豊胸で胸が不自然に見えてしまう3つの共通点。バレたくない人は必見

不自然な胸になりたい人はいないハズ。
にも関わらず明らかに「にせもの」「バレバレ」の豊胸になってしまっているケースは少なくありません

せっかくの豊胸も「いかにも豊胸した胸だな」と思われるのは悲しいもの。
触らなくても「不自然な胸」になってしまっているケースもよく見かけます。

自然で触っても豊胸とはわからない胸と、触らなくても明らかに不自然な胸とは何が違うのでしょうか?
おなじ手術なら自然できれいに越したことはありませんよね。

これから豊胸手術をしようと考えている方に「自然な豊胸と不自然な豊胸」の原因や、できるだ自然にバレずに豊胸する方法、テクニックをお教えします

目次

不自然なバスト、胸の特徴

①いきなり大きくなっている

タレントや女優でも、しばらくテレビで見ないなーと思っていて、久しぶりにテレビ画面で見たら胸が大きくなっていたなんてこと、わりとありませんか?あとは、デビュー当時のグラビアと比べて最近出版した写真集のバストが明らかにおおきいとか。胸は急に大きくしてしまうと周囲にわかってしまいます。

目安として1回で2カップ以上のバストアップをすると鈍感なかたでも気づいてしまうでしょう。

特に同性の目は厳しいので、ある程度のサイズアップを1回で求めるならば「周囲バレ」はある程度覚悟が必要かも。

②体とのバランスが不自然

細いのに胸が大きいスタイルに憧れる女性は多いでしょう。
しかし胸はあまり大きくしすぎても太って見えてしまいます。

特に身長があまり高くないのに胸だけ大きくしてしまうと全体のバランスを見た時にあまり良いとは言えません。巨乳にするというよりかは形の美しいいわゆる美乳のバストを作るようにする方がメリットが大きいのではないかと思います。

また、形をきれいに整えると乳房は大きく見えます。
実際にカップ数大きい胸を作ることも大切かもしれませんが、大きく見える胸、大きく魅せる胸を作成するほうがもっと重要なことであると考えます。

胸の大きさだけに注目するのではなくて体全体のバランスをとるような施術を受けるようにしましょう。

③胸と胸じゃないところの境目がわかりすぎる

いきなり胸がはじまってしまうような乳房の作り方をすると不自然感が出てしまいます。
デコルテが痩せているのにいきなり胸が出てしまったり、乳房の両サイドの境目がくっきり見えてしまったり。

人間のからだはいきなり何かが始まるというような構造はしていません。
つなぎ目は緩やかに移行するのが普通です。
唐突に胸ができあがってしまうような作り方をするととても不自然です。

なぜ不自然なバストになってしまうのか?原因について①医師の技術や経験不足

 

医師の技術や経験不足

手術は人の手で行うものですので手術をする医師の技術や経験が仕上がりを左右します。
あともう一つ大切なことが医師の美的センスというものもあります。

面白いことに、例えば脂肪豊胸一つ取っても、医師ごとに仕上がりの感じが違います。

好みが違うと言うのも、もしかしたら反映されているのかもしれません。
この先生は小ぶりだけども形が良い、この先生は結構派手な形を作る、など乳房の仕上がりには医師の個性が出ます。
インスタグラムやホームページの症例写真を見てその先生の美的感覚が皆さんの美的感覚とマッチしているかどうかを確認すると良いでしょう。

②利用する素材の違い

ヒアルロン酸
クリニックごとに利用する素材はさまざま。
たとえばヒアルロン酸豊胸。ヒアルロン酸は、胸のサイズに対して量が多すぎると固くて不自然な仕上がりになります。
また、分散して入れないで塊でいれてしまうとシコリになりやすいです。
通常は片胸50mlから多くて100mlくらいまでで調整をしないと不自然になります。

シリコン
こちらも、体のサイズに対して大きすぎるものをいれると不自然になります。

リップリングといってシリコンの縁が見えてしまうような状態になったり、ボールがくっついているような外観になってしまったりします。
痩せている方がある程度のサイズのシリコンを入れたい場合は、あらかじめ脂肪豊胸をしておくとか、シリコンを入れるタイミングで脂肪豊胸も加えるなどハイブリット法と呼ばれる方法をするとより自然に仕上がります。
また、シリコンは乳腺下よりも、大胸筋の下に入れる方が不自然感が出づらいです。

脂肪
脂肪が一番不自然なバストになりづらいです。
ただし、量を多く入れ過ぎたり分散して入れなかったりするとシコリができてしまう場合があります。
大きなシコリができてしまった場合は乳房の一部が膨らんでしまうなど不自然な状態になります。

当院の脂肪豊胸の場合はシコリができる確率が4500分の1程度ですのでとても稀なことです。
銀座マイアミ美容外科では1回の注入量を片胸200mlくらいとして分散して注入する方法(コールマンテクニック)を採用しているのでシコリの合併症が少ないです。

 

③選択する術式の違い

上述したように、どのような手術でも不自然になってしまう1番の要因は、体のサイズに対して多すぎる豊胸をしてしまうということが挙げられます。

一番不自然になりにくいと言われている脂肪注入でも、注入量や注入方法が悪いと不自然な結果になってしまいます。
皮膚の下、乳腺の下、筋肉の下、筋肉の中というふうにミリ単位で脂肪注入部位を調整しながら乳房の形を作ってゆかなくてはならないので医師の技量がとてもたいせつであると言えます。
シリコンでは、まず大胸筋下にいれることを考えることです。

垂れてしまった乳房は基本的にはシリコン豊胸は向きませんが、それでもする場合は乳腺下や大胸筋膜下というところに確実に挿入できる技術をもった医師に依頼しないと不自然な乳房を作ることになってしまいます。

 

 

 

 

豊胸手術で「不自然なバレやすい胸」を手に入れないためのアドバイス

 

当の医師の経歴や得意分野を確認する

担当医は、乳房再建の経験がある形成外科医を選択することがベストです。

乳がんの治療で、乳腺外科で乳房を切除します。失った乳房を作成するのは形成外科医の仕事です。
大学病院や総合病院で乳房再建に携わっている形成外科医は、乳房の解剖構造をきちんと理解しているだけでなくどのように組織をあつかったら良いか、デザインはどうしたら美しく乳房を作成できるかを熟知しています。

美容外科で豊胸を依頼する時は上記をチェックポイントに入れると良いでしょう。

 

リスクについて説明しない医師は論外です

どのような手術にも、リスクというものはつきまといます。

手術の合併症というのは、そのクリニックまたはその医師によっても異なってきます。
まじめに豊胸に取り組んでいる医師は、自身のクリニックや自分の手術後の合併症の確率をちゃんと把握しています。

どのくらいの割合でどのような合併症が起こるか、また合併症が生じてしまった場合はどのように対処できるのかをきちんと説明できる医師に手術は依頼しましょう。

 

術後のフォロー体制を確認する

手術と同様に、さらには手術以上に大切なのが術後のフォロー体制です。
手術後に困ったことがあった場合24時間対応可能なクリニックに手術を依頼すべきです。24時間医師に連絡ができて、たとえ夜中でも医師が処置をできる体制のあるクリニックで手術をした方が安心ですよね。

クリニックによっては、事務員が対応する看護師が対応するというところもありますが、本来は医師が対応するというのが正解です。
誰がどのような方法でフォローをしてくれるのかということをきちんと確認しましょう。

 

 

クリニックの理念、考えを調べる

医療としての美容外科を実践しているかという観点でクリニックを選ぶというのも大切です。

商業的なクリニックは往々にして患者さんがしたい豊胸をするというよりかは、クリニックがしたい、クリニックが推している豊胸を勧めてくる傾向にあります。
本当に必要な施術でかつ、科学的根拠のある方法を提案するクリニックで手術を受けるようにしましょう。

そのためには、カウンセリングで医師に直接どのような根拠でその施術をすすめるのか、他の施術方法と比較した時のメリットデメリットをきちんと説明してもらうようにしましょう。

 

 

 

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この記事を書いた人

「かしこい消費者になって欲しい」 騙されたり後悔して欲しくないと、自らカウンセリングも行い一人ひとりの患者様と向き合うことで、美容整形業界に存在するリスクや矛盾を無くすために日々奮闘しています! 医学博士・日本専門医機構形成外科領域専門医

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