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土手再建

「土手」とは、鼻の穴の底にある盛り上がり(内側鼻隆起)のことを指します。

土手の状態
鼻の穴を自然な「しずく型」に保つ美観的な役割だけでなく、洗顔時などの水分の侵入を防ぐ「防波堤」としての機能的な役割も担っています。

土手再建術は、人中短縮術後などに切除・消失してしまった内側鼻隆起を修正し、鼻の土台となる構造そのものを再構築することを目的とした手術です。

こんな方におすすめ
  • 他院で人中短縮を受けてから鼻の穴が平坦になった
  • 人中短縮後に鼻の穴が見えるようになった(目立つようになった)
  • 土手がなくなり鼻の穴が横に広がって見える
  • 洗顔時やシャワーの際に、鼻の中に水が入りやすくなった
  • 鼻の穴の入り口の形が不自然で悩んでいる

土手の再建は、全員が十分に再建できるわけではありません

無くした組織を復活させる手術なので美容外科の中では難易度が高い手術です。

土手は個人差が非常に大きい場所であり、以前の手術でどのくらい切除されたかによって、修正の難易度が変わります。

土手再建の手術方法

土手の再建方法としては、主に以下の4つの方法があります。

これらの方法は単独で用いることもあれば組み合わせて治療する場合もあります。

筋皮弁法

土手の周辺に残っているご自身の口輪筋の一部を、血流を保った「弁(フラップ)」として剥離し、土手のラインに沿って移動・再配置します。

筋肉の線維を正しい位置に再建することで、静止時だけでなく、会話や笑顔の際にも自然に動く膨らみを取り戻します。

皮弁法

皮弁法による土手再建は、主に手術後の瘢痕による「引きつれ」を解消し、皮膚や皮下組織を再配置することで土手の形状を整えます。

土手が失われた原因が、筋肉の消失ではなく、人中短縮術の切開創が治癒する過程で生じた瘢痕拘縮(ひきつれ)によって、皮膚が平坦に引っ張られているケースがあります。

このような場合、「Z形成術」と呼ばれる皮弁法が用いられます。

Z形成術は、瘢痕部分にZ状の切開を加え、三角形の皮膚弁を入れ替えることで、縦方向の傷の緊張を緩和し、瘢痕を延長する術式です。

この引きつれを解消することで、土手の隆起が改善することがあります。

周囲の質感や色が完全に一致するご自身の組織で再建できるのが利点です。

複合組織移植

複合組織移植は、土手の平坦化が著しく、さらに皮膚自体が硬い瘢痕になってしまっているような、重度な症例に適応される再建術です。

この手技は、皮膚や軟骨といった単一の組織ではなく、複数の組織を一つのブロックとして移植する方法です。

土手再建においては、ご自身の耳(耳介)から、皮膚と軟骨をセットで採取したり、お尻の下や鼠径部などの目立ちにくい箇所から皮膚と皮下脂肪を採取します。

土手の瘢痕化した硬い皮膚と皮下組織を切除し、例えば耳から採取した「皮膚と軟骨の複合組織(コンポジットグラフト)」を、その欠損部にはめ込み、精密に縫合します。

耳の皮膚は顔の皮膚と質感が近く、また軟骨が自然なカーブと「芯」の役割を果たすため、皮膚の入れ替えと形状の再建を一度に行える利点があります。

軟骨移植

軟骨移植は、土手の皮膚自体は柔らかく余裕があるものの、膨らみがなく平坦になってしまった場合に、皮膚の下に「芯(支柱)」を入れることで、シャープな隆起のラインを形成する方法です。

当院では、鼻尖形成(鼻先の手術)などで日常的に行っている「耳介軟骨移植」の技術を応用します。

ご自身の耳から耳介軟骨を採取し、人中稜のラインに沿うように、細い棒状に精密に加工します。

土手の皮膚の下に小さなトンネル(ポケット)を作成し、加工した軟骨を「芯」として挿入する方法です。

挿入した軟骨が、平坦だった皮膚を内側から物理的に押し上げます。

静止時において、立体的な土手のラインを作ることが可能になります。

当院の強み・ポイント

1.日本専門医機構認定の形成外科専門医が一貫して担当

日本専門医機構認定の形成外科専門医が一貫して担当
当院では、カウンセリングから手術まで形成外科専門医を取得した医師が担当します。

大学病院など形成外科領域でトレーニングを積み、再建手術などの経験がある医師のみが執刀します。

カウンセラーは設けず、直美や研修医上がりの医師による手術もありません

形成外科専門医が最後まで責任を持ち対応いたします。

2.口の整形の中でも人中短縮術を得意としている

口の整形の中でも人中短縮術を得意としている
当院では口の整形の中でも、人中短縮術を得意としています。

術者によっては、土手(内側鼻隆起)を横断するような切開をする執刀医もいますが、その方法だと土手がなくなってしまい、不自然な仕上がりになってしまう可能性があります。

当院では、切開線を鼻と唇の境目に設定し、自然な仕上がりになるように工夫しているのが特徴です。

また、ルーペや顕微鏡を使用して、境目を正確に同定して手術を行います。

3.困難な「他院修正」への豊富な経験

プロテーゼ抜去や修正手術の経験も豊富
当院では、他院修正にも力を入れており、修正手術の経験も豊富です。

土手部分を切り取られてしまった方でも、土手部分の再建も可能な場合があります。

実際に、「土手が無くなった」ということで修正に来られる方もいらっしゃいます。

4.アフターケア体制が充実

アフターケアが充実
当院では、患者様のサポートがいつでもできるよう、術後に電話やLINEを通じて、24時間医師と直接連絡がとれる体制を整えています。

術後3ヶ月後、6ヶ月後など、定期検診を設け手術後の経過を観察し、正常経過で傷が癒えるように徹底的にサポートしております。

簡単な相談であれば、LINEでいつでも気軽にご相談いただけます。また、遠方の方で通院が難しい場合はオンラインでの検診も可能です。

施術概要
筋皮弁法 440,000円(税込)
皮弁法 330,000円(税込)
複合組織移植 440,000円(税込)
軟骨移植 330,000円(税込)
血液検査 11,000円(税込)
麻酔 局所麻酔:55,000円(税込)
静脈麻酔:110,000円(税込)
施術時間 1時間程度
持続性 永久的
入院の必要性 なし
通院回数 抜糸のための通院が必要です(術後1週間前後)。
傷跡 半年くらいピンク色で、その後、白から肌色に変化します。稀に体質で傷跡が目立ちやすい方もいます。
ダウンタイム 腫れ・内出血:1~2週間程度
痛み:1週間前後で、痛み止めを内服して暮らせる程度です。
副作用・リスク 内出血、腫れ、痛み、傷跡
稀に出血や血種、細菌感染
入浴・シャワー シャワーは患部を除いて当日から可能。翌日からはシャワーで傷を洗って大丈夫です。
入浴は手術の傷を濡らさないようにすれば翌日から可能です。
注意事項 術後1ヶ月くらいは鼻を強くかんだり、患部を擦ったりしないようにしてください。

土手再建FAQ

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口の整形
その他の診療科目

  • M字リップ形成

    M字リップ形成術とは、唇の形を「M字型」に整える整形手術です。
    上唇の形をM字に近づけることで、メリハリが出ると共に、かわいらしく立体感のある唇を目指せます。

  • たらこ唇修正(口唇縮小術)

    たらこ唇修正(口唇縮小術)とは、唇の余分なボリュームを切除により取り除く施術です。
    唇の厚さにお悩みの方が受けることで、お顔全体のバランスに調和した自然な仕上がりを目指せます。

  • 人中短縮

    人中とは鼻と唇の間の部分です。人中は“じんちゅう”や“にんちゅう”と発音されます。人中が長くなると中顔面が長く見えるだけでなく、老け顔の原因になってしまいます。なぜかというと、人中が長くなること自体が老化によるものだからです。加齢と共に皮膚と口輪筋という口を閉じる筋肉がたるみます。そのせいで人中が伸びるのです。
    人中短縮をすることで若い印象になり、中顔面も短く見えます。

  • 人中口元フルコース

    人中と唇両方をバランスよく形成したいかたにおすすめのコースです。

    人中とは、鼻と唇のあいだの部分です。人中が長いと顔が間延びしたり、中顔面が長く見えたり、老け顔に見えてしまいます。人中を短くしたい場合、人中だけ短縮してもいいのですが、人中短縮をすると唇が富士山型に真ん中だけ厚くなってしまうことがあります。その様なケースでは口角挙上を同時に行った方が仕上がりが良い場合があります。

    人中口元フルコースでは、口から人中にかけての形を1回の施術でバランスよく整えることが可能です。

  • ボトックス注射

    口のボトックス治療について、当院ではガミースマイル、への字口修正(口角挙上)、梅干しじわ、人中短縮、のボトックス治療が可能です。手術で改善することももちろん可能ですが、手術にはちょっと踏み切れないかたはまずボトックス注射で治療してみてはいかがでしょうか。

  • 口角挙上

    口角挙上とは、口角付近の皮膚や筋肉を切開し、口角を引き上げる施術です。
    口角が上がることで、若々しい印象のお顔を目指せます。

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