コンデンスリッチ豊胸(CRF)とは?

コンデンスリッチ豊胸とはコンデンスリッチファット(CRF)の注入で豊胸をすることです。
(CRFとは、脂肪吸引した脂肪を荷重遠心分離という方法を用いて精製した脂肪のこと)

脂肪を特殊な容器に入れて、重りで蓋をした状態で遠心分離器に入れて容器を回転させると、注入すべき濃縮された純粋な脂肪(CRF)と赤血球や遊離脂肪酸、繊維質などのいらない部分が完全に分かれます。
そして、CRFだけで脂肪豊胸することで”シコリ”などの合併症が低下します。

またCRFには脂肪幹細胞の濃度が高まっているので、”定着率”も上がり、効率的な脂肪豊胸ができるようになります。

普通の脂肪豊胸は、脂肪吸引した脂肪を静置して沈殿した不純物を吸引除去してから豊胸に用いますが、普通の脂肪豊胸や多血小板血漿(PRP)を脂肪に添加して豊胸するPRP豊胸よりもCRFの方が不純物が少なくなります。

【脂肪吸引から注入まで】


STEP.1
脂肪吸引をする

気になる箇所(太もも、お尻、二の腕など)から脂肪を摂取します。

STEP.2
脂肪を遠心分離する

脂肪を特殊な容器に入れて重りで蓋をし、遠心分離器に入れて容器を回転させます。

STEP.3
脂肪と不純物などに分かれる

濃縮された純粋な脂肪(CRF)と、赤血球や遊離脂肪酸、繊維質などのいらない部分が完全に分かれます。

STEP.4
バストへ注入


不純物が含まれたまま注入することで、シコリが残ったり脂肪が定着しづらくなります。
そのため、普通の脂肪豊胸は、脂肪吸引した脂肪を静置して沈殿した不純物を吸引除去してから豊胸に用います。

CRFを注入するコンデンスリッチ豊胸は、普通の脂肪豊胸や多血小板血漿(PRP)を脂肪に添加するPRP豊胸よりも不純物が少なくなるため、シコリや定着率の低下を気にすることなく自然な仕上がりが人気です。

コンデンスリッチ豊胸(CRF)はどんな女性が選んでいる?

コンデンスリッチ豊胸(CRF)は脂肪注入豊胸の中では、最も広く行われている施術です
副作用が少なく安全の高い豊胸 異物を体内に入れることなく、ご自身の身体から抽出したものだけを使うので副作用のリスクを軽減できるのも特徴です

当クリニックでも以下のような方が選ばれる傾向があります

1.脂肪注入後のシコリ発生リスクを最小限にしたいかた

CRFによる脂肪豊胸では、脂肪豊胸後のシコリ発生の確率を最小限に減らせます。

脂肪吸引した脂肪を荷重遠心分離することで、脂肪から不純物を分離したものがCRFです。
不純物には、赤血球をはじめとした血球成分、オイル成分、破壊された脂肪細胞、繊維質などがあります。
血球成分やオイル成分は炎症を起こす原因となり、壊れた脂肪細胞と繊維質は異物となり直接シコリの原因となります。また、通常の脂肪注入では、脂肪細胞のかたまりが筋子のように繋がったものが採取できることがありますが、CRFでは脂肪同士がほどけて、細かな粒になりますので、脂肪を塊で注入してしまうリスクが低くなります。

CRF豊胸はシコリの発生リスクを低減できる方法とも言えます。

2.注入した脂肪の定着率を上げたいかた

CRF豊胸は、通常の脂肪豊胸の時よりも脂肪幹細胞の密度が高い状態で豊胸が可能です。

脂肪幹細胞は脂肪細胞が生存するために細胞間伝達物質(サイトカイン)を放出し、血管新生を促し、移植した脂肪細胞が新しい場所で生着するのを助けます。

注入した脂肪は、最初は組織液(リンパ液)から酸素など生存に必要な物質を得ますが、注入後1週間ほどしたところで組織に入り込んできた血管から養分を得てその場に生き続けることになります。
脂肪幹細胞が豊富だと、それを助ける働きがありますので、脂肪の定着率が上がることになります。

3.30代以上のかた

10代から20代のかたは、細胞の活性が高く(つまり生きの良い状態)、通常の脂肪でもとてもよく生着します。したがって、あえてCRFでの豊胸をするまでもないのではないかと考えています。

しかし、早い人で25歳過ぎてから、平均的には30歳を過ぎると年齢とともに細胞の活性は低下していきます。
そのような方には、通常の脂肪よりも生着率が高いCRFを利用すると良いでしょう。
※細胞の活性の程度には個人差があります

いわゆる”お肌の曲がり角”を感じているかどうかということが、ご自身で活性の低下があるかどうかを考える時に参考になるかと思います。
往往にして、肌細胞の活性の低下の有無で脂肪細胞の生きの良さの有無を推し量ることができると思います。

最近衰えを感じてきたと思われるかたは、CRFを選択しても良いでしょう。

4.1回で1カップ以上の豊胸を目指したいかた

一般的に、脂肪豊胸では2カップくらいのアップが可能と言われています
手術1回の変化としては0.5から1カップのアップとなります

CRFは通常の脂肪豊胸に比べて生着率が2割ほど上がります。
そのため1回で0.7から1.2カップくらいまでのサイズアップが可能になります。

5.さらに良い仕上がりを望むかた

CRFは通常の脂肪よりも、細かくスムースです。
皮膚の浅いところにも簡単に注入できますので、注入後に皮膚の表面に凹凸を生じるリスクが低くなります。特に、皮膚の薄い方にはメリットがあります。

通常の脂肪豊胸でも注入した箇所に凹凸を生じないように細心の注意を払って脂肪注入しますがCRFではより一層仕上がりを良くすることが可能です。

6.妊娠出産後の女性で皮膚のたるみが強いかた

妊娠出産を経験した女性で、皮膚がたるみ始めているかたは、他のかたにくらべて脂肪層の繊維質が多い傾向にあります。
そのようなかたは、脂肪吸引をして得られた脂肪に繊維質が多く含まれます。
筋張った脂肪組織ということになります。

繊維は、塊で入ってしまうとシコリの原因となります。
通常の脂肪豊胸では、そのような繊維も脂肪と同時に注入するのですがCRFでは、繊維は荷重遠心分離により分離されますので純粋な脂肪だけを注入できるというメリットがあります。

7.ばれない豊胸に加えたいかた

当クリニックのお勧めしている、脂肪豊胸方法に、ばれない豊胸という方法があります。

この方法では、脂肪注入は直径2ミリという細い管を用いて、乳房に細かく分散して脂肪注入をするという方式をとっています。
この方法で脂肪豊胸をすることで最大限定着率を上げて、シコリの発生率を低下させるように工夫をしているのですが、この方法をCRFで行うことによってさらに定着率が向上しシコリなどの合併症発生率を抑えることが可能です。

この手術の優れている3つのポイント

・ポイント① 脂肪の定着率が高い
・ポイント② シコリの発生率が低い
・ポイント③ 表面の仕上がりが良い

ポイント①について

コンデンスリッチファット(CRF)豊胸では、荷重遠心分離という方法で、採取した濃縮することで生きの良い脂肪細胞だけを取り出すと同時に脂肪幹細胞の密度の高い注入用脂肪を作成できます。
そのためダメージの少ない脂肪細胞を注入できるので、定着率が上昇します。

また脂肪幹細胞がサイトカインを放出することで、注入した脂肪が生着するのに有利な状況を作り出すので定着率が高くなります。

ポイント②について

シコリの原因は、脂肪と一緒に注入してしまう赤血球などの血球成分や繊維質、ダメージを受けて破壊された脂肪細胞であると言われています。

CRFではこれらの成分が注入する脂肪から取り除かれているので、シコリの発生リスクが減少しCRF自体も通常の注入脂肪よりも粒が細かくなっていますので、ダマになって注入されてしまうということがありません。
そのために、通常の脂肪注入に比べてシコリの発生リスクが低減します。

ポイント③について

CRFはとてもスムーズな注入用脂肪です。
一粒一粒の脂肪細胞のふさが小さく、脂肪が塊になりません。
そのため、皮膚表面に近い場所に注入する際に表面がボコボコしてしまう危険性が低くなります。
滑らかで質感の良い表面に仕上げやすいです。したがって、皮膚が薄いかたにもお勧めできます。

コンデンスリッチ豊胸(CRF) 傷跡は?

コンデンスリッチ豊胸の傷跡ですが、太ももから脂肪をいただく際は、お尻の下のシワのなかに隠すように吸引管の差し口に4mmほどの傷がつきます。
お腹の場合は、陰毛に隠せる場所やヘソの中に各4mmほどの差し口がつきます。

二の腕の場合は肘のしわしわした皮膚の部分に4mmほどの傷になります。
いずれの傷も、最初は虫刺されを掻いた後のような茶色い4mmの点の傷になりますが半年から一年くらい経過すると白から肌色の4mmほどの線の傷になります。

傷と言っても、シワや目立たないところに隠れますので目立って困ることは通常ありません。
脂肪を注入する箇所に関しては、腕の付け根の脇の下のシワの中に2mm程度の差し口となります。
こちらに関しては、3ヶ月ほど経つとシワを開いてもどこに傷があるかわからないくらいになります。

コンデンスリッチ豊胸(CRF)の仕上がりは?自然なの?

CRFでの豊胸は特に皮膚の薄いかたには適していて、表面がなめらかで質感がよく仕上がります。
感触も通常の脂肪の柔らかさなので手術をしていない乳房と変わりません。

サイズアップに関しては通常の脂肪豊胸では1回の施術で1カップまでが一般的には限界ですが、コンデンスリッチ豊胸にした場合は1カップ以上のサイズアップも可能です。
乳房の形に関しても、デコルテに盛ったり、谷間や脇乳に盛ったりと自由自在にデザインできます。

コンデンスリッチ豊胸(CRF)の値段は?

コンデンスリッチ豊胸(CRF)は税抜き110万円です。
さらに別途脂肪吸引代金が脂肪吸引をする場所に応じてかかります。

こちらは、脂肪吸引もがっつりやって、さらにCRF豊胸を希望するかたのメニューです。
取るべき脂肪は根こそぎとって、豊胸に必要な脂肪はCRFに加工して片胸150から200mlずつ注入します。
人によってはもう少し入れることもあります。CRFに加工しなかった脂肪は、破棄します。

ばれない豊胸(税抜き30万円、脂肪吸引代、脂肪注入代、静脈麻酔代含む)にCRFを追加する場合は、追加料金15万円でCRFばれない豊胸ができます。
こちらは、脂肪豊胸が目的で、脂肪吸引自体が目的でないけどもCRF豊胸をしたいかたのメニューです。
豊胸に必要な脂肪のみ採取してCRFに加工し、片胸150から200mlずつ注入します。人によってはもう少し入れることもあります。脂肪は使い切ります。

その他、血液検査代金税抜き10,000円、脂肪吸引した箇所の圧迫下着が税抜き12,500円必要です。

上記以外の費用はかかりません。

支払い方法
1.現金
現金でのお支払いは一括のみ承っております。
銀行振込でもお支払いいただけます。
2.クレジットカード(各種カード対応しています)
一括と分割が可能です。分割は24分割まで承っております。
3.医療ローン
最大で60分割まで可能です。患者さん指定の口座から毎月引き落としされま  す。約20分の審査が必要です。

コンデンスリッチ豊胸(CRF)痛みはある?

<術中の痛みに関して>
静脈麻酔で手術をした場合、手術中は眠っていますので、痛みは感じません。
また、手術途中で起きてしまって痛いなどということも絶対にありませんので
安心してください。

<術後の痛みに関して>
手術後は、脂肪を採取した箇所と、注入した胸に、筋肉痛のような痛みがあります。

最初の3から4日は痛み止めを必要としますが、内服すれば通常の日常生活は問題なくおくれます。1週間くらいすると、”押さえれば痛いかな”くらいの痛みにあります。その頃ですと、もう痛み止めを飲むこともありません。

コンデンスリッチ豊胸(CRF)で失敗するケースや注意点は?

コンデンスリッチ豊胸に限らず、脂肪注入の手術前後で一番注意すべき点は、タバコを吸わないことです。

経験的に、ヘビースモーカーであればあるほど脂肪の定着率は悪くなります。
タバコは、血液の循環を悪くするので、手術後に喫煙すると脂肪に供給される酸素や栄養量が減り、定着率が下がります。

豊胸手術をきっかけに禁煙できるのが、健康のために理想的ですが、どうしても難しい場合は、せめて手術後1週間から2週間ほどは禁煙をするとよいでしょう。

コンデンスリッチ豊胸(CRF)の定着率は?何年もつのか?

コンデンスリッチの定着率は通常の脂肪よりも20%ほどアップします。
一般的に脂肪注入の脂肪の定着率は50%と言われていますので、CRFでは70%くらいと考えていただいて良いと思います。

注入されたCRFは1週間すると乳房に定着します。
定着しなかったCRFがそれから徐々に体に吸収されます。したがって、手術をして1週間くらいまでは、乳房はかなりの張りがある状態ですが、そこから少しずつ萎みます。

手術後1週間のピークの状態から、10から20%ほど小さくなるのが通常です。
一般的には手術後3ヶ月で完成といわれていますが、私どもがみている限り、手術後1ヶ月でほぼ完成で、その後は大きさや形はあまり変化しません。

一度定着した脂肪細胞は、その場にずっと留まります。
その意味では、一生ものということになります。手術後に、極端に痩せてしまった場合は、当然胸も痩せますが、脂肪細胞自体がいなくなるわけではありませんので、体重が戻れば胸も手術後の状態に戻ります。

入れる脂肪は、そもそもダイエットしてもなかなか落とせない場所(例えば太ももや腰、お腹周りなど)から採取して胸に入れます。
もともとの性質として痩せづらい脂肪を採取して、胸に入れますので痩せづらい胸になります。

コンデンスリッチ豊胸(CRF)のメリットデメリットまとめ

コンデンスリッチ豊胸のデメリット

通常の脂肪豊胸に比べてコストが高い。
通常の脂肪豊胸に比べて多くの脂肪を採取する必要がある。
リスクは通常の脂肪豊胸と同様で、腫れ浮腫み、内出血痛みなどがある。

コンデンスリッチ豊胸のメリット

脂肪定着率の向上(20%ほどアップします)。
シコリのリスクの低減。
豊胸後の質感の向上、表面がなめらかな仕上がりにしやすいです。

コンデンスリッチの まとめ

コンデンスリッチ豊胸は、通常の脂肪豊胸に比べて、大きなデメリットやリスクがない一方、脂肪定着率の向上やシコリの発生リスクが抑えられるなどのメリットは大きな方法です。

ばれない豊胸にCRFを加えることによって、さらに定着率の上昇やリスクの低減が計れます。

細胞の活性が落ちてきたなと感じる年代の方にはお勧めできる方法です。

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