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小陰唇(びらびら)が痒い原因はさまざま|改善方法も詳しく解説 

小陰唇が痒い原因

小陰唇が痒いときには、何か女性器にトラブルが起きていると考えて対処しましょう。

痒みの原因はさまざまで、自然に治ることもありますが、速やかにクリニックでの治療による対処をした方が良いときもあります。痒みは我慢せずに解消を目指すことが大切です。

小陰唇が痒くなった原因によって適切な対処方法は異なります。

本記事では、小陰唇が痒くなる原因と改善方法を詳しくまとめました。小陰唇が痒くて悩んでいるときには、婦人科や美容外科クリニックに相談するのがおすすめです。

陰部の痒みのトラブルについて、当院の対応についても紹介しますので、興味を持たれた方はぜひご相談ください。



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小陰唇が痒い原因

小陰唇が痒い原因

小陰唇が痒くなる原因は様々です。複合的な要因によって痒くなっている場合もあります。

小陰唇が痒い原因として多いのは以下の7つです。

  • 蒸れ
  • かぶれ
  • アレルギー
  • 性感染症
  • 細菌性膣炎
  • 更年期障害
  • 小陰唇の肥大化

小陰唇の痒みの原因によって適切な対策方法は異なるため、痒みの原因を理解して原因に応じた対処をすることが大切です。

ここでは小陰唇の痒みのよくある原因を詳しく解説します。

蒸れ

小陰唇が痒くなる原因としてよくあるのは蒸れです。陰部が蒸れていると小陰唇に痒みが生じる可能性があります。

小陰唇の周囲は下着やナプキンで覆われていて、湿潤な環境になっているのが一般的ですが、蒸れていて温かい環境では細菌が繁殖しやすくなります

通気性のある下着を使用すれば対策できます。

かぶれ

かぶれによって小陰唇に痒みが起こる場合があります。

かぶれとは医学的には接触皮膚炎と呼ばれる炎症です。患部に対する外的な接触刺激によって炎症が発生して痒くなります

かぶれは蒸れによって増悪されることもあるので、注意が必要です。

基本的にはかぶれが起こらないように皮膚がバリアとして機能しています。しかし、皮膚を通して肌に刺激が伝わると、かぶれが起きる場合があります。

生理のときにはナプキンやタンポンの影響でかぶれが起こりやすくなるので、注意が必要です。

かぶれはひどくなると、痒みだけでなく痛みを伴うこともあります。

アレルギー

アレルギーは痒みの原因として多いので、注意が必要です。

ボディソープや下着などとの接触によって、アレルギー反応が起きて痒くなる場合があります。

花粉に対するアレルギーの花粉症では、くしゃみや鼻水などの呼吸器系の反応が顕著です。食物アレルギーの場合には、全身に広がることが多く、体中が痒くなる場合もあります。

小陰唇だけ痒い場合には、直接触れている下着の素材が肌に合わなかったり、洗うときに使っているボディソープの成分にアレルギーがあったりすることが原因として考えられます。

アレルギー反応が起きると赤く腫れて痒くなることが多く、かぶれることもあります

クリニックで診察を受けて治療することが大切です。

性感染症

性感染症によって小陰唇が痒くなるケースもあります。性行為を通して相手から感染するのが性感染症の特徴です。

梅毒やクラミジア、トリコモナス、性器ヘルペス、膣カンジダ症などの様々な性感染症があります。性感染症を持っている異性との性行為が主な感染経路です。

性感染症になると、初期症状として女性器が痒くなることがよくあります。性感染症では陰部の臭いがきつくなったり、おりものの量や色が変わったりすることもあります。

性交渉をして間もなく、小陰唇の痒みが気になったときには性感染症を疑いましょう。

抗生物質による治療ができる場合が多いので、速やかに医師に相談して治療を始めるのがおすすめです。

細菌性膣炎

小陰唇の痒みは細菌性膣炎によって起こる場合があります。

細菌性膣炎は性感染症の原因菌とは異なる、常在菌による感染で炎症が発生するトラブルです。ペプトストレプトコッカス菌やガルドネレラ・ヴァギナリスなどが原因菌として知られています。

細菌性膣炎はおりものに変化が起こります。灰色や白色のおりものになり、臭いがきつくて量が多くなるのが一般的です。痒みは軽いこともありますが、痛みや熱感を伴う場合もあります。

感染が起きているときには刺激を与えないように心がけて、速やかに医師に相談することが大切です。

細菌性膣炎はパートナーからの感染のこともありますが、免疫力の低下が原因の場合もあります。

疲労やストレス、薬剤などによって免疫力が低下すると細菌性膣炎が起こりやすくなるので注意が必要です。

更年期障害

更年期障害の症状として小陰唇の痒みが生じる場合があります。

更年期には陰部での分泌物が少なくなって小陰唇が乾燥し、感染を受けやすくなるのが痒くなる主な原因です。

小陰唇が乾燥して荒れやすくなり、細菌感染による炎症が起きたり、かぶれたりすることが多くなります。

更年期になると女性ホルモンが減少して閉経に向かうので、体内環境の変化が起こります。

更年期には小陰唇をキレイにする役割を果たしているデーデルライン桿菌が減少して、膣内の環境が変化するのが一般的です。膣内の酸性度が低くなって細菌感染のリスクが高くなります。

更年期に差しかかったときには細菌感染によって小陰唇が痒くなる場合があるので、気になったときにはクリニックで治療を受けることが大切です。

小陰唇の肥大化

小陰唇が肥大化したことが原因で痒みが発生することがあります。小陰唇が大きくなると衛生面の問題が起こりやすいからです。

小陰唇が大きくなると、大陰唇からはみ出して外部と接触しやすくなります。ショーツや椅子などとの摩擦による刺激によって傷が付くと、炎症が起きて痒くなる場合があります。

小陰唇が大きいと洗っても汚れをキレイにするのが難しかったり、排尿をするときに尿が飛び散って汚れが残りやすくなったりするのも難点です。結果として陰部の衛生環境を保ちにくくなり、細菌感染による痒みが起こりやすくなります。

小陰唇は大陰唇から少し出るくらいの大きさが標準的です。小陰唇が大きく張り出しているときには痒みが発生する可能性が高くなります。

小陰唇の大きさを調整して、痒みの原因を解消することが大切です。

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小陰唇の痒みを改善する方法

小陰唇の痒みを改善する方法

小陰唇の痒みを改善するには、応急処置をしてしのぎつつ、根本的な対処をすることが大切です。小陰唇の原因に合わせて対策すると改善しやすくなります。

小陰唇の痒みに対処する方法には、以下の3つがあります。

  • 市販の薬を使用する
  • 婦人科で診察・治療をしてもらう
  • 小陰唇縮小の施術を受ける

痒みがつらいときには対症療法から始めて、落ち着いて治療を進めましょう。

ここでは小陰唇の痒みの改善方法を詳しく説明します。

市販の薬を使用する

小陰唇の痒みは市販の薬を使用すれば、改善できる場合があります。

痒み止めの成分を含んでいる薬を患部に塗布することで、痒みが治まるでしょう

痒みの原因や体質によってどの薬を使うのが良いかが異なるため、初めての痒みのときには薬選びで苦労することがあります。ドラッグストアで販売されている痒み止めで済めば簡単です。

ただ、市販の薬では痒みを十分に抑えられない場合もあります。

痒みが強くて改善が見られないときには、医師の診察を受けて薬を処方してもらうことも検討しましょう。また、市販の薬による対処は基本的に対症療法なので、根本治療にはなりません。

痒みが治まって落ち着いたら、根本原因を調べて治療をしましょう。

婦人科で診察・治療をしてもらう

小陰唇の痒みの悩みは婦人科で診察を受けて治療を進めるのが適切です。婦人科では小陰唇などの女性器の悩みに総合的に対応できます。

性感染症や細菌性膣炎についても理解があり、更年期障害による影響も考慮して治療方針を立ててくれるのがメリットです。

小陰唇が痒いと婦人科の医師に伝えれば、問診を通して原因を考えてもらえます。婦人科では処方薬による治療もできるので、感染によって炎症が起きているときにもスムーズに改善できる可能性があります。

痒みの原因がよくわからないときにも、婦人科に相談すれば検査をして原因を見つけてもらえます。

悩んだときには婦人科を受診して診察を受けるのがおすすめです。

小陰唇縮小の施術を受ける

小陰唇の肥大化によってトラブルが起きているときには、小陰唇縮小の施術を受けて治療する方法があります。小陰唇縮小は美容外科クリニックで行っている施術です。

小陰唇が大きいことが原因で起きている痒みや腫れなどの様々な悩みをまとめて解消することが期待できるでしょう。

小陰唇が大きいと痒みが発生するだけでなく、コンプレックスを持ってしまう場合もあります。小陰唇縮小をすればキレイな女性器に仕上げられるので、コンプレックスもなくすことが可能です。

女性器の形にも悩みがあるときには、美容外科クリニックを受診して相談しましょう

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小陰唇の肥大化が原因なら小陰唇縮小で改善が期待できる

小陰唇の肥大化が原因なら小陰唇縮小で改善が期待できる

小陰唇が肥大化して痒くなっているときには、小陰唇縮小をすれば永続的な改善を期待できます。

小陰唇縮小とは、小陰唇の皮膚や組織を切除して小さくする美容外科手術です。

小陰唇縮小とは?

小陰唇の大きさには個人差があります。小陰唇が大きくなりすぎているために痒みなどのトラブルが発生することがありますが、不要な部分を切除して整形すれば解決できます。

小陰唇縮小はどのような仕上がりにするかを考えて施術をデザインすることが必要です。

小陰唇縮小の施術で痒みの改善を目指すときには、施術後の小陰唇の理想形をイメージして医師に伝えましょう。小陰唇の痒みの悩みを解消できるだけでなく、小陰唇の形も美しくできます。

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銀座マイアミ美容外科の小陰唇縮小の特徴

銀座マイアミ美容外科の小陰唇縮小の特徴

当院の小陰唇縮小は、小陰唇が肥大化して大陰唇からはみ出ているのが原因で、痒みのトラブルが起きている方の悩みの解決が期待できます。

当院では小陰唇の不要な部分を切除して小さくする施術だけでなく、女性器の総合的なケアをする施術を組み合わせて対応できることが特徴です。

当院では膣口贅皮除去や副皮除去をしてスッキリとした仕上がりにできる小陰唇縮小セットのプランも用意しています。小陰唇縮小によって痒みを解消するだけでなく、キレイな女性器にできます。

当院は小陰唇縮小の症例経験も豊富なので、さまざまな悩みに同時に対応可能です。

小陰唇が大きいのが痒みの原因ではないかと思ったときには、ぜひ当院にご相談ください。
小陰唇縮小の施術ページはこちら

小陰唇の痒みに関するQ&A

小陰唇の痒みに関するQ&A

小陰唇の痒みで悩んでいるときには、どのような対応をしたら良いか迷うことがよくあります。

ここでは小陰唇が痒いときによくある質問をまとめました。

小陰唇の痒みについて、以下のような疑問が生じることがよくあります。

  • 陰部が痒いときはどうしたらいいですか?
  • 陰部の痒みを放置したらどうなりますか?
  • 陰部が痒いときは病院に行った方がいいですか?

ここでは小陰唇の痒みについての質問に回答します。痒みの対策を始める際の参考にしてください。

陰部が痒いときはどうしたらいいですか?

陰部が痒いときにはセルフケアを試みるか、クリニックで治療を受けましょう。

小陰唇が痒いときには、引っ掻かないことがまず重要です。引っ掻いて傷ついてしまうと、さらに痒みがひどくなる場合があります。痒みを我慢できないときには速やかに医師に相談するのがおすすめです。

小陰唇の痒みは市販の痒み止めを使用すれば一時的に抑えられます。ただ、市販薬は根本的な解決にはなりません。一時的には痒くなくなったとしても、痒みが再発する可能性があります。

陰部のケアをして衛生的な状態にすれば改善する場合もあります。ぬるま湯で優しく洗ってケアをして様子を見るのがおすすめです。

きれいに洗っていても痒みがなくならないときには、クリニックで診察を受けて根本解決を目指しましょう

陰部の痒みを放置したらどうなりますか?

陰部の痒みを放置すると、原因によっては状態が悪化してしまいます

痒いとつい引っ搔いてしまって傷が増えます。引っ掻いて肌が荒れてしまうだけでなく、傷から細菌感染が起きて炎症が悪化する可能性があるので注意が必要です。

陰部はデリケートなので、刺激を与えないようにケアすることが大切。です。

細菌感染が原因で小陰唇が痒いのではないかと考えて、むやみやたらに洗うと傷ついてしまいます。皮脂を落とし過ぎてしまって、自然な小陰唇の保護機能が失われる場合もあります。

陰部の痒みが気になったときには、まず婦人科の医師に相談しましょう。診察を受ければ原因がわかるので、適切な対処をすることができます。

陰部が痒いときは病院に行った方がいいですか?

陰部が痒くて悩みになっているときには病院で診察を受けましょう

小陰唇が痒くなる原因は一つではない場合もあります。

蒸れやかぶれで痒くなっただけだと思っていても、実は小陰唇が肥大化していてトラブルが起こりやすい状況になっていることもあります。性感染症も起きている可能性もないわけではありません。

痒みが気になったときには医師による診察を受けて原因に対する治療をしましょう。

小陰唇が痒くても我慢できると思っていても、つい引っ掻いてしまって症状を悪化させてしまうことがあります。気になった時点で適切な医療を受けることがおすすめです。

【まとめ】小陰唇が痒い原因・改善する方法

【まとめ】小陰唇が痒い原因・改善する方法

小陰唇が痒くなる原因は多岐にわたっているため、状況に合わせて適切な方法で改善を試みることが大切です。

一時的な痒みですぐに解消されることもありますが、小陰唇の形が問題で炎症が起こりやすい場合もあります。

小陰唇が痒いのが気になったときには、クリニックで診察を受けて原因を確認することが大切です。

当院では、小陰唇が大きいのが原因で痒みが発生しやすい方に小陰唇縮小の施術をしています。小陰唇の痒みが悩みになったときには気軽にご相談ください。

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このコラムを監修したドクター

幸地 茉莉子

銀座マイアミ美容外科 ドクター

幸地 茉莉子 Mariko Kochi

日本専門医機構 形成外科領域専門医

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経歴

  • 2011年
    琉球大学 卒業
  • 2012年
    昭和大学藤が丘病院 初期臨床研修
  • 2014年
    昭和大学形成外科教室 入局
  • 2015年
    昭和大学病院形成外科 助教

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