり感が治らない場合は追加の修正手術が必要になることがありますので、ダウンタイム中は慎重に経過を見守りましょう。

左右非対称になる
術後に口角の位置が「左右非対称」になってしまう場合がありますが、その際には以下のような原因が挙げられます。
- 元々の唇の形が左右非対称
- 口元の筋肉量や動きに左右差がある
カウンセリング時に適切な触診や治療計画を立てられなかった際に、左右非対称のデメリットが起こりやすくなるでしょう。

口角が上がりすぎる
口角が上がりすぎたケースは、医師の技術や判断ミスが影響しているでしょう。
皮膚の切除量が多すぎた際に、口角が上がりすぎる可能性があります。
一度皮膚を切除してしまうと修正が困難になりますので、十分にカウンセリングを受けた後であらかじめ自然で控えめなデザインを選びましょう。
一度手術したら元に戻らない
口角挙上は筋肉を切って縫合するため、一度手術すると元に戻りません。
理想通りに仕上がった場合は大きなメリットになりますが、失敗すると致命的なデメリットになり得るでしょう。
デメリットを可能な限り避けるには他メニューの併用や顔全体のバランスに合ったデザインを選ぶことが重要です。
目立つ傷跡が残る可能性がある
口角挙上術の1つである「口角挙上口腔外法」は、術後に傷跡が残るデメリットがあるため注意が必要です。
傷跡が目立つのを避けたい場合は、当院・銀座マイアミ美容外科だけが手術できる「口角挙上口腔内法」をおすすめします。
- 丸山院長が商標登録し当院だけが手術可能[注]
- 口の中から手術するため皮膚表面に傷ができない
- 口の幅は変わらないが口角だけ上がったように見える

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口角挙上のデメリットを避ける方法
口角挙上のデメリットについて紹介しましたが、本項目ではデメリットを避ける方法について解説していきます。
- 事前に症例写真を確認する
- 理想の仕上がりを明確にする
- 形成外科出身の医師を選ぶ
- 執刀医がカウンセリングを行う
- 他の手術との併用も検討する
費用や時間のかかる手術ですので、リスクやデメリットはできるだけ避けたいとお考えではないでしょうか?
口角挙上を検討している方は、これから解説する方法をお役立てください。

事前に症例写真を確認する
口角挙上をお考えの際は、一度クリニックが掲載している症例写真を確認しましょう。
症例写真は、医師に具体的な仕上がりイメージを伝える参考材料になります。
また、医師が十分な技術と知識を有しているかも判断できるため、カウンセリング前の確認を怠らないようにしましょう。

理想の仕上がりを明確にする
※参考:サイト内コラム
ご自身の理想をカウンセリング前に明確にしておくと、口角挙上のデメリットを避けやすくなります。
医師は患者様の希望を入念にヒアリングした上で手術内容を提示するべきですが、すり合わせが不十分だと仕上がりに満足できない可能性があります。

形成外科出身の医師を選ぶ
美容整形の担当医は、日本形成外科学会認定の「形成外科専門医」の資格を持つ医師を選ぶことがおすすめです。[注]
銀座マイアミ美容外科が形成外科専門医を推奨する理由は、YouTubeにて公開しています。
美容整形のベースは形成外科分野ですので、デメリットや失敗が少ない医師を探す判断材料になるでしょう。
口角挙上はセンスが問われる手術なため、事前に「医師の経歴や資格の有無」を確認してください。

執刀医がカウンセリングを行う
執刀医が直接カウンセリングを行うクリニックを選ぶことも重要なポイントです。
カウンセラーがカウンセリングする場合、アップセールスや高額な治療計画を提示される危険性があるでしょう。
執刀医がカウンセリングから手術まで一貫して行うメリットとして、以下が挙げられます。
- 必要に応じて手術の変更や併用を提示してもらえる
- 医師と患者さまが直接繋がることで、信頼関係が生まれる
- 経験や知識に基づいた医学的なシミュレーションができる
- リスクや副作用、デメリットなどの詳細を医師から直接聞ける

「医師と直接コミュニケーションを取りたい」「本当に自分に合った手術ができるか不安」とお考えの方は、お気軽にご相談ください。
他の手術との併用も検討する
口角挙上を検討する際は、単体ではなく「他の手術との併用」も検討しましょう。
患者様によっては、口角挙上だけでは理想の仕上がりにならないケースがあります。
医師とのカウンセリング時に、手術の併用や変更が必要かどうかを尋ねてみましょう。

口角挙上の症例
当院で口角挙上をされた患者様の症例をご紹介します。

口角挙上の症例①
出血や血種:極まれに起こり、追加で処置が必要になります。
腫れ、浮腫み:1から2週間程度で改善しますが稀に月単位で続くこともあります。
痛み:痛み止めを内服して暮らせる程度で7日程で楽になって押えたら痛い程度です。
感染:ごく稀に細菌感染がおこることもあり抗生剤の投与や洗浄をすることが必要になる場合があります。
局所麻酔:55,000円(税込)
口角挙上の症例②
はれ、むくみ、内出血、痛み。感染がたまに起こることがあります。
口腔内の粘膜の膨らみが気になることもあります。
局所麻酔:55,000円(税込)
そのほかの症例写真はInstagramでも掲載しています。
カウンセリングにてさらに詳しい説明やシミュレーションができますので、まずは当院へご相談ください。
銀座マイアミ美容外科では「人中口元フルコース」を提供しています
本記事をご覧のあなたは、このような不安をお持ちではないでしょうか?
- 口角以外にも口元の悩みがある
- 口角挙上だけで理想の仕上がりになるか不安
- 口角を上げつつ顔全体のバランスも整えたい
当院では、口角挙上を含む口元・人中の手術が一度で完結する「人中口元フルコース」をご提供しております。
口角が下がっている原因は、人中の長さや唇の形など様々な要因が絡み合っている傾向があります。
口周りのお悩みを持つ方は、ぜひ当院・銀座マイアミ美容外科の「人中口元フルコース」の概要をご覧ください。

患者様それぞれに必要な手術法は違いがありますので、ご興味のある方はまず無料カウンセリングへお越しください。
口角挙上についてよくある質問
口角挙上によくある質問をご紹介します。
- 口角挙上はどんな手術ですか?
- 口角挙上の傷跡は目立ちやすいですか?
- 口角挙上の名医を見分けるコツはありますか?
上記の質問内容はこれから手術を検討する方にとって重要な基礎知識となりますので、どうぞご一読ください。
口角挙上はどんな手術ですか?
口角挙上術は、下がった口角をキュッと引き上げるための手術です。
口角挙上には以下の手法があり、当院は【2】のZ形成術を採用しています。
【1.唇を下方向へ引っ張る筋肉を切除し、同時に上方向へ引っ張る筋肉を短縮する方法】
【2.口腔内の粘膜をZ型に切り取り、方向を変えて再縫合する方法】
【1】の場合は皮膚表面に傷跡が残ることがデメリットとして挙げられるため、当院では口の中で切除・縫合を完結させる【2】の方法を採用しています。
粘膜の縫合は溶ける糸を使用しますので、抜糸は不要です。
手術時間は30~40分程度、ダウンタイムは3日程度を目処にお考えください。

口角挙上の傷跡は目立ちやすいですか?
当院では「口角挙上口腔内法」を採用しているため、傷跡が外から見えません。
口角挙上は大きく分けて2つの手術方法があります。
手術方法 | 特徴 |
---|---|
口角挙上口腔外法 | 口元の皮膚表面を切る方法 |
口角挙上口腔内法 | 口の中からメスを入れる方法 |
口腔外法は皮膚を切るため口角を大きく上げる効果を期待できますが、傷跡が目立ってしまうリスクを避けられないでしょう。

口角挙上の名医を見分けるコツはありますか?
口角挙上の名医は、以下のチェック項目を参考にお探しください。
- 日本形成外科学会認定の専門医である
- カウンセリングをカウンセラーではなく担当医が行う
- 必要に応じて手術方法の併用や変更を提示してくれる
- 術後の仕上がりが理想と違った場合の保証制度がある
美容整形は医師の技術や知識、患者さまの意向を正確に汲み取るなどの高度なスキルが求められます。
そのため、まずは複数のクリニックでカウンセリングを受け、ご自身の気持ちや理想に向き合ってくれる医師を探すのが良いでしょう。

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【まとめ】口角挙上のデメリットを避ける方法
本記事では、口角挙上のデメリットや回避する方法をご紹介しました。
下がりがちな口角には、口角挙上が含まれている「人中口元フルコース」がおすすめです。
一度の手術で口元のお悩みにアプローチ可能ですので、お気軽に当院・銀座マイアミ美容外科へご相談ください。
このコラムを監修したドクター

経歴
-
- 2013年
- 昭和大学医学部卒業
-
- 2013年
- 藤枝市立総合病院 初期研修医
-
- 2015年
- 昭和大学病院 形成外科入局
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