局所麻酔でも可能なミニVライン形成 

下あご、上あごの手術

Vライン形成ってご存知ですよね。エラから顎先までを骨切りしてしまう方法です。エラが張っていて、下顎全体も大きな人に一番の適応になります。エラまで張っているわけではないけども、顎先の骨が丸っこくて、それをシャープにしたいというかたにはミニVライン形成が良い適応になります。
このかたは、まえにもご紹介した方ではあるのですが、写真を整理していて改めて見てみるとなんだか良い方法だなーと思ったのでまたご紹介します。

このかたは、顎先をシャープに見せたいかたで、手術前も結構イケメンなのですが、目をお見せできなくて残念です。
顎先は丸くて、確かにシャープさが足りないし、横から見た時に顎が後ろに長いタイプでeラインも綺麗ではありません。この方に対して、ミニVラインを行いました。ミニVとは、T型に骨を切る方法です。つまり、中抜きを縦にも横にもして縦幅も横幅も一回り小さくしてしまう手術です。顎先は小さくなって、元の骨との間にギャップが生じるのでは?と考えるかたもおられますが、手術中にそのような段差は削ってしまうので、安心してください。

手術後では、顎先がシャープに変化していますね。横から見た時の図ですが、わかりやすく線を引いてみました。もともと下顎が後下方向に長いので、なんとなくのっぺりした印象ですし、eラインが良くできていません。手術後は、下唇から顎先までのシルエットにメリハリがついて綺麗なeラインが形成できています。

この手術は、局所麻酔でも簡単に出来てしまいますし、このかたは局所麻酔で行いました。ちょうど歯医者さんで治療をするような感じで、アーンと口を開けたところで、奥歯のところにブロック注射をします。また、念の為手前の方のオトガイ神経孔というところにもブロックします。そうすると下顎全体が痺れますので痛みを感じなくなります。顎先の骨の裏側にも念入りに麻酔して、局所麻酔は終了。手術は30分くらいで終了します。骨を切っている時はどんな感じかと言うと、痛くはないですが、音がうるさいです。
トンネル工事のような、地下鉄のようなうるささで、振動もきます。でも、5分くらいそれを我慢すれば、痛くはなくて骨が切れてしまうので、そんなに怖くはないと思いますよ。
私も励ましながら手術いたしますので乗り越えられると思います。手軽にパパッとミニVライン形成をされたいかたは是非ご相談ください。もちろん、完全に無意識の間に手術をしたいかたには無理に局所麻酔をお勧めしたりしませんので、安心してください。そのような場合は全身麻酔で手術します。