切除(刺青除去)
皮膚が寄せられる範囲の刺青に適応になります。
刺青を切除して皮膚を抜い寄せます。多くは1本の傷跡になります。例えば、怪我や手術をして、病院で縫った場合の傷跡も同じような傷跡になりますので、刺青があったことはバレません。
- 短期間で刺青を除去したい
- 大きな刺青でも切除で治したい
- 丸や星に近い形の刺青
- 指輪や腕輪のように彫った刺青
- トライバル模様、幾何学模様
通常、翌日からキズを濡らしてシャワーを浴びることもできますし、1週間程度で抜糸をして、傷は治ります。短期間で刺青の治療を終了できる方法です。
切除法は単純切除と連続切除(分割切除)に分類されます。
単純切除は、刺青の部分を切り取って、周りの皮膚をそのまま縫い寄せる方法です。一番シンプルな方法です。通常、刺青を含んで木の葉のような形で切除して縫い寄せます。
その場合、1本線の傷になり、時とともに皮膚に馴染んできますので受け入れやすい傷跡になるかと思います。刺青の部分の皮膚をつまんでみて、簡単に皮膚が寄る場合は単純切除が可能です。
連続切除は、単純切除を何回か繰り返しながら、段階的に刺青を切除してゆく方法です。
1回では切除が難しいが、植皮をするほどの面積ではない刺青が対象になります。1回で取れなくても、数回に分けて切除してゆくと、段々と刺青の面積が狭まってゆきます。そして、最終的には全て切除可能になります。
手術と手術の間隔は4ヶ月から半年です。大概の刺青は、半年以内に連続切除で除去可能になります。
傷跡の形は、刺青の形によっても異なりますが、基本的には1本線か曲線、また枝を持った線の形のどれかに落ち着いてきます。傷跡の面積も植皮に比べて狭いですし、受け入れやすいかと思います。
当院の強み・ポイント
当院は、刺青の切除、連続切除に強いクリニックです。
サイズが大きいために、切除法で刺青を除去することを諦めていたかたや、他院で断られてしまったかたでも、実はほとんどの場合で治療可能です。
例えば、二の腕の場合、半周くらいまでの面積の刺青であれば連続切除で切除可能です。また、肩などの皮膚の余裕がないような場所の刺青でも、背中などの皮膚が余っている場所から、徐々に皮膚を伸ばしてきて縫い寄せてしまうような方法もできます。
当院では、形成外科的なトレーニングを積んでいない医師は、刺青切除の手術を担当しません。形成外科の理論に基づいた手術をすることで、安全かつ効果的に刺青を切除してゆくことが可能になります。
切除の施術内容
単純切除
切除したい範囲の刺青をマーキングします。デザインとも言いますが、うまく刺青がとれて、なるべく仕上がりがシンプルな傷になるようにデザインをします。局所麻酔をしてしてから、デザイン通りに刺青を切除します。傷に無理な負担がかからないような処置をしてから、縫います。
連続切除
まずは、刺青を安全に取れる範囲で最大限の面積切除します、そして縫合処置をします。ぎゅっと縫い寄せると、手術直後はパンパンで余裕のなかった刺青の周りの皮膚が、時間とともに伸びてきます。
皮が伸びてきたら2回目の手術をします。早いかたで1ヶ月で2回目の手術ができるかたもいらっしゃいますが、通常4ヶ月から半年のところで2回目を計画します。
いずれの手術も、場合によってはドレーンという、血がたまらないようにする管を入れる場合があります。手術は、局所麻酔だけでもできますし、痛いのが苦手というかたは静脈麻酔で眠っている間に施術をすることもできます。
施術料金 (2回目以降半額) |
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切手大 | 165,000円(税込) |
ハガキ半分まで | 220,000円(税込) |
ハガキ大 | 385,000円(税込) |
施術時間 | 刺青のサイズや形によって異なりますが、切手大の刺青で15分くらい、ハガキ半分で30分程です。 |
ダウンタイム | 1週間くらいで抜糸して治りますが、それまでは患部をかばいながら生活していただきます。手術翌日もしくは、ドレーンが抜けた翌日からシャワーで傷を洗うことができます。その場合は、ご自身で処置をしていただきます。手術後の痛みはさほどありませんが、痛くても痛み止めの内服で普通に生活できます。 |
入院の必要性 | なし |
通院回数 | ドレーンを入れた場合は、手術後3日までに1回、ドレーンを抜きに来ていただきます。 ドレーンを入れない場合は、手術後1週間、手術後1ヶ月は必須。 その後は、手術後3ヶ月、手術後半年といった具合に通院されることをお勧めします。 |
持続性 | 永久的 |
傷跡 | 基本的には、線の傷になります。刺青の形によっても変わってきますので、医師の診察の時にお尋ねください。詳しく説明させていただきます。 |
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刺青(タトゥー)除去
その他の診療科目
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植皮(刺青除去)
植皮術の特徴は、広範囲の刺青を短期間で除去できることです。
手術をしてから、処置が必要でなくなるまで最短で2週間です。
広範囲の刺青をもっとも短期間で除去できる方法です。 -
レーザー治療
QスイッチヤグレーザーのメドライトC6で刺青を無かったことに。
当院の刺青レーザー治療なら、黒、青、赤の刺青をレーザーで除去することができます。日常生活や、仕事にはほとんど支障の無い刺青治療が可能です。