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お肌の治療

肌の再生医療

真皮線維芽細胞移植術

真皮線維芽細胞移植術とは
この施術は、ご自身の皮膚から真皮線維芽細胞という細胞を取り出して培養、増殖させたのちに気になるシワたるみ部分に注射で戻すことで肌の若返りをはかる方法です。ご自身の肌細胞は凍結保存することができます。人間の肌細胞は加齢と共に減ってゆきます。凍結から10年後、減った細胞を補うために若い頃の肌細胞を再び皮膚に注射して戻すといった治療も可能です。本法は厚生労働省に申請を要する第2種の再生医療となります。

こんな方におすすめ
  • 皮膚のたるみが気になる
  • 皮膚のシワが気になる
  • 肌の弾力を戻したい
  • 若い細胞を保存したい
  • 若い細胞を補いたい

皮膚の再生医療について

こちらでは、まず皮膚の老化の仕組みや肌の再生医療のことをご説明いたします。
皮膚は、2層に分かれています。表から、表皮、真皮です。そしてその下が皮下組織となっています。表皮は厚さが約0.1mmです。表皮細胞は密になっていてその下にある真皮を乾燥や刺激から守っています。表皮は2週間に1回入れ変わります。いわゆる垢となって剥がれ落ちるのです。表皮の下には、真皮があります。真皮の厚さは約2.0mmほどで、おもに肌のハリを保つ働きをしています。若い方の肌はハリがあると思いますがその源が真皮であるというわけです。表皮が衰えるとシミやくすみ、かさつきの原因となり、真皮が老化すると肌が薄くなるのでシワたるみ、目の下のクマやほうれい線などが目立つ原因となります。

真皮線維芽細胞(肌細胞)の働きについて

真皮は、コラーゲン繊維、ヒアルロン酸、エラスチンでできています。これを真皮の3大要素と呼びます。肌細胞はこれらの3大要素を作り出す働きと維持する働きがあります。これらの3大要素について解説をします。
コラーゲン繊維は真皮の70から80パーセントを占める最も大切な要素です。ハリや弾力性を肌にもたらします。
ヒアルロン酸は、ご存知の方が多いかと思いますが潤いを担当します。ヒアルロン酸は水を溜め込む力があります。1グラムのヒアルロン酸で500グラムの水分を保持できると言われています。真皮にヒアルロン酸があることで、いつもみずみずしさを保ち表皮の潤いにも影響を与えることが知られています。
エラスチンはコラーゲン繊維の周りをとりまくように存在して肌に弾力性と柔軟性を与える働きをしています。肌を押したときに、凹んだままでなくてすぐに元に戻るのはこのエラスチンのバネの作用とも言われています。
このように、3大要素は肌のハリ、潤い、弾力を保つ働きをしています。
肌が老化して、これらの要素が減るので、皮膚が次第にカサカサして、ハリがなくなり、薄くなるのです。
したがって、肌細胞を補うことで加齢による3大要素の減少をも補うことが可能となります。

移植された肌細胞は、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸など全てを作り出します。

肌細胞は20歳を超えると急に減少し、50歳になると20歳の頃の約半分となります。ご自身の体から肌細胞を取り出してそれを凍結保存しておけば、肌の衰えを感じたタイミングで肌細胞をストックからご自身の肌に注射で戻すことが可能です。

このように肌細胞を増やす治療方法は、肌の再生医療以外にありません。

肌の再生治療とは

まず、耳の裏から米粒大の肌細胞を採取します。耳の裏が良いとされるのは、体の中でも紫外線などの影響をうけておらず若い細胞が集まるとされるからです。それを株式会社セルバンクのラボに送り、肌細胞を取り出し培養増殖します。

培養増殖では、肌細胞を約1万倍に増殖させます。肌の採取から5週間後、移植する分だけクリニックに戻され、残りはマイナス196度で保存し、未来の移植に備えることができます。戻ってきた肌細胞は、患者さんの気になるシワやたるみの部分に注射で移植します。1回目の移植から1から3週間後に再び2回目の移植をすると細胞の定着率が高くなるので2回の移植を基本プランとしてお薦めしています。その後は、メンテナンスとして1から2年ごとに細胞の戻し移植をお薦めしています。

初回の治療で肌そのものの3大要素を作り出す力を取り戻し、その後は冷凍保存した肌細胞を利用してメンテナンスをすることで改善した肌質を維持して老化を遅らせることができます。

この治療方法は、他の美容外科の治療と共に行うこともできます。例えば大きなクマは手術で、中くらいから小皺は肌細胞でというように組み合わせることで相乗効果を狙うことも可能です。組み合わせ治療をご希望のかたは担当医に相談をしてください。当院では細胞保管に関しては株式会社セルバンクに委託しています。

主なリスク・副作用

耳の裏などから皮膚を採取しますが、その処置のときに出血、内出血、感染のリスクがあります。真皮線維芽細胞を注射する時のリスクとして刺入部位の発赤、内出血、感染が考えられます。発赤は当日から翌日まで、内出血が生じた場合は1週間程度で薄らぎます。翌日からお化粧可能です。

施術費用
血液検査 11,000円(税込)
細胞採取費用 165,000円(税込)

細胞採取費用には、手術代金と局所麻酔、必要な薬が全て含まれています。

全顔(4cc) 550,000円(税込)
首(2cc) 275,000円(税込)
手(2cc) 275,000円(税込)
その他気になるスポット(1cc) 165,000円(税込)

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その他の診療科目

  • 多血小板血漿(PRP)

    多血小板血漿(PRP)は、ご自身の血液から作ることのできる血小板が多く含まれた血の成分”血漿”のことです。この血小板が多く含まれた血漿(以下PRP)のなかには、様々な細胞間伝達物質(サイトカイン)とい物質が含まれていて、抗炎症作用、血管新生作用、コラーゲン増生作用があります。

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