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麻酔

無痛(静脈)麻酔

無痛麻酔とは、静脈麻酔のことです。点滴をして、眠る薬を注入すると数十秒で入眠します。眠っているので、恐怖感や痛みを感じません。

手術中は、鎮静剤を追加して眠った状態を保ちます。当院では、この静脈麻酔を多用しています。脂肪豊胸、脂肪吸引、オトガイ形成や中抜きなどの骨切り術など、ほとんどの美容外科の手術がこの静脈麻酔で可能です。

小顔セットを始め各種脂肪吸引のセット、ばれない豊胸、鼻フルコースなどのセットメニューにはセット内に静脈麻酔が含まれています。

こんな方におすすめ
  • 眠っている間に手術を終えたいかた
  • 痛みが苦手なかた
  • 怖いのが嫌なかた

当院で無痛(静脈)麻酔を多用する理由

美容外科のほとんどの手術は、静脈麻酔で行うことができます。

全身麻酔でないとできないケースは、以下の通りです。

  1. 肥満度が高く、睡眠時無呼吸症候群などがある場合
  2. エラの骨切り手術や咬筋切除
  3. Vライン形成
  4. 頬骨骨切り
  5. 両顎手術
  6. セットバック手術

その他の手術については、静脈麻酔と局所麻酔を組み合わせることにより、問題なく行うことができます。

麻酔は体の負担が少ないものを選択した方がいいと思います。静脈麻酔の方が、当然全身麻酔よりは体の負担が少ないです。

静脈麻酔でできる手術は、静脈麻酔で行うのが良いでしょう。

静脈麻酔を自家麻酔で行う理由

自家麻酔は日本で広く行われている方法

自家麻酔というのは、現在の日本でも広く行われている方法です。

例えば、肩が外れた患者さんに対して、整形外科の先生が自分で静脈麻酔をかけたり、ブロック注射をして整復したりすることは、普通に行われています。

当然、麻酔科の先生が静脈麻酔をかけても良いのですが、手術をする医師が自ら静脈麻酔をかけることには大きなメリットがあります。

執刀医が麻酔をかける一番のメリット

一番のメリットは、手術を行う医師自身が「今、自分がどの程度の侵襲(ダメージ)を患者さんに与えているか」を正確に把握している点です。

そのため、以下のような細かな調節が可能になります。

  • 注射などの痛みがある瞬間は、その時だけ静脈麻酔を深くする。
  • 痛みがなく体にダメージの少ない操作をしている時は、麻酔を浅くする。
  • 手術があとどれぐらいで終わるかはわかっているので、手術が終わるタイミングで目を覚まさせることができる。

このように、状況に合わせて必要最小限の静脈麻酔で状態をキープできるのが、自家麻酔の強みです。

麻酔の量が少ないほど負担は軽くなる

使用する静脈麻酔の薬の量が少ない方が、患者さんの体にとっては負荷が少ないです。つまり、手術後にだるくなったり気持ち悪くなったりというリスクが減るということです。

もし、麻酔科の先生に静脈麻酔をお願いしたい場合は、手術中に何かアクションを起こすタイミングごとに、細かく麻酔科の先生とコミュニケーションをとっていかなくてはいけません。

執刀する医師が静脈麻酔にとても慣れていて、完璧にコントロールできるというのは大前提となります。

当院ではもちろん、静脈麻酔を自在にコントロールできる医師しか、静脈麻酔での手術を担当することはありません。

「静脈麻酔は麻酔科専門医が行うべき」という考え方について

「自家麻酔が悪い」というのは誤解です

皆さんに誤解していただきたくないのは、短絡的に「自家麻酔が悪い」と考えてしまうのは間違いであるということです。

手術にも麻酔にも習熟した医師が行うのがベストな方法であって、きちんとできるからこそ自家麻酔を選択しているのだと思ってください。

麻酔に対する考え方はクリニックごとに異なりますし、医師の経験も千差万別です。もし心配なことがあれば、カウンセリングの際に医師に尋ねてみるのが良いでしょう。

手術も静脈麻酔も適切に行える先生のクリニックであれば、基本的には執刀医が自ら静脈麻酔をかけると思います。

一方で、もし麻酔に少し自信のない執刀医の先生がいらっしゃる場合は、麻酔科の先生が付き添って静脈麻酔をかけることになるはずです。

当院が考えるベストな静脈麻酔管理のかたち

当院が考えるベストな方法は、静脈麻酔のコントロールを完璧に行える医師が、自ら手術を執刀しながら麻酔管理も行うことです。

もちろん手術中は、執刀医自身が注射器で薬を入れるわけではありません。看護師に対して、どの薬をいつ投与するかを的確に指示しながら手術を進める形になります。そうすることで、最も効率的かつ最適な静脈麻酔が可能になると考えています。

そのため、必ずしも麻酔科専門医が立ち会わなければならないというわけではありません。

しかし、静脈麻酔に慣れていない執刀医が手術を行う場合には、当然ながら麻酔科医や他の熟練した医師が、執刀医とは別に専任で静脈麻酔の管理を行うべきだと思います。

当院の無痛(静脈)麻酔の特徴

気持ち悪くなりにくい

気持ち悪くなりにくい

当院で使用する麻酔薬は目覚めが良く体に残りづらいため、術後にだるさや気持ち悪さが続くリスクが少ないのが特徴です。

他院で気持ち悪くなった経験がある方は、医療用麻薬やそれに準ずるものを使用されていた可能性があります。

当院では静脈麻酔に医療用麻薬を使用しないため、術後の目覚めがすっきりとし、不快感が出にくいと考えています。

心配な方は手術中に吐き気止めの点滴を行うことも可能ですので、お気軽にお申し付けください。

必要最小限の麻酔薬で手術が可能

必要最小限の麻酔薬で手術が可能

執刀医が麻酔をコントロールすることで、必要最小限の投与量で確実に静脈麻酔をかけることができます。

使用する総量が少ないということは、それだけ体への負担も軽く、術後にぐったりしてしまうリスクも抑えられます。

手術中の覚醒がほとんどない

手術中の覚醒がほとんどない

当院では基本的に、手術の始まりから終わりまで眠った状態で行います。

麻酔は飛行機に例えると分かりやすく、「離陸」にあたる導入時は多めに使い、「水平飛行」=手術中は維持量で安定させ、「着陸」=手術終了時には減らしながら意識を戻していきます。

維持中に目が覚めることは基本的にありません。ごく稀にあっても痛みを伴うことはなく、すぐに麻酔を追加して再び眠っていただけますのでご安心ください。

当院の無痛(静脈)麻酔の管理体制

静脈麻酔中は、心拍や血中酸素濃度のモニタリングを常時行っています。モニターがタイムリーに数値を測定しており、酸素濃度などが基準値以下に下がった場合にはアラームが鳴る仕組みです。

万が一、酸素濃度が低下した場合には、すぐにマスクなどで酸素を投与できる状態を整えています。

また、気道閉塞などによる窒息の危険がある場合には、唾液を吸引したり気道を確保したりする機器(喉頭鏡、気管挿管のチューブやラリンゲルマスクなど)も、即座に使用できるよう準備してあります。

静脈麻酔時に使用する器具
写真右上が酸素や麻酔ガスを投与するマスクです。その下がビデオ喉頭鏡(マックグラス)といいます。さらにその下が喉頭鏡、左に写っているのが気管挿管チューブです。このような機器をすぐに使用できるようスタンバイした状態で静脈麻酔をしています。

i-gel(アイジェル)
上記写真はi-gel(アイジェル)といって、気道を確保するラリンゲルマスクの一種です。

緊急時には静脈麻酔を覚ますための拮抗薬もすぐに使える体制にしていますので、どうぞご安心ください。

医師以外にも、看護師がモニターの監視を行っており、医師と一緒に患者さんの安全管理を行っております。

静脈麻酔と全身麻酔の違い

全身麻酔との違いは、眠っている間、自分で呼吸をするのが静脈麻酔、呼吸を止めて人工呼吸器で呼吸をするのが全身麻酔ということになります。

患者さんとしては、いつ寝たかわからなく、起きたら手術が終わっていたという感覚で手術が受けられますので、その点は、静脈麻酔も全身麻酔も変わらないです。

顔面骨の骨切り手術や重度の肥満の方、大掛かりな手術の方、気道の確保が大変な方には全身麻酔にて手術を行っています。

全身麻酔を行う際には、美容外科の麻酔に精通した麻酔科医が全身麻酔を担当します。

全身麻酔の詳細はこちら

無痛(静脈)麻酔での手術の流れ

1.手術前

1.手術前

安全のため、手術前は5〜6時間の絶食が必要です。

手術当日はまずリカバリールーム(個室)にご案内し、術着にお着替えいただいたうえで、看護師が問診とお薬の説明を行います。

2.麻酔・手術

2.麻酔・手術

腕の血管に点滴の麻酔薬を注入します。数十秒〜数分で眠ったような状態になり、痛みを感じることなく手術が進みます。

麻酔中は心拍や血中酸素濃度等をモニターで常時確認し、医師が一人ひとりの状態に合わせて麻酔量を調整・管理します。

3.手術後

3.手術後

リカバリールームで1〜2時間お休みいただいてからご帰宅です。飲食は少量の水分から再開します。

麻酔の影響が残るため、当日の運転はできません。

施術料金
無痛(静脈)麻酔 110,000円(税込)
副作用・リスク 頭痛、吐き気、嘔吐、めまい、体温低下など
食事について 手術前は5~6時間の絶食が必要です(誤嚥防止のため)。施術後は、まず少量の水分から始め、問題なければ消化の良いものをお召し上がりください。
飲酒・アルコールについて 施術当日の飲酒はできません。アルコールは麻酔の効きや術後の出血・腫れに影響するため、手術前後の一定期間は禁酒をお願いしています。日常的に飲酒される方は麻酔が効きにくい場合があるため、事前にお申し出ください。
運転について 施術当日は、ご自身での車・バイク・自転車の運転はできません。麻酔後はふらつきや眠気、判断力の低下が残ることがあるためです。公共交通機関やタクシー、送迎などでお帰りください。
その他注意事項 服用中のお薬・アレルギー・持病は必ず事前にお伝えください。麻酔の効き方には個人差があり、体格や体質に合わせて医師が量を調整します。

無痛(静脈)麻酔FAQ

  • 無痛(静脈)麻酔のダウンタイムについて教えてください。

    静脈麻酔から覚めたら、どのくらい安静にしている必要がありますか?また、飲食など、麻酔の前後で注意するべきことはありますか?
  • 途中から静脈麻酔に切り替えることはできますか?

    オトガイ形成をやりたいと思っています。 局所麻酔で大丈夫と言われたのですがちょっと怖くて自信がありません。 局所麻酔で始めた手術を、途中から静脈麻酔に切り替えていただくことはできますか?
  • 全身麻酔と静脈麻酔は麻酔をかけるまでと麻酔が切れて目が覚めてからでは、何か違いがありますか?

    全身麻酔と静脈麻酔では、「寝てしまう」という意味では同じだと思うのですが、麻酔をかけるまでと麻酔が切れて目が覚めてからでは、何か違いがありますか?
  • 静脈麻酔の時は痛みは感じないですか?

    静脈麻酔での手術を検討していますが、痛みが心配で少し怖いです。麻酔をかけるときや手術中に痛みを感じることはありますか?また、「眠っている間に何かあったら」と思うと不安なのですが、大丈夫でしょうか?
  • 麻酔が効きやすい人と効きにくい人の特徴はなんですか?

    静脈麻酔を受ける予定ですが、人によって麻酔が効きやすい・効きにくいがあると聞きました。効きやすい人・効きにくい人にはどんな特徴がありますか?
  • 静脈麻酔で手術を受けた後は運転できますか?

    静脈麻酔を使う施術を考えています。当日は車で通院したいのですが、施術が終わったあと自分で運転して帰っても問題ないでしょうか?
  • 静脈麻酔の前に食事をしても大丈夫ですか?

    静脈麻酔の前は食事を抜くように言われましたが、うっかり朝に少し食べてしまいました。このまま手術を受けても大丈夫ですか?また、施術後はいつから食事をしてよいのでしょうか?
  • 静脈麻酔にデメリットはありますか?局所麻酔との違いは何ですか?

    局所麻酔と静脈麻酔の違いがよくわからないのと、静脈麻酔にデメリットがあるなら知っておきたいです。教えてください。

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  • 全身麻酔

    全身麻酔は当院では主に、顔面骨の骨切り手術、重度の肥満のかた、大掛かりな手術のかた、気道の確保が大変なかたに行っています。当院では美容外科の麻酔に精通した麻酔科医が全身麻酔を担当します。日帰りの全身麻酔に長けた先生方です。

  • 局所麻酔

    局所麻酔は、一番イメージつきやすい麻酔法だと思います。注射器で麻酔液を注射することで注射したエリアの痛みが感じなくなる麻酔方法です。人間は、皮膚の真皮、血管周囲、筋膜で痛みを感じます。皮膚、皮下組織、筋肉くらいまでは注射の針が届きますので、直接麻酔液を入れて痛みの感覚を麻痺させることができます。

  • 表面麻酔

    皮膚や粘膜の表面に麻酔薬が練り込まれたクリームを塗ったり、麻酔薬が染み込んだシールを貼ることで、真皮まで薬剤を浸透させます。真皮には、痛みの神経がいますので、薬剤によりその神経が麻痺することで針の刺さる痛みやレーザー、ダーマペンの痛みが軽減します。

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