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乳輪を小さくしたい
妊娠中から乳輪が大きくなって、授乳が終わったら戻るかなーと思っていたら、全然戻りませんでした。 出産してから5年経っていますが、このまま大きいのかと思うと悲しいです。 乳輪を小さくするときは、乳輪の外側を切るのでしょうか?それとも乳首の周りを切って集めるのでしょうか?
医師の回答
乳輪を切る方法は、内側を切る方法と外側を切る方法の2通りあります。
内側を切る方法のメリットは、グラデーションを自然な感じで残せるということです。乳輪の外周は少しボカされていませんか。周りの皮膚とくっきり分かれている方もいらっしゃいますが、稀です。
普通は、外側のラインは境界線がぼんやりしています。内側を切ることで、そのようなぼかしを自然なままで残すことが出来ます。デメリットは外側を切る方法と違い、切除する量に限界があります。傷が乳頭の付け根にできますので、あまり量を多く取りすぎると乳頭が全方向に引っ張られて平らになってしまうこともあります。
外側を取る方法は、乳輪と皮膚との境目がくっきりして自然なグラデーションが損なわれるというデメリットがあります。しかし、それが良いと思う方もいらっしゃいますので、綺麗にくっきりした乳輪の外観にしたいかたは外側で乳輪を取るのが良いでしょう。メリットは、内側で取る方法と比べてたくさん取れるので、内側で取る方法よりも小さな乳輪にすることができる点です。
実際の手術では、それらのデメリットとメリットを考慮した上で手術方法を決定しますが、どちらかというと内側で取る場合が多いです。つまり、乳首の周りを切って集める方法をすることが多いです。どちらが適しているかは、それぞれのかたの希望も踏まえて決めますのでカウンセリングにて診察してアドバイスいたします。