ヒアルロン酸豊胸の評判は?おすすめ出来ない人と効果の疑問と失敗例

メスを使わない豊胸として定着しつつあるヒアルロン酸豊胸。
比較的安価で、手軽にバストを大きく出来ることから、豊胸手術の中でも人気の術法です。

メスを使わないため、安全性も高いと思いがちですが、医師やクリニックの方針によって仕上がりも、使うヒアルロンの種類も注入量も違ってきます。
ヒアルロン酸豊胸で失敗した後悔した・・・という声も少なくありません
このページではヒアルロン酸を使う豊胸手術のポイントや、術前に確認しておきたいポイントなどをまとめました。

実際にカウンセリングで「おすすめしないケース」などもご紹介しますので、お役立てください、

目次

ヒアルロン酸豊胸をおすすめできない方とは?

ヒアルロン酸注入豊胸では、一時的なバストサイズUPは望めます。しかし時間ととも体内に吸収されていくため持続性が低いことが特徴のひとつです。
また他の術法と比べても「サイズUP」には限界があります。
次のことを望む場合は、ヒアルロン酸注入豊胸はおすすめできません

  • 2-3サイズアップを望む方
  • 半永久的な効果を望む方

とにかく大きくしたい

とにかく大きくしたいかたには、実はヒアルロン酸豊胸はむいていません。
サイズアップ、特に1回で2カップ以上のバストアップを望んでいるかたには、シリコンバッグ豊胸をお勧めします。

とにかく大きくしたい場合は、大量のヒアルロン酸を胸に注入しないといけませんよね。

一般的には100ccで1カップと言われています。

単純計算で例えば3カップあげたいような場合は、300ccのヒアルロン酸を入れないと言うわけです。
乳房のキャパシティーに対して300ccというのはかなり容積を占めます。乳房全体がヒアルロン酸で満たされてしまうような状態です。

となると、両胸で600ccのヒアルロン酸が必要となり高額(当院だと税抜き240万円+麻酔代)になるばかりか、かならずシコリになってしまいます。

一時的でなく、半永久的なサイズアップを望む

ヒアルロン酸の注入のしかたには、2つのタイプがあります。

  • 満遍なく均一に入れる入れ方
  • 乳腺や筋肉の下や筋肉の中に塊として入れるタイプ

前者の場合は半年に1回くらいの頻度でヒアルロン酸を入れ続けないとバストのサイズをキープできません。
注入方法としては、圧倒的に、前者の方法がすぐれていて、比較的自然な柔らかい胸を作成することができます。

後者の場合だと、入れたヒアルロン酸が間違いなくシコリになってしまい、硬い塊が乳房にできてしまうだけでなく、場合によっては乳房が変形してしまうこともあります。
その場合は、取り除かない限りヒアルロン酸は吸収されることはありません。
一見良いようにも感じますが、硬いシコリや変形した形として残ってしまうのは好ましいことではありませんよね。

したがって、害のないヒアルロン酸の入れ方をする場合は効果は一時的なものとなってしうのです。

ヒアルロン酸豊胸を考えている方に戴く質問トップ5

・何CC入れるの?ヒアルロン酸豊胸での可能なアップ数は?

安全にヒアルロン酸で豊胸する場合は、元々の乳房の大きさにもよりますが、最大で片胸100ccまでと思った方が良いでしょう。
乳房のサイズに対して多すぎる量のヒアルロン酸を入れると、必ずシコリになります。少しハリを出したいくらいの方でしたら、片胸に50cc、1カップ程度上がりたい場合は100ccが基本の量になります。
それ以上のバストアップを1回で行うのは合併症の原因になります。

・ダウンタイムはどのくらいか

ダウンタイムが、”通常の日常生活に戻れるまでの期間”という定義であれば、ほとんどのかたが次の日からでも通常の生活に戻れるのではないでしょうか。
ヒアルロン酸は、脇の下のシワの中から注入します。
注入する管は2ミリくらいの細さです。傷跡は最初の3ヶ月は虫刺されのような感じで残りますが、そもそも小さな傷なのと、脇の下のシワの中に隠しますので目立ちません。

痛みが3日程度ありますが、痛み止めを飲めば問題なく暮らせます。
内出血が出ることもありますが、通常1週間から2週間以内には消えます。

脂肪豊胸のように脂肪吸引する必要がなく、ヒアルロン酸をただ入れるだけなので痛みの範囲が狭いです。
また、シリコンバッグのように広く組織を剥がす必要がないので、痛みの程度も弱いです。

・持続期間は?5年くらいは持ちますか?

安全な注入する方法は分散して注入する方法です。

その方法で入れた場合は、半年から長くて1年程度の持続期間となります。
次回の手術の場合はリピーター割引がなされることになります。

・しこりは出来やすいの?硬くならない?

適切な方法で注入した場合、シリコンバッグ豊胸と比べると手術後の硬さは柔らかいです。
また、分散して入れる方法をとった場合、まずシコリになったりはしません。

ご自身の胸のサイズと比べて明らかにボリュームがオーバーしてしまう入れ方でヒアルロン酸を注入すると間違いなくシコリになります。

ヒアルロン酸豊胸の前に考えておきたいリスク

注入によるしこりのリスク

ヒアルロン酸を塊で入れてしまうクリニックがありますが、そのような入れ方をするとまず間違いなくシコリになります。
例えば、乳腺の下に塊としてヒアルロン酸をいれるやり方がありますが、そうすると大体1年くらい経過したところで乳腺の下にヒアルロン酸の硬い塊ができてしまいます。

いわゆるシコリです。
硬さとしては生理前の乳腺と同じかやや硬い感じのシコリです。

感染のリスク

ヒアルロン酸注入は、正しく行えばそれほど感染のリスクが高いと言うものではありませんが、誤った注入方法をしてしまうと、感染症のリスクが高まります。
特に、誤って乳腺の中に注入してしまうと乳腺炎のリスクが高まります。

また、乳腺に広く接するように注入した場合も感染のリスクが高まります。
なぜならば、乳腺は体の外に乳管を通して通じていて、常に外から細菌が侵入しているからです。
その乳腺に接触している面積が広いとヒアルロン酸の表面に細菌がとりつきます。コロナイゼーションと呼ばれる状態です。

その状態は、免疫力があるうちは大丈夫なのですが、体調を崩したりなどして免疫力が低下すると感染症に発展してしまうリスクが高まります。
そうならないためにも、できれば、乳腺の下に塊で入れるようなヒアルロン酸の入れ方は避けた方が良いでしょう。

アレルギー反応

ヒアルロン酸そのものは、体内にもともとある物質なので、アレルギー反応を起こすことはありませんが、架橋材(かきょうざい)といって、ヒアルロン酸同士を結びつけて、ヒアルロン酸製剤の粘度(さらさら具合)を決めるための薬品にアレルギーが出ることがあります。
架橋材が入っていないサラサラのヒアルロン酸もあるのですが、そのような製剤はすぐに吸収されてしまいますので、吸収をされにくいように架橋材が入ったトロミのある製剤を乳房への注入では使用します。その薬にアレルギーが出てしまった場合は、直ちに溶かす注射をすると溶けます。

持続性が短い

シコリなどの合併症が起こりづらいように分散して注入すると、持続期間は長くて半年くらいです。
あえて、シコリになったとしてもそれをボリュームと考えて乳腺下や大胸筋の下や大胸筋の中に塊で入れるクリニックもありますが、そのような場合は、入れたヒアルロン酸の周りにカプセルが出来て、それ以上吸収されなくなるので半永久的にサイズが保たれたままになります。

しかし、そのようなケースの多くは硬い触り心地の胸になりますし形も不自然な感じになってしまいます。

ヒアルロン酸豊胸の手術料金や口コミ

大手クリニックでのヒアルロン酸豊料金やポイント

ヒアルロン酸豊胸の宣伝をしている大手クリニックの料金設定などを見るポイントが有ります。

1ccで〇〇円という売り方をしてる大手クリニックが多いです。
この場合は、1ccの単価を安く見せていることが懸念されます。
実際に合計で何cc入れるのかを確認したいところです。

また、実際にクリニックに行くと、もっと1cc単価が高いヒアルロン酸をお勧めされることもあります。
カウンセリングを受ける前には、乳房に使用するヒアルロン酸の種類が何種類あるのかということやそれぞれの値段も確認しておくと良いでしょう。

小規模クリニックでのヒアルロン酸豊料金やポイント

小規模のクリニックではあまりお金をかけてヒアルロン酸の宣伝をしているところは少ないかと思います。
でも、この規模のクリニックで多い売り方の説明と対策があります。

1cc〇〇円という記載であるが、初診料や診察料がかかってくるケースがあります。
結局ヒアルロン酸代金は安かったとしても、初診料や診察量、または注入の施術量(技術料)麻酔代などを請求されて、実際はあまり安上がりでなかったという結果になってしまうこともあります。

個人で開業しているところでは、医師の技術料に料金設定をしているケースがありますので気をつけましょう。

ヒアルロン酸豊胸の失敗例

ヒアルロン酸注入豊胸で一番多いトラブルが「しこり」です
技術や経験不足の医師が担当になると、不自然さだけでなく、しこりが出来てしまうケースがあります

実際に他クリニックで失敗してしまい、お困りになり相談に来られる患者さまは少なくありません。

ヒアルロン酸で豊胸術をしたもののデコルテだけにヒアルロン酸が塊として入ってしまい、硬い質感となってしまった例となります。

向かって左がヒアルロン酸を溶かす前です。

乳房の上の方だけにボリュームが着いてしまい不自然な形となっています。

向かって右がヒアルロン酸を溶かして除去した後になります。

見た目は自然に見えますが、ボリュームが低下しています。この後、脂肪豊胸で再建をしました。

ヒアルロン酸のエコー

こちらは、ヒアルロン酸の塊です。乳腺の下にかたまりとして注入されています。

実際に除去したヒアルロン酸が以下の写真です。
ヒアルロン酸の除去写真

失ったボリュームは、脂肪豊胸で再建しました。
ボリュームアップとともに、ヒアルロン酸よりも自然なしあがりの胸になっているのがお分かりかとおもいます。

豊胸手術の再建

自費診療の手術となります。手術費用はヒアルロン酸溶解はシコリ1個50,000円(税抜き)、脂肪豊胸は300,000円から500,000円(税抜き)。
この費用の中には脂肪吸引代金、注入代金、静脈麻酔代金含みます。別途血液検査10,000円(税抜き)、圧迫下着代金10,000円(税抜き)必要です。

副作用と合併症として、腫れむくみ、内出血、痛み、感染症のリスク、シコリ形成のリスクがあります。

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この記事を書いた人

「かしこい消費者になって欲しい」 騙されたり後悔して欲しくないと、自らカウンセリングも行い一人ひとりの患者様と向き合うことで、美容整形業界に存在するリスクや矛盾を無くすために日々奮闘しています! 医学博士・日本専門医機構形成外科領域専門医

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