エラ張りができる原因とは?|タイプごとの特徴や適した美容整形を紹介
- 丸山院長監修
- エラ張りで顔が四角く見えてしまう...
- エラの張りがあってダイエットをしたけど治らない...
- 左右のエラの張りも違って顔が歪んでいるように見える...
エラの張りが気になるという方の中には、上記のようなお悩みを持つ方もいるのではないでしょうか。
本記事では、エラ張りができる原因や、エラ張りを予防するための習慣・方法などを解説していきます。
エラの張りの原因のセルフチェック方法も紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
エラ張りの原因をセルフチェックしてみよう
エラ張りの原因は、主に以下の3つが挙げられます。
- 骨格
- 咬筋の発達
- 複数の要因が合わさっている
自分自身がどの原因に該当するかセルフチェックするには、まず軽く歯を食いしばった状態で「いー」の表情をします。
その際に、エラ部分にふくらみが出るかを確認しましょう。
ふくらみの有無で判断できるエラ張りの原因は、以下の通りです。
「いーっ」としたとき エラがふくらむか |
エラ張りの原因 |
---|---|
エラがふくらんだ | 咬筋の発達 または複数の要因が合わさっている |
エラがふくらまない | 骨格 または複数の要因が合わさっている |
ふくらみが確認できた場合は、咬筋が発達しているか、咬筋発達も含め複数の要因が合わさっている可能性があります。
ふくらまない場合は、主に生まれつきの骨格が原因で、エラが張っていると考えられるでしょう。
エラ張りの原因が「骨格」の場合
最初に、エラ張りの原因が「骨格」のケースについて考えてみましょう。
整理したい重要なポイントは、以下の通りです。
- 骨格が原因で起きるエラ張りの特徴
- 予防するための習慣や方法
- 美容整形では「エラ削り」が有効
以下から、それぞれについて解説していきます。
特徴
骨格が原因でエラが張っている人は、下顎角(かがくかく)という下顎の後縁部分が小さい、または外側に広がっている傾向にあります。
下顎角は、顎から奥歯にわたる部分の下顎体、奥歯から上側に向けて伸びている部分の下顎枝が、交わってできる角度を示しています。
一般的に卵型の輪郭の人は、男性は下顎角が30度前後、女性は35度前後になる傾向です。
一方でエラが張っていると、下顎角が卵型の輪郭の人より小さくなり、角度は30度以下になることがあります。
このような骨格の特徴は主に先天的なもので、遺伝的要因が大きいと考えられます。
予防するための習慣や方法
前述のとおり骨格によるエラ張りは、身体の成長で形成されてきた形状なので、エラが張って見えないように下顎角を形成していくことは難しいと言わざるを得ません。
人の骨格は主に遺伝的要因によってそれぞれ異なり、下顎角も、大きい人と小さい人がいます。
そのため生まれつき下顎角が小さく、エラの張った輪郭が目立つ人が、普段の行動や生活習慣によってエラ張りを予防することは難しいでしょう。
どうしても骨格の形を変えてエラ張りを解消したい場合は、検討できる選択肢として、美容整形が挙げられます。
美容整形では「エラ削り」
美容整形で骨格によるエラ張りを解消したい場合、治療方法は「エラ削り」が有効と考えられます。
エラ削りとは、エラの骨を切ったり咬筋を切除したりすることで、フェイスラインをすっきりさせる美容医療施術の一つです。
骨切りを行う場合は、親知らずが生えてくるあたりの場所からエラの骨を切るため、下顎のボリュームが減ります。
あわせて咬筋を切除する場合は、さらにエラ周辺のボリュームが抑えられることで、エラ張り解消・小顔効果が望める仕組みです。
エラ削りのメリットをまとめると、以下の通りになります。
- 骨格が原因でエラが張っている人もエラ張り解消の効果に期待ができる
- 物理的に骨と筋肉を取り除くため、エラ張り解消や小顔の効果を実感しやすい
- 細かくデザインを決めたうえで手術できる
エラ削りは外科手術が必要な美容医療メニューのため、身体・費用面の負担は大きいですが、その分効果を実感しやすい傾向にあります。
手術後のダウンタイム中は安静に過ごすことが必須ですが、入院は不要なため、普段の生活を維持しながら治療を受けることも可能です。
なお、当院では、手術翌日、手術後1週間、手術後1ヶ月の通院は必須です。
その後ついては、手術後3ヶ月、半年程度に通院していただくことをおすすめしております。
骨格によるエラ張りをなくしたいときは、唯一の対処法であるエラ削りを検討してみましょう。
エラ張りの原因が「咬筋の発達」の場合
次に、エラ張りの原因が「咬筋の発達」のケースについて、以下のポイントを整理していきます。
- 咬筋の発達が原因で起きるエラ張りの特徴
- 予防するための習慣や方法
- 美容整形では「咬筋ボトックス」「咬筋切除」が有効
咬筋(こうきん)とは何かという点も含めて、詳細を解説していきます。
特徴
咬筋(こうきん)の発達が原因でエラが張っている人は、通常のレベルよりも、ものを咀嚼するときに使用する筋肉である「咬筋」が発達している状態になります。
咬筋は輪郭のエラ部分に位置する筋肉のため、発達によって咬筋が凝っているとそのふくらみが際立ってしまい、エラの張りが目立つ仕組みです。
骨格によるエラ張りは先天的な要因ですが、一方で咬筋の発達は後天的な要因によって起こることが特徴になります。
一般的に咬筋は、使うほど発達するためです。
具体的に咬筋が発達する原因は、以下のことが挙げられます。
- 食いしばりや歯ぎしりの癖
- 咀嚼するときの筋肉の使い方の癖
- 噛み応えのある食べ物を頻繁に食べる
日常的に強く咀嚼する行動が多ければ、咬筋は発達してエラは張りやすくなります。
また、筋肉の使い方に不自然な癖がついていれば誤った咀嚼の仕方をしてしまい、咬筋が発達するケースもあります。
上記の行動に当てはまる人は、咬筋の凝りによってエラが張っている可能性があるため、すっきりとしたフェイスラインを目指すのであれば、次で解説するような対策が必要です。
予防するための習慣や方法
咬筋(こうきん)が原因でエラが張っている人は、後天的な要素で咬筋が発達している可能性が高いため、その要素を解消することが重要です。
予防するための習慣・方法は、以下が挙げられるでしょう。
- 食いしばり・歯ぎしりの癖をなくす
- マウスピースを使用して就寝中の歯ぎしりをなくす
- 噛み合わせの悪さを矯正する
- ストレスを溜めすぎない
- マッサージで咬筋の凝りをなくす
食いしばり・歯ぎしりの癖を意識的になくせば、咬筋が発達する機会が少なくなるため、以前よりもエラのふくらみを抑える対策になるでしょう。
寝ている間に歯ぎしりしてしまう人は、歯科医院でマウスピースを用意してもらうことで対策できる場合もあります。
また、咬筋の偏った使い方には噛み合わせの悪さが関係していることもあるため、矯正治療を受けることも効果的な対策といえるでしょう。
ほかには歯ぎしりをやめる対策の一つとして、ストレスを溜めすぎないことも重要です。
歯ぎしりは過度なストレスによって癖になってしまう場合があるため、根本の原因であるストレスをこまめに解消すれば、歯ぎしりはなくなる可能性があります。
すでに咬筋の凝りを実感している人は、以下の方法でマッサージを実践し、咬筋がゆるむように働きかけることもおすすめです。
- 耳たぶをつまみ、優しく後ろ向きに回す
- 人差し指を使って咬筋をくるくるマッサージする
骨格によるエラ張りと比べると、咬筋発達によるエラ張りは自分で予防できることも多いため、咬筋が凝る癖・習慣について身に覚えがある人はぜひ実践してみてください。
美容整形では「咬筋ボトックス」「咬筋切除」
咬筋(こうきん)の発達によってエラが張っている場合は、「咬筋ボトックス」や「咬筋切除」と呼ばれる美容整形の治療法で対策できることもあります。
咬筋ボトックスは、ボツリヌストキシンという医療用の筋弛緩剤を咬筋に注射し、咬筋をゆるめることが特徴です。
美容医療では、「エラボトックス注射」という名前で呼ばれることもあるメニューです。
注射を受けると、咬筋は徐々に凝った状態からゆるんでいき、角ばって見えていたエラ部分もすっきりとして見えるようになります。
咬筋ボトックスには、具体的には以下のようなメリットがあります。
- エラ削りよりもリーズナブルな費用で治療できる
- 注射のみのため体への負担が少なく、ダウンタイムが短い
- 切らない治療のため、外科手術に抵抗がある人も選びやすい
- 自然と歯ぎしり・食いしばりの改善効果にも期待できる
咬筋ボトックスは注射治療のため、メスを使用しないため、費用もエラ削りと比べてリーズナブルで、ダウンタイムも短く、痛みも気になりにくい傾向にあります。
さらに、咬筋ボトックスを受ければ、歯ぎしり・食いしばりの改善にもつながる可能性があります。
咬筋の動きはボトックスによって抑えられており、歯ぎしり・食いしばりの行動自体を抑制するきっかけになるためです。
咬筋の発達によるエラ張りがみられ、「自分で予防しても効果がなかった」「なかなか癖が直せない」と悩んでいる人は、対処法の一つとして咬筋ボトックスも検討してみましょう。
なお、咬筋がより発達している人は、咬筋切除を行うエラ削りも選択肢の一つになります。
咬筋切除では咬筋をメスで直接切ることで、エラの張り解消につなげていきます。
物理的に咬筋を取り除くため、咬筋ボトックスと比べると、咬筋切除はより効果を実感しやすい治療といえるでしょう。
まずは咬筋ボトックスで改善を目指し、効果がなかなか実感できないときなどは、あわせて咬筋切除を考えることもおすすめです。
エラ張りの原因が「複数の要因が合わさっている」場合
続いて、エラ張りの原因について、「複数の要因が合わさっている」ケースを考えてみましょう。
整理したいポイントは次のとおりです。
- 複数の要因が合わさっているときのエラ張りの特徴
- エラ張りの原因を知ろう
では、重要な点を詳しく解説していきます。
特徴
エラ張りの原因には様々な要素が挙げられるため、人によっては以下のようなケースがあります。
- 咬筋の発達と骨格、両方が原因でエラが張っている
- 咬筋や骨格は関係なく、顔の脂肪が原因でエラが張って見える
咬筋・骨格の両方が原因のときは、咬筋の凝りを解消してもエラ張りがなくならない可能性があるため、両方にアプローチできる対策が必要と考えられます。
また、人によっては咬筋や骨格はほとんど関係なく、エラ周りの脂肪のつき方が原因でエラが張って見えるケースもあります。
脂肪のふくらみによってエラが張っており、この場合は、セルフチェックしてもエラの膨張が見られないため注意が必要です。
脂肪が原因でエラが張っているときは、美容医療では「脂肪溶解注射」や「脂肪吸引」が効果的と考えられます。
このように人の身体にはそれぞれ様々な特徴が見られるため、エラ張りには咬筋の発達や骨格というよく見られる原因はあるものの、あくまでケースバイケースといえます。
エラ張りをなくすために適切に対処するには、エラ張りの原因と原因に合った対策を、的確に見極めることが重要です。
エラ張りの原因を知ろう
エラ張りには様々な原因が見られるため、適切な改善方法を知るには、原因を正しく理解する必要があります。
主な原因は以下が挙げられます。
- 骨格
- 咬筋の発達
- 脂肪
原因はいずれか一つの場合もあれば、複数の要因が合わさっているケースもあります。
セルフチェックも重要ですが、最終的に的確に状態を見極めるには医師の判断も欠かせないため、エラ張りが悩みのときは医師に相談することも大切です。
エラ張りの原因がわからないときは、エラ張り改善の治療に対応している医療機関を受診し、医師に具体的な原因を診断してもらいましょう。
そのうえで、有効な治療法を提案してもらい、検討を進めることが大切です。
当院では超音波検査で直接咬筋を見ることができ、厚みも測定できます。
エラ張りが気になっている方は、ぜひ気軽に当院のカウンセリングでご相談ください。
美容整形でエラ張り治療を受ける時の注意点
美容整形では、エラ張りの解消効果に期待できる治療が可能ですが、治療を受ける際は注意点したい点がさまざまあります。
主な注意点は、下記の5つです。
- 自分のエラ張りの原因を知る
- エラ張り治療の施術経験が豊富な医師を探す
- カウンセリングで悩み事を親身に聞いてくれるか
- アフターケア体制を確認する
- 医師からの施術後の指示に従う
美容整形にはいくつかのリスク・デメリットが伴うため、性質を理解したうえで、慎重に検討することが重要です。
リスク・デメリットを理解していれば、治療後のトラブルも未然に防げるでしょう。
では、注意点を一つひとつ解説していきます。
自分のエラ張りの原因を知る
美容整形でエラ張りをなくしたいときは、まず、エラ張りの原因を正しく見極める必要があります。
原因の確認方法は、次の2つです。
- セルフチェックする
- クリニックでカウンセリング・診察を受け、医師に原因を見極めてもらう
セルフチェックする場合は、歯を「いー」の状態にしてエラ部分がふくらむかどうか確かめてみてください。
ふくらむ場合は咬筋の発達が原因で、ふくらまない場合は骨格や脂肪が原因となっている可能性が考えられます。
しかし、自分自身では判断しにくいことも多いため、最終的にはクリニックで医師に相談するようにしましょう。
医師は骨格や筋肉の仕組みを理解しているため、相談すれば、何が原因でエラが張っているのか的確に診断してもらえます。
エラ張り治療の施術経験が豊富な医師を探す
エラ張りの治療を受けるときは、エラ張り治療において豊富な施術経験・実績を持つ医師を探しましょう。
施術経験豊富な医師に担当してもらえれば、以下のような利点があります。
- より的確に自分に合った治療法を提案してもらえる
- 改善効果を実感しやすい
- 効果を実感できない・デザインが希望通りでないなどの失敗が少ない
エラ削りの場合は骨や肉を切除するため、患者の要望に沿って的確に施術するには、熟練の技術が必要です。
より施術経験・実績を持つ医師に執刀してもらったほうが、失敗のリスクを抑えられるのは間違いないでしょう。
咬筋ボトックスも、的確に治療するには、注入量・注入箇所の正しい見極めが必須となります。
注射のみとはいえ医師には豊富な知識・技術が求められるため、もし注入量・注入箇所に誤りがあれば、効果を実感しにくくなる原因になります。
トラブルなく治療を受けるためにも、エラ張り治療ができるクリニックを探す際は、医師のエラ張り治療の実績・担当症例数などに注目しましょう。
なお、当院のエラ削りでは、腫れづらい工夫をしているのが特徴です。
手術に携わる医師は経験豊富な医師のみで、手術に使用する道具はエラを削るためだけに作成したオーダー特注品です。
エラ張りでお悩みの方は、ぜひ当院にご相談ください。
カウンセリングで悩み事を親身に聞いてくれるか
エラ張り治療の際は、事前にクリニックでカウンセリングを受けることになります。
カウンセリングでは、主に以下のことを細かく相談していきます。
- エラ張りの原因について
- 原因に合った治療法
- 治療のメリット・デメリット
- 具体的な料金
- その他治療に関する不安や疑問について
治療には身体の面でも費用面でも負担がかかるため、カウンセリングでは、わからないことは何でも相談しましょう。
その際には、悩み事を親身に聞いてくれるクリニックか、よく見極めることが重要です。
質問に対する答え方があいまいだったり、一方的に特定の治療プランを勧めてきたりするクリニックは、治療を受けるうえで不安が残ります。
安心感を持ってエラ張り治療を受けるためにも、カウンセリングの丁寧さは、クリニックを選ぶうえで忘れずにチェックしたいポイントといえます。
アフターケア体制を確認する
美容整形でエラ張りをなくしたいときは、アフターケア体制を確認したうえで治療を受けましょう。
アフターケアがしっかりしているクリニックを選べば、万が一トラブルがあった際も、適切な対処を受けられます。
エラ削りの治療では、治療後に痛みが強く出たり、ダウンタイムの症状がなかなか落ち着かなかったりするケースがあります。
アフターケアの体制が整っているクリニックであれば、トラブルが起きた際は担当医にすぐ相談できるため、不安の軽減につながるでしょう。
クリニックを選ぶ際はどのようなアフターケアを実施しているのかチェックし、万が一のトラブルに対して、適切に対処してくれるクリニックを見つけることが重要です。
当院では、エラ削りの手術後、腫れづらくするために無料で点滴を行なっており、万全のアフターケアを整えています。
手術後のダウンタイムに不安がある方は、ぜひ当院にご相談ください。
医師からの施術後の指示に従う
美容整形でエラ張りをなくしたいときは、施術後は必ず医師の指示に従うようにしてください。
施術後のダウンタイム中に無理を重ねると、傷の治りが遅くなったり、エラ張り解消の効果を実感しにくくなったりする恐れがあるためです。
エラ張り治療のダウンタイム中の症状は、以下が挙げられます。
- 腫れ
- むくみ
- 内出血
- 痛み
- 周辺の違和感・動かしにくさ
上記の症状は治療後数日間をピークとして、徐々に治まりますが、無理を重ねた場合は悪化する恐れがあるため、注意が必要です。
ダウンタイム中の過ごし方について、具体的な指示は担当医に確認する必要がありますが、基本的には以下の行動が重要となります。
- 激しい運動や過度な飲酒、長時間の入浴など血行が良くなる行動を避ける
- 患部をマッサージしたり不必要に触ったりしない
血行が良くなると、腫れや内出血が治りにくくなるため、ダウンタイムが長引く原因になります。
患部を不必要に触る行為は、特に咬筋ボトックスの場合、ボツリヌストキシン製剤をほかの組織にまで広げてしまう恐れがあるため、十分に注意が必要です。
医師の指示に従い、安静に過ごしたうえでスムーズな効果実感に繋げましょう。
エラ張りの原因や治療に関してよくある質問
最後に、エラ張りの原因や治療に関して、よくある質問をまとめていきます。
よくある質問は以下の3つです。
- エラ張りかどうか確かめる方法はありますか?
- 歳をとるとエラが張りやすくなるのはなぜですか?
- 食いしばり・歯ぎしりもエラ張りの原因になりますか?
回答をチェックし、エラ張り治療について正しく理解を深めたうえで、改善治療を検討しましょう。
エラ張りかどうか確かめる方法はありますか?
エラ張りかどうか確かめたいときは、歯を食いしばったような状態で「いーっ」と口を広げましょう。
結果、エラ部分の筋肉がふくらめば、咬筋が凝っていることでエラが張っている可能性が高いです。
ふくらみが特に見られなければ、生まれつきの骨格によりエラが張っていると考えられます。
歳をとるとエラが張りやすくなるのはなぜですか?
人の筋肉は加齢とともに凝り固まりやすくなるため、歳をとると、以前よりエラの張りが目立つことがあります。
「若いときより顔が大きく見える」と感じる場合があるのも、加齢に伴う咬筋の凝りが原因と考えられるでしょう。
食いしばり・歯ぎしりもエラ張りの原因になりますか?
食いしばり・歯ぎしりも、エラ張りの原因になる場合があります。
日常的に食いしばり・歯ぎしりをする癖があると咬筋はより鍛えられていくため、エラ張りが目立つようになる傾向にあります。
しかし咬筋は、使う機会を抑えれば発達を避けられると考えられます。
食いしばり・歯ぎしりの習慣をなくせば、咬筋は徐々に収縮し、エラ張りも目立たなくなる可能性があるでしょう。
食いしばり・歯ぎしりによってエラが張ってしまっている人は、最初は癖を直すことで、対策することも大切です。
【まとめ】エラ張りの原因や治療方法について
エラ張りの原因は人によって様々ですが、傾向として、骨格や咬筋の発達が要因となっていることが多いです。
骨格の場合は先天的な形状のため、改善したいときは、エラ削りの美容整形が選択肢として挙げられるでしょう。
咬筋が発達している場合は、食いしばりや歯ぎしりの癖を直すことや、咬筋ボトックス注射・咬筋切除が対策として有効です。
エラ張りの原因・治療法について理解を深めたうえで、美容整形の治療を受ける場合は、医師とよく相談しながら慎重に検討することが大切です。
当院でも、カウンセリングにてエラ張りのお悩み相談を受け付けていますので、お気軽にお問い合わせください。
このコラムを監修したドクター
経歴
-
- 1978年
- 愛知県豊橋市生まれ
-
- 2004年
- 昭和大学医学部卒業
-
- 2004年
- 聖隷浜松病院 勤務
-
- 2007年
- 昭和大学形成外科学教室 入局
-
- 2013年
- 昭和大学藤が丘病院形成外科 講師
-
- 2014年
- 他院 大手美容外科 入職
-
- 2015年
- 同院 統括院長就任
-
- 2017年
- 銀座マイアミ美容外科 開院
-
- 2018年
- 医療法人社団形星会 理事長就任
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