豊胸でよくある失敗事例|失敗を防ぐコツや修正対応の有無を紹介
- 幸地先生監修
理想の胸に近づけることが期待できる「豊胸」。
豊胸施術に興味があっても「豊胸の失敗が怖いな」と思う方や、豊胸施術をしたけど「これってもしかして失敗?」と不安に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで本記事では、豊胸の種類別でよくある失敗事例をご紹介したうえで、豊胸で失敗した際に修正が可能かどうか、豊胸で失敗しないためのポイントについて解説していきます。
当院・銀座マイアミ美容外科では、豊胸のお悩みに関して「美容外科トラブル・セカンドオピニオン外来」でご相談できる対応を行っておりますので、気になる方はお気軽にお問い合わせください。
目次
脂肪注入豊胸でよくある失敗事例
脂肪注入の豊胸でよくある失敗事例は、主に以下の通りです。
- しこりができる
- 石灰化する
- 胸に左右差が生じる
- 胸にひきつれが起こる
- 胸のサイズが元に戻る
- 脂肪の吸引部位に違和感が生じる
脂肪注入の豊胸でよくある失敗事例を把握することで、万が一のことがあった時にスムーズに対処できるよう、あらかじめ把握しておきましょう。
脂肪注入豊胸でよくある失敗や後悔の事例については、以下のページで詳しく解説しているため、ぜひあわせてご覧ください。
しこりができる
注入した脂肪が血液とうまく結び付けられないと脂肪が壊死することがあり、しこりができる場合があります。
原因としては以下が挙げられます。
- 脂肪の質が悪い
- 医師の技術不足
- 脂肪の注入量が多すぎる
しこりがあると感じたら、すぐに医師に相談する必要があります。
石灰化する
しこりを放置すると石灰化してしまうケースがあります。
石灰化すると徐々に硬くなり、石灰化によって胸がデコボコしてしまうこともあります。
脂肪注入によって、数ミリ程度の小さな石灰化は生じることはありますが、そのようなサイズ感のものでしたらマンモグラフィーや超音波検査でも写ることはあっても悪さをするものではありませんので、そのまま放置していいと思います。
しかし、大きなシコリを放置してしまうとシコリ自体が石灰化してしまいます。
石灰化したしこりを除去するためには、手術が必要となる可能性もあるでしょう。
胸に左右差が生じる
人間の身体はもともと左右対称ではないため、左右差を意識して脂肪を注入しないと胸に左右差が生じることがあります。
また、注入した脂肪の定着率などによっても、左右差が出ることがあります。
左右差を修正する場合は、期間を空けてから再度脂肪注入の施術を受けると良いでしょう。
左右差の程度によっては、1回の脂肪注入だけで修正できないこともありますので、左右差が気になっている場合はカウンセリングの時にかならず医師に直接相談していただくようお願いいたします。
胸にひきつれが起こる
胸にしこりができて放置していると、胸にひきつれが起こることがあります。
ひきつれの原因は瘢痕化によるもので、瘢痕化とはバスト付近の組織に炎症が起きてしまうことを差します。
瘢痕化してしまったバストを元の状態に戻すには、バストを切開して瘢痕化した組織を除去する手術をしなければなりません。
症状によっては、しこりを含んだ瘢痕拘縮を除去するだけでは変形が治らないこともあります。
胸におこるひきつれの原因として、しこりよりも治療に急を要する状態もあります。
それは、術後の傷の感染です。
手術後に脂肪注入したところに細菌感染が生じたときは、なるべく早く治療をしないといけません。
細菌感染が乳房全体に広がると強い炎症が起こります。
炎症は強く起これば起こるほど、その後の瘢痕拘縮やそれに伴うひきつれが強く出てしまいます。
したがって、手術後に乳房が赤く腫れたり、痛みが強く出たり発熱が見られるようなときはすぐに医師に連絡をしてください。
治療は早ければ早いほど治りやすく、重症化しにくくなります。
胸のサイズが元に戻る
注入した脂肪の定着率には個人差がありますが、注入した脂肪が定着しない可能性があります。
定着しなかった脂肪は一定期間が経過すると身体内に吸収されてしまうため、胸のサイズが元に戻ってしまう恐れがあります。
水や血液などの不純物が多い脂肪細胞は定着率が低い傾向にあるため、摂取した脂肪細胞を良質な状態でバストに注入する技術のある医師を選ぶようにしましょう。
また、コンデンスリッチ豊胸やビューティフィル豊胸のような、より良い定着率を目指せる方法もありますので、カウンセリング時に医師にお尋ねいただければと思います。
また、喫煙をすると脂肪細胞の定着率が下がります。
可能ならば手術前1週間と、手術後2週間はせめて禁煙をするようにしましょう。
脂肪の吸引部位に違和感が生じる
脂肪吸引の豊胸での失敗例として、脂肪の吸引部位に違和感が生じるということもあります。
吸引部位の違和感としては、脂肪を吸引した部位が垂れてしまったり、デコボコしてしまったりすることが挙げられます。
人為的な失敗を避けるためには、脂肪吸引による豊胸施術の実績がある医師を選ぶことが重要です。
上記のYoutubeでは、当院・銀座マイアミ美容外科の院長である『丸山 直樹』医師が、「脂肪注入豊胸の術後の注意点について」解説しています。
豊胸で失敗しないためにも、ぜひご確認ください。
シリコンバック豊胸でよくある失敗事例
シリコンバックの豊胸でよくある失敗事例は、以下の通りです。
- 石灰化する
- 段差ができる
- カプセル拘縮が起こる
- リップリングが起こる
- 挿入物が破損や破裂をする
上記について解説するので、もしもの時も慌てずに冷静に対処できるようにしておくためにも頭に入れておきましょう。
シリコンバック豊胸でよくある失敗事例やデメリットについては、以下の記事でも詳しく解説しているため、ぜひあわせてご覧ください。
石灰化する
シリコンバックを挿入して何年か経過すると、石灰化を起こすことがあるといわれています。
シリコンバックを包み込む被膜の周りにカルシウムの結晶が沈着することで、石灰化が起こります。
特に、乳腺下にシリコンバッグを挿入するほうが大胸筋下に挿入するよりも石灰化を生じやすいです。
石灰化を早期発見するために、定期的に豊胸した胸の診察を受けるようにしましょう。
また、なるべく乳腺下への挿入は避けるようにする方が良いでしょう。
シリコンバックを挿入してから一定期間が経過すると、石灰化が起こる可能性が上がります。
なぜかというと、乳腺は常に外界から細菌が逆流してくる組織です。
乳腺とシリコンバッグが接しているとシリコンバッグの表面に細菌が常在してしまうことがあります。
それが慢性炎症となり皮膜拘縮から石灰化を生じます。
また手術時の出血が多い場合も、血腫から皮膜が厚くできてしまい石灰化へとつながります。
段差ができる
シリコンバックの失敗事例として挙げられるのは、胸に段差ができてしまうことです。
シリコンバックが大きすぎる場合や、シリコンバックの挿入位置を間違えている場合に、胸の下に二重にシワができることがあります。
段差を解消させるためには、シリコンバックを小さいものに入れ替えるなどの対応を医師に行ってもらうようにしましょう。
カプセル拘縮が起こる
シリコンバックの豊胸施術の後、身体がシリコンバックを異物と判断し、シリコンバック周辺に被膜を形成する可能性があります。
被膜が段々厚くなるとシリコンバックを圧迫し、胸が野球ボールのように硬く変形してしまうことがあります。
カプセル拘縮が起きてしまった場合は、手術でシリコンバックと被膜を取り除く必要があるため、再度どのようにして豊胸施術を行うかも含めて医師と相談しましょう。
リップリングが起こる
リップリングとは、シリコンバックが胸の中で折れ曲がり、バストの表面からシリコンバックの縁が目立ったり、バストにシワができてしまったりする現象です。
施術後、バストの表面が波打つ場合や、バストの一部が突起している場合にリップリングが起きている可能性が考えられます。
痛みを伴うケースもあるため、すぐに医師に相談しましょう。
挿入物が破損や破裂をする
シリコンバックの豊胸施術の後、経年劣化などの影響でシリコンバックが破損・破裂することがあります。
胸が変形や腫れ、垂れてしまっている場合、シリコンバックの破損が考えられます。
破損に気づかないケースも多々ありますが、定期的に胸の診察を受けることによって炎症の重篤化を防ぎましょう。
ヒアルロン酸注入豊胸でよくある失敗事例
ヒアルロン酸の豊胸でよくある失敗事例は、以下の通りです。
- 胸が硬くなる
- しこりができる
- 胸が繊維化する
- バストサイズが元に戻る
一つずつ解説していくので、施術後に異変がある場合、すぐに気付けるように理解しておきましょう。
なお「脂肪注入豊胸」でよくある後悔や失敗の例については、以下の記事で詳しく解説しているため、ぜひあわせてご覧ください。
胸が硬くなる
ヒアルロン酸の豊胸で多い失敗事例は、胸が硬くなるという事例です。
胸のボリュームをアップさせ、持続性を高めるために豊胸では粒子が大きいヒアルロン酸を注入します。
施術直後は胸の硬さに問題なくても、徐々に硬くなるケースもあります。
しこりができる
ヒアルロン酸の豊胸では、ヒアルロン酸が一定期間経過しても体内に吸収されず、カプセルに包まれるとしこりができることがあります。
ヒアルロン酸を注入しすぎたり、身体がヒアルロン酸に対して拒否反応(異物なので身体から守ろうとしてヒアルロン酸の周囲に膜を作ってしまうこと)を起こしてしまうと、しこりができてしまうと考えられています。
しこりができてしまったらすぐに医師に相談して、しこりを除去するようにしましょう。
胸が繊維化する
ヒアルロン酸の豊胸でしこりができて放置してしまうと、炎症を起こして被膜がコラーゲンの過剰生成を受けて繊維化することがあります。
悪化してしまうと、バストを切開して繊維化したしこりを除去する必要があります。
バストサイズが元に戻る
ヒアルロン酸注入豊胸は、一定期間でバストサイズが元に戻る施術です。
持続期間は基本的に1年程度で、短ければ半年程度ということもあります。
1年程度の持続を想定していた場合、半年程度でサイズが元に戻ってしまえば「失敗した」と感じられるケースも多いでしょう。
また、ヒアルロン酸注入豊胸は「2~3年持続する」とアピールされているケースもあります。
しかし、実際に効果を実感できる期間は1年程度であるため、2~3年の持続期間を期待していた場合も、やはり「失敗した」と感じてしまうでしょう。
銀座マイアミ美容外科では豊胸の失敗修正が可能
銀座マイアミ美容外科では、シリコンバックの除去手術や修正なども行っています。
他院で断られた患者様の失敗修正にも対応しています。
銀座マイアミ美容外科には「美容外科トラブル・セカンドオピニオン外来」がありますので、まずはカウンセリングでお悩みをお聞かせください。
次の章で豊胸で失敗しないためのポイントについて解説するため、失敗修正をせざるを得ない状況にならないためにも、あらかじめ理解しておきましょう。
豊胸で失敗を防ぐコツ
豊胸で失敗を防ぐコツは、以下の通りです。
- 症例写真を確認しておく
- 豊胸手術の特徴を十分に把握する
- 一度に大きくしすぎない
- 料金だけでクリニックを選ばない
- カウンセングで悩みや希望をしっかり伝える
- 医師以外のスタッフの対応も確認する
- アフターフォローがしっかりしているか確認する
- 注意事項をきちんと守る
それぞれのコツについて詳しく解説していきます。
症例写真を確認しておく
バストの症例を見る上で重要視してほしいのが、「大きさより形」です。
形がきれいなお椀型で谷間がしっかりしていれば、大きいバストに見えるでしょう。
銀座マイアミ美容外科の豊胸は、「デコルテ」「谷間」「わき乳」「下乳」の部分を盛って形よくデザインすることで、実際のカップ数よりも大きく見せることができます。
当院の症例に関わらず、症例写真を確認する時は上記の部分を意識して見ることがおすすめです。
「銀座マイアミ美容外科の豊胸の症例」も本記事で紹介しています。
また以下の記事では、当院に在籍する医師ごとの症例もご紹介していますので、あわせてご確認ください。
豊胸手術の特徴を十分に把握する
豊胸手術の特徴を十分に把握しておくことで、「そもそも自身に豊胸術が適しているのか」を正しく判断しやすくなります。
具体的に知るべき点は、豊胸術の種類と、種類ごとのメリットやデメリットなどです。
また、ダウンタイムに起こる症状や副作用・合併症のリスクなどについても、詳しく理解しておきましょう。
当院の豊胸の施術ページで詳しく解説していますので、ぜひご確認ください。
一度に大きくしすぎない
バストを一度に大きくしすぎると、どの豊胸術の種類でも失敗するリスクが高まります。
例えば、脂肪注入豊胸の場合は注入した脂肪に酸素が行き渡りにくくなり、壊死してしこりになる脂肪が増えるリスクがあります。
料金だけでクリニックを選ばない
料金の安さだけでクリニックを選ぶと、豊胸術に限らずどの施術でも失敗のリスクが高まります。
過剰に安い料金を設定しているクリニックには、以下のような問題を抱えている恐れがあるでしょう。
- 医師や看護師の技術が不十分である
- 説明やカウンセリングに時間をかけない
- 医師でなくカウンセラーがカウンセリングを行う
- 十分なアフターケアを受けられない
- 安い料金は「集患用」で、実際には高い施術を強引に勧められる
逆に過剰に料金を設定しているクリニックも、「その価格に見合った施術を受けられるか」を慎重に判断する必要があります。
基本的には、安すぎることもなく高すぎることもない「適正価格」を提示しているクリニックを選ぶようにしましょう。
適正価格は、ホームページの説明やカウンセリングの印象などで自身が「信頼できる」と感じたクリニックの料金を比較することで判断できます。
カウンセングで悩みや希望をしっかり伝える
手術前のカウンセングで悩みや希望をしっかり伝えることは、理想の胸に近づけるための大事な工程です。
カウンセリングでは、理想の胸の写真を見せたり、理想的な胸のイメージを具体的に伝えたりすることが非常に重要です。
「話をしっかり聞いてくれない医師」や「無理に追加メニューを勧めてくる医師」の元で施術を受けるのは控えた方が良いでしょう。
「きちんと話を聞いてくれて、豊胸によるリスクやダウンタイムについてもはっきり教えてくれる医師」の元で施術を受けるのがおすすめです。
医師以外のスタッフの対応も確認する
医師以外の看護師・受付などのスタッフの対応を確認することも重要です。
正しい施術を行っているクリニックであれば、医師以外のスタッフの対応も良い傾向があります。
豊胸術も含め、美容整形では患者様とクリニックの信頼関係が欠かせません。
受付スタッフの対応が悪ければ、患者様との信頼関係を結ぶことは難しくなってしまうでしょう。
また、看護師は直接手術に関わるスタッフであり、看護師の仕事への姿勢は手術の仕上がりにも影響します。
アフターフォローがしっかりしているか確認する
アフターフォローがしっかりしているか確認することも重要です。
豊胸の手術後はダウンタイムの症状に加え、様々な合併症や副作用などのトラブルが起こる可能性があります。
また、シリコンバック豊胸であれば「バックの位置がズレてしまう・破損してしまう」、脂肪注入豊胸やヒアルロン酸注入豊胸であれば「しこりができる・左右差が生じる」などの問題が起こる恐れもあります。
アフターフォローが充実しているクリニックであれば、上記のような問題が生じた場合にも、適切な対応を期待できるでしょう。
銀座マイアミ美容外科では、手術後に時間外電話またはLINEを介して24時間医師と直接連絡がとれる体制を整えておりますので、ご安心ください。
注意事項をきちんと守る
医師から伝えられた注意事項をきちんと守ることも、豊胸で失敗しないためには欠かせないポイントです。
例えば、マッサージをするように指示されたのにも関わらず、マッサージを怠っていると希望通りにバストアップできなかったり、持続力に欠けてしまう場合があり得ます。
また、運動や入浴に関してもある程度期間が経つまで控えるように指示されることもあるため、注意事項はきちんと守るようにしましょう。
今回紹介した「豊胸で失敗を防ぐコツ」以外にも、患者様によってはお伝えする注意点がある場合がございますので、まずはLINE・メールまたはカウンセリングでお悩みごとをご相談いただければと思います。
※銀座マイアミ美容外科では医師によるカウンセリングやメールやLINEによるご相談を受け付けております。
銀座マイアミ美容外科の「豊胸」の施術事例
銀座マイアミ美容外科で実際に豊胸の施術を受けた方の症例写真をご紹介します。
「豊胸で失敗を防ぐコツ」で紹介した「症例の確認方法」を参考に互角にいただければと思います。
ばれない豊胸の症例①
この投稿をInstagramで見る
1回施術をされた方です。
デコルテ中央の骨張った部分がカバーされ綺麗な形になりました。
2回目以降リピーター価格25万円(税抜)
ばれない豊胸の症例②
以前、5回施術後に投稿した方で、6回目の施術をされました。
体質的にバストの皮膚が柔らかく脂肪を多数回注入することが出来ました。
脂肪豊胸でも回数を重ねれば大きくボリュームアップできます。
2回目以降リピーター価格25万円(税抜)
ばれない豊胸③
2回施術をされた方です。
授乳後に上の部分が削げてしまったのを改善したいというご希望でした
。2回施術を行い全体的にふっくらボリュームアップしながら形も整えました。
2回目以降リピーター価格25万円(税抜)
他の患者様の症例写真につきましては、以下のInstagramで紹介しています。
イメージに近い症例がございましたら、ぜひカウンセリングで医師にご共有ください。
豊胸の失敗に関してよくある質問
豊胸の失敗に関してよくいただく質問は、以下の通りです。
- 豊胸で乳がんのリスクが高まりますか?
- 豊胸の施術で共通する失敗例はなんですか?
- 豊胸で失敗を感じた場合の相談先はありますか?
- 脂肪注入豊胸でしこりができた場合どうにかできますか?
それぞれの質問に回答していくので、豊胸の施術で失敗しないためにも理解しておきましょう。
豊胸で乳がんのリスクが高まりますか?
可能性は否定できません。
ヒアルロン酸は発がんを促す可能性があることが、2019年に東京大学のグループによって報告されました。[注]
そのため、ヒアルロン酸注入の豊胸で発がんを促す可能性も考えられます。
豊胸と発がんリスクの関係性ははっきりとはしていませんが、施術を検討する場合はこういったリスクを考慮して施術に臨むと良いでしょう。
豊胸の施術で共通する失敗例はなんですか?
3種類の豊胸術全てで共通する失敗例は、以下の通りです。
- しこりができる
- 不自然な仕上がりになる
- 深刻な合併症や副作用が起きる
しこりについては、脂肪注入豊胸やヒアルロン酸注入豊胸の場合、特に注入量が多過ぎた場合に起こりやすい失敗例です。
シリコンバック豊胸でも「カプセル拘縮」という症状が起きるとしこりが発生します。
不自然な仕上がりについては、主に以下のような原因が挙げられます。
- 大きすぎるサイズアップを希望した
- 医師のデザイン力が不足していた
- 事前のイメージの共有が不十分だった
- 医師の施術にミスがあった
深刻な合併症や副作用については、豊胸や美容整形に限らず対策が不十分なクリニックや医師が手術を行えば、共通してリスクが高まる項目です。
上記のような失敗のパターンを避けるためには、信頼できる医師やクリニックを探して事前のイメージ共有を丁寧に行うことが重要です。
豊胸で失敗を感じた場合の相談先はありますか?
「医師やクリニックの施術に問題があった」「勧誘やセールスなどに問題があった」と感じられる場合の相談先としては、国民生活センターが推奨されます。
国民生活センターでは美容医療サービスに関する相談も多く寄せられており、2023年は6,264件、2024年は5月31日までで564件(※2024年12月5日時点で最新の掲載データ)の相談が寄せられています。[注]
なお、国民生活センターでは、明らかな施術ミスや琴線トラブルなどの失敗については対応してもらえますが、当然ながら「修正施術」は行えません。
そのため、修正の施術を希望するのであれば、豊胸術の他院修正に対応しているクリニックに相談する必要があります。
他院修正は通常の豊胸術より難易度が高いため、クリニックによってどの程度まで対応できるかが異なります。
銀座マイアミ美容外科でも、「美容外科トラブル・セカンドオピニオン外来」でご相談できる対応を行っておりますので、気になる方はお気軽にお問い合わせください。
脂肪注入豊胸でしこりができた場合どうにかできますか?
脂肪注入豊胸でしこりができてしまった場合、しこりの性質や状態によって治療法が異なります。
脂肪注入豊胸でできるしこりの種類は、主に以下の3つです。
- オリーブオイルのようなオイルが袋に包まれたしこり(オイルシスト)
- ドロドロした内容物が溜まっているしこり
- できてから時間が経ったしこり
1つ目のオイルシストは、針を刺して中身を抜くことで治療が可能です。
術後に超音波で患部を見ると、中が黒く抜けた袋状のものが見えます。
内容物が溜まっているしこりは、2mm程度の太さの管を差し入れることによって吸引除去を行います。
このタイプのしこりは、超音波で見ると袋の中にキラキラと動くような泥状のものが見えることが特徴です。
できてから時間が経ったしこりは「袋の壁が厚くなっている」「石灰化している」などの問題があります。
嚢胞(のうほう)と呼ばれる状態になっており、乳輪の縁の切開による除去が必要となるケースも見られます。
上記の通りしこりの治療自体は可能ですが、時間が経つほど治療の難易度が高まるため、できるだけ早く医療機関やクリニックに相談していただくことが重要です。
【まとめ】豊胸の失敗は銀座マイアミ美容外科までご相談ください
今回は、「豊胸の施術で失敗することがあるのかどうか」「豊胸で失敗したら修正が可能かどうか」などについて解説していきました。
豊胸は種類ごとによくある失敗事例も異なりますので、豊胸の種類ごとのリスクを把握したうえで施術を受けることが重要です。
銀座マイアミ美容外科では、他院での修正依頼にも対応しています。
銀座マイアミ美容外科での施術や修正依頼をご検討の方は、お気軽に無料相談までお問合せください。
このコラムを監修したドクター
経歴
-
- 2011年
- 琉球大学 卒業
-
- 2012年
- 昭和大学藤が丘病院 初期臨床研修
-
- 2014年
- 昭和大学形成外科教室 入局
-
- 2015年
- 昭和大学病院形成外科 助教
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